久保さんは僕を許さない

登録日：2023/08/06(日) 10:54:50
更新日：2024/01/15 Mon 21:59:28
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『恋と名がつく2歩手前』

ヒロイン女子✕モブ男子の思春期スイートコメディ。

『久保さんは僕を許さない』とは週刊ヤングジャンプにて2019年10月24日から2023年3月3日まで連載された漫画作品である。タイトルは「僕」と書いて「モブ」と読む。
2020年8月12日からは少年ジャンプ＋でも配信が開始された。

作者は雪森寧々。

2022年8月時点での単行本の累計発行部数は200万部を突破している。
2023年1月からTVアニメが放送されたが、制作スケジュールの都合上で第7話の以降の放送が延期された為、同年4月から6月にかけて第1話からリスタート放送された。

【あらすじ】
ヒロイン女子×モブ男子の、思春期スイートコメディ。高校1年生、白石純太は隣に居ても気づかれない、集合写真に写っているのに欠席だと思われて顔写真を合成される、そんな存在感ゼロの“モブ”男子。ところがクラスメートの“ヒロイン級”美少女・久保さんだけは彼を目ざとく見つけて、今日もちょっかいをかけにやってくる。

【登場人物】

久保渚咲(くぼ　なぎさ)

「白石くんの敵じゃなくて、白石くんのヒロイン。」

CV:花澤香菜

本作のヒロイン。紫色のセミロングヘアが特徴。春賀北高校1年1組(原作32話からは2年生に進学し2年1組)。身長は160cm。
誕生日は8月2日。
存在感の無い純太に好奇心を抱いた事をきっかけに、よくちょっかいを出して反応を楽しんでいる。
初期はいきなり現れたり、追尾したりしたので純太は驚く事もあったが、彼に対して嫌がらせをしようという意図はなく他人と話すことが無い純太がどんな反応をするか楽しみにしていたから。
が、姉の明菜や友人の葉月や玉緒からは逆にイジられることが多く、純太にちょっかいを出す際もちょっとしたアクシデントで自爆してしまうことも。
好きな食べ物はシチュー。うさぎが好きで、筆箱やボールペンなどもうさぎのファンシーな物を愛用している。
友好の輪を作ることが上手で、彼女のアプローチが純太が葉月やタマ、須藤との繋がりを作るきっかけになっている。
学校の成績は学年トップだったこともあり、勉強面や運動面でもかなり優秀。
でも、料理は壊滅的なレベルで苦手で姉の明菜からは「ダークマター」を称されるほど。
胸のサイズはAに近いB」らしく、コンプレックス気味なのでこと事を他人から触れられると赤面する。

白石純太(しらいしじゅんた)

「僕は人より存在感がない。」

CV:河西健吾

本作の主人公。春賀北高校1年1組(原作32話から2年1組)で初登場時の身長は163cmだったが、2年生になると166cmに伸びた。
顔も眉毛が見当たらないまさに「モブ」らしい見た目をしている。
とにかく「存在感」が無く周りから見つけてもらうことが難しい。(母親でも見つけるのが困難。)
その為、出席しても純太側から話しかけないと欠席扱いされてしまったり、集合写真を撮っても写ってないと思われて合成写真が貼り付けられてしまうことも。
そのため、青春のステージからは程遠い存在だったが、高校で渚咲に出会ったことをきっかけに彼女との関係を築いていく。
さらに、渚咲の姉である明菜や従姉妹の沙貴、2年生になってからは渚咲の友人である葉月やタマ、須藤とも友好を深めていくことになる。
初期は基本的に無表情な印象だったが、渚咲と関わるようになると少しずつ表情が豊かになり、心を開かせていく。
存在感が無い彼だが、手先が器用で特技も多く家族想いかつ弟思いの優しい性格の持ち主である。
好きな食べ物はハンバーグ。テレビゲームや漫画が好き。

久保明菜(くぼ　あきな)

「大丈夫、うちの妹は世界一可愛いよ！」

CV:伊藤美来

渚咲の姉。赤色のショートヘアが特徴。20代で年齢は不明だが、春賀北高校卒業であることが明かされている。身長は167cm。
誕生日は12月21日。
ちなみに渚咲が幼い頃は髪を伸ばしていた。
抜群のプロポーションの持ち主で、胸のサイズはGカップぐらいあるらしい。
年の離れた妹の渚咲のことが大好きで、よくちょっかいを出しているが、渚咲が落ち込んでしまった時は励ますなど姉としての優しさも見受けられる。
渚咲と同様存在感が無く見つけづらい純太を見つけることができる。
家から少し離れた書店で働いており、純太との出会いは純太が立ち読みされた成人向けの本を元の位置に戻そうとしたところ、明菜が後ろから話しかけた時のこと。しかし明菜は「純太が成人向けの本を読んでいた」と誤解をしてしまっていた。
好物はお酒とグラタン。
酒で酔うと大胆な行動をしてしまったり、家では下着姿でウロウロしながら缶ビールを飲んだりするため、渚咲からは「デリカシーがない」と言われている。

久保沙貴(くぼさき)

「なぎちゃんみたいに可愛くなれると思いますか…？」

CV:雨宮天
渚咲、明菜の従姉妹。中学2年生の14歳。身長は150cm。
誕生日は2月2日。
丁寧な言葉遣いで話すのが特徴。
髪は青色だが、その容姿は中学の頃の渚咲そっくり。
沙貴も純太を普通に見つけることができる。
渚咲に強い憧れを抱いており、純太に対抗心を向けることも。
渚咲に褒めてもらう為に買い物で重い荷物を持って帰るなど、沙貴にとって渚咲はかけがえのない存在であることがうかがえる。
明菜に対してはそこまで憧れを抱いていない為か、渚咲に抱きしめてもらえると嬉しそうな顔をするが、明菜に抱きしめられると青ざめた顔を見せる。
好きな食べ物はオムライス。

工藤葉月(くどうはづき)

CV:加隈亜衣

渚咲の友人。春賀北高校1年1組(原作32話から2年1組)。身長は165cm。
誕生日は10月3日。
渚咲や玉緒とは昔から非常に仲がよく、放課後にファミレスに寄ったり、お泊り会を開いたりするほど。
この3人組の中ではツッコミ役担当。
当初は純太を中々見つけられなかったが、2年生になると渚咲を通じて体育祭や林間学校などの行事を通じて友好関係を築いていく。
冷静に物事を達観できるので渚咲の初恋にも気づいた。
また、体育祭の5人6脚の練習時には当初息が合わなかったので並び替えをする提案をした。その結果、5人の心を一つにまとめることができた。
コーヒーはブラック派。

平玉緒(たいらたまお)

CV:竹達彩奈

渚咲の友人。春賀北高校1年1組(原作32話から2年1組)。身長は155cm。
誕生日は2月24日。
渚咲や葉月との3人組の中ではボケ役担当。
純太とは中学の頃から同じ学校だったが、2年生になると葉月同様、渚咲を通じて純太と友好関係を築いていく。
好物はグミ。
脳と口が直結しているので、爆弾発言が多くトラブルメーカーになりがち。
これといった得意な教科が無いのでテストはいつも赤点。その為補講授業の常連である。

須藤勇真(すどうゆうま)

CV:八代拓

純太の友人、玉緒の幼馴染。2年1組。身長は175cm前後。*1
主に2年生から登場。
クールなイケメンと言ってもいい容貌ではあるが、内面は割とテキトー。
1年の頃、純太と同じ環境委員であり奇麗に花を咲かせる純太にコツを聞こうとずっと探していたが見つけられなかった。
2年になり純太と友人になってからは必死に探すものの見つけるのは苦手な模様。
純太の貴重な同性の友人であり相談を受ける事もあるが答えは割とポンコツ。
学業成績は全般的によろしくないが数学だけは天才的。

雲仙先生(うんぜんせんせい)

CV:龍田直樹

1年1組～2年1組の担当教師。作中一の聖人。
マスコットみたいな容貌をしており、黒板に文字を書く時は台がいる。
見た目は小柄で可愛いが、生徒想いの良い先生である。
環境委員の担当をしており1年の時の純太の花壇を褒めていた。
生徒たちの写真を撮るのが好きで、特に1年の時撮れなかった純太を撮影する事に執念を燃やしている。
ちなみにこれは短い高校生の期間の輝かしい一瞬が生徒の宝物になって欲しいと願っての事。

【アニメ版】
2022年5月にアニメ化が発表されて、
2023年1月から放送された。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、第7話以降の放送および延期が確定。
その結果、2023年4月から6月までリスタート放送された。
製作はPINE JAM

OP：「ドラマチックじゃなくても」
久保さんを演じる花澤香菜によるオープニングテーマ。
ED：「かすかでたしか」
DIALOGUE+によるエンディングテーマ。

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