野田ゲー

登録日:2023/12/20 Wed 18:35:50
更新日:2024/01/31 Wed 18:44:52
所要時間:約 6 分で読めます




よーし!すごい違法な方法で『もも鉄』をタダでダウンロードできたから早速やってみるか!

いやー俺、『もも鉄』好きなんだよなー!めっちゃ久しぶりに『もも鉄』やるなー!やっぱ『もも鉄』面白いよな……

お前これ!オマコレッ……

『もも鉄』は『もも鉄』でも、お前これ……

『太ももが鉄のように硬い男 てつじ』じゃねーかお前!

【概要】

野田ゲーとはお笑いコンビ、マヂカルラブリーのボケ担当、野田クリスタルが自作したゲームの総称である。
元々野田クリスタルは大のゲーム好きであり、芸名の「クリスタル」はファイナルファンタジーが由来だったり、東方Projectのファンを公言していたり、ストリートファイターシリーズをやり込んでいたりする。
野田クリスタルが20代の頃、お笑いライブにおいてネタ以外のものを披露するコーナーがあり、少年時代に「RPGツクール」にてゲーム製作に没頭した経験から「ゲームを作ったら盛り上がるんじゃないか」と思い、プログラミングを独学で学び出したのが野田ゲーの始まり。
使用しているプログラミング言語はHSP(Hot Soup Processor)。

【代表作】

◆ブロックくずして

「ブロックくずし」ならぬ「ブロックくずし」。
ブロックくずしの世界に紛れ込んだデッカチャンを操作して、ブロックくずしのボールに当たらないようにひたすら避け続けるゲーム。
全てのブロックがくずし終わるまで避け続けることができればゲームクリアとなる。
ボールがデッカチャンにぶつかってしまうと、「デッカチャンだよ♪」のボイスと共に、デッカチャンが大きくなる。
ゲーム開始時には残りデッカが3つあり、4回当たるとゲームオーバーとなるのだが、被弾するたびにデッカチャンが大きくなるという仕様上、大きくなるほどボールが避けづらくなり、3回被弾してしまうと ボールを避けることが絶対にできなくなる。

野田ゲーの中でも初期の作品で、後述する『スーパー野田ゲーPARTY』『スーパー野田ゲーWORLD』『VR野田ゲーランド』にもアレンジを加えて収録されている。

◆太ももが鉄のように硬い男 てつじ

通称「もも鉄」。R-1の決勝で披露された。
太ももが鉄となっており、鉄の部分で敵の弾を弾き返しながら進んでいくアクションゲーム。
一応ライフバーらしきものもあるのだが、一回でも被弾すると即ゲームオーバーになる。

『スーパー野田ゲーPARTY』にて「知らない人モード」が追加されて収録されている。

◆モンモンとするぜ!!ストッキング姉さん

通称「モンスト」。
ハサミを引っ張って飛ばして、ストッキング姉さんのストッキングを破いていくゲーム。
R-1の決勝で披露されたこのゲームだが、ストッキングをハサミで破くという表現が性暴力を連想させるとしてプチ炎上した。
そのため、後に「モンクなしだわ ストーブの距離」という名前で作り直された。

2020年3月18日にはモンスト(本物)にてビリー・ザ・キッドの獣神化の発表に当ゲームが用いられた。

◆あつまってくるファンにモルックを投げつけるさらば森田

通称「あつ森」。
棒に棒を当てるスポーツ「モルック」の日本代表として出場したこともある、お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田を操作するゲーム。
ゲーム内容は、劇場に遅刻しそうな森田に集まってくるファンをモルックで蹴散らしながら会場へ向かうアクションゲーム。

ちなみに『スーパー野田ゲーWORLD』にも「競技人口1万人のスポーツゲーム」という本作らしき作品が収録予定だったのだが、とある協会との揉め事で白紙になったとのこと。

◆やせちゃうよーげーむ

野田の相方、村上にご飯を食べさせるゲーム。
特筆すべきは制作時間の短さであり、その時間は驚異の 50分
というのも、このゲームは「1時間以内にどこまでゲームが作れるか」という配信企画で作られたため。
当然まともに遊べたものではなく、ゲーム開始時にランダムで配置されるご飯が最初から村上の口元に集まり、即ゲームクリアとなるなどバグだらけ。

『スーパー野田ゲーWORLD』にて「やせちゃうよ」のタイトルでリメイク収録されている。
こちらは開発会社に任せて作ったおかげで、ちゃんと遊べるどころか収録作品の中でも上位の面白さを誇っている。

◆将棋Ⅱ

1000年の時を経て登場した将棋Ⅰの続編。
基本的なルールは『Ⅰ』と変わらないものの、王将が一局ごとにランダムで変わる。

【商品化】

◆すごい事になりそうだ!!組体操合戦

組体操を作って消していく落ち物パズルゲーム。
テレビ番組「勇者ああああ」で披露したところ、株式会社ChronoJuvenileが商品化してくれた。媒体はiOS/Android。
原作からシステムがテコ入れがされており、ホールド機能が搭載されていたり、原作では一生消すことができなかったやる気なしくんを、ヤンキーくんで消すことができるようになったりしている。

◆りんたろー。とワニの村

お笑いコンビEXITのりんたろー。を主人公にしたアドベンチャーゲーム。
吉本興業からiOS/Androidで配信された。
内容はアマゾンの奥地でロケをしていたEXITがワニの村へと迷いこんでしまい、ワニに囚われた兼近をりんたろー。が救い出すというもの。
選択肢を間違えると即ゲームオーバーになるくせに、 セーブ機能が全くない というとんでもない代物。

◆スーパー野田ゲーPARTY

R-1優勝後に面白法人カヤックの後藤裕之と野田クリスタルが発起人となって開発されたNintendo Switch用ソフト。
クラウドファンディングで開発資金を募り、リターン品としてゲーム内に出演できたり、イラストや効果音を採用してもらったりと、大勢の人物が関わっている。
本ソフトはミニゲーム集となっており、収録ゲーム数は合計18本。

◆スーパー野田ゲーWORLD

新たにオンライン対戦に対応した『スーパー野田ゲーPARTY』の続編。
PARTYと同じくクラウドファンディングで資金を集めたのだが、今回は直談判という名のかつあげを複数人に行い、千鳥のノブやバイク川崎バイク、Cygamesなどからクラウドファンディングの出資をしてもらっている。
その他、16連射で有名な高橋名人もゲスト出演していたり、一部のゲームには数多の経営シミュレーションゲームを手掛けたカイロソフト制作のドットが登場したりと、非常に豪華かつカオスなゲームとなっている。
収録ゲーム数は合計20本。

【その他】

◆VR野田ゲーランド in バーチャルやぶ

兵庫県養父市とコラボしたVR作品。VRChat内にワールドの一つとして作られた。
養父市とのコラボということもあり、ワールド内の各所に養父市に関する情報が書かれている。
ゲームは「つり革」「ブロックくずして」「まぁまぁあぶないじゃん」「アテンド速すぎくん」の4作品を遊ぶことができる。

追記・修正は野田ゲーを遊んでからお願いします。

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最終更新:2024年01月31日 18:44