どくどくタワー(SDK2)

登録日:2010/04/14 Wed 07:44:56
更新日:2024/04/18 Thu 22:42:51
所要時間:約 3 分で読めます




どくどくタワーとはスーパーファミコンソフト“スーパードンキーコング2”の第6ワールドにある6つ目のステージのことであり、本作における最難関ステージとも言われている。


名前の通りタワー系のステージで、ゴールはスタートの遥か上にある。

タワー系の特徴として、様々な仕掛けや足場を利用して上へ上へと登って行かなくてはならないのだが、本ステージが最難関と呼ばれるゆえんはズバリ






毒の水である






スタート開始直後から緑色の毒水(通称メロンソーダ)が地面から迫って来るので、コング達は毒に追いつかれないよう慎重かつ迅速にゴールを目指さなくてはならない。

万が一操作を誤ってメロンソーダの中に落ちてしまえばそれは蟻地獄に捕らえられた蟻同然。
もがいてもコング達に逃れる術はなく、メロンソーダの甘い香りに包まれながら、苦痛と快楽を同時に味わいながらゆっくりと溶かされてしまう……。


なんて描写はなく、普通に敵に触れたのと同じようにダメージを受ける。



似たようなステージに“しずむナンパ船”(下から水が迫ってきて、落ちるとピラニアに食われる)などがある。

しかしこちらは落ちた瞬間アウトになるうえ、途中複数のアニマルフレンドに変身しながら進まなくてはならないためさらに鬼畜。

無敵バレルも置いていない


完全クリアするにはボーナスステージやDKコインも集める必要があるが、素人にはゴールを目指すのに精一杯なので手が回らない

結果詰む。


つまりメロンソーダの脅威の前に屈するしかないのである。



どうしてもクリアしたいなら上手い人のプレイ動画を参考にしよう。

ラトリーの性質を理解する事がクリアへの第一歩…だと思う。






ちなみに敵は毒水にのまれてもピンピンしている。
先に挑戦するクラッシュエレベーターでは雑魚も挟まれると圧死…どころか明らかに圧死前提で配置された雑魚も多いのに。
お前らのことだぞクルーク。


■前半

ラトリーに変身して進む。ぶっちゃけ前半の方が後半よりも圧倒的に難しい

ラトリー独特の使い辛さに加え、ジンガーを足場にしていくという性質上踏み外したらアウト。万が一元の場所に復帰できたとしてももうそこには足場となるジンガーは居ない。結果詰む。
焦ろうものならジンガーを踏まずに横から突撃という形になり1ミス。スーパージャンプが強いられる部分も数ヵ所あり、普段は難なく突破できても足元から毒が迫ってくるプレッシャーからつまらないミスを犯しやすい。
もたついて毒に追いつかれようものなら落ち着いてプレイどころではなくなり精神的にアウトである。

対策としては、毒のことを考えない、かといって時間をかけ過ぎてもいけない。1つ1つを順番に正確にこなす事と、ジンガーを足場にする時は高く跳ぶことを最優先に考えよう。高度を確保できれば割とどうにでもなる。まあ頑張れ。コンティニューバレルまで行けば安泰だ。
なかなかクリアできない時はメロンソーダでも飲んで落ち着こう。

■後半

ここまでくればクリアしたも同然。
スコークスで進み、終盤のみスクイッターで進む。
kskして進んでいけば毒に追いつかれることはまず無いのでラトリーよりも断然楽。ジンガーを倒すのに手間取ったりさえしなければそのままゴールインである。
スクイッターに至ってはボーナスバレルの位置がわかっていればそれに入ってクレムコインを回収すればもうゴールの目の前である。
ただし毒の上がるスピード自体はラトリー時より遥かに早い。ジンガーを倒すのに手間取ったり、無敵ジンガーを突破するのに躊躇してたりすると乙る。
特にスクイッターに変身してから毒に追いつかれると、ほぼ助かる見込みは無い。


■後継者

このステージで味を占めたのか、後発の作品でも 下から何かが迫ってくる シチュエーションのステージが登場するようになった。

ドンキーコングランド
  • しずむナンパ船
  • どくどくタワー
SDK2のGB再現版であるため、当然どくどくタワーも登場する。
ただしコース内容はフルアレンジであり、アニマルの順番はスクイッター→ラトリー→スコークスに変更されている。
その他、この作品ではしずむナンパ船もスナップジョーは潜んでおらず、水に触れればアウトというどくどくタワーと同様の方式となっている。


スーパードンキーコング3クレミス島の謎
厳密には強制スクロール形式であり、どくどくタワーとは少し違う。
それぞれ項目参照。


ドンキーコングリターンズ
中盤のステージ。こちらは任意スクロールであり、強制ではない。
横方向に進むという点では厳密に違うのだが、いかんせん メロンソーダやノコギリ並かそれ以上のおぞましいモノが追いかけてくる という内容ゆえに、ここではどくどくタワーの系譜として含める。
詳細は項目参照。


  • クライマーラビリンス
強制スクロール。触れると一発アウトの溶岩が迫ってくる。
落下する足場をかわしながら乗り継いだり、機械蜂ロボビー( 無敵 )の執拗な追跡から逃れたり、全体的にハードな場面が続く。
その性質上ノーダメージクリアが非常に難しく、ベテランですら悲鳴を上げる高難度ステージの1つに数えられている。
体力1のミラーモードでは地獄絵図と化す。


  • ラヴァライジング
ラスボス直前のステージ。任意スクロール。
クライマーと同じく溶岩に追われるハメになり、次々と崩れて突き出す岩盤や敵を足場にしながら登っていく。
どくどくタワーと違い、溶岩はノンストップで上昇するのであまり悠長に構えていられない。
さらにゴール直前でモタモタしていると・・・


スーパーマリオメーカー2
  • 城の溶岩や毒水になった夜の森などのスキンとスクロールを組み合わせれば再現することが可能。



追記・修正はグラスいっぱいのメロンソーダを用意してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ドンキーコング
  • スーパードンキーコング2
  • ステージ
  • 初見殺し
  • トラウマ
  • 何回も死ぬ
  • 初見じゃなくても死ぬ
  • 鬼畜
  • 最凶難易度
  • トラウマタワー
  • どくどくタワー
  • 地獄絵図
  • メロンソーダ
  • バスクリン
  • DKコインは前半
  • タワー
  • SDKステージ項目

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月18日 22:42