メキシコ

登録日:2011/08/03 Wed 17:49:58
更新日:2024/04/19 Fri 20:42:57
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メキシコ合衆国(正式名称:Estados Unidos Mexicanos(スペイン語)Mexihco Tlacetililli Tlahtohcayotl(ナワトル語)):通称メキシコは、北アメリカ南部に位置するラテンアメリカの連邦共和制国家である。
北にアメリカ合衆国、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東は大西洋とカリブ海のメキシコ湾に面する。

首都はメキシコシティ。
1968年にはメキシコシティでオリンピックが開催された。
面積は197万2000平方キロメートルで日本の約5.2倍、人口は1億2893万人で最近日本を上回った。


ラテンアメリカ最北に位置し、ブラジル、アルゼンチンに次いて面積は3番目の大きさ。また、総人口は約1億人でありラテンアメリカでは2番目に大きい。

日本では地図上でアメリカの南に位置することから「アメリカの下の国」と呼ばれる。
また、日本と同じく地震が多く、1981年には首都を直撃した地震が起こり大きな被害が出た。

公用語はスペイン語の他、全部で68の少数民族言語が認められている。国民の9割はカトリック教徒であるが、キリスト教到達前の信仰と融合している面も見られる。また国民の大半は白人とインディオの混血のメスティソであり、現地の聖マリア像の肌は褐色である。

本場メキシコのタコスは若干セロリくさいが、味と量は$1.2では安すぎると感じるほど。

国技は「ルチャ・リブレ」と呼ばれる関節技をメインにしたテクニカルなプロレス。
リングが6角形なのが特徴。

※注意!!

ここから下はグロテスクかつ猟奇的表現を含みます。閲覧は自己責任で。









恐らくあなたはメキシコを「両手にマラカスを持ち、どデカい派手なハットを被り、髭を生やしたコミカルなおじさんが踊っているような国」を想像してはいないだろうか?

それは間違いではないかもしれないが、残念ながらメキシコの正しい認識ともいえない。
メキシコの実像としては、
「今訪れてはならない国」一覧の常連
である。

現在進行形で内戦や紛争が起きている国や、司法が正常に機能していない国が比較対象になるレベル。
日本の外務省やアメリカ国務省の危険度評価では、多くの地域において「渡航は推奨しない」扱いとなっている。
なお、ユカタン半島は比較的安全らしい。無論そちらも油断は禁物だが、下記は主に都市部の話になる。

何故メキシコがヤバい国なのかと言うと、麻薬組織の抗争により、麻薬戦争が起きているからである。
2023年現在も終息の見通しは立っていない。

この戦争はメキシコの北部を中心に泥沼化しており、メキシコ大統領府の集計では、抗争による2010年の死者数は、
15273人となった。

なんせ、軍隊が警察や市庁舎に突入して、麻薬組織とグルになっている汚職警官や役所の偉いさんを逮捕している位である。

刑務所の看守などにも麻薬組織に通じている者がいて、中には刑務所とシャバとを自由に出入りしてる囚人さえいるとのこと。国境付近には売人用のくぐり穴があるそうである。


あまりの事態にメキシコからは毎日のように亡命する者が出ており、さらにはメキシコの政府関係者がアメリカに亡命しちゃう始末。どうしてこうなった…

連中にとって警察など何の抑止力にもならない。寧ろ仲間が捕まったからとまったく関係のない警察官を殺し、あまつさえその生首をパトカーの屋根の上に乗せるわ、見せしめ等の格好の対象として見られてすらいる。
更に対麻薬組織の特殊部隊を丸々抱え込んだグループも。武装ヘリ等も接収しておりマジでお手上げ状態。メキシコでは将来なりたくない職業第1位が警察、という結果が出ている。

レイプの被害に合う事も少なくない。レイプツリーと言うものがある。レイプした女性達の下着を吊されている木の事で、あの下着の数だけレイプされた女性がいるのかと軽く欝になる(検索非推奨)。

また、女性たちを適当に拉致してはどこかの屋敷に監禁して性奴隷にしているとも言われる。
米国のテキサス州の国境警備隊によれば、麻薬カルテルのボスに、誘拐してきた女性をプレゼントとして差し出すような例もしばしばあるのだとか。

演技などではない正真正銘のレイプ(中継)ビデオや、スナッフビデオを作っているのもカルテルだ。


レイプした女性は殺すのが普通。レイプの後手足を切断、殺される女性は、14歳から20歳くらいまでの若い女の子ばかりだそうだ。

以前、一人の美しい女性弁護士がいた。
彼女は麻薬組織を批判していたが、最後は凄絶なバラバラ死体になって路上に捨てられ、その一生を終えた。
(生きたまま手足をもがれたのだと言われているが、詳細は不明)
このように、カルテルを批判するジャーナリストや政治家が殺されるのは珍しく無い…まさに命懸けの仕事である。

あまりに危険なため、警察官のなり手がおらず、20歳の女子大生が警察署長にさせられるほど。やはりというか幾度とない脅迫に心が折れ、彼女はアメリカに亡命したとか。


彼らは殺し方が尋常ではない。日本でそんなことが起きればその年の重大ニュースになり、ましてや14歳から20歳くらいまでの若い女の子が被害者になれば凶悪事件として長きに渡り語り継がれるほどに。だが、メキシコではそんな殺人が日常茶飯事なのだ。

少し前に、最凶のグロ動画ではないかと有名になった動画が存在する。内容はレイプツリーに吊るされた男性の殺害動画だが…

  • 真っ裸の男が逆さに吊るされている

  • 銃を持った数人の男が取り囲んで、まずナイフでチ〇コを切断

  • 次にナタで首をギコギコ切断

  • なかなか切れない首、その間若干体が動いている

  • 体を回転させ、後ろから切断し首を持ち上げる

  • 右腕切断、その腕を真ん中で切断、黒いビニール袋に入れる

  • 左腕切断、同じように真ん中で切断・右足の付け根を切断しようとしたとこで動画ストップ


耐性のない人が見ればトラウマどころではすまない事態になるだろう。
興味があれば自己責任で見てみるといい。

日本人も2010年に出張に行った男性が撃たれるという被害が出ており、油断は出来ない(幸い、命に別状はなかったが)。

まさに今絶対に興味本意で行ってはならない場所。警察が機能しておらず、軍隊すらお手上げの場所に行きたいと思うバカはいないと思うが。


訪れた際には、


  • 必ず現地に詳しい人を付き添わせる

  • 面識もない人間に親し気に話しかけられたり食事などに誘われても決して応じない事。日本語ペラペラで日本人を歓迎するような甘言を吐いてきても例外ではない。そういった連中に絡まれたら返事もせず逃げよう。

  • 高価な物(サングラス、財布、時計)は見える場所に身につけない。

  • スマホをみだりに取り出さないこと。歩きスマホ?何秒無事で居られる事やら…?

  • 道端で飲食物などを渡されても絶対に口にしない。衛生面は勿論、睡眠薬などを混ぜられているケースも多々。

  • レイプツリーを見に行かない。彼女たちの後を追わされる羽目になるのは嫌でしょう?

  • 他人をジロジロと見ない。因縁をつけられてるとみなされ問答無用で危害を加えられる事も十分ありえる。特に美人には絶対関わらないように(カルテルのお偉いさんの女だったりして、取り巻きのイカツい男に囲まれて———といったこともありうる。)

  • 武器を持った人間に絡まれた際には絶対抵抗しない(命は諦めろ

  • テレビなどでやっている観光地以外には行かない

  • 夜出歩かない(男でもレイプされる可能性アリ)

  • 安宿に泊まらない(盗んで殺して下さいと身を差し出すようなもの)。信頼できるホテルを検索してそれなりのお金をちゃんと出そう

  • タクシーも信頼できる会社のものを事前に手配する事。流しのホワイトタクシー(個人タクシー)なんかは間違っても使わない事。料金トラブルに巻き込まれる事など当たり前、というかタクシーに偽装したギャングの類も多い。

  • 警察官とは目を合わせることも厳禁。警察の癖にカツアゲしてくることも。下手に抵抗すると適当な罪状で拘束される可能性があるのでタチが悪い。

  • いつカツアゲにあっても良いように財布は二つ以上持ち、カツアゲ用財布には$20紙幣1枚と小銭を数枚いれておくこと
    (カードの存在を知られると根こそぎ持っていかる)
    被害に遭わないよう空のサイフを差し出したりサイフを持ち歩かないようにしても逆上されて危害を加えられる可能性も。

  • 水はミネラルウォーターを買って飲む事。間違っても水道の水を飲まないように。腹壊すよ?(安全な水道水が飲める国はほぼ日本だけ*1



最後に、メキシコ旅行に行こうとしてる友人が居たら、優しく言ってあげよう。

『手足の一本は覚悟しろよ?』

※例のごとく項目を見て訪れた際に、貴方の身に何が起きても責任を負いかねますので、悪しからず。

ただしここまで酷いのはあくまでも一部の地域だけである。 首都近郊と観光地は比較的安全であり、あくまで上記ほど治安が悪いのは一部地域だけである。とはいえ、それはあくまでも日本と比較しての話。むやみに夜出かけない、怪しい人物や初対面の人物とは関わらないといった、諸外国に訪れる際と同様、安全な行動を心掛けることである。




追記、修正は興味本位で行かない人だけお願いします。

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最終更新:2024年04月19日 20:42

*1 レストランなどでも、場所によっては飲料水が有料な事も。