ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2419 こわいよ……
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ankoss
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『こわいよ……』 10KB
いじめ 虐待 制裁 番い 野良ゆ 赤ゆ ゲス 都会 現代 虐待人間 拷問?いや尋問?いや洗脳?いや…
妙に賢いゆっくりが出ます。気に入らない方は、戻るボタンを押してください。
人間に対する精神的拷問手法をゆっくりに行っています。
もしかしたら自分のことのように思って取り返しのつかなくなる危険もありますので、自己責任にてお読みください。
by こうもんあき
-----------------
「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」
「おわーびっくりしたあ」
仕事からの帰り道、とぼとぼと道を歩いていると、急に大声で呼び止められた。
何かと思えば、ゆっくりである。
まりさとれいむのスタンダードなつがいだ。
二匹の間に出来たらしい赤ゆを何匹か連れている。
最近のゆっくりどもは口を開けばやれゆっくりさせろだの、あまあまを寄越せだの、はては美ゆっくりを連れてこいだとか、
人間に要求するばかりでまったく人をくつろがせようという気が感じられないゆっくりもどきばかりであったが、
こいつらは開口一番で人をくつろがせようとする辺り、今時珍しい純粋なゆっくりなのかもしれない。
しかし、こいつらの薄汚れた風貌……
どう贔屓目に見ても野良だ。
紛う方無き野良だ。
びっくりするくらい、野良だ。
残念だが、期待はできないな。
都市でのゆっくりの過酷な生存競争を聞いたことはあるが、そんな厳しい環境の中、
よくぞゲス化ゆっくりもどきにならないでおれたな、と思うと目頭が熱くなったり、ならなかったりする。
ごめん、嘘。
全然ならない。
そんな事を考えていると、赤ゆらしきものが声をあげた。
「あいしゃちゅにおへんじしにゃいにゃんて、げしゅなくじゅにんげんだにぇ!」
はい、アウト。
残念ー、こいつらは純粋なゆっくりなんかではなく、ゲスゆっくりでした。
なるほどねえ。
最初から「おい、どれい」だの「くそじじい」だのと言っていれば、会った瞬間に潰されると小賢しく理解したゆっくりでしたか。
第一声から人間を罵倒して潰されるのがゆっくり。
第一声は「ゆっくりしていってね」から入り、小賢しく人間を騙そうとするが浅知恵を見抜かれ潰されるのが、よく訓練されたゆっくりだ。
ワハハ、戦場はゆ獄だぜー。
本ゆん達はすでにゲスを見破られたのに気づいていないようだ。
それどころか、ヒソヒソ声(?)で相談を始めた。
あのー、バカでかい声で相談してるから、全部聞こえてますよ?
「しーっ、おちびちゃん。」
「いまからクズにんげんにめいれいして、あまあまをもってこさせるから、すこしだまるんだぜ」
「さいしょはしたてにでると、ばかでおろかなカスにんげんはすぐにだまされて、れいむたちにあまあまをもってくるからね。」
「ゆぴゅぴゅぴゅ。おお、おりょかおりょか。れいみゅ、かしこくっちぇごみぇんにぇーー!!」
「こうきなまりしゃのうんうんと、くずにんげんのあまあまをこうかんしてやりゅんだじぇ。まりしゃのうんうんにさわれることをありがちゃくおもうんだじぇ!」
「そんなこちょいっちゃらかわいしょうじゃよ。くじゅどりぇいはあちゃまがよわいんだきゃら、おれいをいう『ちのう』もないんじゃよ。」
OK。
即潰。
いいゆっくりも居るなどと思った俺が馬鹿だった。
やはりゆっくりは全てゲス。
死んだゆっくりだけが、いいゆっくりだ!
素早く足を振り上げ、まず赤ゆ共を潰す。
「れいむたちをみてゆっくりできたら、あまあまもってきてね!」
グチャッ、と薄汚い野良ゆっくりにふさわしい、なんとも汚い音がして、アスファルトに餡子の花が咲いた。
「きこえてるのじj…どぼぢでおぢびぢゃんだぢがづぶれでるのおおおおおおおおお!!!!」
「おぢびぢゃんがああああ!!!じじいいいいいい!!なにしやがるのぜええええええ!!!」
「いいか、よく聞け。野良のゲスゆっくりなんぞに産まれても、生涯いいことなんか何も無いぞ。
むしろさっさと潰してやって、次に生まれるときはゲスゆっくりより少しでも価値のあるものに生まれることを願ってやるのが、『ぜんこー』ってもんだ。」
「なにいってるのぜえええええ!!おちびちゃんにはかがやかしいみらいがあったのぜええええ!!!」
「いや、無いよ。」
「そのぜんせかいのちょうてんにたつべくして『えらばれた』おちびちゃんをころしたゲスにんげんは、しぬんだぜえええっ!!」
「だから無いって。」
グチャ
「ぶべらっ!」
そんな誇大妄想的妄言を吐き、こちらに飛び掛ってくるまりさを踏みつけ、潰す。
なぜかまりさの中では先程潰れた赤ゆっくり達は、全世界の頂点に立つ選ばれしゆっくりになっていたようだ。
これまた野良にふさわしい、汚らしい餡子を吐き出したまりさは、中枢餡を踏み抜かれたのか、一瞬の後にはおとなしくなっていた。
「あーあ、マジどうでもいいことを野良ゆっくりに説教して、俺何やってるんだろう。むなしいな。さて、最後お前を潰して終わりか。後片付けがめんどくせーなー。」
このセリフを聞いた親れいむは、これから自分が潰されることを自覚したのか、表情がこわばり、若干青ざめているかのように見える。
大事な大事なおちびちゃんを潰した許しがたいクソ人間が目の前に居るのだが、そのクソ人間に、つがいであるカッコよくて誰にも負けないと思っていたまりさが
瞬殺された現場を目撃したのだ。
「んじゃーね。次はまともな生き物に生まれろよ」
足を振り上げた。
普通のゆっくりであれば戦力の差を理解せず、赤ゆが潰されたことに対して文句を言いながら人間に突っかかってきたであろう。
しかしこの親れいむは人間に対して「最初は下手に出る作戦」を思いつくくらい、(ゆっくりの中では)頭が良かった。
「でいぶじにだぐないいいいいいい!」
「ん?今更命乞い?ダメダメ。野良ゲスがいたら街(俺)の環境(精神)衛生上よくないでしょ」
「のらもゲスもやめまずがらあああああああああ!!」
「超低確率でゲスはやめれるかもしれんが、野良をやめるってどうやって?人間の手を借りないで森に帰れるの?まさかお前みたいな汚い野良ゲスが飼いゆっくりになれると思ってる?」
「でいぶじにだぐない、じにだぐないいいいいいい!!!
ころさないでくれるならなんでもします!!ごろざないで!じにだぐないいいいいいいいい!!」
ダバダバとモミアゲを振り乱す、とても醜い姿を晒しやがる。
しかし、あまりにも「死にたくない」を連呼されるので、逆に、少し興味がわいてしまった。
そんなに「死にたくない」なら、死への恐怖を煽るだけ煽ってみよう、と。
「ふーむ、死にたくないってのは、痛いからか?」
「ゆ?」
「死ぬ前の痛みが嫌なのか?じゃあ、痛みすら感じる前に中枢餡を一瞬で潰して殺してやるよ。優しくってごめんね!」
「なにいってるのおおおおおお!!!いたいのもやだけど、しぬのがいやっていってるでしょおおおおお!!」
「じゃあ、お前が言う『死ぬ』ってどういうことだ?」
「!?もうむーしゃむーしゃもすーやすーやもすっきりーもできないことにきまってるでしょおおおおおお!!
そんなこともわからないの?ばかなのしぬのおおお!?むしろ、しね!でいぶをゆっくりさせないぐぞにんげんば、じねっ!」
(オイィ!自分は死にたくないって言っておいて、他人には「死ね」かよ。)
「お前は俺に絡んだ時点で、もう二度とそれらは出来ないと運命づけられている。
お前、俺に絡んだ時死んだのか?じゃあお前は、今死んだゆっくりでFAなんだな?」
「みでわがらないのおおおお!?でいぶはいぎでるでじょおおおお!」
「おいおい、お前が言い出したことだろ。まあいい。
じゃあ、殺さないよ。
殺すんじゃなく、永遠に傷めつけてやる。」
「じじいははなしきいてたのおおおおお!?
いたいのもいやだっていってるだろうがあああ!!
じじいはずのうがまぬけじゃないのおおおお!!?」
「わかっている。
もちろん、俺は無慈悲じゃないから、虐待の前の最期のすーやすーやの時に、餡子を入れ替えて、記憶とゆん格を消してやろう。
お前に分かりやすく言えば、「かわいいおちびちゃんやかっこいいまりさの思い出さん」も「俺にされたゆっくりできない事」も全部頭から消して、
「れいむはれいむだよ」っていうその考える力も取り除いてやるってことだ。
すーやすーやから起きたお前は、自分が誰なのかもわからない。
そして加えられる虐待。
「どぼじで!?でいぶはだれ?ここはどこ?なんでいたいいたいされてるのおおおおお!?」ってなるわけだ。
でも、良かったな。お前は虐待を受けないぞ。
だって、その時のお前はもう今の「れいむ」じゃないんだ。
記憶もゆん格も別ゆんなんだからな。
これさえ聞けば、「現在」、お前はゆっくりできるだろう、れいむ。
お前はお前である限り死なないし、これっぽっちも痛くもない。
お前はただすーやすーやするだけだ。
その後は、今のお前、「れいむ」にとっては、「無」だよ。
何も感じられない。考えられない。考えられないってことすら、考えられないよ。
でも痛くはないし、死にもしないぜ。」
「…ぞ、ぞれって……でいぶは、すーやすーやしたら、もういないってごどじゃ…?」
「はっはっは、お前、よくわかったな。
ゆっくりにしては超賢い。うん?天才ってやつか?
まあいいや。
とにかく、すーやすーやしたら、お前は精神的に死ぬってことだよ。
さーて、ゆっくりがすーやすーやせずにいられるのはいつまでかなあ。」
れいむのモミアゲをつかんで、家に持って帰る。
このれいむはどんな醜態をみせてくれるだろうか。
ゲスゆっくりにふさわしい姿を見せつけてくれよ。
「ゆぎゃあああああ!!だずげでねっ、だずけt…いやだあああああ!!じにだぐないいい!!こわいいいいいい!!はなしてええええええ!!」
………
ここは家族を潰した憎いクソじじいの家。
ウトウトしかけては、死の恐怖に苛まれ、ハッと目覚める。
もう丸3日すーやすーやしていない。
髪はボサボサ、肌は荒れ荒れ。
目は餡走って頬はこけている。
しかし、ここで睡魔に負けてすーやすーやしたら、肉体は生きていたとしても、精神は死ぬ。
……精神の死というのは、すーやすーやもむーしゃむーしゃもできない肉体の苦しみよりも辛いことというのか。
れいむにはそれがわからぬまま、ただ「すーやすーやしたら、死ぬ」という餡子の囁きに、とんでもなくゆっくりできない恐怖と絶望を味あわされるのであった。
怖い。
死ぬのは、れいむがれいむでなくなるのは、ただひたすら怖い。
こんな苦しみを感じてなお、れいむの「生」には意味があったというのか。
そもそも、何も考えずいつも普通に行っていたすーやすーや。
すーやすーやで一旦れいむの意識は途絶えるが、起きた後、別ゆんになっていないという保証は?
こんなこと、じじいに絡むまで考えたこともなかった。
じじいの家に連れてこられたこの三日間、れいむはむーしゃむーしゃもすーやすーやもすっきりーも、勿論出来ていない。
こんなの、れいむは生きているって言えるの??
!!?
…だからって、むーしゃむーしゃやすーやすーややすっきりーが好きなだけできてれば、生きてるって言える?
ああ、誰か教えて……
どうせいつか永遠にゆっくりしてしまうのに、ゆっくりが生きる意味って、何?
れいむが今までしてきたことって、何の意味もない事だったの!?
………
そこまで考えて、ついにれいむは限界を迎えた。
れいむの最期の叫びはこうであった。
「ぐるじいいいいい!!
けどずーやずーやじだぐないいいい!!
…じぬのっで、ごれよりぐるじいの?
もう、らぐになりだいよ……
でも、じにだぐないよ……こわいよ…こわいよ……じにだぐ…ない…
ゆっぐり、じで、いっ…で……n…こわいy…すーや、すーゃ…」
いやー、すごい。
ゆっくりって睡眠を3日も我慢できるんだな。
宣言通り、耐えきれずにすーやすーやしたから、餡子の入れ替えを行ってやろう。
しかし、その後は宣言と違う。
記憶とゆん格が新しくなったれいむには、虐待を加えるのではなく、前のれいむと同じことをささやいてやる。
すなわち、
「虐待を受ける前の最期のすーやすーやをして、起きたら、餡子を入れ替えちゃうから、記憶もないし、お前はいないよ。まあ、『お前は』虐待されないで、良かったね。」、と。
-----------------
新作10個
anko1952 ゆイアン・メイデン
anko1966 剥製れいむ
anko1974 森の賢者は論理がわかる
anko2025 うみのいえ
anko2033 蜂起
anko2034 蜂起 Side 人間
anko2052 博物館
anko2128 ゆっくりさまさま
anko2176 ゆー気清浄機
anko2201 ゆーゴマ
いじめ 虐待 制裁 番い 野良ゆ 赤ゆ ゲス 都会 現代 虐待人間 拷問?いや尋問?いや洗脳?いや…
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「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」
「おわーびっくりしたあ」
仕事からの帰り道、とぼとぼと道を歩いていると、急に大声で呼び止められた。
何かと思えば、ゆっくりである。
まりさとれいむのスタンダードなつがいだ。
二匹の間に出来たらしい赤ゆを何匹か連れている。
最近のゆっくりどもは口を開けばやれゆっくりさせろだの、あまあまを寄越せだの、はては美ゆっくりを連れてこいだとか、
人間に要求するばかりでまったく人をくつろがせようという気が感じられないゆっくりもどきばかりであったが、
こいつらは開口一番で人をくつろがせようとする辺り、今時珍しい純粋なゆっくりなのかもしれない。
しかし、こいつらの薄汚れた風貌……
どう贔屓目に見ても野良だ。
紛う方無き野良だ。
びっくりするくらい、野良だ。
残念だが、期待はできないな。
都市でのゆっくりの過酷な生存競争を聞いたことはあるが、そんな厳しい環境の中、
よくぞゲス化ゆっくりもどきにならないでおれたな、と思うと目頭が熱くなったり、ならなかったりする。
ごめん、嘘。
全然ならない。
そんな事を考えていると、赤ゆらしきものが声をあげた。
「あいしゃちゅにおへんじしにゃいにゃんて、げしゅなくじゅにんげんだにぇ!」
はい、アウト。
残念ー、こいつらは純粋なゆっくりなんかではなく、ゲスゆっくりでした。
なるほどねえ。
最初から「おい、どれい」だの「くそじじい」だのと言っていれば、会った瞬間に潰されると小賢しく理解したゆっくりでしたか。
第一声から人間を罵倒して潰されるのがゆっくり。
第一声は「ゆっくりしていってね」から入り、小賢しく人間を騙そうとするが浅知恵を見抜かれ潰されるのが、よく訓練されたゆっくりだ。
ワハハ、戦場はゆ獄だぜー。
本ゆん達はすでにゲスを見破られたのに気づいていないようだ。
それどころか、ヒソヒソ声(?)で相談を始めた。
あのー、バカでかい声で相談してるから、全部聞こえてますよ?
「しーっ、おちびちゃん。」
「いまからクズにんげんにめいれいして、あまあまをもってこさせるから、すこしだまるんだぜ」
「さいしょはしたてにでると、ばかでおろかなカスにんげんはすぐにだまされて、れいむたちにあまあまをもってくるからね。」
「ゆぴゅぴゅぴゅ。おお、おりょかおりょか。れいみゅ、かしこくっちぇごみぇんにぇーー!!」
「こうきなまりしゃのうんうんと、くずにんげんのあまあまをこうかんしてやりゅんだじぇ。まりしゃのうんうんにさわれることをありがちゃくおもうんだじぇ!」
「そんなこちょいっちゃらかわいしょうじゃよ。くじゅどりぇいはあちゃまがよわいんだきゃら、おれいをいう『ちのう』もないんじゃよ。」
OK。
即潰。
いいゆっくりも居るなどと思った俺が馬鹿だった。
やはりゆっくりは全てゲス。
死んだゆっくりだけが、いいゆっくりだ!
素早く足を振り上げ、まず赤ゆ共を潰す。
「れいむたちをみてゆっくりできたら、あまあまもってきてね!」
グチャッ、と薄汚い野良ゆっくりにふさわしい、なんとも汚い音がして、アスファルトに餡子の花が咲いた。
「きこえてるのじj…どぼぢでおぢびぢゃんだぢがづぶれでるのおおおおおおおおお!!!!」
「おぢびぢゃんがああああ!!!じじいいいいいい!!なにしやがるのぜええええええ!!!」
「いいか、よく聞け。野良のゲスゆっくりなんぞに産まれても、生涯いいことなんか何も無いぞ。
むしろさっさと潰してやって、次に生まれるときはゲスゆっくりより少しでも価値のあるものに生まれることを願ってやるのが、『ぜんこー』ってもんだ。」
「なにいってるのぜえええええ!!おちびちゃんにはかがやかしいみらいがあったのぜええええ!!!」
「いや、無いよ。」
「そのぜんせかいのちょうてんにたつべくして『えらばれた』おちびちゃんをころしたゲスにんげんは、しぬんだぜえええっ!!」
「だから無いって。」
グチャ
「ぶべらっ!」
そんな誇大妄想的妄言を吐き、こちらに飛び掛ってくるまりさを踏みつけ、潰す。
なぜかまりさの中では先程潰れた赤ゆっくり達は、全世界の頂点に立つ選ばれしゆっくりになっていたようだ。
これまた野良にふさわしい、汚らしい餡子を吐き出したまりさは、中枢餡を踏み抜かれたのか、一瞬の後にはおとなしくなっていた。
「あーあ、マジどうでもいいことを野良ゆっくりに説教して、俺何やってるんだろう。むなしいな。さて、最後お前を潰して終わりか。後片付けがめんどくせーなー。」
このセリフを聞いた親れいむは、これから自分が潰されることを自覚したのか、表情がこわばり、若干青ざめているかのように見える。
大事な大事なおちびちゃんを潰した許しがたいクソ人間が目の前に居るのだが、そのクソ人間に、つがいであるカッコよくて誰にも負けないと思っていたまりさが
瞬殺された現場を目撃したのだ。
「んじゃーね。次はまともな生き物に生まれろよ」
足を振り上げた。
普通のゆっくりであれば戦力の差を理解せず、赤ゆが潰されたことに対して文句を言いながら人間に突っかかってきたであろう。
しかしこの親れいむは人間に対して「最初は下手に出る作戦」を思いつくくらい、(ゆっくりの中では)頭が良かった。
「でいぶじにだぐないいいいいいい!」
「ん?今更命乞い?ダメダメ。野良ゲスがいたら街(俺)の環境(精神)衛生上よくないでしょ」
「のらもゲスもやめまずがらあああああああああ!!」
「超低確率でゲスはやめれるかもしれんが、野良をやめるってどうやって?人間の手を借りないで森に帰れるの?まさかお前みたいな汚い野良ゲスが飼いゆっくりになれると思ってる?」
「でいぶじにだぐない、じにだぐないいいいいいい!!!
ころさないでくれるならなんでもします!!ごろざないで!じにだぐないいいいいいいいい!!」
ダバダバとモミアゲを振り乱す、とても醜い姿を晒しやがる。
しかし、あまりにも「死にたくない」を連呼されるので、逆に、少し興味がわいてしまった。
そんなに「死にたくない」なら、死への恐怖を煽るだけ煽ってみよう、と。
「ふーむ、死にたくないってのは、痛いからか?」
「ゆ?」
「死ぬ前の痛みが嫌なのか?じゃあ、痛みすら感じる前に中枢餡を一瞬で潰して殺してやるよ。優しくってごめんね!」
「なにいってるのおおおおおお!!!いたいのもやだけど、しぬのがいやっていってるでしょおおおおお!!」
「じゃあ、お前が言う『死ぬ』ってどういうことだ?」
「!?もうむーしゃむーしゃもすーやすーやもすっきりーもできないことにきまってるでしょおおおおおお!!
そんなこともわからないの?ばかなのしぬのおおお!?むしろ、しね!でいぶをゆっくりさせないぐぞにんげんば、じねっ!」
(オイィ!自分は死にたくないって言っておいて、他人には「死ね」かよ。)
「お前は俺に絡んだ時点で、もう二度とそれらは出来ないと運命づけられている。
お前、俺に絡んだ時死んだのか?じゃあお前は、今死んだゆっくりでFAなんだな?」
「みでわがらないのおおおお!?でいぶはいぎでるでじょおおおお!」
「おいおい、お前が言い出したことだろ。まあいい。
じゃあ、殺さないよ。
殺すんじゃなく、永遠に傷めつけてやる。」
「じじいははなしきいてたのおおおおお!?
いたいのもいやだっていってるだろうがあああ!!
じじいはずのうがまぬけじゃないのおおおお!!?」
「わかっている。
もちろん、俺は無慈悲じゃないから、虐待の前の最期のすーやすーやの時に、餡子を入れ替えて、記憶とゆん格を消してやろう。
お前に分かりやすく言えば、「かわいいおちびちゃんやかっこいいまりさの思い出さん」も「俺にされたゆっくりできない事」も全部頭から消して、
「れいむはれいむだよ」っていうその考える力も取り除いてやるってことだ。
すーやすーやから起きたお前は、自分が誰なのかもわからない。
そして加えられる虐待。
「どぼじで!?でいぶはだれ?ここはどこ?なんでいたいいたいされてるのおおおおお!?」ってなるわけだ。
でも、良かったな。お前は虐待を受けないぞ。
だって、その時のお前はもう今の「れいむ」じゃないんだ。
記憶もゆん格も別ゆんなんだからな。
これさえ聞けば、「現在」、お前はゆっくりできるだろう、れいむ。
お前はお前である限り死なないし、これっぽっちも痛くもない。
お前はただすーやすーやするだけだ。
その後は、今のお前、「れいむ」にとっては、「無」だよ。
何も感じられない。考えられない。考えられないってことすら、考えられないよ。
でも痛くはないし、死にもしないぜ。」
「…ぞ、ぞれって……でいぶは、すーやすーやしたら、もういないってごどじゃ…?」
「はっはっは、お前、よくわかったな。
ゆっくりにしては超賢い。うん?天才ってやつか?
まあいいや。
とにかく、すーやすーやしたら、お前は精神的に死ぬってことだよ。
さーて、ゆっくりがすーやすーやせずにいられるのはいつまでかなあ。」
れいむのモミアゲをつかんで、家に持って帰る。
このれいむはどんな醜態をみせてくれるだろうか。
ゲスゆっくりにふさわしい姿を見せつけてくれよ。
「ゆぎゃあああああ!!だずげでねっ、だずけt…いやだあああああ!!じにだぐないいい!!こわいいいいいい!!はなしてええええええ!!」
………
ここは家族を潰した憎いクソじじいの家。
ウトウトしかけては、死の恐怖に苛まれ、ハッと目覚める。
もう丸3日すーやすーやしていない。
髪はボサボサ、肌は荒れ荒れ。
目は餡走って頬はこけている。
しかし、ここで睡魔に負けてすーやすーやしたら、肉体は生きていたとしても、精神は死ぬ。
……精神の死というのは、すーやすーやもむーしゃむーしゃもできない肉体の苦しみよりも辛いことというのか。
れいむにはそれがわからぬまま、ただ「すーやすーやしたら、死ぬ」という餡子の囁きに、とんでもなくゆっくりできない恐怖と絶望を味あわされるのであった。
怖い。
死ぬのは、れいむがれいむでなくなるのは、ただひたすら怖い。
こんな苦しみを感じてなお、れいむの「生」には意味があったというのか。
そもそも、何も考えずいつも普通に行っていたすーやすーや。
すーやすーやで一旦れいむの意識は途絶えるが、起きた後、別ゆんになっていないという保証は?
こんなこと、じじいに絡むまで考えたこともなかった。
じじいの家に連れてこられたこの三日間、れいむはむーしゃむーしゃもすーやすーやもすっきりーも、勿論出来ていない。
こんなの、れいむは生きているって言えるの??
!!?
…だからって、むーしゃむーしゃやすーやすーややすっきりーが好きなだけできてれば、生きてるって言える?
ああ、誰か教えて……
どうせいつか永遠にゆっくりしてしまうのに、ゆっくりが生きる意味って、何?
れいむが今までしてきたことって、何の意味もない事だったの!?
………
そこまで考えて、ついにれいむは限界を迎えた。
れいむの最期の叫びはこうであった。
「ぐるじいいいいい!!
けどずーやずーやじだぐないいいい!!
…じぬのっで、ごれよりぐるじいの?
もう、らぐになりだいよ……
でも、じにだぐないよ……こわいよ…こわいよ……じにだぐ…ない…
ゆっぐり、じで、いっ…で……n…こわいy…すーや、すーゃ…」
いやー、すごい。
ゆっくりって睡眠を3日も我慢できるんだな。
宣言通り、耐えきれずにすーやすーやしたから、餡子の入れ替えを行ってやろう。
しかし、その後は宣言と違う。
記憶とゆん格が新しくなったれいむには、虐待を加えるのではなく、前のれいむと同じことをささやいてやる。
すなわち、
「虐待を受ける前の最期のすーやすーやをして、起きたら、餡子を入れ替えちゃうから、記憶もないし、お前はいないよ。まあ、『お前は』虐待されないで、良かったね。」、と。
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新作10個
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anko1966 剥製れいむ
anko1974 森の賢者は論理がわかる
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