船舶の消失多発地点に調査しに向かった一行は、着いて早々にクラーケンに襲われた。触腕に爆弾を当て退けはしたが船が受けたダメージは大きく、潜水艇で付近の島に向かい街で情報を集めることにした。
余所者に排他的なクラーケンスターの街で宿を借り、年代物の石像と町長ヴォルグードが瓜二つだったことを雑談していると宿屋のイライアセンから「町長は悪魔と契約し永遠の命を得た」、「町長が呼び込んだ影に街は覆われた」という話を聞かされる。
イライアセンから情報を得た一行はヴォルグードを調査し、隠された洞窟への入り口を探し当て内部に潜入する。
■登場人物
クラーケンスター近海を支配する海の悪魔(デビルフィッシュ)。
船をも上回る巨体の持ち主で、幾つかの魔術と催眠術を使える。
飢餓に悩むクラーケンスターにクラーケンを呼び込み、永遠の命と食糧と引き換えに街を影に覆った。
クラーケンスターの街で宿屋を経営している夫人。
ヴォルグードを恐れているが、子供が安全に暮らせる未来のために一行に情報を提供した。
事件の解決後は、クラーケンの影から解放された街で子供を抱いているが……?