オルタナの、その先へ。(Splatoon3)

登録日:2022/09/16 (金) 16:04:22
更新日:2024/04/20 Sat 11:10:48
所要時間:約 8 分で読めます





※注意! この項目はSplatoon3・ヒーローモードのネタバレ項目となっております。


























■■■■のログにたどり着きましょう




『オルタナの、その先へ。』とは、「Splatoon3」に登場する隠しヤカン(ステージ)。
今作のヒーローモードの舞台となる謎の巨大地下施設「オルタナ」。ラスボスも含めた全ヤカンをクリアする事で最初にオルタナにやって来たサイト1の落下地点に出現する。
使用可能ブキはヒーローシューター&コジャケ&強化サブウェポンの基本セットのみ。

挑戦・コンティニュー料は破格のイクラ333個
だが特筆すべきはその凄まじいまでの高難易度と4エリアにも分かれた非常に長いステージ構成
1エリア自体が長いにもかかわらず、チェックポイントが各エリア到達時以外ではエリア3にしかないという鬼畜さである。突破直前にミスしてしまえば目も当てられない。
大量のイカタコがオルタナの藻屑となることを覚悟して腰を据えて挑むべし。
幸いにしてとんでもないコンティニュー料も、ステージ内でそこそこイクラが手に入る事に加え、全ステージをクリアしていれば例えフィールド中のケバインクを消し切っていたとしても2万程の貯蓄があるはずなのであまり気にしなくていい。
クリアすれば正真正銘「オルタナの/覇者」として称号と隠しヤカンをクリアした証のネタバラシ用バッジが貰え、とあるキャラを模したアタマギアも手に入る。特にこのギアは、レア度★2(サブギアパワー3つ解放)である上にメインギアパワーは強ギアかつ貴重な「カムバック」のため、相応の報酬となっている。
また、オルタナログにも本作の黒幕が何故このような行動に至ったのかその過去と共に経緯が記されたExtra Logが追加される。
逆に言えばこれらが欲しいのでなければ無理してクリアする必要はない(探索率100%の必要項目にも含まれない)。


エリア1

SASUKEの如くいきなり斜めの足場で不安を煽る。進んでいくとそれなりの速度で回転する足場が続き、少しでも足を滑らせれば水中に真っ逆さま。
道中にも何度もオクタリアンが出現する上に回転足場の最後はスピナー持ちのタココマンダーが2体セットでお出迎え。当然正面から突っ込めばたちまち集中砲火を浴びるため、コジャケに上手くヘイトを逸して貰うなどひと工夫要求される。

その次は連続イカノボリを要求される。これまで馴染みの薄かったアクションだけに、これがなかなか上手く決まらないイカタコも少なくない。Bボタンを押してイカノボリ待機状態にしている間は上下左右ともに移動速度が遅くなる(自然落下含む)という細かい仕様を把握できているかが攻略の鍵。
途中でヌリヌリバーが邪魔してくるため避けながら急いで先に進みつつもイカノボリをきちんと決めなければならない。
その次はなんとイカロールによる壁キックという慣れないと厳しいアクションを要求される。
着地地点を見ながらイカロールを決めたいところだが、壁にセンプクしながらカメラ操作をするのはやや難しいのでいっそ決め打ちで飛んでしまう方が楽。

続けて柱の壁にインクを塗って、タイミングを見計らいながら飛び移りつつ運んで貰うとお次はインクレールの道を飛び移っていく事になる。
途中からスナイパーも狙ってきたりと焦らせてくる。視点を調整しつつ、落ち着いて間合いを管理することを要求される。

再びの回転足場を渡ると最後にはベルトコンベアのように大小さまざまな足場が運ばれ、水中を通ってはまた戻ってくるエリアが見えてくる。
これを飛び移って奥の足場を目指すことになるが、当然イカダッシュからのジャンプが必要なので動く足場を塗らなければならない。
ここはすぐに移動せずに上からのショットやクイックボムで足場や側面のインクを整え、頃合いを見てから移動を開始するとスムーズに渡れる。
水に浸かっても塗ったインクは溶けないため、時間をかけてじっくり塗った分だけ進みやすくなる。
ここを渡りきればようやくステージクリア・・・ではなく、エリア1の突破となる。

エリア2

安心したのもつかの間、目の前に現れる風船マトがプレイヤーを絶望させるエリア。
多くのプレイヤーを苦しめたマト当てステージが遂に隠しヤカンにも満を持しての登場である。
いつも通りライドレールを飛び移りながらマトを割って行かなければならないのだが、
レールが多く忙しなく移動する必要がある上に途中からは大量に連続で出現するため休む暇が無い。
少しでもエイムを外せば急いで後ろを向かないと間に合わず、次のレールが出て来ないまま真っ逆さまである。
量が多いということはそれだけ必要なインクも嵩むため、狙ってない間は補充するくらいでなければ撃つインクもなくなってしまう。

特に三本のレールを左右に飛び移る場面では反射が追いつかず逃してしまうプレイヤーが多数。
そこを超えると今度は螺旋状に上に昇っていくレールの中央に大量のマト。ジャイロ操作だとスティックを上手く併用しないと体ごと大回転させられるため腰にハチャメチャに負担がかかると評判。撃ち漏らしても、上手く飛び降りれば下のレールに乗り移ってやり直せる。
その次は数個ずつまとめて目の前に現れるため素早く破壊しなければならないとまたしても忙しい。
しかしこれを突破しても最後のレールが現れず、まさか逃したか……と慌てていると落ちていく3号の目の前に大量のマト。
これを落ちるまでに全部破壊してようやくゴールである。「ひぇー もうダメかと思った!」という1号の言葉に頷く事請け合い。

エリア3

地獄のマト当てをクリアしてようやく折り返し地点と知る3号を更なる絶望に叩き落としながらステージは続く。
お次はヘビブロックを中心としたエリア。とはいえここだけチェックポイントがあり難易度も他のエリアに比べればやや控えめ。

ここでは苦楽を共にした相棒であるコジャケとのコンビネーションが試される。
自分で片方のブロックを伸ばしている間にもう片方のブロックをコジャケに叩いて貰って道を繋げる、といったテクニックが必要。
邪魔をするオクタリアンはそれこそコジャケの出番である。一方でコジャケがヘビブロックを叩いてる時は、足場を戻されないようこっちがフォローしてやる必要がある。
特にタココマンダーにはコジャケの攻撃速度では敵わないのでさっさと始末してあげるべし。

最後に落ちないよう壁を渡って足場に上がると意味深な金網が。上を見上げるとこれまた意味深なボム風船の列が遠くに連なっている。
こいつをコジャケで爆破してやると奥から長ーいヘビブロックの道が伸びてくる。これが戻る前に渡り切るのだが、道中は大量のオクタリアンが攻めてくる。特にボムタコプターを無視しようとすると目の前に現れるタコポッドの特攻で前後を挟まれがち。
ここまで来たらスペシャルゲージも溜まっているはずなのでまとめてスーパーチャクチで蹴散らすと楽。ボムタコプターが投げてくるボムも消せる。足場が戻されるまでにはやや余裕があるので、急いで突っ切るよりもきちんとタコを倒しながら進むとよい。
最後に上に伸びるブロックを昇るとチェックポイント。

お次は足場つきタコミサイルに運んで貰うエリア。ただし進路をヘビブロックが塞いでいる。
スプリンクラーを破壊し逆に引っ込めて道を作っていく。ただし勢い余ってヘビブロックを伸ばしすぎると、自分のインクでまた壁を作ってしまう。
うっかり伸ばし過ぎた時はヘビブロックの上に陣取り、頃合いを見て適度に伸ばすなりジャンプして飛び乗るなりしてリカバリーが必要になる。
三つ目の壁はスプリンクラーではなく別のタコミサイルがヘビブロックを叩いている。手前のヘビブロックを伸ばしてこっちの進路は塞ぐかタコミサイルを破壊しながら渡るしかない。
最後は逆コの字の形で進んでいくタコミサイルに乗り、ボム風船で道を作って急いで飛び移ればゴール。

エリア4

到達すると遠くにゴールが見える……が手前にはなんだか広いエリア。そして聞き覚えのあるBGM……
お察しの通りかつてのジョシリョ区駅の如くタコゾネス達との大決戦が待ち受けている。今作で出番が少なめだった…というより3でデラタコゾネスが登場するのはここだけなため、その鬱憤を晴らすかのよう襲い掛かってくる。

当然その数も尋常ではなく 
WAVE1で7体、WAVE2で7体、そしてWAVE3でなんと13体も現れる(合計27体)。
当然のごとくタコゾネスのAIも非常に攻撃的で賢くなっておりモタモタしているとすぐに囲まれて撃ち抜かれる。
サブウェポンはWAVE1ではカーリングボム、WAVN2ではロボットボム、WAVE3ではスプラッシュボムを使ってくるほか、WAVE2からは使用頻度が上がる。
さらにはWAVE3ではタコゾネス達が一斉にスペシャルウェポンを乱発し始めて地獄のような有様となる
内訳はスーパーチャクチ・マルチミサイル・ホップソナー・ジェットパック・グレートバリア・アメフラシだが、この中だとホップソナーとジェットパックが特に危険。衝撃波を避けながら戦うのは難しく、こともあろうに複数置かれることもあるので連続で衝撃波を食らってデスすることも珍しくない。ジェットパックは心の中の3号よろしく鬼AIMで直撃を狙いにくる上にアーマー破壊時には爆風を食らってもデスするのが厳しい。
グレートバリアは単独では大したことはないが対処に追われているうちに他のタコゾネスの攻撃に晒されることも多いので別ベクトルで危険である。

最初のWAVEを乗り越えるとスペシャル缶詰が出現する。高台側の端と広場中央の丘の上に交互に出現し、缶詰の中身は取るたびローテーションしていく。
……のだが、ぶっちゃけこの缶詰は罠に近く、何やかんやでデフォルトのスーパーチャクチが一番役に立つ。気休め程度だが緊急離脱ができる上にボムも消せ、相手はチャクチ狩りをしてこないので発動も保証される。

他のスペシャルでは即座に起動できるアメフラシ、ホップソナー、マルチミサイル、メガホンレーザー5.1chが無難に役立つほか、ショクワンダーは攻撃面で活かすのは難しいが柱を使った逃走には使えないこともない。
ジェットパックも使いこなせるのであれば空から攻撃できるので有用だが、向こうもきちんと撃墜を狙ってくるのには注意。
ウルトラハンコやサメライドは避けられにくく優秀だが、ハンコに関してはソナーやマルチミサイルの爆風は貫通したり横からやられる危険性がある。
ウルトラショットは直撃を取れるなら遠距離からでも瞬殺できるが隙に注意。

残るトリプルトルネード、カニタンク、キューインキは完全にハズレ。囲まれてやられるリスクと効果があまりにも釣り合っていない。
なお、よりによってスペシャルの中では役に立ちそうなナイスダマ・グレートバリアは出現しない。ヒーローモードでは一部の効果が死ぬエナジースタンドも出ないけど


攻略のコツは前述の通りスペシャルを活かしづらいならいっそ缶詰は無視すること。使わなくてもカンヅメを取れば上書きされるので、使いたいスペシャルまでとっとと回してしまうと良い。
また囲まれると瞬殺されてしまうので余裕があるときは無理をせずに一人ずつキッチリ確実に倒していくこと。幸いタコゾネスはこちらに気付いていない間はトコトコ歩いて塗り広げているだけなので隙を突けばスペシャルを発動させることなく倒すこともできる。
そして相棒であるコジャケがやはりここでも輝く。タコゾネスもきっちりコジャケにヘイトを集めるためスキを見て倒す戦法がここでも使えるのだ。
ただしタコゾネスは投げる位置が少し遠いとコジャケを無視してこっちを襲ってくるため、ちゃんと近くを狙って投げる必要がある。
なお最大強化していると直接ぶつけることで一撃でタコゾネスを葬ってくれる。ついでにホップソナーもコジャケで破壊できる。

その他のサブウェポンもどれも優秀。かつてのジョシリョ区駅と異なりその場で選んで使えるのはありがたいところ。
スプラッシュボムは直撃で確殺できる威力に加え投げ方次第で応用も利きやすく無難に強い。下記の着地狩りがしやすい点も優秀。
クイックボムはクイコンに加えタコゾネスの足元潰しに自分の足場作りなど万能。強化次第では多数連投できるのでさながらボムラッシュのように沢山投げて無理矢理倒すこともできる。
カーリングボムは移動に役立つ。とはいえ普通に詰めてもタコゾネスには気付かれるのでどちらかと言えば緊急時に離脱して仕切り直す為に使うことの方が多いか。溜め投げを使いこなせるとキルも取れる。

敵の中では射程と範囲に優れたブラスターが非常に厄介で、バリアが壊れてる時に狙われると追撃されてすぐにやられてしまう事も多い。更にローラーも1発食らうだけでアーマー破壊まで持っていかれるため危険。

敵が追加されるときに着地ポイントがしっかり見える為、敵の数が少なかったりで余裕のある時には、着地を狩る事で敵の数を素早く減らせる。
ただしあまり狙い過ぎると背後からやって来る敵に気づかずやられてしまう。タイミングを見計らってスプラッシュボムを置けると楽に狩れる。
WAVEの終盤、タコゾネスの数が減った状態では次のWAVEに備えて床を塗っておくと少し余裕ができる。
また、スペシャル缶詰を順番に取っていき最後のショクワンダーまでとると高い柱の上に追加のアーマーが2個出現する。
どうしてもクリアできないならWAVE2の敵が少なくなったタイミングで狙うといいだろう。

なおタコゾネス達の厄介さとは別に、数が湧きすぎて処理能力の限界からソフトが強制終了してしまうというケースも一部で報告されている。
ここまできて苦労が水の泡にされてはたまったものではないので、そういう意味でもこの場面では早期決着が求められる。


すべてのタコゾネスを撃破すればゴールへのジャンプが出現し最後のログに到達。
晴れてオルタナの覇者の誕生である。



追記・修正はノーコンティニューでオルタナの覇者になってからお願いします。

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最終更新:2024年04月20日 11:10