ヴァイサーガ

登録日:2012/01/25(水) 22:04:56
更新日:2024/04/03 Wed 00:28:55
所要時間:約 4 分で読めます





スーパーロボット大戦A』およびOGシリーズに登場する機動兵器。

分類:試作人型機動兵器(特機)
頭高:43.9m
重量:130.8t
動力:電力・生体エネルギー
主なパイロット/ラミア・ラヴレスアクセル・アルマー(AおよびAP、第2次OG)


シャドウミラー保有の剣撃戦闘用特機。
騎士を連想させる姿で、背中にはシールドにもなる真紅のマントを羽織っている。
攻撃力は同じくスーパー系機体のソウルゲインに劣るものの、防御力と機動性のバランスを高いレベルで保っているのが特徴。
そのおかげで最大戦速を遥かに上回り、分身による超回避も可能。

ソウルゲインと同様に「ダイレクト・フィードバック・システム」が採用されており、パイロットの思考と生体エネルギーを読み取って機体にフィードバックできる。
OGシリーズではソウルゲインに「ダイレクト・アクション・リンクシステム」が搭載されているが、残念ながらヴァイサーガには搭載されていない。
もし搭載されたらされたでえらいことになりそうだが…。


◇武装
五大剣や苦無、鉤爪を使った格闘武器が多い。しかし特機である故に換装できないことが欠点となっている。
OGシリーズだとラミアのエースボーナスが生かせないのが問題だったが、第2次OGで変更され生かせるようになった。

  • 烈火刃(格闘)
敵に当たると燃え盛る苦無を投げつける。弾数制。
OGsでは全体攻撃になったので使いやすい。

  • 水流爪牙(格闘)
両手に鉤爪を装着して敵を切り裂く。
APではバリア貫通効果が追加されたため、木連狩りでお世話になったプレイヤーも多い。
OG2では連続攻撃対応だった。

  • 地斬疾空刀(格闘)
五大剣で敵の足元に向けて衝撃波を放ち、攻撃する。
燃費も割と良い方。

  • 風刃閃(格闘)
GBA版Aでは普通の斬撃だったが、OGシリーズでは五大剣で嵐を巻き起こして敵を封じ、一気に突貫する技になった。
口上は「音速を超えて斬り込む!」で、そのスピードは音速を超えていると思われる。

  • 奥義・光刃閃(格闘)
ヴァイサーガの奥義。作品ごとにアニメーションが異なるのが特徴的。
Aでは全身カットインが映った後に一瞬ホワイトアウトし、シルエット状態で敵を一瞬で切り裂く。ちなみに発動にはLV20以上が必要。
OGシリーズでは技のコードを入力した後、直視できない速さで敵を切り裂き、居合の構えを取る。この時に一瞬だけシルエットになり、同時に敵も爆発する。
OGs以降はトドメ演出としてリアル頭部カットインが入るようになり、更にカッコよさを引き立てている。
口上は「風を…そして、光を超えろ!」で、そのスピードはもはや超音速の域だろう。
なお、五大剣を抜いた後に鞘を投げ捨てるため、「鞘は一体どこへ行ったよ?」とプレイヤーから疑問を抱かれていたりツッコまれていたりした。
しかしジ・インスペクターでは鞘も消失する演出がなされ、五大剣もエネルギーが実体化されたものであると判明。
まるでアンジュルグのミラージュ・ソードである。
無限のフロンティアEXCEED』ではアクセルの必殺技の一つとして登場している。


◇各作品ごとの活躍

  • A
スーパー系主人公機では男女両方が使えるのが強み。そのため「アクセル=ヴァイサーガ」派のファンも根強くいるとか。
運動性が高めで、HPや装甲は低め。だがその一方でほとんどの武器のクリティカル率も高く、切り払い等の特殊技能も豊富。
選ばなかった場合は敵ユニットとして登場し、シールド防御がかなり厄介。
余談だが、GBA版の某攻略本では「オーラバトラーが好きだった人におすすめ」と書かれたことがある。
リメイク作『AP』では各種カスタマイズによる伸び代が特に大きく、2周目以降では主人公機最強の声も。

  • OG2、OGs
この作品からジ・インスペクターまでラミア専用になった。
複雑な条件を満たすことで入手でき、無改造にもかかわらずかなりのハイスペック性能。
OG2の某攻略本では「通った後にはペンペン草も残らない」と評される程で、チート級の強さを誇った。
しかし、同じく隠し機体のアシュセイヴァーも使いやすい上、アンジュルグも強化されるのでどちらを使うか悩み所。
なおOG2では2周目以降からだったが、OGsでは1周目から入手できるようになった。

性能自体に大きな変わりはないが周りのインフレも進み、ラミアが終盤まで長期離脱する為いまいち目立たない…。

  • ジ・インスペクター
中盤でラミアが乗り換える。大張クオリティを受けてますますカッコよくなっている。
なお、乗るのがラミアであるためか、フォルムが細身である。

本作から地形及び武器の適応が見直され、チート級の性能ではなくなった。
今回からアクセルも乗り換えが出来るようになり、中盤の宇宙ルートでソウルゲインの代わりに搭乗した。
アクセル曰く「元々シャドウミラーの機体だから、問題ない」とのこと。


【余談】
スーパーロボット大戦64』にヴァイサーガのモデルとなった機体・ヴァイローズが登場している。
そちらは蹴り技が主体であり、もマントも使わない。



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最終更新:2024年04月03日 00:28