支配された者/影になった個体(レメディー・コネクテッド・ユニバース)

登録日:2023/11/04 (土曜日) 18:25:00
更新日:2024/04/21 Sun 22:19:14
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支配された者(The Taken)/影になった個体(Shaded Individual)とは、『レメディー・コネクテッド・ユニバース』に登場する怪物である。

概要

シリーズを代表する怪異である闇の存在こと超常現象生命体A-010(別名:影)*1に支配され眷属にされたヒトの成れの果て。
宿敵たるアラン・ウェイク曰く「闇の存在が利用する道具」。

外見

主に黒煙を纏った生ける屍といった外見をしており、身体の輪郭がぼやけている。
また、後述するミスター・スクラッチが生み出した「支配された者」は人間離れしたクリーチャー然とした見た目の者が多い。

特徴

仲間同士での意思の疎通はできず、視界に入る者を見境なく攻撃するなど知能ははっきり言って猿未満だが、ヒトだった頃の記憶は残っているため武器を扱うことはできる。
また、身体を覆う黒煙状の闇のシールドは物理的なダメージを無効化することができるが、強い光を浴びせることで焼き払うことができる。
そのため、彼らとの戦いには光源が必須となる。
また、ダメージを受けて倒れると消滅するがそれで本当に死んだのかは不明*2
闇の存在によって黒煙状の闇を伴いながら敵対者の行く先に無尽蔵に召還される兵隊
ヒトだった頃の記憶の残渣(アラン曰く「死後痙攣」)として意味もなく独り言を呟き続けている。
また、アランが書いた小説の断片を暗唱するというヒス(超常現象生命体)に汚染された人間に酷似した特徴も持つ。

種類

触れられた者

闇の存在に完全には支配されず自我や知性を残した状態。
判断力が鈍っており洗脳されやすいが、支配された者と違い光に対する耐性を持ち複雑な命令を理解し遂行できる知性が残っているため闇の存在から特殊任務を担う工作員として重宝される。
ただしトーマス・ゼインやアラン・ウェイクのように洗脳を自力で振り切り離反した者もいるため数は多くない。

『Alan Wake』に登場する支配された者

闇の存在の化身「ひっかき女」ことバーバラ・ジャガーが生み出した闇に支配された者たち。
なお、登場する個体はいずれも成人男性。

レンジド

中肉中背な支配された者。
片手で振るえるサイズの凶器を両手にそれぞれ持った二刀流スタイルで、中距離から凶器を正確かつ無尽蔵に投擲する。
また、近距離では凶器で殴りかかる。
闇のシールドや本体の耐久力は低めだが集団で現れる。

フランカー

若干小柄な支配された者。
素早い動きで相手の側面に回り込み手にした片手で振るえる凶器で連続攻撃を仕掛けてくる。
闇のシールドと本体の耐久力は最も低いが、レンジドと同様に集団で現れる。

アサルト

身長が高い大柄な支配された者。
動きは若干鈍いが両手で振り回す大きめな凶器を手にしており、闇のシールド、本体の耐久力、攻撃力のいずれも高い難敵。
相手との距離が開いていると咆哮をあげてから猛突進するなど獣らしい仕草をする。

アサルト(チェーンソー)

闇に支配された巨漢の木こり
チェーンソーを手に襲いかかる。
闇のシールド、本体の耐久力、攻撃力のいずれもが通常のアサルトを上回っており、更に闇のシールドは強い光を当て続けないと再生していく。
中ボス的な存在として全く同じ外見の個体が幾度もアランの前に立ち塞がる。

テレフランカー

闇に支配された墓守
体格は中肉中背だが残像を残すほど超高速で動き回ることができる
闇のシールド、本体の耐久力はいずれも通常のアサルトより高く、高速移動で相手を翻弄し視界外からフランカー以上の連続攻撃を仕掛ける。
上記のアサルト(チェーンソー)と同じく中ボス的な存在として全く同じ外見の個体がアランの前に幾度も立ち塞がる。
なお、一部のネームドキャラも変異しエピソードのボスとして立ち塞がる。

インビジブル

DLC:『シグナル』にのみ登場。
スレッショルド*3「闇の底」に存在する支配された者。
薄い影の様な外見で非常に視認性が悪い。
闇のシールドを焼き払うと実体を露にする。

『Alan Wake's American Nightmare』に登場する支配された者

闇の存在の化身であったバーバラ・ジャガーが倒された後、二代目闇の存在「闇の使者」として君臨したミスター・スクラッチにより生み出された闇に支配された者たち。
なお、登場する個体はいずれも成人男性。

コモン

中肉中背の支配された者。
手にした凶器で襲いかかるが、レンジドより劣化しており凶器の投擲ができなくなっている。
闇のシールド、本体の耐久力はレンジドと大差無い。

バイカー

闇に支配された巨漢のバイカー
オールドゴッズオブアースガルズのシャツの上にレザージャケットを羽織りバンダナを身に付けている。
両手で振り回す大きめな凶器を武器とする。
行動パターンはアサルトと同じだが闇のシールドや本体の耐久力はアサルトの上位互換。

スプリッター

日本語字幕では「分裂する影」と訳されている。
上半身裸で痩身だが背が高い支配された者。
バイカーと同じく両手で振り回す大きめな凶器を手にしており、行動パターンもバイカーと同じ。
闇のシールドを持たず、強い光を浴びせると小柄になり行動パターンがコモンと同じになる代わりに二体に分裂する。この状態で強い光を浴びせるとさらに分裂し行動パターンはフランカーと同じになる。
耐久力は初期状態では非常に高いがフランカーと同じ状態まで分裂させると耐久力もフランカー並に脆弱となる。

スペクター

日本語字幕では「亡霊」と訳されている。
上半身裸で指が長く鋭く発達した異形の姿をしている支配された者。
闇のシールドは持たないが鳥の群れに変身して高速移動する能力を持つ
テレフランカーと同様に高速で相手を翻弄し視界外から飛び掛かり攻撃を仕掛ける。
耐久力は高く、鳥の群れに変身している間は攻撃が通じない。
中ボス的な存在として幾度もアランの前に立ち塞がる。

グレネイジャー

意味は「擲弾兵」だが日本語字幕では「手榴弾」と誤訳されている。
その名の通り手榴弾を大量に身につけた兵隊の姿をしており、手榴弾の代わりに爆発する闇の塊を無尽蔵に投擲する。
闇のシールド、耐久力は低いが相手との距離を一定に保とうとするため逃げられると厄介。

ジャイアント

日本語字幕では「巨人」と訳されている。
3メートルはありそうな巨躯を持った巨人で、田舎者らしいオーバーオールを着ている。
武器は巨大なセメントカッター。
闇のシールド、耐久力、攻撃力の何れも非常に高いボス的な存在として終盤に要所で立ち塞がる。

『Alan Wake Ⅱ』に登場する支配された者

『Alan Wake's American Nightmare』に登場した支配された者たちと同様にミスター・スクラッチにより生み出された。
なお、過去の作品と違い闇に支配された女性も多数登場する。

信者

闇の存在からブライトフォールズを守護するカルトを装った自警団「樹木の教団」のメンバー達が闇に支配された姿。
行動パターンはコモンと大差は無い。
プラスチックの鹿のマスクにレインコートを身につけているが、何故かこれでヘッドショットを防ぐことができる。
闇のシールドを焼き払うと身体の一部に付いている赤く光る「闇の流出点」が露出し、これを破壊されると大ダメージを受ける。

スラッシャー

中肉中背の支配された者。
俊敏に相手に駆け寄り手にした刃物で連続で切りつけてくるなどフランカーに酷似した特徴を持つ。
信者と同様に闇の流出点を持つ。

スロワー

中肉中背の支配された者。
レンジドと同様に中距離から凶器を無尽蔵かつ正確に投擲してくる。
また、積極的に近接攻撃を仕掛けてきたレンジドと違い相手に近づかれるとテレフランカーのような高速移動で距離を保とうとする。
更にスプリッターと同様に光でシールドを焼き払われると分裂する。
闇の流出点を持つ。

ブルーザー

大柄な支配された者。
アサルトと同様に大きな武器を両手で振り回す。
耐久力、攻撃力が高く中ボス的な存在。
因みに大柄な女性もブルーザーと化している。
闇の流出点を持つ。

ダイバー

異形の支配された者。
下半身の代わりに下からも上半身が生えており、更にそれぞれ倍の数の腕が生えている(計8本)。
水の中に姿を隠すことができ、隠れている間は攻撃が効かない。
多数生えた腕で連続攻撃してくる。
闇の流出点を持つ。

シャドウ

「闇の底」に現れる支配された者。
インビジブル同様に影のような外見で視認性が悪い。
集団でかたまっており攻撃はしてこない亡霊のような存在だが、その集団の中に下記の攻撃的なシャドウが紛れ込んでいる。
アランの声でぶつぶつと呟く

敵のシャドウ

集団の中に紛れ込んでいる攻撃的なシャドウ。
視力が弱いため敵対者が近くに居ても気づかないが足音やライトの光で刺激すると攻撃的になるが 実害は無い。

ヘビーシャドウ

シャドウの亜種。
ライトを付けたり足音をたてなくてもアランを視認し襲いかかる。
動きは緩慢だが手にした凶器で強力な近接攻撃を仕掛けてくるほか、相手を追尾して爆発する闇の発射体を発射する。
また、前方に素早くダッシュできる。
闇のシールドを焼き払うと実体が露になる。
これらの特徴から インビジブル と同一の存在もしくは亜種と考えられる。

グリッチシャドウ

シャドウの亜種。
同じくライトの光や足音に関係なくアランを視認できる。
テレフランカーのように超高速で動き回り翻弄して距離を詰め連続攻撃を仕掛ける。
闇のシールドを焼き払うと実体が露になる。

闇に支配された人物

シェル・ダイク

『ブライトフォールズ』に登場。
オーディアダイナーの常連である朗らかな白人女性。金髪。
闇に触れられ日中に町中の灯りを破壊して回っていた。

ジェイク・フィッシャー

『ブライトフォールズ』に登場。
記者である白人男性。
『創作家のジレンマ』の著者エミル・ハートマンにインタビューを行うためブライトフォールズを訪れ、そこで闇に支配された鹿に触れてしまったことで闇に感染。数日かけて支配された者へと変異していった。

ヒッチハイカー

『Alan Wake』に登場。
白人男性。金髪。
闇の影響を受けたアランの悪夢に登場する、アランの小説の登場人物
夢の中でアランに車で跳ねられて死亡、支配された者と化した。
人生をめちゃくちゃにされたと恨みごとを吐きながら伐採斧を手に幾度もアランに襲い掛かり、最後は竜巻に変身して追い掛けるがそこでアランが目を覚ました。
チュートリアルの敵。また、夢の中の存在であるためか分身したり他の個体と違って流暢に会話ができる。

カール・スタッキー

『Alan Wake』に登場。
享年52。白人男性。髪の色はダークブラウン。
ブライトフォールズ郊外のガソリンスタンドを営む傍らで旅行者向けのキャビンのレンタルや伐採場の管理もしている地元住民。
ウェイク夫妻に貸し出すキャビンの鍵を渡すためにオーディオダイナーを訪れたが、そこで後述するバーバラ・ジャガー(闇の存在)に触れられて体調をくずし、一週間かけてじわじわ侵食されていきトドメの如くこぼしたオイルに宿っていた闇に憑かれ支配された者と成り果てた。
伐採場にてアランを執拗に追跡し、対決の末に返り討ちにされ消滅した。
行動パターンはテレフランカーと同じだが武器は伐採斧で、攻撃力は高いが隙は大きい。また、本体の耐久力も通常のテレフランカーよりも高い。
エピソード1のボス

ラッセル・ジョンストン

通称 ラスティ 。『Alan Wake』に登場。
享年36。白人男性。黒髪。
ブライトフォールズ南西にあるエルダーウッド国立公園に勤務する警備員。
既婚者だがオーディアダイナーのウェイトレスであるローズ・マリゴールドに片想いしていた。
竜巻に変身したジャガーに襲撃され、負傷しながらも一時は生き延びるが、足を骨折して動けないところを支配された者たちに襲撃され自身も闇に支配された。
アランに襲い掛かるも返り討ちにされた。
行動パターンはテレフランカーと同じだがスタッキーと同様に伐採斧を持っている。
スタッキーと同じく通常のテレフランカーより本体の耐久力と攻撃力が高いが攻撃時の隙は大きい。
エピソード2のボス

ローズ・マリゴールド

『ブライトフォールズ』『Alan Wake』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
21歳→34歳。白人女性。金髪。
オーディアダイナーのウェイトレス。
アランの熱狂的ファンで、その偏愛をジャガーに利用され触れられて洗脳を受け、アランとバリーを自室のトレーラーハウスに誘い込みコーヒーに睡眠薬を盛って眠らせた。
その後闇の支配から解放されたが影響は残り続け、闇の底に囚われたアランの思念を受信できるようになり、常にランプを持ち歩くようになった。

バーチ

『Alan Wake』に登場。
享年42。白髪の白人男性。
ブライトフォールズの療養所コールドロンレイクロッジに勤務する巨漢の看護師。
停電したロッジがジャガーに襲撃された際、スタッフルームに隠れていたところを闇に支配されアラン追跡の手駒にされ、闇に支配された鳥の群れと共にアランに襲い掛かるが返り討ちにされた。
行動パターンはアサルトと同じだが闇のシールド、本体の耐久力が通常のアサルトよりも高く、闇のシールドが時間経過と共に再生する上に鳥の大群も襲ってくるため厄介。
エピソード4のボス

ダニー

『Alan Wake』に登場。
ブライトフォールズの住人ウォルター・スナイダーの友人。
屈強な大男でオーバーオールを着ている。
闇に触れられウォルターに襲い掛かったが返り討ちにされた。
その後、一週間かけて完全に支配された者となり、保安官事務所から釈放され車で逃走するウォルターを徒歩で執拗に追跡する執念深さを見せ、アンダーソン農場で遂にウォルターを追い詰めて殺害。直後にアランに襲いかかるも返り討ちにされた。
行動パターンはアサルトと同じ。
全く同じ外見の者が何度も登場するなどモブ同然な扱いな割にはウォルターをしつこく追い回したという設定や他のキャラクターから何度も言及されたりと設定がしっかりしており存在感は割と大きい。

イマジナリー・ハートマン

『Alan Wake』DLC:小説家に登場。
アランの記憶の中のヤブ医者エミル・ハートマンが闇の底の力で具現化した存在。本人ではない。
鳥の大群と共に襲い掛かるもアランに返り討ちにされた。
行動パターンはテレフランカーと同じだが斧を武器にしている。
また通常のテレフランカーよりも本体の耐久力が高い。

イマジナリー・トール&オーディン

『Alan Wake』DLC:小説家に登場。
アランの記憶の中のロックバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」の中心メンバー、トール&オーディン・アンダーソン兄弟が闇の底の力で具現化した存在。本人ではない。
鳥の大群と共にエレキギターを手に襲い掛かるもアランに返り討ちにされた。
行動パターンはテレフランカーと同じだが二体同時に現れる上に本体の耐久力が通常のテレフランカーよりも高い。

イマジナリー・バリー

『Alan Wake』DLC:小説家に登場。
アランの記憶の中のエージェント、バリー・ウィーラーが闇の底の力で具現化した存在。本人ではない。
四度に渡り伐採斧を手にアランに襲い掛かるが返り討ちにされた。
最初の戦いでは闇のシールドを焼き払うだけで撃退できる。
二戦目~四戦目ではオリジナル版ではテレフランカー、リマスター版ではアサルトと同じ行動パターンで、鳥の大群と共に襲い掛かってくる。
さらに三戦目と四戦目では闇のシールドが時間経過で再生していくため厄介。
DLC:小説家のラスボス

インセイン・アラン

『Alan Wake』DLC:シグナル/小説家
闇の底に囚われ絶望し闇の侵食を受けているアラン。
テレビ画面に映るドアップでネガティブなことをまくし立てている実写のアランの姿をしており、小説による現実改編の力を使い闇の底で具現化したアランの理性の前に立ちはだかり支配された者たちやポルターガイストを召還する。
『Alan Wake』のDLC二作を通して幾度もアランの理性を妨害したが最後はアランの理性と合流し正気を取り戻した。
DLC:シグナルではラスボスとしてテレビの集合体としてアランの理性の前に立ち塞がる。
大きなテレビを小さいテレビ複数で守るように囲んだ姿をしており、小さいテレビを全て破壊すると今度はポルターガイストのボートと闇の鳥の大群を召還して最後の抵抗をしてくる。

ベン・モット

『Alan Wake』及びコミック『Psycho Thriller』に登場。
コールドロンレイクロッジの院長エミル・ハートマンの手下。
元ハートマンの患者で、恩義から彼に従う。
ハートマンの命令により アリスを拐った誘拐犯 を演じてアランから原稿を要求するが、同じくアランを利用しようと目論んでいた闇の存在により闇に支配された。
ハートマン達が闇の存在の襲撃を何とか凌いだ翌日に追い討ちの如くロッジを襲撃した。
ハートマンに強い殺意を抱いており、 ナイフを手に襲い掛かるが自我が残っていたためハートマンの言葉に惑わされて隙を晒してしまう。
その後、ハートマン達がロッジに籠城したため窓を突き破って侵入し、ハートマンのセーターを着た人物に襲い掛かりナイフを突き刺すが、それはハートマンではなくハートマンにセーターを着せられ身代わりにされた患者のルドルフ・レインであった。
最期はシンクレア看護婦に発煙筒で闇のシールドを焼き払われ、駆けつけた保安官代理のマリガンとソーントンに撃ち殺された。

セリーナ・バルディビア

『Alan Wake's American Nightmare』に登場。
ナイトスプリングスのドライブシアターを運営する白人女性。作中作の人物なので実在しない。
ミスター・スクラッチに触れられて発電機のスイッチを切ったがアランが部屋の電気を点けた時に浄化された。

ロバート・ナイチンゲール

『Alan Wake』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
享年43歳。白人男性。白髪。
既に解雇されていたエセFBI捜査官。アルコール依存症。
『Alan Wake』では相棒のフィンの死にアランが絡んでいることを知り復讐のためにブライトフォールズを訪れ保安官代理達を騙して従えアランを執拗に追跡するが、最後は全てアランが書いた小説の筋書き通りであることに気付いて恐怖を味わいながらジャガーに連れ去られ闇の底に囚われた。
それから13年かけて支配された者と成り果て、『Alan Wake Ⅱ』ではクリッカーを掌握するためのスクラッチの手駒として地上に送られるも、すぐにカルトを装ったブライトフォールズの自警団「樹木の教団」に囚われ心臓を抉られジャガーのようにえぐった胸にクリッカーを突っ込まれ消滅させられそうになるが、目撃者の民間人が妨害したせいで免れる。
その後、死んだフリをして保安官事務所の検死室にて暴走。その場に居合わせた保安官代理達を殺害しFBI捜査官サーガ・アンダーソンに襲い掛かるも返り討ちにされ闇の底へ逃走するが追ってきたサーガに倒された。
支配された者になった姿は水死体そのもの。
一戦目では素手で襲い掛かり、二戦目では丸太を振り回す。
行動パターンはブルーザーと似ているが肉体の耐久力が非常に高い上に瞬間移動で距離を詰めたり竜巻に変身できる強力な個体に変異しており、最初のボスとして立ち塞がる。

マリガン&ソーントン

『ブライトフォールズ』『Alan Wake』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
マリガン:享年58/ソーントン:享年44
頭の回転があまり良くない保安官代理のコンビ。
『ブライトフォールズ』ではマリガンがジェイクと接触している。
『Alan Wake』では二人とも声のみ登場しジャガーが引き起こした怪奇現象に翻弄されていた。
『Alan Wake Ⅱ』では遂に本格的にゲームに登場。
ブライトフォールズを闇の存在から守る樹木の教団に所属していたが、支配された者と勘違いして一般人を撃ち殺してしまい、遺体を秘密裏に処理したことで抱えた罪悪感をミスター・スクラッチに利用され闇に支配された。
スクラッチの命令に従いクリッカーを掌握し闇の底に逃げ込むが追ってきたサーガに倒されクリッカーを奪われた。
支配された者の中では唯一ライフルを武器としており、高速で逃げ回りながら銃撃してくる。
また、戦う広場のあちこちにある闇の塊と生命力を共有しており、闇の塊を全て破壊するまで倒しても無限に復活する。
二番目のボスとして立ち塞がる。

ゲイル・バロウズ

『Alan Wake Ⅱ』に登場。
ヴァルハラ老人ホームで暮らす老年男性。
健康センターにてスクラッチによって闇に支配されダイバーへと変異した。
連れ去られたトールを追って健康センターへやってきたサーガの前に立ちはだかった。

シンシア・ウィーバー

『Alan Wake』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
享年77。白人女性。茶髪。
若い頃は地元紙ブライトフォールズレコードのレポーターだった。
ジャガーに触れられるもゼインに救われる。
その後、片想いしていたゼインから頼まれた「闇と戦うための準備をする」という任務を孤独に遂行し、ダムの隠し部屋にクリッカーやゼインが遺した原稿を守り続けていた。町の住人からは「ランプおばさん」と呼ばれていた。
『Alan Wake』ではアランにクリッカーと原稿を渡して役割を終えた。
その後、老人ホーム「ヴァルハラ」で暮らしていたが『Alan Wake Ⅱ』にてゼインの形見のランプを失くして悲しんでいたところをスクラッチにゼインの声で惑わされ闇に支配された。
トール・アンダーソンに襲い掛かり闇の底に引きずり込み、追ってきたサーガと二度に渡って戦い倒された。
一戦目では攻撃が通用しない上に水中から奇襲を仕掛けてくるため発電機を動かし照明を点ける必要がある。
二戦目では浮遊しながら衝撃波や闇の発射体を発射し、一定のダメージを負うと地上に降りて両手を振り回して闇雲に近接攻撃を仕掛けてくる。
三番目のボス。

闇の存在/闇の使者

正式名称は超常現象生命体A-010
闇の存在の本体が人間に擬態した姿であり、本人曰く「仮面」。
支配された者と違い高い知能と理性を併せ持ち、自身の悲願である世界を闇で支配することを目的に暗躍する。

引っかき女/バーバラ・ジャガー

喪服を着た黒髪で老年の白人女性の姿をしており、「ひっかき女」の異名を持つ。
生前は詩人兼映画監督のトーマス・ゼインの恋人であり、ミス・ディアフェストに輝くほどの美貌と優しさの持ち主だったが1970年にコールドロンレイクで溺死した。享年42。
しかしゼインが「闇の底」が持つ芸術を現実にする力を利用したことで闇の存在として復活を遂げた。
なお、闇の存在が元から居てバーバラの遺体を利用したのかゼインの詩により無から生まれたのかは不明。 
その後、束の間地上で猛威を振るうがゼインにより心臓を抉られた上、闇の底に封印される。
それからしばらくは闇の底でまどろんでいたが超自然的な力を持つバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」のアートの力で揺り起こされ、スター作家アラン・ウェイクの存在を感知したことで完全に覚醒した。
アランに触れてコールドロンレイクに誘い込み、彼の妻を人質に最後に闇が全てを飲み込むホラー小説を書かせようと目論むがエンディングを書く前に逃げられてしまい、彼に結末を書かせるために執拗に付け狙う。
支配された者を無尽蔵に召還したりポルターガイスト現象を自由に引き起こせるほか、竜巻に変身する能力も持つ。
最後は強力な現実改編の力を持つパワーオブジェクト「クリッカー」を手に入れコールドロンレイクに戻って来たアランの前に巨大な竜巻を纏った姿(見辛いが竜巻の中心にジャガーが立っている)で立ち塞がるがフレアガンを何度も撃ち込まれて返り討ちにされ、闇の底にて心臓を抉られた穴にクリッカーを挿しこまれスイッチを入れられたことで光輝きながら消滅した。
知能は高いがアートを理解できないため人間を利用するしかないという弱点があった。
直接プレイヤーが対決するのは前述の竜巻形態で、巻き上げられて周囲を猛スピードで回転する障害物を掻い潜りながら近付いてフレアガンを三発撃ち込むと倒せる。この際鳥の群れも召還してくる。
その後はアランがムービー中にクリッカーを使い勝手に倒してくれる
これだけ聞くと拍子抜けかも知れないが支配された者たちやポルターガイストを手駒として扱い全編に渡ってアランを苦しめる名悪役である。
『Alan Wake』のラスボス
『Control』にて弱体化しながらも生き延びていたことが判明。
湖に飛び込んだエミル・ハートマンに取り憑いた。詳細は後述。

ミスター・スクラッチ

黒髪の白人男性の姿をしており「闇の使者」の異名を持つ。
アランの邪悪なドッペルゲンガーでアランと同じくモデル:イルッカ・ヴィリ、CV:マシュー・ポレッタ。
ジャガーが打倒された後に二代目闇の存在となる。
元はトーマス・ゼインによって生み出されたアランが闇の底に囚われている間のアランの代理人だったが、アラン失踪後に「超自然的な犯罪を行うアラン・ウェイク」の噂がブライトフォールズの住人達に囁かれるようになった結果、闇の存在と近しい存在となってしまった。
ジャガーと同じく支配された者を召還したりポルターガイスト現象を引き起こしたり嵐雲に変身でき、さらにアランのドッペルゲンガーであるため小説を書いて現実を書き換える能力を有している。
その目的はアランに成り代わり富と名誉と妻を自分のものにすることであり、クトゥルフの怪物がモチーフとは思えない俗物である。
超然としていたジャガーとは正反対な愉快なサイコパス的なキャラクターとして描写されており、超自然的な力を持ちながらナイフ等の凶器で人間を殺害することに固執している。
『Alan Wake』では終盤に僅かに登場したのみで台詞も無かったが『Alan Wake's American Nightmar』では前述の理由から闇の存在と酷似した存在となり現実世界に進出するがアランによってそれを「作中作『ナイトスプリングス』での出来事」ということにされてしまった上、アリス・ウェイクが作ったノンフィクション映画の力で滅ぼされてしまった。
しかし皮肉にもアランが一連の出来事を作中作にしてしまったために生き延びている。
『Quantum Break』では作中作の『リターン』の予告編にカメオ出演しており、FBI捜査官サーガ・アンダーソンとアレックス・ケイシーがアラン・ウェイクと協力してミスター・スクラッチと対決するという『Alan Wake Ⅱ』の筋書きがほぼそのまま先出しされていた。
『Control』でもアリスが撮影した写真としてカメオ出演していた。
そして満を持して『Alan Wake Ⅱ』で再登場。
『Alan Wake's American Nightmare』での敗北の影響か怒りに満ちたアランの顔が浮かぶ「闇の雲」と称される姿に成り果て、かつての愉快なサイコパスな印象とは真逆の恐ろしい怪物として振る舞うが知能高さは相変わらず。
今回は手口を変え、何度『リターン』を執筆しても振り出しに戻され無限にループする闇の底で疲れはてたアランの心の隙を突いて彼の身体に乗り移り、ホラー小説『ディパーチャー』の続編である『イニシエーション』及び『リターン』を書きあげる。この際しっかりと「『リターン』を讃えるディアフェストが無限に拡がっていくバッドエンド」を書かせている。
サーガの手に渡ったクリッカーを奪うためにアランの身体に取り憑いたまま鉄格子から引きちぎったパイプを手に襲い掛かる。
二度に渡るサーガとの対決の末、アランの身体から抜け出し既に闇に触れられていたアレックス・ケイシーの身体に憑依、サーガを闇の底に投げ入れ、彼女から奪ったクリッカーの力で現実改編を行い前述のバッドエンドを実現させる
その後、バッドエンドを書き直すためにバッドエンドの世界に乗り込んできたアランと健康センターで対峙し、嵐雲の姿になって執拗に追跡するも二代目ランプおばさんとなっていたローズに阻まれ取り逃がす。
最後はクリッカーを奪い返された上、アランとサーガによる共作小説とクリッカーの力でアレックスの身体から引き剥がされて再びアランに取り憑いたところを、サーガによってアランもろとも光の銃弾で眉間を撃ち抜かれ滅ぼされた。
『Alan Wake's American Nightmare』ではプレイヤーとの直接対決は無く、スクラッチが召還した支配された者を無尽蔵に生み出す「闇の通路」が事実上のラスボスとなっており、前述のアリスの映画の力を用いたスクラッチに対する最後の攻撃は実写のムービーで描かれる。ただし映画を上映するのはプレイヤーの操作であるため、一応ジャガーへのトドメとは違いプレイヤーが直接倒したことにはなる。
一方で『Alan Wake Ⅱ』では嵐雲の姿になってアランを追い回したり前述の通りアランに取り憑いた状態で二度も事実上のラスボスとして立ち塞がる。
闇のシールドを持たない代わりに完全に不死身で物理的な攻撃では倒せず、ダメージを与えて怯ませたところでFBCが用意した対「影」用の装置を利用する必要があり、一戦目では三つあるジェネレータを起動し対「影」用の高出力ライトを照らすことで撃退でき、二戦目ではまず二台のライトを収容房に向けた上で収容房にスクラッチを誘い込むことで撃退できる。また、二戦目ではFBC捜査官のエステベスがヘリに乗って上空からライトで援護してくれる。
瞬間移動で一気に距離を詰めてパイプで殴りかかったり、闇の衝撃波のようなものを飛び道具として攻撃してくる。
なお、その後のアランとサーガが前述の通りにクリッカー、原稿、光の銃弾でスクラッチを倒す場面は実写ムービーで描かれる。
そのためプレイヤーにとっての最後の敵はスクラッチが乗り移ったアレックス・ケイシーであり、戦闘ではなく嵐雲に変身した彼とのチェイス(つまり逃げゲー)である。
しかしその存在感の大きさからMCUにおけるサノスのようなレメディー・コネクテッド・ユニバース全体のラスボスと言っても過言ではない。
  • アラン・ウェイク
『ブライトフォールズ』『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』『Quantum Break』『Control』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
31歳→44歳。白人男性。黒髪。
作家兼脚本家。『アレックス・ケイシー』シリーズの著者として知られていたスター作家。
『ブライトフォールズ』では記者に殴りかかり機材を壊したことで裁判沙汰になっていた。
『Alan Wake』ではスランプに陥っており、気分転換の休暇のために妻アリスと共にブライトフォールズを訪れたがそこでジャガーに目をつけられて触れられ、判断力が鈍くなったところで妻を人質にされ、闇の底でホラー小説『ディパーチャー』を一週間かけて書かされるがバッドエンドを書ききる前に辛うじて正気を取り戻し、原稿を修正し主人公を自分自身にした上で脱出シーンを書いたことで闇の底から脱出する。
この超常存在との接触によりパラユーティリタリアンとなり、懐中電灯を強く握ることで光を強めたり物語を書くことで現実を書き換えることが可能になった。
その後は『ディパーチャー』の原稿通りに数々の苦難を切り抜けながらトーマス・ゼインが遺していたパワーオブジェクト「クリッカー」を入手、闇の底へ戻りクリッカーを用いてジャガーを倒した後、妻を救いだす結末を書くが自身は闇の底に囚われた。
『Alan Wake』DLC:シグナル&小説家では闇の底に囚われた絶望から闇に侵食され前述のインセイン・アランとなり、闇の底で分離し具現化した自身の理性の前にTV画面越しの姿で幾度も立ち塞がるが突破され、最後は理性と融合したことで正気を取り戻し、脱出するために続編『リターン』の執筆を始める。
『Alan Wake's American Nightmare』ではミスター・スクラッチが闇の底が持つ現実改編の力で地上進出を果たしたため、その事実を作中作『ナイトスプリングス』にしてしまうことで対処し、さらに自身を光の使者として登場させることで架空の町ナイトスプリングスでスクラッチと対決した。
妻が作った不思議な力が宿るノンフィクション映画でスクラッチを滅ぼしたが、あくまでも作中作なため完全撃破には至らなかった
『Control』では自身を救いだすヒーローとして連邦操作局長ジェシー・フェイデンを『リターン』に登場させようと目論み、そのために彼女がヒーローとして覚醒する過去編として『Control』のシナリオを執筆した。
つまり『Control』の黒幕である。
『Control』DLC:AWEではクリッカーの力で倒され弱体化したジャガー=闇の存在を宿したエミル・ハートマンにとどめを刺すためにジェシーを捜査セクターに導いてもいるが、脱出には失敗した。
『Alan Wake Ⅱ』では『リターン』の執筆に挑むが13年間も脱出を試みては失敗したことから疲れ果て、遂に諦めた上で脱出を諦めたという記憶をも失う。
その隙にスクラッチによって『ディパーチャー』と『リターン』を繋ぐ中間の作品『イニシエーション』及びバッドエンドで幕を閉じる『リターン』を執筆されてしまい、そのことに気付いて慌てて原稿を修正(スクラッチ)するも途中で乱入してきた未来の自分にスクラッチと誤認されて射殺された。
闇の底には生も死も無いため復活し、自分を射殺した未来の自分をスクラッチと誤認したまま脱出を目指す。
自分を闇の底から救いだすヒーローとして登場させたサーガ・アンダーソンにクリッカーが渡る様に誘導しながら闇の底の執筆部屋へ行き、そこで原稿を修正(スクラッチ)している過去の自分に遭遇。彼をスクラッチだと誤認して射殺するも、直後にそれが過去の自分であることに気付くが背後から本物のスクラッチに憑依された。これが『イニシエーション』の結末であった。
直後にサーガがクリッカーを使ったことでスクラッチに憑依されたまま地上に帰還するが、闇の底と地上には時間のズレがあったために帰還したタイミングはサーガがクリッカーを使う前日であった。
地上に帰還して間もない内はアランとして正気を保っており、サーガとアレックス・ケイシーに保護されたがケイシーと二人きりの時にアランがスクラッチだと見抜いた樹木の教団に襲撃されたことでスクラッチとして覚醒。教団の信者たちを殺戮したり支配された者に変異させた後で再びアランの人格に戻り、樹木の教団のリーダーであるイルモ・コスケラに襲われるも介入してきたFBCに連行され保安官事務所に拘置された。
FBCから検査を受けた後にクリッカーを手に入れたサーガと再会し、彼女からクリッカーを手渡される直前、共に拘置されていたコスケラ兄弟に正体を看破されてスクラッチとして覚醒。ヤッコ・コスケラを殺害してジャケットを奪い、鉄格子を引きちぎってサーガに襲い掛かるもFBCが用意していた対「影」用の装置で撃退された。
その後サーガがクリッカーを使った直後に再び姿を現し襲い掛かるもキラン・エステベス及びアレックス・ケイシーと連携するサーガによってスクラッチが身体から引き剥がされ正気を取り戻した。
しかし抜け出したスクラッチはケイシーに憑依しサーガからクリッカーを奪った上で彼女を闇の底へ投げ込み、クリッカーの力で『リターン』のバッドエンドを実現させたため、責任を取るためにスクラッチを追跡し執筆部屋にたどり着く。
精神世界でサーガとやり取りし共に『リターン』のエンディングを書き直して完成させる。
最後は前述の通りケイシーから抜け出したスクラッチに再び憑依されるもサーガに光の銃弾で撃ち抜かれスクラッチもろとも死亡した。
しかし謎の力で振り出しに戻され復活を遂げた。
  • アレックス・ケイシー
『Alan Wake』『Quantum Break』『Alan WakeⅡ』に登場。
白人男性。黒髪。
レメディー・エンターテイメントの出世作『MAX PAYNE』の主人公マックス・ペインと同じく外見モデル:サム・レイク、CV:ジェームズ・マクフリーのコンビで演じており、マックスをセルフオマージュしたキャラクターである。
『Alan Wake』ではアランの著者『アレックス・ケイシー』シリーズの主人公と説明されており、完結編『サドンストップ』にて死亡した。なお、原稿を読み上げるナレーションもジェームズ・マクフリーであった。
『Quantum Break』では作中作『リターン』の予告編に登場。サーガ・アンダーソン、アラン・ウェイクと協力してスクラッチと対決するという『Alan Wake Ⅱ』の筋書きが先出しされていた。
『Alan WakeⅡ』では架空のキャラクターのはずだが闇の底の力による現実改編によりサーガ・アンダーソンの相棒であるFBI捜査官としてブライトフォールズに現れた。
後にスクラッチとして覚醒したアランに触れられてスクラッチの予備の「器」にされてしまい、サーガに敗れてアランの身体から抜け出したスクラッチに取り憑かれてしまった。
サーガからクリッカーを奪った上で闇の底に彼女を放り投げ、ブライトフォールズでクリッカーを使い『リターン』のバッドエンドである無限に拡がっていく『リターン』を讃えるディアフェストを実現させる。
バッドエンドの世界に乗り込んできたアランの前に現れて嵐雲の形態になって執拗に追い回すも逃げられてしまう。
更にアリス・ウェイクのサポートを得たサーガにクリッカーを奪還され、彼女と精神世界でやり取りを経たアランに『リターン』の結末も書き直されてしまった。
最後は執筆部屋にたどり着きアラン、サーガと対峙するがクリッカーの力でスクラッチから引き剥がされ正気を取り戻した。
因みに闇の底でケイシーが死亡する場面ではケイシーの遺体を映す画面が回転するという『Max Payne2』のゲームオーバー画面が再現される。


弱体化していたジャガーと、同じく異次元の超常的存在であるヒス(超常現象生命体)が一人の人間を同時に支配しようとした結果引き伸ばされて異形の怪物となったもの。

エミル・ハートマン

『ブライトフォールズ』『Alan Wake』『Control』DLC:AWEに登場。
享年55。白人男性。髪の色はダークブラウン。
ブライトフォールズの療養所コールドロンレイクロッジの所長。イマジナリー・エミルと違い本人
元トーマス・ゼインの助手で『創作家のジレンマ』という本を執筆している。
マッドサイエンティストであり、闇の底にアートを現実にする力があることに気付きアーティスト達を“患者”として集めて薬漬けにし研究していた。
ジャガーにロッジが襲撃された際にアランに逃げられた上、保安官サラ・ブレーカーが召集したFBCエージェントにより研究資料を奪われ医師免許を剥奪された。
それでも研究がやめられず湖に飛び込んだ結果、アランに滅ぼされながらも何とか生き延びていたジャガーに取り憑かれ通常のものより強力な個体となった。
後にFBCに捕縛されオールデストハウスの捜査セクターに収容されたが収容房を突破し破壊の限りを尽くしたため捜査セクターごと封印された。
その後、更にヒスに汚染され、一つの身体で互いに反発した結果引き伸ばされて歪な巨人「」と成り果てた。
ヒスの呪文とアランが書いた小説の一文の両方を呟き続けている。
捜査セクターにやって来た局長ジェシー・フェイデンに幾度も襲い掛かり、その度に部屋全体を照らされ逃げ場を失っていき、最後は倒された。
暗闇では闇のシールドを纏っているため攻撃が通じないため部屋の電力を復旧させなければいけない。
また、瞬間移動能力を持ち、発射体を発射したり大ダメージの掴み攻撃をしかけてきたりとかなりの強敵。
DLC:AWEのラスボス。

関連項目




追記じゃない。修正だ。


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最終更新:2024年04月21日 22:19

*1 『Alan Wake Ⅱ』ではA-040と誤記されている

*2 同じ外見の個体がシリーズを跨いで何度も登場するため

*3 現世と繋がった異次元空間