変なおじさん(志村けん)

登録日:2022/07/05 Tue 20:25:25
更新日:2023/08/15 Tue 23:05:24
所要時間:約 4 分で読めます




キャー!こ、このおじさん変なんです!
なんだ君は?
なんだチミはってか?そうです、私が変なおじさんです。


変なおじさんは、志村けんが演じたコントのキャラクターで、バカ殿と並ぶ彼の代名詞的キャラの一つ。

【なんだこの概要は?なんだこの概要はってか?】

1987年に開始した「志村けんのだいじょうぶだぁ」に初回から登場。「だいじょうぶだぁ」では後半に登場しており、コントのトリを飾っていた。

バカ殿様などでも変なおじさんが「友情出演」することもあり、バカ殿と変なおじさんが合成で共演するシーンも見られた。

見た目はピンクのステテコと紫の腹巻、顔にはホクロなどやシミが数箇所あり、髭は青々としており頭の上部分が禿げ上がっている。
2000年以降はシャツが自身の似顔絵イラスト付きに、また老眼からか眼鏡をかけて登場するようになった。

人形やキーホルダーのキャラクター商品として、バカ殿などと一緒に見た人も多いのでは?

【そうです、これがコントの流れです。】

様々な場所に変装して侵入し、女性の飲みかけのドリンクを飲む等イタズラ

どさくさに紛れて女性(主にいしのようこ・優香)に抱きつく

相手の女性が変なおじさんに抱きつかれてキャー!と叫ぶ
↓ 
人が大量に集まってくる

女性が「このおじさん、変なんです!」と叫ぶ

田代や肥後といったツッコミ役から「なんだ君は?」と聞かれる
↓ 
「なんだチミはってか?そうです、私が変なおじさんです。」と開き直る
↓ 
変なおじさん♪だから変なおじさん♪と踊り、だっふんだ!とガラスが割れる音で締める。

当初は日常風景に突然出没するような例が多かったが、次第に凝った登場パターンとなっていった。
主な登場パターンでは看板に扮する、看護師やバレー部の同僚や恋人に変装する等。
果てはマイケル・ジャクソンの「スリラー」や名作映画のパロディまで現れた。

派生キャラクターとして研ナオコが扮した「変なおばさん」も存在する。
渡辺直美が「バカ殿」に出演した際は渡辺が変なおじさんに扮し、バカ殿の志村けんから「なんだ君は?」と突っ込まれるという貴重なシーンも登場した。

2021年に放送された『志村けんとドリフの大爆笑物語』では、志村役の山田裕貴がこのコントを再現しており、ツッコミ役には本家と同じ肥後が起用されている。


【余談ふっんだあ】

  • ネタの原曲は「ハイサイおじさん」。
  • また、コント内の「唐突に現れるおじさん」部分はかつて植木等が『シャボン玉ホリデー』で披露したシチュエーションギャグ「お呼びでない?…こりゃまた失礼しました!*1が元ネタと言われている。
  • 変なおじさんについて、志村本人は「自身の本心や願望」であるといい、毎回やろうと決めてやった唯一のキャラであると述べている。
  • 志村の自伝のタイトルも「変なおじさん」である。現在は完全版が電子書籍化もされている。
  • オチのだっふんだぁは、志村が敬愛していた落語家・桂枝雀の持ちネタ「ちしゃ医者」のくだりから拝借したもの。
  • 2000年には志村レーベルの深夜番組シリーズとして「変なおじさんTV」という同キャラが主題となった番組も制作された。番組では志村が変なおじさん、優香が変なおじさんの娘に扮し、おでんの屋台でゲストとトークをするコーナーが設けられていた。
  • 同じフジテレビで放送されていた「めちゃ2イケてるッ!」では、2代目変なおじさんを決める「変なおじさん選手権」という企画が開催されたことがある。



なんだこの追記修正は?
なんだこの追記修正はってか?そうです、私が変なwiki篭りです。

この項目が面白かったなら……\だっふんだ!/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 志村けん
  • フジテレビ
  • 変なおじさん
  • コント
  • ドスケベ
  • 愛すべき変態
  • なんだ君は?
  • なんだチミはってか?そうです、私が変なおじさんです
  • キャー!こ、このおじさん変なんです!
  • だっふんだ
  • バカ殿

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年08月15日 23:05

*1 普通に歌やコントを進行している時植木が場違いな姿で現れ周囲を自分のノリに巻き込む(歌い終わった布施明がファン対応している時に兵士姿で現れ「伏せ!」と布施以外の皆をフセさせる、社交ダンスシーンに柔道組み手しつつ乱入し「柔」を歌うと周囲もつられて組合い出す等)も、ふと互いに正気に戻り勘違いに気づき、気まずい空気の中植木が上記の台詞で無理やりオチると言うネタ。