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anko3018 始まりの意味(前編)
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ankoss
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『始まりの意味(前編)』 18KB
愛で いじめ 虐待 思いやり 差別・格差 仲違い 嫉妬 飼いゆ 野良ゆ 愛護人間 虐待人間 うんしー 人を選びますって言葉が便利すぎる(無関係
愛で いじめ 虐待 思いやり 差別・格差 仲違い 嫉妬 飼いゆ 野良ゆ 愛護人間 虐待人間 うんしー 人を選びますって言葉が便利すぎる(無関係
始まりの意味 ポマギあき
1.始まり
俺はゆっくりを飼っている。種類はれいむである。通常種にしてはそこそこの知能を持っており、従順な性格である。
わがままも余り言わないし、番が欲しいなんて事は一度も言った事はない。それはひとえに金バッヂを持つゆっくりだからである。
金バッヂとは、ゆっくりの知能や道徳を判断する際に付けられる称号や勲章の様な物だ。種類は四つある。
わがままも余り言わないし、番が欲しいなんて事は一度も言った事はない。それはひとえに金バッヂを持つゆっくりだからである。
金バッヂとは、ゆっくりの知能や道徳を判断する際に付けられる称号や勲章の様な物だ。種類は四つある。
最上級のプラチナは、常に人間を第一に考え行動する。自らがゆっくりである事を弁え行動する。
その姿は人間自身も見習わなくてはならないと思うほどである。もっとも、中身が餡子脳であるが故にプラチナバッヂを持つゆっくりは非常に少ない。
従って、殆どの場合は頭の良い希少種が保持しているバッヂである。ペットショップでも中々に流通しない代物のゆっくりだ。
その姿は人間自身も見習わなくてはならないと思うほどである。もっとも、中身が餡子脳であるが故にプラチナバッヂを持つゆっくりは非常に少ない。
従って、殆どの場合は頭の良い希少種が保持しているバッヂである。ペットショップでも中々に流通しない代物のゆっくりだ。
それに次ぐ金バッヂは、頭が良くて道徳を心得ている。ただそれだけである。ただそれだけであったとしても、できるだけ人間の事を第一に考えて行動する。
そんなケースが殆どである。たったそれだけでも、前述の通り餡子脳には厳しいのである。
最近は学力知力を偽って、内面の黒ずんだ性格を隠す特殊な「金バッヂゲス」が出没している。
そんなケースが殆どである。たったそれだけでも、前述の通り餡子脳には厳しいのである。
最近は学力知力を偽って、内面の黒ずんだ性格を隠す特殊な「金バッヂゲス」が出没している。
更に次ぐのが銀バッヂ。そこそこの知能とそこそこの道徳心を持ち得ている。ペットにするなら、この辺りからが限度だろう。
最悪なのが銅バッヂである。野良ゆっくりと大差はない。個体差にもよるが粗野だったり、自己中心的だったりする。
野良ゆっくりとの違いは唯一として、人間に飼われているかどうかだけなのである。
野良ゆっくりとの違いは唯一として、人間に飼われているかどうかだけなのである。
最悪の中に、更に最悪なのがいる。それは野生ゆっくりだったり野良ゆっくりである。つまり、「バッヂ無し」の連中である。
地域によっては見かけ次第、保健所などに通報したり自らが殺してゴミ箱に捨てねばならないほどである。それほど、「バッヂ無し」は人々から忌み嫌われているのである。
その理由としては飼い主でもないのに、人家に押し入り室内を荒らすといった行動や、ゴミ捨て場を狩りと称して荒らす行為が目立つからだ。
地域によっては見かけ次第、保健所などに通報したり自らが殺してゴミ箱に捨てねばならないほどである。それほど、「バッヂ無し」は人々から忌み嫌われているのである。
その理由としては飼い主でもないのに、人家に押し入り室内を荒らすといった行動や、ゴミ捨て場を狩りと称して荒らす行為が目立つからだ。
さて、俺はコンビニに買い物まで出かけていた。時刻は昼過ぎである。
コンビニで商品を買うと、さっさと店内から足早に去った。その帰り道の事である。一匹のまりさがこちらをジッと見つめていた。
まりさは口を大きく開いて言った。
コンビニで商品を買うと、さっさと店内から足早に去った。その帰り道の事である。一匹のまりさがこちらをジッと見つめていた。
まりさは口を大きく開いて言った。
「まりさをかいゆっくりにするのぜ!」
「お断りします」
「ゆっ!?」
「お断りします」
「ゆっ!?」
俺自身も驚いたが、なによりまりさが驚いていた。俺は咄嗟の一言でまりさを拒絶したのだ。
多分、自信満々な表情だった事から、まりさは訳が分からぬショックを受けている事だろう。
しかし、そのような事は俺には全く関係のない話だ。俺は歩みを進めた。
多分、自信満々な表情だった事から、まりさは訳が分からぬショックを受けている事だろう。
しかし、そのような事は俺には全く関係のない話だ。俺は歩みを進めた。
「まで! までえええええ!!」
僅か十秒後に聞き覚えのある声が、背後から聞こえてきた。俺は振り返ることなく、言う。
「悪いけど、お前みたいな汚いゆっくりを誰も飼いたくはないんだよ」
「ぞんなごどいわずに…! しがだないがら、あだまもざげるのぜ! ごのどおりなのぜ!」
「ぞんなごどいわずに…! しがだないがら、あだまもざげるのぜ! ごのどおりなのぜ!」
そう言うとまりさは額を地面に擦りつけ始めた。いわゆる土下座であり、人間同様ゆっくりにとってはこの上ない懇願の方法である。
「分かったよ…そこまで言うならな」
「ゆゆ!? ほんとなのぜ!?」
「ああ、でも後悔するなよ。俺の飼いゆっくりになるという事が、どれほど辛く幸せなものか」
「ゆ? よくわからないけど、かいゆっくりになれるなら、ゆっくりできるのぜ!」
「ゆゆ!? ほんとなのぜ!?」
「ああ、でも後悔するなよ。俺の飼いゆっくりになるという事が、どれほど辛く幸せなものか」
「ゆ? よくわからないけど、かいゆっくりになれるなら、ゆっくりできるのぜ!」
かくして俺はまりさと共に自宅へと帰る事になった。これからどんな事が待ち受けているかも知らずに。
「それで…そのうすぎたない、ばっぢもないまりさをかいゆっくりにするの?」
しかめっ面でれいむが俺に尋ねてきた。俺は幾らかの条件が存在し、その代わりとして飼いゆっくりにすることにしたと話した。
「ゆーん…そうなんだ」
れいむは値定めするような目でまりさを見つめた。
「ゆゆ! いくらまりさがかっこいいからって、そんなみとれちゃだめなのぜ!」
まりさは胸を張り堂々と答えた。そんなまりさを見て、れいむが一言言う。
「おにいさん、こいつのらゆっくりだよ。きたないうえに、くちもわるいよ。かいゆっくりにするのはやめたほうがいいよ」
「ゆがーん…! ど、どぼぢでぞんなごどいうのぜ!?」
「まりさが、のらゆっくりだからでしょ」
「ゆぎぎ…かいゆっくりだからってちょうしのりやがって…」
「ゆがーん…! ど、どぼぢでぞんなごどいうのぜ!?」
「まりさが、のらゆっくりだからでしょ」
「ゆぎぎ…かいゆっくりだからってちょうしのりやがって…」
二匹の間に張り詰めた空気が漂い始めた。俺はれいむを宥めつつ、まりさと共に倉庫へと向かった。
「ゆぅ? なんか、うすぐらいのぜ!」
「そりゃそうだろう。倉庫だからな。滅多に手入れする訳でもないし」
「そりゃそうだろう。倉庫だからな。滅多に手入れする訳でもないし」
俺がそう言うと何か納得したのか、まりさは頷いた。俺はまりさを置いて倉庫の奥を探し始めた。
物はすぐに見つかった。すこし埃をかぶった透明な箱である。手で埃を払うと、俺はまりさと共に透明な箱を手に住まいへと向かった。
物はすぐに見つかった。すこし埃をかぶった透明な箱である。手で埃を払うと、俺はまりさと共に透明な箱を手に住まいへと向かった。
「……おにいさん、さっきからいったいなんなの? はなしがみえてこないけど」
れいむが困った顔で俺に尋ねてきたが、手をブラブラとさせて適当に返事を返した。
俺はリビングに透明な箱を置くと、その中の網状の蓋を外した。
俺はリビングに透明な箱を置くと、その中の網状の蓋を外した。
「これ、なんなのぜ?」
「お前の住まい」
「ゆへっ!?」
「お前の住まい」
「ゆへっ!?」
まりさは驚いた。恐らく、この家全体をまりさが自由気ままに行動できると思っていたのだろう。
一戸建てとはいえ、テレビでも壊されたらかなわない。それに、それ以外の目的も俺にはあるのだ。
一戸建てとはいえ、テレビでも壊されたらかなわない。それに、それ以外の目的も俺にはあるのだ。
「じゃ、入ってね」
「ちょ…まつのぜ! おそらとんで…だすのぜ! ここからだすのぜ!」
「ちょ…まつのぜ! おそらとんで…だすのぜ! ここからだすのぜ!」
まりさを透明な箱に入れると、俺は網状の蓋を閉じた。これでまりさは蓋が外れない限り、永遠に外へと出る事が出来なくなった。
この透明な箱の構造は特殊だ。素材自体は耐久性に優れたポリカーボネート。そして、この透明な箱は大きいし、スロープも付いている。
成体ゆっくりが四匹は入る大きさだ。だが、透明の箱。中央の空間の壁には出っ張りがある。これに先程の網状の蓋を乗せると、二階建ての透明な箱になるのである。
当然ながら一階部分は前述したとおり、蓋を開けないと出られない様になっている。今、まりさがいるのはその一階の部分だ。
この透明な箱の構造は特殊だ。素材自体は耐久性に優れたポリカーボネート。そして、この透明な箱は大きいし、スロープも付いている。
成体ゆっくりが四匹は入る大きさだ。だが、透明の箱。中央の空間の壁には出っ張りがある。これに先程の網状の蓋を乗せると、二階建ての透明な箱になるのである。
当然ながら一階部分は前述したとおり、蓋を開けないと出られない様になっている。今、まりさがいるのはその一階の部分だ。
「なにするつもりなのぜ!? かいゆっくりにするんじゃなかったのぜ!? だましたのぜ!?」
苛立った声でまりさが俺に尋ねてきた。しかし、俺は対照的に淡々と感情のない声で答えた。
「お前は確かに俺の飼いゆっくりになりました。しかし、うろちょろされては困ります。
そして、餌代は馬鹿になりません。なので、お前はうんうんを食って、しーしーを飲んで暮らしてください。以上です」
そして、餌代は馬鹿になりません。なので、お前はうんうんを食って、しーしーを飲んで暮らしてください。以上です」
「ゆ!?」
訳の分からぬといった表情のまま固まるまりさであった。俺はまりさを放置して、玄関近くに佇んでいるれいむに説明する。
「おい、れいむ」
「ゆ? なあに…?」
「先程のまりさは飼いゆっくりになった」
「……どうして?」
「それには深い理由があるが、今現在では言及できない」
「ゆぅ…でも、あんなのとくらすんじゃ、れいむはゆっくりできないよ…」
「それについては心配無用だ」
「ゆ? なあに…?」
「先程のまりさは飼いゆっくりになった」
「……どうして?」
「それには深い理由があるが、今現在では言及できない」
「ゆぅ…でも、あんなのとくらすんじゃ、れいむはゆっくりできないよ…」
「それについては心配無用だ」
それだけ言うと、俺はれいむを引き連れて問題のリビングへと連れて行った。
「だすのぜ! いいかげんにするのぜ! あたまいかれちまったのぜ!?」
そこには透明な箱の中で暴れ狂うまりさがいた。俺はそれを指さしながら、れいむに再び説明した。
「いいか、れいむ」
「ゆん…」
「あのまりさは、あの透明な箱でしか生活できない」
「そうなの?」
「ああ、本当だ。それに餌代の問題もあるから、お前に協力してもらわなければならない」
「ゆ? きょうりょく? いやだよ! れいむをしょくりょうにするとか、ぜったいにいやだよ!」
「それは心配ない。お前は金バッヂだ。お前はただ単に、あそこの上の部分で用を足すようにすればいいだけだ」
「ようをたす…? あそこで…?」
「そうだ。うんうんや、しーしーはあそこでするんだ」
「ゆ…ゆっくりりかいしたよ……」
「ゆん…」
「あのまりさは、あの透明な箱でしか生活できない」
「そうなの?」
「ああ、本当だ。それに餌代の問題もあるから、お前に協力してもらわなければならない」
「ゆ? きょうりょく? いやだよ! れいむをしょくりょうにするとか、ぜったいにいやだよ!」
「それは心配ない。お前は金バッヂだ。お前はただ単に、あそこの上の部分で用を足すようにすればいいだけだ」
「ようをたす…? あそこで…?」
「そうだ。うんうんや、しーしーはあそこでするんだ」
「ゆ…ゆっくりりかいしたよ……」
れいむは大きく頷いた。ひとまず納得してくれたものだから、俺はホッとして胸を撫で下ろした。
2.なんか酷い格差
「だすのぜええええええ!! だすのぜえええええ!!」
あれから一時間が経過した。俺はリビングでくつろぎ、れいむはテレビを眺めていた。まりさは始終暴れている。
「れいむ、そろそろ用を足さなくていいのか?」
「ゆ?」
「今朝食べた分、まだ出してないだろ。便秘か?」
「ゆゆ…そういわれると、なんだかだしたくなってきたよ…うんうんしてくるよ!」
「ああ、うんうんしていってくれ。ゆっくりでいいぞ」
「ゆ?」
「今朝食べた分、まだ出してないだろ。便秘か?」
「ゆゆ…そういわれると、なんだかだしたくなってきたよ…うんうんしてくるよ!」
「ああ、うんうんしていってくれ。ゆっくりでいいぞ」
そう言ってれいむはスロープを伝って、透明の箱に入った。れいむが入ったのは二階部分である。そこの網状の蓋の上に鎮座しているのだ。
当たり前であるが、この蓋がどかない以上、一階部分には出る事はおろか入る事も出来ない。
れいむは深呼吸をすると、顔を斜め前に倒した。それによって突き出される尻から、うんうんがひり出された。
当たり前であるが、この蓋がどかない以上、一階部分には出る事はおろか入る事も出来ない。
れいむは深呼吸をすると、顔を斜め前に倒した。それによって突き出される尻から、うんうんがひり出された。
「ゆーん…ゆーん…すっきりぃ!」
「ゆぎゃああああああ!! ぐざいのぜえええええ!!」
「ゆぎゃああああああ!! ぐざいのぜえええええ!!」
うんうんが網の隙間を通って、ボトボトと下にいるまりさに降り注いできた。まりさは悪臭と汚物を顔面に受けるという恥辱、屈辱から悲鳴を上げるばかりだった。
「しーしーもするよ!」
れいむはうんうんだけでは飽きたらず、尿意も催したようだ。前方の穴から液体が放出され、それはやはり、下にいるまりさに降り注いだ。
「ゆっぎゃああああああ!! やべろおおおおおおお!! ぐざいいいいいい!! じぬうううううう!!」
「死ぬと言えば、うんうんはともかく、しーしーは絶対に飲まないといかんぞ」
「どぼぢでぞんなごどいうのぜええええ!!?」
「当たり前だろう。しーしーを飲まなきゃ溶けて死んじまうからな」
「ゆぎいいいいいいいい!! ゆやだああああああ!! ぜっだいにのみだぐないいいいいい!!」
「すっきりー!」
「死ぬと言えば、うんうんはともかく、しーしーは絶対に飲まないといかんぞ」
「どぼぢでぞんなごどいうのぜええええ!!?」
「当たり前だろう。しーしーを飲まなきゃ溶けて死んじまうからな」
「ゆぎいいいいいいいい!! ゆやだああああああ!! ぜっだいにのみだぐないいいいいい!!」
「すっきりー!」
まりさが泣き叫び体をあちこちにぶつけている間、れいむが排泄終了の合図を告げた。
れいむはそのまま透明な箱からスロープを伝って出て行くと、再びテレビを見始めた。結局、夕方までそれは続いた。
れいむはそのまま透明な箱からスロープを伝って出て行くと、再びテレビを見始めた。結局、夕方までそれは続いた。
「ゆぎ…ゆぎぎ…」
まりさは一言で言うと衰弱していた。暴れ回ったせいで帽子は元より、全身に汚物を浴びている。
透明な箱の底部には、僅かではあるがしーしーが溜まっていた。それに混じってうんうんや、小麦粉が流れ出ている。
小麦粉が流れ出ているのは、ほんの僅かではあるが、まりさが溶けかかっている証拠だ。
透明な箱の底部には、僅かではあるがしーしーが溜まっていた。それに混じってうんうんや、小麦粉が流れ出ている。
小麦粉が流れ出ているのは、ほんの僅かではあるが、まりさが溶けかかっている証拠だ。
「おい、まりさ。お前の体が溶けてきてるぞ」
「ゆぎぎ…」
「死にたくなかったら、とりあえずしーしーぐらいは飲んでおけ。害はないぞ」
「ゆぎぎ…………ごーくごーく…ゆげぇ…」
「ゆぎぎ…」
「死にたくなかったら、とりあえずしーしーぐらいは飲んでおけ。害はないぞ」
「ゆぎぎ…………ごーくごーく…ゆげぇ…」
ゆっくりも人間も基本的には死への恐怖に打ち勝つ事は、不可能である。まりさはついに、ゆっくりとしてのプライドを捨ててしーしーを舌で掬い始めた。
何度も嘔吐きながらも必死に舐めていた。しばらくするとうんうんは未だ残っていたが、しーしーは綺麗さっぱりなくなっていた。
その残ったうんうんの側で死んだ魚のような目をしたまりさが、ぼうっと空中を見つめていた。
何度も嘔吐きながらも必死に舐めていた。しばらくするとうんうんは未だ残っていたが、しーしーは綺麗さっぱりなくなっていた。
その残ったうんうんの側で死んだ魚のような目をしたまりさが、ぼうっと空中を見つめていた。
「あれが…のらゆっくりなんだよね?」
れいむが尋ねてきたので、それはそうだと言った。すると、れいむの態度は一変した。
「ゆひゃ…ゆひゃひゃひゃ! おにいさん、のらゆっくりってほんとうにおもしろいね!」
「ん? どうしてだ?」
「だって、いきるためにしーしーのんでるんだよ!? のらゆっくりって、ほんとうにゆっくりしてないよ! ゆひゃひゃ!」
「ん? どうしてだ?」
「だって、いきるためにしーしーのんでるんだよ!? のらゆっくりって、ほんとうにゆっくりしてないよ! ゆひゃひゃ!」
俺はそれには何も答えなかった。従順で優しかったれいむ。それが相手が野良ゆっくりである上に、相手が糞尿を食すと知ると大いに笑った。
例え生きるためでも、それはれいむには滑稽に写ったらしい。俺はれいむが笑っている間、リビングの天井の隅を見つめた。
そこには監視カメラが、計四台あった。録音も出来る上に、映像は接続されたハードディスクへと転送される。
そして俺は時計を見やると、既に七時を過ぎていた。れいむは笑いこけていたが、腹の音が鳴った事に気付いて俺に食事を求めてきた。
例え生きるためでも、それはれいむには滑稽に写ったらしい。俺はれいむが笑っている間、リビングの天井の隅を見つめた。
そこには監視カメラが、計四台あった。録音も出来る上に、映像は接続されたハードディスクへと転送される。
そして俺は時計を見やると、既に七時を過ぎていた。れいむは笑いこけていたが、腹の音が鳴った事に気付いて俺に食事を求めてきた。
「おにいさん! こんなのらゆっくりはどうでもいいから、ごはんさんにしようよ!」
「ん…あれでも一応は飼いゆっくりなんだけどな。まあいい、飯にしよう」
「ん…あれでも一応は飼いゆっくりなんだけどな。まあいい、飯にしよう」
俺は「ゆっくりフード」と書かれた箱を、台所から取り出した。中身を皿に盛りつけると、それを床に置く。
同様に水を皿に盛りつけて床に置き、俺は自分自身が食べるための料理を開始した。
同様に水を皿に盛りつけて床に置き、俺は自分自身が食べるための料理を開始した。
「れいむ、先食ってていいぞ」
「ゆゆ! じゃあ、ゆっくりいただきますだよ!」
「ゆゆ! じゃあ、ゆっくりいただきますだよ!」
俺がトマトクリームスパゲティを作っている間、れいむは静かに食事をしていた。
金バッヂの証左として、音を立てて食事をしないという事も含まれている。ゆっくりは通常「むーしゃむーしゃ」と擬音を付け加えながら、乱雑に食べる。
そのせいで食べ滓が辺り一面に散らばる事になるのだが、人間はこれを非常に嫌う。取り分け、日本人は特にそうであるといえる。
しかし、俺はれいむが気になった。チラチラと意気消沈したまりさを見ながら、笑いをこらえるようにして食事をしているのである。
金バッヂ級のフードを用意され、それを食す金バッヂのれいむ。対して、金バッヂ級の汚物を食して生きる野良ゆっくり。
その対比が余程滑稽だったのだろうか。やがて食事が終えると、れいむはテレビを見続けていた。まりさは、いつの間にかうんうんをボソボソと食べ始めていた。
金バッヂの証左として、音を立てて食事をしないという事も含まれている。ゆっくりは通常「むーしゃむーしゃ」と擬音を付け加えながら、乱雑に食べる。
そのせいで食べ滓が辺り一面に散らばる事になるのだが、人間はこれを非常に嫌う。取り分け、日本人は特にそうであるといえる。
しかし、俺はれいむが気になった。チラチラと意気消沈したまりさを見ながら、笑いをこらえるようにして食事をしているのである。
金バッヂ級のフードを用意され、それを食す金バッヂのれいむ。対して、金バッヂ級の汚物を食して生きる野良ゆっくり。
その対比が余程滑稽だったのだろうか。やがて食事が終えると、れいむはテレビを見続けていた。まりさは、いつの間にかうんうんをボソボソと食べ始めていた。
3.夜になったら全てが解決(しない)
夜を迎えた。時刻は既に十一時を回っている。
「じゃあ、れいむ、まりさ。おやすみな」
「ゆん! おやすみなさい、おにいさん!」
「ゆっぐじ…じね…」
「ゆん! おやすみなさい、おにいさん!」
「ゆっぐじ…じね…」
れいむは俺に挨拶を返してきたが、まりさは俺に毒づくのみだった。俺はリビングのドアを閉めると、寝室ではなく洋間へと向かった。
洋間の扉を開けると、そこには大量の電子機器が詰まっていた。印象的なのは四つのモニターと、大きなスピーカーだ。
この部屋は完全防音の加工を施工しており、音が外部に漏れる事はない。そして、四つのモニターに映し出されるのは、いずれもリビングだった。
リビングはれいむの部屋でもあるから、安全を含んだ監視のためにカメラを設置したのである。れいむはこのことを知らない。
洋間の扉を開けると、そこには大量の電子機器が詰まっていた。印象的なのは四つのモニターと、大きなスピーカーだ。
この部屋は完全防音の加工を施工しており、音が外部に漏れる事はない。そして、四つのモニターに映し出されるのは、いずれもリビングだった。
リビングはれいむの部屋でもあるから、安全を含んだ監視のためにカメラを設置したのである。れいむはこのことを知らない。
「ゆぷぷ……うんうんはおいしかった? のらゆっくりさん」
「ゆぎぎ…がいゆっぐじだがらっで、ぢょうじにのるなのぜ!」
「ゆぎぎ…がいゆっぐじだがらっで、ぢょうじにのるなのぜ!」
監視モニタを見つめて早々に、二匹が喧嘩を始めた。最初に喧嘩を売ったのはれいむであった。
野良ゆっくりであることを馬鹿にし、糞尿を食す事がどれだけゆっくりしていないかという事を罵声で説明した。
まりさは好きこのんでやっている訳ではないと言った上で、直接的な罵声を飛ばした。
野良ゆっくりであることを馬鹿にし、糞尿を食す事がどれだけゆっくりしていないかという事を罵声で説明した。
まりさは好きこのんでやっている訳ではないと言った上で、直接的な罵声を飛ばした。
「くそゆっくり! しぬのぜ!」
「しぬのはまりさでしょ? そんなこともわからないの? あ、のらゆっくりだからしかたないよね!」
「ゆぎぎ…おぼえてるのぜ…ぜったいに、おまえをひどいめにあわせてやるのぜ! こうかいさせてやるのぜ!」
「ゆゆ? ひどいめ、こうかい? それっていまのじぶんのことじゃないの? ゆぷぷ!」
「ゆっがああああああああ!! だれでもいいがら、ごのぐそれいぶをゆっぐじでぎなぐじろおおおお!!」
「ゆゆゆ? きにさわったの? かわいくってごめんね?」
「ゆっがああああああああああ!!」
「しぬのはまりさでしょ? そんなこともわからないの? あ、のらゆっくりだからしかたないよね!」
「ゆぎぎ…おぼえてるのぜ…ぜったいに、おまえをひどいめにあわせてやるのぜ! こうかいさせてやるのぜ!」
「ゆゆ? ひどいめ、こうかい? それっていまのじぶんのことじゃないの? ゆぷぷ!」
「ゆっがああああああああ!! だれでもいいがら、ごのぐそれいぶをゆっぐじでぎなぐじろおおおお!!」
「ゆゆゆ? きにさわったの? かわいくってごめんね?」
「ゆっがああああああああああ!!」
この後は何を言っているのか聞き取れなかった。それほど、ゆっくりにしては珍しくスピーディな口喧嘩だったのだ。
もっとも殆どの場合として、れいむが喧嘩を売り、短気なまりさがそれを買う。そこからは一方的にれいむに罵声を浴びせられるのみだった。
れいむは調子に乗って、まりさに向けて尻を振ったり、透明な箱で糞尿を垂れ流したりしていた。糞尿は勿論、まりさの下へと降りかかる。
喧嘩の最中、慌てて自分が溶けないように、しーしーを飲み尽くしたまりさ。それを見て笑いこけ、罵声を飛ばすれいむ。
ボルテージがヒートアップしたところで、れいむがあくびをした。
もっとも殆どの場合として、れいむが喧嘩を売り、短気なまりさがそれを買う。そこからは一方的にれいむに罵声を浴びせられるのみだった。
れいむは調子に乗って、まりさに向けて尻を振ったり、透明な箱で糞尿を垂れ流したりしていた。糞尿は勿論、まりさの下へと降りかかる。
喧嘩の最中、慌てて自分が溶けないように、しーしーを飲み尽くしたまりさ。それを見て笑いこけ、罵声を飛ばすれいむ。
ボルテージがヒートアップしたところで、れいむがあくびをした。
「ゆふぁぁ……くそゆっくりは、うんうんといっしょにねててね! れいむはふかふかの、べっどさんでねるよ!」
「うるざい! じね! ぐぞれいぶ! おまえごぞ、うんうんぐっでろ!」
「かわいくってごめんね! ゆぷぷ!」
「うるざい! じね! ぐぞれいぶ! おまえごぞ、うんうんぐっでろ!」
「かわいくってごめんね! ゆぷぷ!」
れいむはそれだけ言うと、リビングの端にあるゆっくり専用のクッション兼ベッドへと寝そべった。
あっという間に眠りに落ち、安らかな寝息を立てるれいむ。それを見て改めて自分との待遇の違いを実感するまりさ。
まりさは眠りに落ちるれいむに罵声を飛ばし続けていたが、れいむは起きなかった。
やがて、まりさ自身も疲れたのか溜まったしーしーを飲み尽くし、うんうんを気持ち悪そうに囓ると気を失うようにして眠りに落ちた。
あっという間に眠りに落ち、安らかな寝息を立てるれいむ。それを見て改めて自分との待遇の違いを実感するまりさ。
まりさは眠りに落ちるれいむに罵声を飛ばし続けていたが、れいむは起きなかった。
やがて、まりさ自身も疲れたのか溜まったしーしーを飲み尽くし、うんうんを気持ち悪そうに囓ると気を失うようにして眠りに落ちた。
「れいむよ。まりさは一応ではあるが、俺の飼いゆっくりなんだぞ。それに、れいむ自身もゆっくりなんだぞ」
俺が何となしに呟いた言葉。それは洋間以外では絶対に聞こえない。スピーカーから発せられる大音量すらも遮断する性能を持った、防音壁に遮られるからだ。
監視し続ける孤独。警備職とはこんなものなのだろうかと、無意味な思考を巡らせつつ、やがて俺も洋間を出て寝室へと向かった。そして眠りに落ちた。
監視し続ける孤独。警備職とはこんなものなのだろうかと、無意味な思考を巡らせつつ、やがて俺も洋間を出て寝室へと向かった。そして眠りに落ちた。
翌朝目覚めると、俺は早速リビングへと向かった。リビングでは既にれいむが起きていて、俺におはようの挨拶をしてくれた。
その一方でまりさは、ただひたすらにうんうんを食べ続けていた。何度か嘔吐した痕跡がある。
余りにも臭いので、このまま溜め続けると永遠に臭いままだということを理解したのだろう。
うんうんを食べ終える頃には、膨れた腹とは対照的にまりさはやつれた表情をしていた。
その一方でまりさは、ただひたすらにうんうんを食べ続けていた。何度か嘔吐した痕跡がある。
余りにも臭いので、このまま溜め続けると永遠に臭いままだということを理解したのだろう。
うんうんを食べ終える頃には、膨れた腹とは対照的にまりさはやつれた表情をしていた。
「れいむ、昨日騒がしかったけど何かあったのか?」
俺はれいむに昨晩の事を尋ねてみる事にした。
「ゆゆ? ゆーんと、あそこのまりさがさわいでたからおとなしくするようにいっただけだよ」
「なるほど……」
「なるほど……」
今、れいむは嘘をついた。飼い主である俺に対して、事実ではない事を話したのだ。
実際に何が起こっていたか、俺は監視カメラのモニタを通して知っている。加えて録画もしている。
けれどもれいむはそんな事などつゆ知らず。透明な箱に入ると、排便を始めた。
実際に何が起こっていたか、俺は監視カメラのモニタを通して知っている。加えて録画もしている。
けれどもれいむはそんな事などつゆ知らず。透明な箱に入ると、排便を始めた。
「ゆーんゆーん…すっきりぃ!」
「ゆやあああああ!! うんうんぐるなあああああああああ!!」
「しーしーもするよ!」
「ゆっぎゃあああああああ!! ぐざいいいいいいい!!」
「ゆやあああああ!! うんうんぐるなあああああああああ!!」
「しーしーもするよ!」
「ゆっぎゃあああああああ!! ぐざいいいいいいい!!」
まりさは再び食事をする羽目に見舞われた。れいむは気にすることなく、昨日のようにテレビを見始めた。
「ほんとうに…」
ポツリとれいむがつぶやき始めたので、俺は尋ねてみる。
「本当に…なんだ?」
「ほんとうに、のらゆっくりって、ゆっくりしてないね…かわいそうだよ」
「可哀想?」
「ゆん…だって、うんうんたべていきていくなんて…ゆぷぷ…と、とってもかわ…ゆぷひゃひゃひゃひゃ!!」
「ほんとうに、のらゆっくりって、ゆっくりしてないね…かわいそうだよ」
「可哀想?」
「ゆん…だって、うんうんたべていきていくなんて…ゆぷぷ…と、とってもかわ…ゆぷひゃひゃひゃひゃ!!」
何がツボにはまったのかは分からないが、れいむは爆笑し始めた。まりさはというと最早何も答える事が出来ず、ただこちらをジッと睨み付けていた。
それから昼が過ぎ、夕方が過ぎ、夜になった。相変わらずれいむは自分の糞尿をまりさに食べさせ続けている。
まりさはそれを嗚咽を漏らしながら何度も何度も、口にした。やがてれいむが寝静まった頃。俺は透明な箱をそっと抱えて、倉庫までやってきた。
透明な箱の中には勿論まりさがいる。まりさは熟睡していたので、俺は箱を揺すって起こした。
散らばった糞尿が箱の中を縦横無尽に飛び回り、いずれもがまりさの顔面に引っ張り付いた。
それから昼が過ぎ、夕方が過ぎ、夜になった。相変わらずれいむは自分の糞尿をまりさに食べさせ続けている。
まりさはそれを嗚咽を漏らしながら何度も何度も、口にした。やがてれいむが寝静まった頃。俺は透明な箱をそっと抱えて、倉庫までやってきた。
透明な箱の中には勿論まりさがいる。まりさは熟睡していたので、俺は箱を揺すって起こした。
散らばった糞尿が箱の中を縦横無尽に飛び回り、いずれもがまりさの顔面に引っ張り付いた。
「ぐ、ぐざいいいいいいいいいいい!! なんなのぜええええええええええ!!?」
慌てて飛び起きたまりさに、俺は尋ねてみた。
「なあ、この生活をどう思う?」
「さいあぐにぎまっでるのぜ! はやぐごごがらだずのぜ!」
「じゃあ、れいむについてはどう思う?」
「あのぐぞゆっぐり! ぜっだいにごろじでやるのぜ!」
「そうか」
「さいあぐにぎまっでるのぜ! はやぐごごがらだずのぜ!」
「じゃあ、れいむについてはどう思う?」
「あのぐぞゆっぐり! ぜっだいにごろじでやるのぜ!」
「そうか」
俺はそれだけ言うと、透明な箱を再びリビングへと戻した。安らかに眠るれいむの顔を見たまりさは、歯ぎしりを始めていた。
れいむは起きず、俺も一々反応するのは面倒だと判断した。俺は寝室へと向かい、さっさと寝た。
れいむは起きず、俺も一々反応するのは面倒だと判断した。俺は寝室へと向かい、さっさと寝た。
4.どっちでもいいよ。
翌朝目覚めると何やらリビングが騒がしい。俺は慌ててリビングに向かうと、そこでは二匹の喧嘩の応酬が行われていた。
「くそゆっくり!」
「げす!」
「でいぶ!」
「うんうんゆっくり!」
「どれいゆっくり!」
「げす!」
「でいぶ!」
「うんうんゆっくり!」
「どれいゆっくり!」
何か訳の分からぬ単語で互いを罵倒し合っていた。俺は手を大きく叩いて、それらを制止させた。
「はいはい、そこまでに。れいむ、話があるんだが」
「ゆゆ? なあに?」
「おいまで! ぐぞにんげん! まじざをごごがらだぜ!」
「ゆゆ? なあに?」
「おいまで! ぐぞにんげん! まじざをごごがらだぜ!」
騒ぐまりさを余所に、俺はれいむを部屋の外へと連れ出して話し始めた。
「れいむ、これからあいつにドライフードをやってもいいぞ」
「ゆ? ゆやだよ! あんな、のらゆっくりに、れいむのごはんさんあげたくないよ!」
「それはお前の勝手だ。ただ、与えても構わないという事を一応伝えただけだ」
「ゆ? ゆ?」
「ゆ? ゆやだよ! あんな、のらゆっくりに、れいむのごはんさんあげたくないよ!」
「それはお前の勝手だ。ただ、与えても構わないという事を一応伝えただけだ」
「ゆ? ゆ?」
俺の言葉の意味が分からないらしい。俺は現時点に於けるれいむが、果たして金バッヂクラスの知能を持ち合わせているのか疑問に思った。
しかし、俺としては金バッヂの知識なんぞよりもっと大事な事があるのだ。俺とれいむはリビングに戻った。
しかし、俺としては金バッヂの知識なんぞよりもっと大事な事があるのだ。俺とれいむはリビングに戻った。
「おいぐぞにんげん! ごごがらだぜ!」
「じゃあ、まりさ。れいむにお願いすれば、ひょっとしたら美味しいご飯さんを貰えるかもしれんぞ」
「ゆぎぎ…」
「じゃあ、まりさ。れいむにお願いすれば、ひょっとしたら美味しいご飯さんを貰えるかもしれんぞ」
「ゆぎぎ…」
俺は一方的に発言した。まりさはその意味をちゃんと理解したようで、歯ぎしりを立てて返事をした。
れいむはそれを見て更に調子づいたらしい。不敵な笑みを浮かべながら言った。
れいむはそれを見て更に調子づいたらしい。不敵な笑みを浮かべながら言った。
「ゆふふふ…おいしいごはんさんがほしかったら、れいむにどげざをしてね!」
「だれがどげざなんかするのぜ! ばかゆっくり!」
「ゆーん…そんなこというなら……せいっさいだよ!」
「だれがどげざなんかするのぜ! ばかゆっくり!」
「ゆーん…そんなこというなら……せいっさいだよ!」
そういうとれいむは自らの分の食事を始めた。ガツガツとこれまでになく早く、汚い食べ方だった。
やがてそれら全てを食べ終えると、小さなゲップをして透明な箱へと向かった。
やがてそれら全てを食べ終えると、小さなゲップをして透明な箱へと向かった。
「ゆっがああああああ!! もういいがげんにずるのぜええええええええ!!!」
「どげざしたら、ゆるしてあげるよ!」
「だれがぞんなごどずるどおもっでるのぜええ!!?」
「じゃあ、うんうんするよ! ゆーん…すっきりぃ!」
「ゆやああああああああああああああ!! ぐざいのぜえええええええ!! もういやなのぜえええええええ!!」
「どげざしたら、ゆるしてあげるよ!」
「だれがぞんなごどずるどおもっでるのぜええ!!?」
「じゃあ、うんうんするよ! ゆーん…すっきりぃ!」
「ゆやああああああああああああああ!! ぐざいのぜえええええええ!! もういやなのぜえええええええ!!」
土下座を条件にれいむは食料を与えると言った。しかし、まりさは中々に反抗心が強いようで決して屈しなかった。
そのせいで再び糞尿を顔面に浴びる事になり、阿鼻叫喚の図となってしまった。
そのせいで再び糞尿を顔面に浴びる事になり、阿鼻叫喚の図となってしまった。
「愚かだな……」
「ゆぷぷ! ほんと、ばかだよね! のらゆっくりって!」
「ああ、本当に馬鹿だよ。お前はな」
「ゆぷぷ…ほんとうに…………ゆ!?」
「ゆぷぷ! ほんと、ばかだよね! のらゆっくりって!」
「ああ、本当に馬鹿だよ。お前はな」
「ゆぷぷ…ほんとうに…………ゆ!?」
俺の言葉にれいむは大きく動揺した。口をパクパクと動かしているが、声にならないようだ。
そのれいむに、俺は冷たい視線をジッと向け続けていた。
そのれいむに、俺は冷たい視線をジッと向け続けていた。