ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌

登録日:2011/02/04(金) 16:54:37
更新日:2023/04/21 Fri 01:31:51
所要時間:約 3 分で読めます






悪徳の街・ロアナプラを


震撼たらしめる


壮大で奇矯な


“恋物語”──開戦!!


虚淵玄×広江礼威の「最凶」コラボ第2弾となる外伝小説。


◇STORY
ロックこと岡島緑郎は元・日本のサラリーマン。
だが今では海賊まがいの運び屋「ブラック・ラグーン号」に乗りこみ、アジアの海を駆け巡っている。
彼らが本拠を置く無法者たちの街「ロアナプラ」は、ロシアのバラライカ、香港の張らを筆頭とする、世界中の犯罪組織が群雄割拠しており、今は辛うじてその均衡が保たれていた。

今回の物語は、ロアナプラを戦場たらしめた、ロベルタの復讐譚から少し後の出来事。
世界でも特異な、この“緩衝地帯”に目をつけたCIAが、己の利益のため、独自の作戦を敢行しようと動き出すところから、物語は始まる──。


◇登場人物
○ラグーン商会の面々
今作では影が薄い。
だが、最後にロックが魅せてくれる。


○CIA
ロアナプラを専用の便所にしようと、狂言誘拐を企てる。

暴力教会のシスター。
その実体はCIAのエージェント。
本名はイディス・ブラックウォーター。
嵌めるつもりで嵌められる。

  • カーディナス・シェリンガム
狂言誘拐のためにCIAが依頼した外部エージェント。
相手を短期間でストックホルム症候群にさせることに長けている。
渾名は「魔術師(ウィザード)」。
果たしてその正体は……


○布袋幇
福建マフィア。
読みは「ブウタイバン」。

  • 陸韜(ルタオ)
布袋幇のメンバーで、トリシアの身柄を狙う。
三節棍と詠春拳を使いこなす手練。
死なない。

  • 會克敏(ツェンカーミン)
會舜天(ツェンシュンティエン)の息子で、トリシアの許婚の青年。
美形で、張を唸らせるほど礼節と仁義をわきまえている。


○シェンホア一味
なんだかんだでお人好し。
ロットンやソーヤーに居候させている理由が判明する。

  • フレデリカ・ソーヤー
通称「掃除屋ソーヤー」。
今作での彼女は上機嫌になって鼻歌を奏でたり、目玉を掌で転がしたりと可愛らしい一面が目立つ。
地味に格闘ゲームに詳しい。

我は魔術師。
地にあってなお赦されぬ、孤高なる月の同胞──


○その他
  • トリシア・オサリバン
米国の大富豪令嬢。
「運命」に導かれ(?)ロアナプラに。
今作の騒動の元凶。
いびきがダッチ曰く「アヒルの遠吠え」。

  • ディック・クルーグランド
ロアナプラで陸韜のガイド役をつとめる米国人。
陸韜をして「うすらデカいのが取り柄の役立たず」だが、その正体は……



追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • BLACK_LAGOON
  • 小説
  • 虚淵玄
  • 広江礼威
  • ガガガ文庫
  • ロットン
  • ライトノベル
  • ノベライズ
  • 小学館

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年04月21日 01:31