サンダーフェロウ

登録日:2011/09/02(金) 01:13:15
更新日:2023/04/14 Fri 15:45:26
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「…目的は同じ仲間。そうですわよね?だったら―」

「サンダーフェロウ。―雷の眷属の同志という名はどうでしょうか?」



サンダーフェロウとは川上稔の長編ライトノベル、『終わりのクロニクル』に登場する機体である。

機竜とは外見は機首が竜の頭の形になった戦闘機。
浮力などによる飛行ではなく5th-Gの概念により『空に落ちる』ことで飛行を行う。

機体としては主骨格フレームを基本としてパーツを外装する。
フレームを固定して外装した汎用型とフレームと外装を完全可変させる可変型に分かれる。
汎用型は能力は平均的だが防御力が高く、変型は高火力高機動だがもろい。
また自己進化機能も搭載されている。


  • サンダーフェロウの特徴
サンダーフェロウは専用の概念空間に多種多様なパーツを格納しており戦闘中にパーツを自由に組み換えることができる。
これにより汎用、可変フレームの弱点を克服している。
またヴェスパーカノンも格納しているため単体能力は最高クラス


  • ヴェスパーカノン
サンダーフェロウの前身のショートル3に搭載されていた宵星砲に白創と5th-Gの機竜が同化してできた。
白創は5th-Gの概念核のためヴェスパーカノンは概念核兵器となる。

宵星砲のみ黒陽にダメージを与えられたが完全に撃破まではできなかった。
そのため自己進化をもつ機竜が同化し黒陽を倒しきれる兵器として進化したもの。
その特殊な形状から、通常の機竜では装備できず、装備できる機竜を作成しても飛行できない機竜ができてしまう。
しかしサンダーフェロウはヴェスパーカノンをパーツとして組み込むことにより、ヴェスパーカノンを装備しながら戦闘可能な機竜となっている。



〇作中での活躍

  • 4巻
ショートル3として概念戦争に参加。
リチャード・サンダーソンと共に黒陽と戦った。
宵星砲により黒陽に大ダメージを与えるも撃破には至らず自身も撃破された。
その際白創よりヴェスパーカノンの担い手として選ばれ、自己進化しながら休んでいたがヒオが黒陽に襲われた際にヒオを守るために現れた。
その際ヒオの母親を守りきれなかったことを後悔している。

対黒陽にてヒオが再び襲われた際にヒオとダンを助けるが自分が何か解らず透明な姿で現れる。
ショートル3としての過去を二人に見せた後、佐山ダンの後押しを受けたヒオによりサンダーフェロウの名を与えられ白と青の装甲を有した機竜として生まれ変わる。
そしてヒオの他原川も操縦者として選び(しかも無断で原川を操縦用に強化していた)、ヴェスパーカノンにて黒陽を撃破した。


  • 5巻
語尾ャー四吉の襲撃に合わせて出撃。ヒオが人前で剥かれ全裸だったために、いやいやと頭を抱える仕種をしながらの登場。
荒帝と共に向かえ撃つも、惨敗した。

その後は三明との戦闘で登場。三明が展開した巻物型の概念兵器に捕らえられるも、ヒオの機転で脱出に成功し概念兵器も破壊、サンダーフェロウの異Gとの初戦闘に勝利した。


  • 6巻
長田・竜美と戦闘にはいった搭乗者二名が呼び出すも、竜美の機殻剣・美明により出現時の「空間を穿つ力」を吸収され、出ることもなく敗北した。

また、その前には会議中(室内)に呼び出されスムーズに会議を進める為に活躍したりした

  • 7巻
竜司・美影コンビと竜美の戦いの中、荒帝の攻撃に誘発され空間が再び開かれ、めでたく復活。
アレックスとの高速戦闘に競り勝つも(この時囮として使ったフレームが後にアレックスを助けることに)、直後目覚めたレヴァイアサンは止められず。
最終決戦では概念核内蔵機として結界形成を並行しつつ雑魚を散らし、佐山を戸田・命刻の元へと送り届けた。
そして最期には概念を解放しヴェスパーカノンを失っても、爪牙や咆哮等で出雲・風見・荒帝と共にアレックスが命と引き換えに開いた道を広げ、佐山のフィニッシュヒットへと繋げた。


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最終更新:2023年04月14日 15:45