心太

登録日:2012/01/15(日) 17:41:11
更新日:2021/05/21 Fri 00:01:41
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心太(ところてん)とは、テングサやオゴノリ等の海藻類を茹で煮溶かし、発生した寒天質を天日干し等の過程の後に冷まして固めた食品のことである。


透明なゼリーが固まったような見た目をしており、全体の約99%が水分で、残りの成分の殆どは多糖類である。
また、見た目こそジェル状のものだが、食感はと言うとゼリー等とは異なり表面はやや堅く感じられ、独特の食感がある。
似たような食感を出すならばナタデココ等が似ているかもしれない。

腸内で消化されない為栄養価は殆どないが、食物繊維として整腸効果がある。
消化されないという点が注目されたのか、ダイエット食品として女性に人気でもある。
因みに寒天の元は心太。

そのまま食べると味が全くしないので、黒餡蜜や酢醤油等で味をつけて食べるのがデフォ。
寒天では寒天になる過程間に寒天そのものに味を付け加えるといった進歩が見られる。


因みに地方によってかける調味料が異なっている。

●関東地方北、全国一般…二杯酢(酢醤油)

●中部地域…三杯酢

●関西…蜜

●四国…ダシ汁


「天突き」とよばれる専用の器具を用いて、押し出しながら細い糸状(麺状)に切った形態が一般的である。


昔は文字通り「こころぶと」と呼ばれていたらしいが、いつの間にか「ところてん」と呼ばれるようになったらしい。



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最終更新:2021年05月21日 00:01