登録日:2011/04/26(火) 17:39:39
更新日:2023/10/16 Mon 22:32:59
所要時間:約 5 分で読めます
「兄ふんじゃった!」とは、2005年から2007年にかけて
週刊少年サンデーで連載していた漫画。全8巻。略称は「兄ふん」。
作者はその後「電脳遊戯倶楽部」を書いていた小笠原真。
★概要
超がつく程の過保護を繰り広げる兄と、その過保護を嫌がる弟の日常を書いたギャグ漫画。
毎回10ページの1話完結式である。
一時期おはスタでサンデー紹介コーナーも担当していた。
基本的に兄やその他キャラの不条理さとテルキヨのツッコミを楽しむ作品。
■例
マラソン大会→バイクを使って優勝させてやる
テルキヨ「俺のラッキーアイテム戦車だってさ」→駐屯地行ってくる
女湯覗き見→NASAに連絡して衛星から女湯の画像転送
兄嫌いだからグレてやる→素晴らしいグレっぷりだ
流れは兄や他キャラが問題発起→テルキヨがツッコんだりして進行→なんやかんやで兄が名言を言う→最終ページで名言ぶち壊し、
といった感じで起承転結に沿っている。
結構登場キャラの使い捨てが激しい作品だが、印象に残るキャラも多い。
余談だが、最終回はガッシュの最終回と同じ号だった。
★登場人物
「せめて用件聞けよ!」
弟。常識人。ツッコミ役。
頭に白い布を巻いている中一。両親は他界していて、兄と二人暮らし。
兄の過保護はウザいと思っている一方、それでも兄の事は憎めない。
布の中の髪型は最終巻のオマケ4コマにて判明する。
好きな食べ物は黒酢、甘納豆、酢昆布と妙にじじむさい。
ちなみに腹がちと出てる。
「私は正々堂々名人を派遣したまでだ!」
兄。本名不明。
常に白衣を着用している中三。テルキヨに対してあらゆる過保護をつくす。
涼しい顔で握力65kg出したりマラソン大会にバイクを持参したりとフリーダム。
やたらとテルキヨを主役にしたパクリゲームを作成する。
学校どころかNASAや国会に影響力を持つ。
風邪を引いた辺りから髪質が変わった。
わりかしモテる。
「ギザ10いっぱい買ってきたぜ」
留年して中1な15歳。ヤンメガの品川大地は無関係。家は金持ち。
基本的に感情を表情に出さない。名前に反して真面目だが常識が欠落気味。
ていうかバカ。最大の弱点は2までしか数えられない。1、2、たくさん。
ノートは黒板全体をスケッチするタイプ。特技は鳩和辞典で得した鳩語。
一度パンダに噛まれたことでノーベル賞をとるほどの天才になった。
「でも関係ないと思います」
テルキヨやヤンキーくんのクラスの委員長。メガネ。作中では比較的常識人。
中一のわりに巨乳。そして私服の露出度が高い
兄に惚れるが報われない。
「靴返してください」
テルキヨの親友。礼儀正しい。
頭はカツオタイプの坊主で、コブが二つある。
コブはとれても絆創膏でくっつく。
「ニャ――!!」
犬。
キャベツの箱に入って捨てられてたからキャベツ。
基本損な役回り。ニャーと鳴けたりAA作成出来たり。
挙げ句の果てにガリバートンネルやタイムマシンのようなことまでやってのけた。
テルキヨ「この犬便利すぎない!?」
史上初法定で裁かれた犬。
「三国志のパラパラ漫画を描いてんだよ」
背後霊。
兄が作成した、名前から連想出来るあのゲームのパクリの登場キャラクター。
ゲーム内で死んだ後は背後霊として現実世界に。
背後霊だがニートになったり一度ホストになった。
「原付きのリミッターカット完了したっス!」
ヤンキーくんの妹。でも留年してない為、学年的にはヤンキーくんより上の中二。
ヤンキーくんと比べてヤンキー思考が強い。テルキヨが好き。
ナップサックを作る際にはメリケンサックの材料を持って来た。
以上のキャラは比較的レギュラー。
「同じ場所で呼吸していいでスカイ?」
頭に気球を乗っけているテルキヨの許嫁。
〜でスカイ?が口癖。
見た目のインパクト十分だが登場は僅か三話。
「是非とも欲しい人材よのぉ!」
テルキヨの従兄。何の総帥かは不明。
常に高笑いでハイテンション。テルキヨを自分の下に置きたいと思っている。
「従です」
総帥に付き従っている。
許嫁は彼の妹。
「嫌デス! 現実逃避シタイデス!!」
過保護十人集跳び箱担当。
自己顕示欲が強い。
テルキヨが寒いと言ったら自らのランニングシャツをかける紳士。
「名乗るほどの者ではございません」
過保護十人集ボディーボード担当。
名前の通り常時剣道の面を着用。
チョコを食べると酔う。
「温めりゃいいんでしょ! 温めりゃあ!!」
過保護十人集ハイテク担当。
豆腐メンタル。
時を止めるスイッチやら願いが叶うマッチやら色々作成。
「四十肩で腕が上がらない!」
更け顔の15歳。兄のクラスメイト。
過保護十人集に入りたいと思っているのだが、彼の性格も相まって行動がいつも裏目に出る。
「YOUヘヴン行っちゃうよ!」
ノリノリな医師。
薄々パンチラが多い気がする。
「それならそうと言えよバカ」
後半に登場したツンデレ。きっとどこぞの親父は関係無い。
小動物好きで、テルキヨといい関係になる。
見た目はそのままネギまのエヴァ。初登場時には隣に刹那もどきもいた。
追記・修正お願いします。
- ニャイキ社の社長の娘を狙う主人公 -- 名無しさん (2013-08-20 01:53:42)
- 記事がないのでこっちに書くけど、電脳の異常な優遇ぶりは何だったのだろうね。兄ふんじゃった!の時から続いているようだけど。 -- 名無しさん (2013-11-26 13:01:20)
- ↑特に人気でもないのになんでこんな優遇されてんだ?ってずっと疑問だったわ。作者、小学館にとってのお偉いさんの息子なんじゃないかとも思った -- 名無しさん (2015-10-22 13:15:00)
- クソつまんなかった覚えしかないな -- 名無しさん (2019-06-24 20:22:14)
- 直接名前挙げられてはいないんだが、石橋和章が言ってる2006年サンデーの毎回最下位近いギャグ漫画ってのがこれにしか思えなかった… -- 名無しさん (2023-09-03 13:16:41)
- ↑あの話がこの漫画のことだとすると、そもそもシナリオすら自分で書いてなかったらしいね…闇が深すぎる -- 名無しさん (2023-09-09 09:56:38)
- サンデーの読者からの質問に淡白な答えしてたせいか作者も割と嫌われてた印象… -- 名無しさん (2023-09-09 11:54:46)
- ↑2そうだとしたらやっぱなんかコネでもあったのかもねこの作者…だって優遇さが以上だったもの -- 名無しさん (2023-09-13 06:51:24)
- 笑ったこと自体は何回かあるんだけど、いくらギャグマンガが手薄にしても8巻も出すような作品には思えんかったしなあ。 -- 名無しさん (2023-10-16 22:32:59)
最終更新:2023年10月16日 22:32