ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2074 ゆっくりおとなのおもちゃ
最終更新:
ankoss
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『ゆっくりおとなのおもちゃ』
D.O
ここは、ごく普通の町にある、ごく普通の玩具専門店。
玩具と言っても人間向けではなく、もっぱら飼いゆっくり向けの商品を販売している。
たまに自分や、自分の子供のために買っていく人もいるようだが、ま、それはいいだろう。
どんな商品か?
それは、実際見てもらうのが一番だと思う。
たとえばこれ。
よくおもちゃ屋(もちろん人間の)の店頭とかに並んでいるガチャポンそっくりなコレだ。
商品の入っているケース内を見てもらえばわかると思うが、
ここで販売しているのは、仮死状態でカプセルに入れられている廉価赤ゆっくりである。
「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」
「しゅーや、しゅーや・・・ゆっくち・・・」
用途は、飼いレイパーありす用の使い捨て性処理向け。
商品名はそのまま『ゆナホール』だ。
というわけで、まあようするに、飼いゆっくりのソッチ方面用の玩具専門店が、
この店なのである。
--------------------------------------------
では今日は、店で現在一番の売れ筋商品を紹介しよう。
びぃぃいっぃぃ・・~ん。
「ほうほう・・・うん、元気な振動ですね。これならウチのさなえも喜びますよ。」
「いえいえ、ウチは活きのいい商品が売りですから。では、お買い上げありがとうございます。」
これは、商品シリーズ名『ゆっくりでぃるど』。
その名の通り、ゆっくり用・男根型バイブレーターである。
もちろん、人間用のそれとは、素材から品物の構造まで、まったく異なる、ゆっくり専用の代物だ。
びぃぃぃぃぃ・・・ん。
「ゆふぅーん、ゆふぅーん・・・ゆぁーん、ゆっくちしちゃい~。つかれちゃよぉ。」
「こら、おまえ玩具なんだから、あんまり騒ぐな。うるさいと俺のあにゃるに挿入するぞ。」
「ゆぁーん。やめちぇ~。」
商品名は『ゆっくりでぃるど』。
まずはその形だが、ハッキリ言うと人間用のソレ、もしくは男根そっくりのシルエットである。
ただ、少し違う点もある。
それは、『でぃるど』のハンドル部分に、赤ゆっくりの顔がくっついている事だった。
・・・というより、赤ゆっくりのあんよを切り取って、
そこに男根をくっつけた姿だというのが正しい表現だろう。
あまり知られていないが、ゆっくりは性欲が強い。
すごく強い。
胴付きになるとさらに強い。
よほどの変わり者以外は、ちょっと頭を撫でてあげれば体を許すレベルの淫乱ビッチである。
しかし一方で、その旺盛な欲望は、なかなか満たされるものではない。
妊娠確率が高すぎるので、もちろん軽々しく性交はできないのだが、
指やボールペン・マジック・ナスやバナナ等を使った自慰行為もそう頻繁にはできないのだ。
というのも、ゆっくりは、胴付きであっても人間に比べると肌や粘膜が弱い。
水に濡れるとふやけるとか以前に、強度が弱いのだ。
あまり無茶をするとケガしてしまう。
かなり恥ずかしい場所にケガを。
だから、飼いゆっくり達は『でぃるど』を必要としてきたのだ。
何度使っても体を傷つけず、妊娠もせず、それでいて飼い主が購入できる程度の安価な性処理玩具を。
さて、じゃあ、商品の説明をしよう。
先に述べた通り、商品開発には、飼いゆっくり達が満足できるまで挿入しても、
体を傷つけない、ゆっくりに優しい素材を必要としていた。
それで出された結論だが、素材は生きた赤ゆっくりとなった。
柔らかく、きめの細かい赤ゆなら、挿入しても飼いゆっくりがケガをすることはない。
製造法としてはまず、工場の無菌室内で生まれた赤ゆっくりを素材とする。
その赤ゆっくり達のあんよを、人間のぺにぺに型の金型に差し込んで、
そのまま食料を供給して成長させる。
下膨れ~あんよの部分が、人間のぺにぺに型に成型されたところで金型を外し、包装すれば完成である。
ちなみにこの赤ゆっくり達、
品種改良で皮膚は撥水性をもち、
人工生殖以外での繁殖機能は失われているので、使用したゆっくりが妊娠する事もない。
それに体は、怒張した人間のぺにぺにくらいの強度を持つようにされた。
用途を考えての見事な改造と言うべきだろう。
--------------------------------------------
店には今日も、様々な客がやって来ている。
「最近ウチのてんこが普通のすっきりーじゃ満足できなくなって・・・」
この客の飼いゆっくりは胴付きてんこだそうだが、
ドM属性を持つてんこは、上級者向けペットであり、この手の悩みを抱える飼い主は多いらしい。
だが、こんなダメ飼い主のニーズにもこたえるのが、玩具店の存在意義なのだ。
「では、この『でぃるど』はどうでしょう。
いくさんタイプでぃるど『ナイトフィーバー』です。」
「ふぃーばー!!ビリビリビリッ!」
希少種でぃるどはちょっと高価だが、てんこを飼える程度の裕福な飼い主ならば問題ない。
「挿入すると電流が流れます。体内の敏感な場所に一撃食らえば、いかにてんこでも当分は満足してくれるでしょう。」
「ほぉ・・・これはすごい!ありがとうございます!!」
「お買い上げどうもー!あ、いい機会だから試供品もどうぞ。
レイパーありすタイプの強震動でぃるど『都会の性の乱れ』です。なかなかの代物ですよ。」
「んほぉぁああああん!らめぇ、ありす、とかいはのしゅくじょなのにぃぃぃ!!グィングィン・・・」
「こりゃアグレッシブ!いやいや、いつもいい商品紹介してくれてありがとうございます。また来ますねー。」
・・・当然あれも、てんこを飼うにあたっての問題に対し、根本的な解決にはなんないんだが。
それからしばらくして、2人目の客がやってきた。
「ウチのふらんが拡張しすぎで・・・ノーマルサイズじゃ足りないって」
この客の飼いゆっくりは胴付きふらん。
ふらん種は、捕食種の代表とも言えるくらいに高い理性・攻撃性が特徴なので、
そうそう変な趣味に走る事はないのだが・・・
もちろん、個体差というヤツはあるので、この客の飼いふらんは、変わり者だったんだろう。
「では、この『でぃるど』はどうでしょう。
サイズ可変、最大長さ58cm、最大直径18cmの、すいかタイプでぃるど『ミッシングパープルパワー』です。」
「おしゃけ~、おっきするからおさけちょ~らい~。ゴキュゴキュ!プハー!」
すいかタイプは、アルコールも補給してやる必要があるのが難点だが、
それにしたって、拡張趣味の胴付きふらんなんぞよりは手間もかからないだろう。
「・・・でも拡張のしすぎは体に悪いから気をつけて下さい。
すいかタイプでも満足できなくなると、今度こそ病院行きですからね。心身ともに。」
「わかっちゃいるんですが・・・可愛いふらんにおねだりされるとついついねぇ。」
・・・かわいがる事と、甘やかす事を分けて考えられる人間は、そんなに多くないのかもしれない。
結果的には不幸になるとわかっていても。
それからしばらくすると、また次の客が店に入ってきた。
「うぃ~す!来たよ~。」
「しろぉ、しろぉ~。」
くっちゅ、くっちゅ、くっちゅ、くっちゅ。ぐちゅっ!!
「しろぉ~っ!!」
「・・・外でやってると、捕まりますよ。」
「ははは、心配すんな!警察如きに俺たちの絆は壊せん!!」
「・・・ご自由に。」
駅弁の体位で合体したまま入ってきたのは、近所のHANZAIお兄さんと調教済みの胴付きえーき。
特にお兄さんは、この店に週4でやってくる常連さんだ。
「・・・でな!今日あたり、あにゃるも開発してあげようと思うんだ!えーきもいい感じに変態になってきたからな!」
「しろ~(おにいさんのえっち・・・へんたいさんがすきなのは、おにぃさんでしょ)。」
こんな店をやっていてなんだが、この手の客は苦手だ。
なんというか、恥じらいというものは大事だと思う。
「『でぃるど』はキツイか・・・じゃあ、初心者向けの小型ローターで、ああ、ありました。
ちぇんタイプ子供用ローター『ひとりでできるもん!』です。」
「わきゃるよー!えーきをしゅっきりーさしぇるんだねー!」
ぷるるっ!ぴょんぴょんっ!ぶるん、ぶるるんっ!!
「く、くろ~(ゆぅ・・・ひゃぁっ?こんなにびくびくって・・・なんかこわいよぉ。)。」
「んん~?ああ、えーきが乗り気じゃねぇな。しゃーない、他の商品あるか?」
この胴付きえーき、ムチャな飼い主に育てられてる割には可愛い反応をする。
まあ、未体験の世界への扉を開くのは、誰だって怖いものだ。
「ローターが元気すぎて怖いみたいですね。じゃあ、一番弱いのでイキましょうか。
ぱちぇタイプ初心者用ローター『賢者の甘い誘惑』です。」
「むっきゅりっ!けんじゃのてくをみせちぇあげりゅわ!」
ぷるぷるぷるぷる・・・
「しろ~しろ~!(ゆぅん・・・あ、これかわいー。やさしくぷるぷるしてて、きもちぃいよぉ。)」
「気に入ったみたいだな。んじゃ、前用にも一つ買ってくわ。いつものと一緒に包んでくれぃ。」
「はい、いつものですねー。今日も特大、河童ローション付きでいいですか?」
「オッケー!」
ちなみにいつものとは、にとりタイプ鋲付きでぃるど『おばけキューカンバー』。
「ヒュイー!ヒュイー!」
ドルルルルルルルギリュルルッルル!
独立可動パーツ20以上、硬質ゆっくり皮製の鋲付きというグロテスクな『でぃるど』で
素材のにとりも気性の荒い暴れん棒を使ってある特別仕様だ。
あのえーき、もはや普通のぺにぺになんぞでは満足できないだろう。
「さあ、早く帰るか!たっぷり可愛がってやるぞ!ははははは!!」
「ヒゅいぃィぃいいイイ!ひゅいィぃいいイイいい!!」
ぶろろろろろろごごごごごごご・・・・
「くろぉ、くろぉぉ(えーき、もうがまんできないよぉ。はやくたべさせてぇ。)。」
「ほぉ、もうビシャビシャじゃねぇか。しょうがない、ここで・・・」
「家に帰ってからご使用ください。」
こうして今日も、この町では多くの『でぃるど』が購入されていくのである。
人間と、胴付きゆっくりたちの淫靡な欲望が尽きない限り、今後も多くの商品が作られ、売れていくのだろう。
--------------------------------------------
ところで、町中では『でぃるど』によって、野良ゆっくりの間にちょっとした騒動が起こったりしていた。
「(ゆふふ・・・うどんげ、はやくこないかな?きょうもあちきがおどろかせてあげるよ~・・・)」
野良こがさが、いつものように近所の飼いうどんげを驚かしてあげようと
(実際は、優しいうどんげが驚いてあげているだけだが)自販機の影で待ち伏せしていた。
「うらめし・・・ゆ?」
「ゆふぅ・・・ふぁ・・・」
だが、人間さんのおうちから出てきた今日のうどんげは、どうも様子がおかしかった。
表情は苦しそうで、息遣いも荒い。
「(ゆぅ、うどんげ、びょうきさんなのかな?)」
こがさはビックリさせるのは好きだが、他のゆっくりが不幸になるのは別に好きではない。
最近だと自分にビックリしてくれるゆっくりは、このうどんげだけということもあり、
少なくともこがさにとっては、大事なお友達だったのである。
べちゃっ!
「?」
と、その時、うどんげのスカートの中から、何かが落ちてきた。
「ゆぁぁ・・・おとしちゃったぁ・・・」
「?うらめし・・・ゆ?」
スカートの中を切なそうにもじもじさせていたうどんげが、か細い声を上げた。
ブブブブブブブブ・・・・
その足元には、れいむタイプでぃるど『夢精封印』。
どうやらこのうどんげ、挿入したまま散歩をしてみたいという欲求に耐えられなかったらしい。
「れいみゅをはやくいれちぇにぇ!しゅっきりさせちぇあげりゅよ!」
「ゆぁぁ、どうしよう。どろがついちゃったぁ。」
だが、『でぃるど』などというモノがある事を知らない野良こがさは、
まったく違う想像をしてしまった。
「ゆわぁぁあ!?うどんげから、へんなおぢびぢゃんがうばれだぁぁあ!?」
確かに知らないゆっくりから見れば、こういう事にしか見えないだろう。
まむまむからエラくグロテスクなおちびちゃんが落ちてきたのだから。
「あ、こがさだぁ。ごめんね。おどろかせちゃ・・・」
「ゆぁぁああああ!?あ、あぢぎにちかよらないでぇぇえええ!!」
「え?あの・・・」
「さでずむっ!?さでずむぅぅうううう!?」
「・・・いっちゃった。」
こんな事故が毎日のように町で起こるうち、野良達は飼いゆっくりになろうとか
人間さんにごはんをもらおうとか考えなくなっていった。
人間さんに飼われると、気持ち悪いおちびちゃんが生まれるとかなんとか。
そして、
「れいむー!まりさー?あれぇ?最近来なくなっちゃったな・・・」
こちらは、庭にやってくる野良ゆっくり達に餌付けしていた、愛でお姉さん宅。
だが最近、野良ゆっくり達が庭にやってこなくなってしまい、少々残念そうである。
では、その野良達はどうしたのか。
庭に行かなくなった野良ゆっくり達のうち、この野良れいむ一家を見てみよう。
「みゃみゃ・・・おにぇーしゃん・・ごはんしゃん、もってきてくれちぇ、るよぉ・・・いかにゃいの?」
「ゆぅぅうう、だめだよ!にんげんさんとかかわると、
へんなおちびちゃんがうまれちゃうんだよ!ゆっくりりかいしてね!」
「しょ・・うだ、にぇ・・・でも・・・おにゃか、しゅいちゃよぉ・・・」
しかし、これまで餌付けされることでなんとか生きながらえていた野良が、
簡単に生活を変えられるほど町中は甘くない。
「おちびちゃん、がまんしてね!ゆっくりだよ!ゆっく」
「もっちょ・・・ゆっくち、しちゃ、かっちゃ・・・」
「ゆ・・・?おちびちゃん?おちびちゃぁぁああん!!ゆっぐぢめをざまじでぇぇええ!!」
こうして、
『でぃるど』発売から数か月間の間に、ゆっくり好きの人間達から施しを受けていた町の野良ゆっくり達は、
食料を得る術を失い、次々と命を落としていった。
その数は、町に住んでいた野良ゆっくりの3割とも、5割以上とも言われている。
そして・・・
生き残りの野良達も、何か新しいモノに目覚めたお兄さんたちによって、
愛と受難の日々を送る事になっていたのであった。
「ゆんやぁぁああ!?おにいさん!こないでね!こっちこないでね!
れいむ、かいゆっぐりになんてなりだくないぃぃいい!!」
「まあ、そう言わず試してみな。すっきりは度胸!きっと気持ちいいぞ!」
「ゆんやぁぁあああ!?やめでぇえええ『ずぷっ!』ゆ・・・ゆぅん。
こ、こんなの、はじめてのかんかくだよぉ・・・」
「ああ、いいだろう?俺は愛でお兄さんだからな。もっとたっぷり可愛がってやるぜ。」
「『ずぷぷっ』ゆはぁぁあああん!?らめぇぇぇええ!」
今年に入ってから、『でぃるど』の国内総売り上げ金額はすでに150億円を超えたとの事である。
D.O
ここは、ごく普通の町にある、ごく普通の玩具専門店。
玩具と言っても人間向けではなく、もっぱら飼いゆっくり向けの商品を販売している。
たまに自分や、自分の子供のために買っていく人もいるようだが、ま、それはいいだろう。
どんな商品か?
それは、実際見てもらうのが一番だと思う。
たとえばこれ。
よくおもちゃ屋(もちろん人間の)の店頭とかに並んでいるガチャポンそっくりなコレだ。
商品の入っているケース内を見てもらえばわかると思うが、
ここで販売しているのは、仮死状態でカプセルに入れられている廉価赤ゆっくりである。
「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」
「しゅーや、しゅーや・・・ゆっくち・・・」
用途は、飼いレイパーありす用の使い捨て性処理向け。
商品名はそのまま『ゆナホール』だ。
というわけで、まあようするに、飼いゆっくりのソッチ方面用の玩具専門店が、
この店なのである。
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では今日は、店で現在一番の売れ筋商品を紹介しよう。
びぃぃいっぃぃ・・~ん。
「ほうほう・・・うん、元気な振動ですね。これならウチのさなえも喜びますよ。」
「いえいえ、ウチは活きのいい商品が売りですから。では、お買い上げありがとうございます。」
これは、商品シリーズ名『ゆっくりでぃるど』。
その名の通り、ゆっくり用・男根型バイブレーターである。
もちろん、人間用のそれとは、素材から品物の構造まで、まったく異なる、ゆっくり専用の代物だ。
びぃぃぃぃぃ・・・ん。
「ゆふぅーん、ゆふぅーん・・・ゆぁーん、ゆっくちしちゃい~。つかれちゃよぉ。」
「こら、おまえ玩具なんだから、あんまり騒ぐな。うるさいと俺のあにゃるに挿入するぞ。」
「ゆぁーん。やめちぇ~。」
商品名は『ゆっくりでぃるど』。
まずはその形だが、ハッキリ言うと人間用のソレ、もしくは男根そっくりのシルエットである。
ただ、少し違う点もある。
それは、『でぃるど』のハンドル部分に、赤ゆっくりの顔がくっついている事だった。
・・・というより、赤ゆっくりのあんよを切り取って、
そこに男根をくっつけた姿だというのが正しい表現だろう。
あまり知られていないが、ゆっくりは性欲が強い。
すごく強い。
胴付きになるとさらに強い。
よほどの変わり者以外は、ちょっと頭を撫でてあげれば体を許すレベルの淫乱ビッチである。
しかし一方で、その旺盛な欲望は、なかなか満たされるものではない。
妊娠確率が高すぎるので、もちろん軽々しく性交はできないのだが、
指やボールペン・マジック・ナスやバナナ等を使った自慰行為もそう頻繁にはできないのだ。
というのも、ゆっくりは、胴付きであっても人間に比べると肌や粘膜が弱い。
水に濡れるとふやけるとか以前に、強度が弱いのだ。
あまり無茶をするとケガしてしまう。
かなり恥ずかしい場所にケガを。
だから、飼いゆっくり達は『でぃるど』を必要としてきたのだ。
何度使っても体を傷つけず、妊娠もせず、それでいて飼い主が購入できる程度の安価な性処理玩具を。
さて、じゃあ、商品の説明をしよう。
先に述べた通り、商品開発には、飼いゆっくり達が満足できるまで挿入しても、
体を傷つけない、ゆっくりに優しい素材を必要としていた。
それで出された結論だが、素材は生きた赤ゆっくりとなった。
柔らかく、きめの細かい赤ゆなら、挿入しても飼いゆっくりがケガをすることはない。
製造法としてはまず、工場の無菌室内で生まれた赤ゆっくりを素材とする。
その赤ゆっくり達のあんよを、人間のぺにぺに型の金型に差し込んで、
そのまま食料を供給して成長させる。
下膨れ~あんよの部分が、人間のぺにぺに型に成型されたところで金型を外し、包装すれば完成である。
ちなみにこの赤ゆっくり達、
品種改良で皮膚は撥水性をもち、
人工生殖以外での繁殖機能は失われているので、使用したゆっくりが妊娠する事もない。
それに体は、怒張した人間のぺにぺにくらいの強度を持つようにされた。
用途を考えての見事な改造と言うべきだろう。
--------------------------------------------
店には今日も、様々な客がやって来ている。
「最近ウチのてんこが普通のすっきりーじゃ満足できなくなって・・・」
この客の飼いゆっくりは胴付きてんこだそうだが、
ドM属性を持つてんこは、上級者向けペットであり、この手の悩みを抱える飼い主は多いらしい。
だが、こんなダメ飼い主のニーズにもこたえるのが、玩具店の存在意義なのだ。
「では、この『でぃるど』はどうでしょう。
いくさんタイプでぃるど『ナイトフィーバー』です。」
「ふぃーばー!!ビリビリビリッ!」
希少種でぃるどはちょっと高価だが、てんこを飼える程度の裕福な飼い主ならば問題ない。
「挿入すると電流が流れます。体内の敏感な場所に一撃食らえば、いかにてんこでも当分は満足してくれるでしょう。」
「ほぉ・・・これはすごい!ありがとうございます!!」
「お買い上げどうもー!あ、いい機会だから試供品もどうぞ。
レイパーありすタイプの強震動でぃるど『都会の性の乱れ』です。なかなかの代物ですよ。」
「んほぉぁああああん!らめぇ、ありす、とかいはのしゅくじょなのにぃぃぃ!!グィングィン・・・」
「こりゃアグレッシブ!いやいや、いつもいい商品紹介してくれてありがとうございます。また来ますねー。」
・・・当然あれも、てんこを飼うにあたっての問題に対し、根本的な解決にはなんないんだが。
それからしばらくして、2人目の客がやってきた。
「ウチのふらんが拡張しすぎで・・・ノーマルサイズじゃ足りないって」
この客の飼いゆっくりは胴付きふらん。
ふらん種は、捕食種の代表とも言えるくらいに高い理性・攻撃性が特徴なので、
そうそう変な趣味に走る事はないのだが・・・
もちろん、個体差というヤツはあるので、この客の飼いふらんは、変わり者だったんだろう。
「では、この『でぃるど』はどうでしょう。
サイズ可変、最大長さ58cm、最大直径18cmの、すいかタイプでぃるど『ミッシングパープルパワー』です。」
「おしゃけ~、おっきするからおさけちょ~らい~。ゴキュゴキュ!プハー!」
すいかタイプは、アルコールも補給してやる必要があるのが難点だが、
それにしたって、拡張趣味の胴付きふらんなんぞよりは手間もかからないだろう。
「・・・でも拡張のしすぎは体に悪いから気をつけて下さい。
すいかタイプでも満足できなくなると、今度こそ病院行きですからね。心身ともに。」
「わかっちゃいるんですが・・・可愛いふらんにおねだりされるとついついねぇ。」
・・・かわいがる事と、甘やかす事を分けて考えられる人間は、そんなに多くないのかもしれない。
結果的には不幸になるとわかっていても。
それからしばらくすると、また次の客が店に入ってきた。
「うぃ~す!来たよ~。」
「しろぉ、しろぉ~。」
くっちゅ、くっちゅ、くっちゅ、くっちゅ。ぐちゅっ!!
「しろぉ~っ!!」
「・・・外でやってると、捕まりますよ。」
「ははは、心配すんな!警察如きに俺たちの絆は壊せん!!」
「・・・ご自由に。」
駅弁の体位で合体したまま入ってきたのは、近所のHANZAIお兄さんと調教済みの胴付きえーき。
特にお兄さんは、この店に週4でやってくる常連さんだ。
「・・・でな!今日あたり、あにゃるも開発してあげようと思うんだ!えーきもいい感じに変態になってきたからな!」
「しろ~(おにいさんのえっち・・・へんたいさんがすきなのは、おにぃさんでしょ)。」
こんな店をやっていてなんだが、この手の客は苦手だ。
なんというか、恥じらいというものは大事だと思う。
「『でぃるど』はキツイか・・・じゃあ、初心者向けの小型ローターで、ああ、ありました。
ちぇんタイプ子供用ローター『ひとりでできるもん!』です。」
「わきゃるよー!えーきをしゅっきりーさしぇるんだねー!」
ぷるるっ!ぴょんぴょんっ!ぶるん、ぶるるんっ!!
「く、くろ~(ゆぅ・・・ひゃぁっ?こんなにびくびくって・・・なんかこわいよぉ。)。」
「んん~?ああ、えーきが乗り気じゃねぇな。しゃーない、他の商品あるか?」
この胴付きえーき、ムチャな飼い主に育てられてる割には可愛い反応をする。
まあ、未体験の世界への扉を開くのは、誰だって怖いものだ。
「ローターが元気すぎて怖いみたいですね。じゃあ、一番弱いのでイキましょうか。
ぱちぇタイプ初心者用ローター『賢者の甘い誘惑』です。」
「むっきゅりっ!けんじゃのてくをみせちぇあげりゅわ!」
ぷるぷるぷるぷる・・・
「しろ~しろ~!(ゆぅん・・・あ、これかわいー。やさしくぷるぷるしてて、きもちぃいよぉ。)」
「気に入ったみたいだな。んじゃ、前用にも一つ買ってくわ。いつものと一緒に包んでくれぃ。」
「はい、いつものですねー。今日も特大、河童ローション付きでいいですか?」
「オッケー!」
ちなみにいつものとは、にとりタイプ鋲付きでぃるど『おばけキューカンバー』。
「ヒュイー!ヒュイー!」
ドルルルルルルルギリュルルッルル!
独立可動パーツ20以上、硬質ゆっくり皮製の鋲付きというグロテスクな『でぃるど』で
素材のにとりも気性の荒い暴れん棒を使ってある特別仕様だ。
あのえーき、もはや普通のぺにぺになんぞでは満足できないだろう。
「さあ、早く帰るか!たっぷり可愛がってやるぞ!ははははは!!」
「ヒゅいぃィぃいいイイ!ひゅいィぃいいイイいい!!」
ぶろろろろろろごごごごごごご・・・・
「くろぉ、くろぉぉ(えーき、もうがまんできないよぉ。はやくたべさせてぇ。)。」
「ほぉ、もうビシャビシャじゃねぇか。しょうがない、ここで・・・」
「家に帰ってからご使用ください。」
こうして今日も、この町では多くの『でぃるど』が購入されていくのである。
人間と、胴付きゆっくりたちの淫靡な欲望が尽きない限り、今後も多くの商品が作られ、売れていくのだろう。
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ところで、町中では『でぃるど』によって、野良ゆっくりの間にちょっとした騒動が起こったりしていた。
「(ゆふふ・・・うどんげ、はやくこないかな?きょうもあちきがおどろかせてあげるよ~・・・)」
野良こがさが、いつものように近所の飼いうどんげを驚かしてあげようと
(実際は、優しいうどんげが驚いてあげているだけだが)自販機の影で待ち伏せしていた。
「うらめし・・・ゆ?」
「ゆふぅ・・・ふぁ・・・」
だが、人間さんのおうちから出てきた今日のうどんげは、どうも様子がおかしかった。
表情は苦しそうで、息遣いも荒い。
「(ゆぅ、うどんげ、びょうきさんなのかな?)」
こがさはビックリさせるのは好きだが、他のゆっくりが不幸になるのは別に好きではない。
最近だと自分にビックリしてくれるゆっくりは、このうどんげだけということもあり、
少なくともこがさにとっては、大事なお友達だったのである。
べちゃっ!
「?」
と、その時、うどんげのスカートの中から、何かが落ちてきた。
「ゆぁぁ・・・おとしちゃったぁ・・・」
「?うらめし・・・ゆ?」
スカートの中を切なそうにもじもじさせていたうどんげが、か細い声を上げた。
ブブブブブブブブ・・・・
その足元には、れいむタイプでぃるど『夢精封印』。
どうやらこのうどんげ、挿入したまま散歩をしてみたいという欲求に耐えられなかったらしい。
「れいみゅをはやくいれちぇにぇ!しゅっきりさせちぇあげりゅよ!」
「ゆぁぁ、どうしよう。どろがついちゃったぁ。」
だが、『でぃるど』などというモノがある事を知らない野良こがさは、
まったく違う想像をしてしまった。
「ゆわぁぁあ!?うどんげから、へんなおぢびぢゃんがうばれだぁぁあ!?」
確かに知らないゆっくりから見れば、こういう事にしか見えないだろう。
まむまむからエラくグロテスクなおちびちゃんが落ちてきたのだから。
「あ、こがさだぁ。ごめんね。おどろかせちゃ・・・」
「ゆぁぁああああ!?あ、あぢぎにちかよらないでぇぇえええ!!」
「え?あの・・・」
「さでずむっ!?さでずむぅぅうううう!?」
「・・・いっちゃった。」
こんな事故が毎日のように町で起こるうち、野良達は飼いゆっくりになろうとか
人間さんにごはんをもらおうとか考えなくなっていった。
人間さんに飼われると、気持ち悪いおちびちゃんが生まれるとかなんとか。
そして、
「れいむー!まりさー?あれぇ?最近来なくなっちゃったな・・・」
こちらは、庭にやってくる野良ゆっくり達に餌付けしていた、愛でお姉さん宅。
だが最近、野良ゆっくり達が庭にやってこなくなってしまい、少々残念そうである。
では、その野良達はどうしたのか。
庭に行かなくなった野良ゆっくり達のうち、この野良れいむ一家を見てみよう。
「みゃみゃ・・・おにぇーしゃん・・ごはんしゃん、もってきてくれちぇ、るよぉ・・・いかにゃいの?」
「ゆぅぅうう、だめだよ!にんげんさんとかかわると、
へんなおちびちゃんがうまれちゃうんだよ!ゆっくりりかいしてね!」
「しょ・・うだ、にぇ・・・でも・・・おにゃか、しゅいちゃよぉ・・・」
しかし、これまで餌付けされることでなんとか生きながらえていた野良が、
簡単に生活を変えられるほど町中は甘くない。
「おちびちゃん、がまんしてね!ゆっくりだよ!ゆっく」
「もっちょ・・・ゆっくち、しちゃ、かっちゃ・・・」
「ゆ・・・?おちびちゃん?おちびちゃぁぁああん!!ゆっぐぢめをざまじでぇぇええ!!」
こうして、
『でぃるど』発売から数か月間の間に、ゆっくり好きの人間達から施しを受けていた町の野良ゆっくり達は、
食料を得る術を失い、次々と命を落としていった。
その数は、町に住んでいた野良ゆっくりの3割とも、5割以上とも言われている。
そして・・・
生き残りの野良達も、何か新しいモノに目覚めたお兄さんたちによって、
愛と受難の日々を送る事になっていたのであった。
「ゆんやぁぁああ!?おにいさん!こないでね!こっちこないでね!
れいむ、かいゆっぐりになんてなりだくないぃぃいい!!」
「まあ、そう言わず試してみな。すっきりは度胸!きっと気持ちいいぞ!」
「ゆんやぁぁあああ!?やめでぇえええ『ずぷっ!』ゆ・・・ゆぅん。
こ、こんなの、はじめてのかんかくだよぉ・・・」
「ああ、いいだろう?俺は愛でお兄さんだからな。もっとたっぷり可愛がってやるぜ。」
「『ずぷぷっ』ゆはぁぁあああん!?らめぇぇぇええ!」
今年に入ってから、『でぃるど』の国内総売り上げ金額はすでに150億円を超えたとの事である。