ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1667 必要なゆっくり
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ankoss
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・いろんな所から設定やら展開パクりました。ごめんなさい。
・たまにはこういうのが書きたいぬちゃぬちゃあきです。
・主要なゆっくりが漢字で喋ります。ゆっくりしか出ないから良いよね!?
・舞台は幻想郷の辺境の山奥。だからどんなにあり得なくってもあり得るんだ!
―――――――――――――――――――――――――
ある山にそれはそれはとってもゆっくりとした群がありました。
その群はドスが居るわけでも、優秀な指導者が居るわけでもありません。
ただ『ルール』に則って生活しているだけです。
すっきり制限や仲間への略奪行為、ゆっくり殺しへの罰則等々、大部分は他の群と変わりはありません。
ただ、一つだけ。ほかの群には無い不思議な『ルール』があるだけです。
それは群のゆっくりが安全に暮らすため、ストレスを溜めないためのたった一つの『ルール』。
そして群のゆっくりが笑顔に包まれるとっても愉快な『ルール』なのです。
―――――――――――――――――――――――――
『必要なゆっくり』
―――――――――――――――――――――――――
「むきゅう。今日もとってもゆっくりしてるわね。」
群の幹部の一人であるぱちゅりーは空を見上げながらとてもゆっくりとしています。
この群には長は居ません。幹部が何匹か居るだけなのです。
それに幹部と言ってもただ『ルール』従って、最終決定を下すだけのものです。
ちなみに幹部は、群が出来たとき最初にいたから幹部になったり、群のゆっくりの強い推薦があってきまるものです。
「ゆふふ♪当たり前よ。この群は愛で溢れているのだもの♪とってもとかいはよ?」
このありすもまた、幹部の一員です。
そして群のありす達の中ではもっともとかいはなありすと呼ばれています。
「むきゅきゅ♪そうね。とってもゆっくりしてるわ。今日もありすのぺにぺにはゆっくりしてるわね。」
「うふふ。ありがとう。」
二匹がゆっくりしていると、幹部のみょんが走ってきました。
「まら!びっぐまら!!すごく、おおきいです・・・・・」
「あら?そんなに急いでどうしたの?とかいはじゃないわよ?」
「ぺにす!いんけい!!」
「群に入りたいっていうゆっくりが来たのね?ぱちゅりー、行きましょう?みんなもう集まってるみたいだわ。」
「そうね。」
ぱちゅりーとありすはみょんに連れられ、広場に向かいました。
―――――――――――――――――――――――――
広場には群のゆっくりの約半数が集まっていました。
「ゆゆ!こっちなんだぜ!!」
幹部まりさがぱちゅりー達を呼びます。
「やっと来たんだねー。ゆっくりしすぎなんだねー。」
このちぇんも幹部です。
どうやらこのちぇん、少しご機嫌斜めなようです。
どうやら幹部達は既に全員集まっていたみたいです。
「むきゅ。ごめんだわ。」
「そうね。ゆっくりしすぎてたわ。とかいはじゃなかったわ。」
「たまきん・・・」
遅れて来た三匹は謝りました。
「わかればいいんだよー。次から気を付ければ問題ないんだねー。」
ちぇんは許してあげました。
「そんなことより群に入れるか決めるんだぜ!!」
「むきゅ。そうね。じゃあ見てみましょうか。」
5匹は群に入りたいと言っているゆっくりのもとへ行きました。
群に入りたがっているのはれいむとまりさの番でした。
「ゆふふ!!さっさとおさをだしてね!!おさはでてきたられいむをおさにしてね!!ついでにあまあまちょうだいね!!!」
れいむは典型的なゲス、でいぶなようです。
「ゆぅ・・れいむ・・・そんなこといっちゃゆっくりできないのぜ・・・・・」
対して番のまりさは至って普通のまりさのようです。
でいぶはまりさの言葉に腹を立て、怒鳴り始めました。
「なにいってるのぉぉぉぉ!!??かりもろくにできないげすがふざけるんじゃないよぉぉぉぉ!!!
おまえがかりがへたくそだからおちびちゃんがえいえんにゆっくりしちゃったんでしょぉぉぉぉぉ!!!!!」
狩りができないと言っていますが、このまりさは比較的狩りの上手い個体です。
ただ単にでいぶが食べる分としては持ってくる食料が少ないだけです。
普通のゆっくりならば子供が5匹居たとしても十分養っていけるだけの食料は取っていました。
それに子供が死んだのは全てこのでいぶのせいです。
食べ物は全てれいむのものだ、と言って自分の子供に食べ物を与えませんでした。
子供が食べ物を食べるとれいむのご飯を盗るゲスだと言って潰してきました。
今までそれはそれは自分勝手な行動をしてきました。
「むきゅ。今回は簡単にいきそうね。」
「そうね。あれならこの間みたいなことにはならないわ。」
「わかるよー。げすだとやりやすいんだねー」
「ゆぅ・・・・まりさ・・かわいそうなんだぜ・・・・」
「短小!ポークビッツ!!!」
幹部達が番のもとに来ました。
「ゆゆ?れいむはおさをだせっていったんだよ?わかってる?あんこのうなの?」
でいぶは長が出てこないことに対して不機嫌に成っています。
「むきゅん。この群に長はいないわ。『ルール』があるだけよ。」
ぱちゅりーの『ルール』という言葉を聞いたれいむは笑い転げます。
「ゆひゃひゃひゃ!!!るーるさんだって!!ばかなんだね!!そんなものあってもゆっくりできないだけだよ!!
あんこのうなんだね!!しかたないかられいむがおさになってあげるよ!!かんしゃしてね!!!」
幹部達は皆、同じように落胆しました。
「やっぱりとかいはじゃないわね。」
「早漏・・・」
「しかたないんだねー。」
ぱちゅりーはれいむの言葉を無視してまりさに話かけました。
「まりさ、『ルール』を守れるなら群に入れてあげるわ。どう?」
「まりさはむれにはいりたいんだぜ・・・・でも『るーる』ってなんなんだぜ?」
でいぶは自分が無視され、自分には話しかけないことに怒りました。
「ふざけるなぁぁぁぁぁぁ!!!!れいむさまをむしするなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
でいぶが暴れそうになったので群のみょん達がでいぶに武器を突きつけ動きを封じます。
「なにしてるのぉぉぉぉぉ!!!???じゃまでしょぉぉぉぉ!!!!」
でいぶは動かなくはなりましたが、より一層うるさくなりました。
ですがぱちゅりーはまりさとの話を続けました。
「細かいことは後で説明するとして一番大きな『ルール』を守れるか質問するわ。」
ぱちゅりーはまりさの目を見据え、真剣な表情で説明を始めます。
「まず・・・・そこのでいぶとは離婚してもらうわ。」
「ゆゆ?りこんさん?・・・でも・・・・・りこんさんはゆっくりできないっておとうさんにいわれたんだぜ・・・・」
まりさの父親は両親が離婚したことで自分がゆっくりできなかった記憶を子供であるこのまりさに伝えていたのでした。
「そうね。離婚はゆっくりできないわ。でもゆっくりできないのは赤ちゃんが居る時よ。
これは群に入るための条件だし、あなたのゆっくりの為でもあるのよ?」
「ゆ、ゆぅ・・・・・」
まりさは悩みました。
確かにでいぶはゆっくりできるとは言えない妻です。
赤ちゃんも殺しました。自分を無理矢理狩りに行かせもしました。
ですが一度は永遠を誓いあった仲なのです。
そう簡単に離婚なんてできません。
「ゆぷぷ!!そんなクソまりさ、こっちからりこんしてやるよ!!!さっさときえてね!!ゆひゃひゃ!!」
まりさの心の防波堤をでいぶは自分で破壊しました。
「・・・・・・・・・・・りこんするのぜ・・・・」
まりさが離婚を決めたことでぱちゅりーはとってもゆっくりした表情になりました。
「むっきゅん。良い判断よ。まりさ、このでいぶはもうあなたとは他ゆんよ。
これであなたはこの群の一員。あ、そうだ。群から抜けることは出来ないわよ。
みょん。そこのでいぶを・・そうね・・・・・食べ物の貯蔵庫に連れていってあげて。」
ぱちゅりーは幹部みょんに言いました。
「ゆぷぷ!!やっとれいむさまのいげんがりかいできたようだね!!!
さっさとあまあまちょうだいね!!!」
「皮被り!!包茎!!」
「「「「「ズルムケ!!」」」」」
みょんたちはでいぶを連れて、ぱちゅりーに言われた通り貯蔵庫に向かいました。
「ゆゆ?な、なんで?」
まりさは不思議そうな顔をしてぱちゅりーに聞きます。
「むきゅ。これがこの群の『ルール』なのよ。見てまりさ。今集まってるゆっくり達の中にれいむはいる?」
「ゆゆ・・・・・・・・・いないぜ。なんでなんだぜ?」
ぱちゅりーはまりさに優しく教えてあげました。
「みんなあなたと一緒なのよ。れいむのせいでゆっくりできなかったわ。
だかられいむでゆっくりすることにしたの。」
「?いみがわからないんだぜ?」
ちぇんが会話に入ってきました。
「そろそろわかって欲しいんだねー。れいむがこの群に居ない、さっきのでいぶを食料貯蔵庫に連れていった。
つまりそういうことなんだねー。いいかげんわかれよー。」
ちぇんの言葉を聞いたまりさはガタガタと震え始めてしまいました。
「ゆ・・・・で、でもそれはゆっくり殺しなんだぜ・・・」
「むきゅ?何言ってるのかしら?れいむはゆっくり出来ないんだからゆっくりじゃないわよ?」
「ゆ?」
「ゆっくりはとってもとかいはなのよ?なのにれいむったら全然とかいはじゃないんだもの。」
「ゆゆ?」
「悲しいけど、そういうことなのぜ。それに殺しはしないのぜ!!勝手に死ぬだけなんだぜ!!」
「ゆゆゆ?」
まりさはこのゆっくり達が言っていることをよく理解できませんでした。
それになんだか怖いとも感じてきてしまいました。
「ま、まりさは・・・やっぱりむれにはいらないんだぜ!!かえるんだぜ!」
そう言ってこの場を離れようとしましたが、すぐに周りのゆっくり達に囲まれてしまいました。
「ゆゆぅ!?」
「むきゅぅ・・・・・言ったでしょう?群から抜けることは出来ないって。」
「仕方ないんだねー。大体みんな最初は『教育』するんだねー。」
「ゆ・・・『きょういく』・・・・さん・・・・・・・?」
まりさはその『教育』という言葉に何か言いしれない恐怖を感じました。
「そうなんだぜ!!まりさも最初はイヤだったけど今ではこの群が大好きなのぜ!!
まりさだってこの群が好きになれるのぜ!!!!」
「大丈夫よ。イヤなのは最初だけ。あとはずっととかいはな気分になれるわ。」
「「「ゆっくり教育するよ!!!」」」
まりさは同じゆっくりであるはずの彼女らが、本当に自分と同じゆっくりなのかと思いました。
「ゆゆ・・・・ま、まりさはにげるのぜ!!ここはゆっくりできないのぜ!!!」
まりさは囲まれているというのに、逃げようと囲んでいるゆっくり達に向かって突進していきます。
「ゆべっ!!」
ですがすぐさま元居た場所に戻され、ちぇんたちに捕まってしまいました。
「や、やめるんだぜ!!!まりさをはなすんだぜ!!!」
「むきゅん。それじゃあちぇん。まりさを教育してあげてちょうだい。」
「とかいはな教育を待ってるわよ♪」
「まりさもゆっくりしたまりさになれるといいのぜ!!」
「わかってるんだねー。この間みたいに失敗しないんだねー。さ、いくんだよー」
「「「「「わかるよー」」」」」
ちぇん達に捕まったまりさはちぇん達になされるがまま、どこかへ連れて行かれます。
「や、やめるんだぜぇぇぇx!!!」
まりさの慟哭虚しく、誰も足を止める者は居ませんでした。
その時、食料貯蔵庫の方かられいむの悲鳴に似た不思議な声が聞こえてきました。
まりさは自分の身にこれから起こること、でいぶが現在置かれて居るであろう状態を考え、ゆっくり出来ませんでした。
―――――――――――――――――――――――――
~食料貯蔵庫~
「なにこれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!どうなってるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!????」
でいぶは洞窟の中にあった食料貯蔵庫の中を見て悲鳴を上げました。
「ちんぽ。海面体!!」
「今日の補充だね!わかってる、ちゃんとやるよ!!!」
洞窟の奥では数匹のにとりが作業をしていました。
「驚いてるね!今日のはイキがいいよ!」
「おどろくにきまってるでしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
でいぶが驚くのは当たり前、そこに広がっていたのは一面のれいむ種のゆっくり出来ない姿。
れいむ種、と言ってもただリボンが付いているから辛うじてれいむと解るだけであって、原型は留めていないのが殆どです。
ただうねうね動くだけのれいむ、涙を流しながら何かを頻りに訴えようとしているれいむ。
もう既に死んでいるれいむ、生きてはいるのであろうが全く動かないれいむ等々、様々なれいむがいます。
そしてこのれいむ達には共通点がありました。
それは、口を水草のようなもので縫われていること。
皆、飾りを付けるだけの髪の毛を残し、それ以外は殆どを抜かれていること。
そして全身に苔のようなものが生えていたり、キノコが生えていたり。
とにかく何らかの植物が生えているのです。
こんなものを見せられて驚かない方がどうかしているでしょう。
「うーん・・・うるさいね。とりあえず口塞いじゃおっか♪」
にとりがとても楽しそうに明るい声でそんなことをいうのででいぶは怒鳴りました。
「なにいってるのぉぉぉぉぉ!!!!!れいむさまのぷりちーなおくちになにをするっていうのぉぉぉぉ!!??ぉぉ」
でいぶはここから逃げようと体をブルンブルン震わせますが、みょん達にしっかり押さえられていて動けません。
「はなせぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
「みんな!!しっかり押さえててね!」
「「「「「カリ首!!!」」」」」
にとりが洞窟の奥にある湖から一本の水草を取ってきて、れいむににじりよります。
「やめろぉぉぉぉおぉぉ!!!!!」
れいむは先ほどよりももっと大きく震えて何とか逃げ出そうとしますが離れません。
「うーん・・・・困ったな。これじゃあ上手く縫えないよ。」
逃げられはしませんでしたが、にとりの水草からの驚異からは逃れる事が出来ました。
「ゆふふ!!れいむさまはやっぱりつよいね!!!すべてのゆっくりのおさになるべくしてうまれたんだもんね!!!!」
なにやらよく解らないことを言っていますが、にとりはそれを無視します。
「みょん、薬れいむの三番からきのこを一本持ってきてくれないか?」
「ちんこ!!!」
みょんは薬れいむのある方向に走っていき、すぐに戻ってきました。
「ちんこ!!ちんぽ!!ちんちん!!」
「ありがとう!それじゃあれいむ!ゆっくりしていってね!!」
にとりのゆっくりしていってねにれいむは反応してしまいました。
「ゆゆ!ゆっくりしt」
れいむが口を開いたのを確認したにとりはれいむの口にキノコを放り込みました。
「むーしゃむーsy!?・・ゆ・・ぎ・・ぎ・・・・・」
「よし!動かなくなったね!!」
にとりがみょんに取りに行かせ、れいむに食べさせたキノコは体が動かなくなる毒キノコでした。
動かなくなると言っても効果は30分程度。
とはいえ、ただ口を縫うだけなので十分な時間が稼げました。
「それじゃあ縫合しよう!!」
にとりはれいむの口に曲がっている尖った石を使って器用にれいむの口を縫合していきます。
「ゆぐ・・・・ぐ・・・・ぐ・・・・・・」
れいむは先ほどの表情のまま全く動きませんが、声から察するにとても苦しそうです。
「よし!できた!!後は口だけお水に浸けておけば終わりだね!!」
にとりはみょん達に指示を出し、奥の湖にれいむを運ばせました。
湖の周りの床は不自然に掘ってあります。
実はこの掘ってある穴に水を入れて、それに口を五分ほど浸けて口を溶かしてくっつけるのです。
にとりはその一連の動作をして、れいむの口を水に浸けました。
「うん!できたね!!」
にとりは一仕事終わって満足そうな顔をしています。
「それじゃあみょん達!もう戻っていいよ!ありがとうね!!」
「「「「「ちーんぽ!」」」」」
にとりはみょん達にお礼を言い、みょん達は自分達の巣に帰っていきました。
―――――――――――――――――――――――――
~教育~
「もういやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!すっぎりしたくないぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
まりさが連れてこられたのはとある洞窟。
「なんなのこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!????」
そこでまりさがみたのは無理矢理すっきりーをさせられるれいむ達の姿。
「ここはゆー俗なんだねー。ちょっとしたレイパー気分が味わえるスリリングな場所なんだよー。」
「れいぱーはゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!!」
まりさは目前の光景を見たくありませんでした。
同じゆっくりが無理矢理すっきりーさせられてるのです。
当たり前です。
「んほぉぉぉぉぉ???その子が新入りのまりさちゃんねぇぇぇぇ!かわいいわぁぁぁぁぁ!!!」
ここのゆー俗を取り仕切るありすがこちらに寄ってきました。
「ゆひぃ!?れ、れいぱーだぁぁぁぁ!!!」
「つんでれさんなのねぇぇぇ!!!とっても可愛いわぁぁぁぁぁ!!!」
「ありす。いい加減にするんだねー。怖がってるんだねー。」
まりさがありすに迫られているのをちぇんが止めました。
「あらぁ。ちぇんちゃんはつれないのねぇ・・・」
「ゆひぃ・・・ゆひぃ・・・」
まりさはあまりの恐怖に少し漏らしてしまいました。
「まりさはれいむをどう思ってるんだねー?」
突然ちぇんがまりさに質問してきました。
「ゆゆ?れ、れいむ・・・?」
まりさは考えました。
れいむとは自分のゆん生の中でどんなものだっただろうか・・・・・
番のれいむ。
おちびちゃんを殺したれいむ。
無理矢理狩りに行かせたれいむ。
まりさの中のれいむは、全てゆっくり出来ないものだった。
「ゆ、ゆっくりできないのぜ・・・・・・」
まりさは正直に話しました。
「そうなんだねー。ゆっくりできないんだねー。れいむは全部壊していくんだよー。
お家も、群も、友達も、家族も、全部壊すんだよー。
全然ゆっくり出来ないんだねー。」
「ゆ、ゆん!そうなんだぜ!れいむはゆっくりできないゆっくりなのぜ!!」
まりさは本心からそう思いました。
「そうだねー。だからちぇんたちはれいむでゆっくりするんだよー。わかるねー。」
「ゆ・・・」
確かにれいむはゆっくり出来ない。
だけども、だからといってれいむにゆっくり出来ないことをしていいのだろうか・・・・
そうまりさは思っているのです。
まりさがなかなか返事をしないので、ちぇんは言葉だけでの教育を諦めました。
「ゆはぁ・・・仕方ないんだねー。ありす、三回以下のれいむを二つ用意して欲しいんだねー。」
「あら?うふふ♪二つね。わかったわ。」
―――――――――――――――――――――――――
~ゆー俗~
「ちぇ、ちぇん。ホントにやるんだぜ・・・・・?」
「いい加減わかれよー。こんなのただヤるための道具に過ぎないんだよー。要はオナホみたいなもんなんだねー。」
ちぇんとまりさの目の前には怯えて震えているれいむが二匹。
「うふふ♪こっちがまだ初物で、こっちは二回よ。」
ありすがれいむの説明をします。
「や、やめてね・・・」
「ひどいことしないでね・・・・こわいよ・・・・・」
れいむ二匹は拒絶の言葉を口にしますが、ちぇんはそれを無視して二回のれいむに近づきます。
「きょうは初物を譲ってやるんだねー。初物なんて珍しいんだよー。」
ちぇんはそう言いながら三回目れいむに突き刺しました。
「いやぁぁぁぁ!!!すっきりしたくないぃぃぃぃ!!!!」
「ちっ・・・ありす。こいつ緩すぎなんだねー。幹部ありすが使ったやつじゃないのー?わかるよー」
ちぇんはありすに文句を言います。
「あら、分かるかしら?」
「わかるにきまってるんだよー。いい加減あいつ専用のを用意した方がいいんだねー。」
「いやぁ!!!やめてぇぇぇえぇぇ!!!」
れいむが大声を出すのが気に食わなかったのか、ちぇんはれいむに噛みつきました。
「いぎゃぁぁぁぁぁ!!!!いだいぃぃぃぃ!!!」
「黙るんだねー。こんなゆるゆるなのに我慢してるこっちの身にもなって欲しいんだよー。わかれよー。」
「ごべんなざいぃぃぃぃぃぃ!!!!あやまりますからぁ!!!すっきりしたくないぃぃぃぃぃ!!!!」
ちぇんはそんなれいむの言葉を無視します。
「わかるよー。そろそろなんだねー。」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!やめでぇぇぇぇ!!!やめてくださいぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
れいむの抗議も虚しく、ちぇんはれいむの中に精子餡を吐き出しました。
「「すっきりー」」
すぐさまれいむの頭から茎が生え始め、実ゆが実ります。
が、実ゆが実って種の判別が出来るほど育つ前に黒ずんで落ちてしまいました。
「ゆあああああああ!!!!れいむのあかちゃんんんんん!!!!!、またえいえんにゆっくりしちゃったぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」
実はこのゆー俗のれいむ達にはちょっとした仕掛けがしてあるのです。
れいむ達は役割が始まる少し前にあるキノコを食べさせられるのです。
そのキノコは毒性自体はとても低く、成体や小ゆっくりならば気にならないほどです。
ですが、産まれてまもなくの実ゆは違います。
毒への耐性はゼロに近く、母胎の中身を基にして体を作るのですからたまったものではありません。
「ゆふぅ。たまには緩いのもいいんだねー。?なんでまりさはやらないんだねー?わからないよー?」
傍らでれいむが己の子供が死んでしまったことを嘆き悲しんでいるというのにちぇんは全くの無関心でした。
「ゆ・・・な、なんでなんだぜ・・・なんでそんなことができるんだぜ・・・・・・・」
まりさには分かりませんでした。
どうして同じゆっくりにそんな事が出来るのか。
「?何言ってるんだよー?意味が分からないよー。」
「ゆぎッ!だから!なんでそんなひどいことができるのかきいてるんだぜぇぇぇぇぇ!!!!!
なんで!おちびがしんじゃったのぜ!!!かなしくないのかだぜ!!!
なのに、ちぇんはなんでそんなゆっくりしてるんだぜ!!!
おかしいんだぜ!!!!」
まりさはちぇんに怒鳴りつけました。
「ああ、そういうことなんだねー。わかるよー。
れいむから産まれる子供なんて子供が可愛そうなんだよー。
生まれてからそんな可愛そうな目に遭わせるなんてちぇんは出来ないんだよー。
だから死んじゃってよかったんだよー。
それに、れいむはゆっくりじゃないんだよー。いいかげんわかれよぉ。」
ちぇんのその淡泊な返事に怒りを覚えたまりさはちぇんに体当たりを仕掛けました。
「ゲスなちぇんはしねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
ですがまりさの攻撃はひらりと交わされてしまいました。
「ゆぎぃ!!まだまだなんだぜぇぇぇ!!!!」
まりさが体勢を立て直し、もう一度体当たりをしようとしました。
が、ありすとちぇんの二匹に羽交い締めにあって動けなくなってしまいました。
「はぁ。まだわからないんだねー。」
「ま、みんな最初はこんなものよ。」
「はなせぇぇぇぇぇぇ!!!!」
まりさが暴れますが二匹はそれを軽々と押さえて見せます。
「ありす。バイユグラを使うんだねー。しかたないよー」
「ええ、そうね。」
ありすは暴れるまりさの口の中に何かを放り込みました。
「やめろぉぉぉぉぉ!?ゆ・・ゆ・・・んほぉぉぉぉぉ!!!!」
まりさは一瞬にしてぺにぺにを立たせ、まるでレイパーのように雄叫びをあげました。
そして、れいむにのし掛かりました。
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!すっきりこわいぃぃぃぃぃぃ!!!!やめてぇぇぇぇぇ!!!!」
「れいむぅぅぅぅぅ!!!!かわいいんだぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!!すべすべだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
まりさに理性はまりさの中の欲をすべて吐き出さなければ戻ってきません。
「あらぁ。思ったよりも利いたみたいねぇ。」
「利きすぎなんだよー。」
―――――――――――――――――――――――――
かれこれ数十分が経ったでしょうか。
れいむの前には無数の黒ずんだ実ゆが転がり、れいむ自身もまた黒ずみ生き絶えています。
「ゆはぁ・・・・ゆはぁ・・・・・・・・」
だんだんとまりさが戻ってきているようです。
「ゆはぁ・・・まりさは・・・まりさは・・・・」
己のしてしまったことの残酷さ、そして自分の中にあった黒い欲望、この二つにまりさは押しつぶされそうになっています。
「わかるよー。まりさはわるくないんだよー。」
「そんなこと・・・・まりさはれいむを・・・・ころしちゃったのぜ・・・・・・・」
ちぇんの言葉に反応します。
「まりさ、悪いのはれいむなんだよー。こうなってるのも、全部れいむが悪いんだよー。」
「れいむが・・・・わるい・・・・?」
「そうなんだよー。まりさは今までれいむのせいでゆっくり出来なかったんでしょー?
それじゃあ今度はれいむをゆっくりさせない番なんだねー。
これは必然で仕方のないことなんだよー。やられたらやり返す。たったこれだけのことなんだねー。」
まりさは虚ろな目をしながらちぇんの言葉をじっと聴いています。
「れいむが居るとゆっくりできないって事は、れいむは悪なんだよー。
全部れいむのせいなんだよー。さっき赤ちゃんが死んだのだってれいむのせい。
れいむがすっきりのし過ぎでしんだのだってれいむのせいなんだよー。わかれよー。」
いくらゆっくりでもこんな説明で納得するようなことはありません。
が、まりさの精神状態はズタズタ。何かを支えにしなければ精神崩壊を起こしてしまいます。
ちぇんはこのときを待っていました。
まりさの精神が崩壊の一歩手前までやってくることを。
そうすればどんなに理不尽なことだろうが、自分の身の為にそれを無理矢理理解し、解決するのです。
「まりさは・・・・・わるくない・・・・わるいのは・・・れいむ・・・・・・」
「そうだよー。それでいいんだよー。まりさはわるくないんだよー。」
まりさの心の中にはれいむ=悪の式が出来上がってしまいました。
「そうだぜ・・・・まりさはわるくないんだぜ・・・わるいのはれいむなんだぜ・・・
あかちゃんがしんじゃったり、れいむがしんだのだって、ぜんぶれいむがわるいんだぜ!!」
「やっとわかったんだねー。それじゃあ広場に向かうんだよー。みんな待ってるんだねー。」
ちぇんはとてもゆっくりとした笑顔をまりさに向けました。
「ゆゆ!ありがとうちぇん!!ゆっくりきがつけたのはちぇんのおかげなんだぜ!!いってくるのぜ!!」
そう言ってまりさは広場に向かっていきました。
「ほんと。あなたって恐ろしいわ。」
まりさが見えなくなるとありすがぽつりとつぶやきました。
「そうでもないんだねー。本当に恐ろしいのはあんな説明でも受け入れちゃうゆっくりなんだねー。」
「・・・・・・それもそうね・・・・・・・」
ありすとちぇんは少しだけ、悲しそうな目をしていました。
―――――――――――――――――――――――――
「ゆん!!まりさはきづけたんだぜ!!!わるいのはれいむなんだぜ!!!!」
まりさが広場に着くとまず、大声で宣言しました。
「むきゅ。偉いわまりさ。」
「とってもとかいはよ。」
誉められたまりさは少しだけ得意げになりました。
「ゆゆん!」
「むきゅ。それじゃあまりさ、あなたの元番のれいむに会いに行きましょう。」
ぱちゅりーはまりさに言いました。
「わかったのぜ!」
まりさはすぐさま了承し、食料貯蔵庫に向かいました。
―――――――――――――――――――――――――
~食料貯蔵庫~
「ゆゆーん!みつけたのぜ!!こいつなのぜ!!!ゆぷぷ、ぶざまなすがたなのぜ!」
まりさはすぐさまれいむを見つけ、その姿をバカにしました。
「んんんんんん!!んー!!!」
口を塞がれ、もみあげはもがれ、髪も剃られたその姿は本当にゆっくりできません。
「わるいれいむはそんなすがたがおにあいなんだぜ!!」
まりさはその後もしばらくれいむをバカにしていました。
「むきゅ。にとり、このれいむはどうするの?」
「繁殖用にするつもりだよ!」
「それなら、今やっちゃいましょう?」
「いいよ!まりさ!そっちの完全な禿饅頭を持ってきて!!」
にとりに言われた通り、禿饅頭を引きずりながら持ってきたまりさ。
「こいつなのぜ?」
「そうだよ!!それじゃあそれをれいむに触れるぐらい近くに置いて!」
まりさは言われるがままに禿饅頭をれいむの肌に触れるぐらいの位置に持っていきます。
すると、突然禿饅頭がれいむに頬ずりを始めました。
「ゆひゃひゃ!!すーりすーりされてるのぜ!!!きもちわるいったらありゃしないのぜ!!!」
「!!!んんんんんんんん!!」
だんだんと強くなる禿饅頭のすーりすーり。
しばらくすると、れいむの頭に茎が生え、赤ゆが実ります。
一本生え終わると、すぐさま禿饅頭はまたれいむにすーりすーりをはじめます。
「!!!んん!!」
れいむはくちが塞がっているが、目は開いています。
そしてその目から止めどなく涙が溢れ、拒絶を示しているのが分かります。
「ゆひひ!!いいきみなのぜ!!」
しばらくすると、茎は五本になり、そのすべてにれいむが実っていました。
「にとり!これはいったいどうするんだぜ?」
「生まれる前に目をくり貫いてみんなのコンポストにしたり、動物から逃げるときのデコイにするよ!!」
「それはゆっくりできるのぜ!!」
無論、それを聴いているれいむはゆっくりなどできません。
れいむ様の子供がそんなことに使われるだなんて許せない!!
と思っているのです。
此の期に及んでまだそんなこと考えているとは図太いにも程があります。
ですが、それを言葉にして誰かに伝えることはもうできません。
完全に口が塞がってるのですから。
これからのでいぶの一生はただ、禿饅頭にはらませられ続けるだけのものになったのですから。
―――――――――――――――――――――――――
この群の『ルール』とは、[れいむをゆっくりと思わない]というものです。
この群ができた頃から居るゆっくり達が考えたものです。
昔、ここにはこの群以上に巨大で、ゆっくりとした群がありました。
しかし、ある事件をキッカケに群は崩壊しました。
それの原因を作ったのがれいむ種であり、崩壊した後も真っ先にゲスになったのもれいむ種だったのです。
生き残ったゆっくり達は考えました。
どうしたらゆっくりできるだろう?
どうしたら結束の強い群ができるのだろう?
そうして出来上がった群がここです。
れいむを絶対的な悪として、すべての罪をれいむに背負わせ、れいむを不満のはけ口にするこの群です。
ですが、本当にこれがゆっくりできる群なのでしょうか?
本当に、結束の固い群なのでしょうか?
何匹かは少しづつ、少しづつですが気が付き始めています。
この群が本当は悲しい群だということに。
―――――――――――――――――――――――――
あとがき
たまにはこんなのよくない?てかこっちとしては、ゆっくりできるんだねー。
そう思うぬちゃぬちゃあきです。こんちゃ!
とにかくコンペでれいむウザいからいじめたくなったんだ。
もう気持ち悪い気持ち悪い。えうー。
いろいろ至らないところがあると思いますが、脳内保管で何とかお願いします。
なんか途中でめんどくさくなったんだ。
ごめん。てかごめんなさい。てかゴメス。
前回予告してたやつだけど、結構苦戦してます。
スランプってやつですな。
それとめーりんと焼き肉が思ってたより好評だったから続き考えたんだ。
でも読みたい人居るのかな~?って思っちゃって上げられなす。
以上、結局グダグダ言ってるだけのぬちゃぬちゃあきでした。
ではでは
・たまにはこういうのが書きたいぬちゃぬちゃあきです。
・主要なゆっくりが漢字で喋ります。ゆっくりしか出ないから良いよね!?
・舞台は幻想郷の辺境の山奥。だからどんなにあり得なくってもあり得るんだ!
―――――――――――――――――――――――――
ある山にそれはそれはとってもゆっくりとした群がありました。
その群はドスが居るわけでも、優秀な指導者が居るわけでもありません。
ただ『ルール』に則って生活しているだけです。
すっきり制限や仲間への略奪行為、ゆっくり殺しへの罰則等々、大部分は他の群と変わりはありません。
ただ、一つだけ。ほかの群には無い不思議な『ルール』があるだけです。
それは群のゆっくりが安全に暮らすため、ストレスを溜めないためのたった一つの『ルール』。
そして群のゆっくりが笑顔に包まれるとっても愉快な『ルール』なのです。
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『必要なゆっくり』
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「むきゅう。今日もとってもゆっくりしてるわね。」
群の幹部の一人であるぱちゅりーは空を見上げながらとてもゆっくりとしています。
この群には長は居ません。幹部が何匹か居るだけなのです。
それに幹部と言ってもただ『ルール』従って、最終決定を下すだけのものです。
ちなみに幹部は、群が出来たとき最初にいたから幹部になったり、群のゆっくりの強い推薦があってきまるものです。
「ゆふふ♪当たり前よ。この群は愛で溢れているのだもの♪とってもとかいはよ?」
このありすもまた、幹部の一員です。
そして群のありす達の中ではもっともとかいはなありすと呼ばれています。
「むきゅきゅ♪そうね。とってもゆっくりしてるわ。今日もありすのぺにぺにはゆっくりしてるわね。」
「うふふ。ありがとう。」
二匹がゆっくりしていると、幹部のみょんが走ってきました。
「まら!びっぐまら!!すごく、おおきいです・・・・・」
「あら?そんなに急いでどうしたの?とかいはじゃないわよ?」
「ぺにす!いんけい!!」
「群に入りたいっていうゆっくりが来たのね?ぱちゅりー、行きましょう?みんなもう集まってるみたいだわ。」
「そうね。」
ぱちゅりーとありすはみょんに連れられ、広場に向かいました。
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広場には群のゆっくりの約半数が集まっていました。
「ゆゆ!こっちなんだぜ!!」
幹部まりさがぱちゅりー達を呼びます。
「やっと来たんだねー。ゆっくりしすぎなんだねー。」
このちぇんも幹部です。
どうやらこのちぇん、少しご機嫌斜めなようです。
どうやら幹部達は既に全員集まっていたみたいです。
「むきゅ。ごめんだわ。」
「そうね。ゆっくりしすぎてたわ。とかいはじゃなかったわ。」
「たまきん・・・」
遅れて来た三匹は謝りました。
「わかればいいんだよー。次から気を付ければ問題ないんだねー。」
ちぇんは許してあげました。
「そんなことより群に入れるか決めるんだぜ!!」
「むきゅ。そうね。じゃあ見てみましょうか。」
5匹は群に入りたいと言っているゆっくりのもとへ行きました。
群に入りたがっているのはれいむとまりさの番でした。
「ゆふふ!!さっさとおさをだしてね!!おさはでてきたられいむをおさにしてね!!ついでにあまあまちょうだいね!!!」
れいむは典型的なゲス、でいぶなようです。
「ゆぅ・・れいむ・・・そんなこといっちゃゆっくりできないのぜ・・・・・」
対して番のまりさは至って普通のまりさのようです。
でいぶはまりさの言葉に腹を立て、怒鳴り始めました。
「なにいってるのぉぉぉぉ!!??かりもろくにできないげすがふざけるんじゃないよぉぉぉぉ!!!
おまえがかりがへたくそだからおちびちゃんがえいえんにゆっくりしちゃったんでしょぉぉぉぉぉ!!!!!」
狩りができないと言っていますが、このまりさは比較的狩りの上手い個体です。
ただ単にでいぶが食べる分としては持ってくる食料が少ないだけです。
普通のゆっくりならば子供が5匹居たとしても十分養っていけるだけの食料は取っていました。
それに子供が死んだのは全てこのでいぶのせいです。
食べ物は全てれいむのものだ、と言って自分の子供に食べ物を与えませんでした。
子供が食べ物を食べるとれいむのご飯を盗るゲスだと言って潰してきました。
今までそれはそれは自分勝手な行動をしてきました。
「むきゅ。今回は簡単にいきそうね。」
「そうね。あれならこの間みたいなことにはならないわ。」
「わかるよー。げすだとやりやすいんだねー」
「ゆぅ・・・・まりさ・・かわいそうなんだぜ・・・・」
「短小!ポークビッツ!!!」
幹部達が番のもとに来ました。
「ゆゆ?れいむはおさをだせっていったんだよ?わかってる?あんこのうなの?」
でいぶは長が出てこないことに対して不機嫌に成っています。
「むきゅん。この群に長はいないわ。『ルール』があるだけよ。」
ぱちゅりーの『ルール』という言葉を聞いたれいむは笑い転げます。
「ゆひゃひゃひゃ!!!るーるさんだって!!ばかなんだね!!そんなものあってもゆっくりできないだけだよ!!
あんこのうなんだね!!しかたないかられいむがおさになってあげるよ!!かんしゃしてね!!!」
幹部達は皆、同じように落胆しました。
「やっぱりとかいはじゃないわね。」
「早漏・・・」
「しかたないんだねー。」
ぱちゅりーはれいむの言葉を無視してまりさに話かけました。
「まりさ、『ルール』を守れるなら群に入れてあげるわ。どう?」
「まりさはむれにはいりたいんだぜ・・・・でも『るーる』ってなんなんだぜ?」
でいぶは自分が無視され、自分には話しかけないことに怒りました。
「ふざけるなぁぁぁぁぁぁ!!!!れいむさまをむしするなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
でいぶが暴れそうになったので群のみょん達がでいぶに武器を突きつけ動きを封じます。
「なにしてるのぉぉぉぉぉ!!!???じゃまでしょぉぉぉぉ!!!!」
でいぶは動かなくはなりましたが、より一層うるさくなりました。
ですがぱちゅりーはまりさとの話を続けました。
「細かいことは後で説明するとして一番大きな『ルール』を守れるか質問するわ。」
ぱちゅりーはまりさの目を見据え、真剣な表情で説明を始めます。
「まず・・・・そこのでいぶとは離婚してもらうわ。」
「ゆゆ?りこんさん?・・・でも・・・・・りこんさんはゆっくりできないっておとうさんにいわれたんだぜ・・・・」
まりさの父親は両親が離婚したことで自分がゆっくりできなかった記憶を子供であるこのまりさに伝えていたのでした。
「そうね。離婚はゆっくりできないわ。でもゆっくりできないのは赤ちゃんが居る時よ。
これは群に入るための条件だし、あなたのゆっくりの為でもあるのよ?」
「ゆ、ゆぅ・・・・・」
まりさは悩みました。
確かにでいぶはゆっくりできるとは言えない妻です。
赤ちゃんも殺しました。自分を無理矢理狩りに行かせもしました。
ですが一度は永遠を誓いあった仲なのです。
そう簡単に離婚なんてできません。
「ゆぷぷ!!そんなクソまりさ、こっちからりこんしてやるよ!!!さっさときえてね!!ゆひゃひゃ!!」
まりさの心の防波堤をでいぶは自分で破壊しました。
「・・・・・・・・・・・りこんするのぜ・・・・」
まりさが離婚を決めたことでぱちゅりーはとってもゆっくりした表情になりました。
「むっきゅん。良い判断よ。まりさ、このでいぶはもうあなたとは他ゆんよ。
これであなたはこの群の一員。あ、そうだ。群から抜けることは出来ないわよ。
みょん。そこのでいぶを・・そうね・・・・・食べ物の貯蔵庫に連れていってあげて。」
ぱちゅりーは幹部みょんに言いました。
「ゆぷぷ!!やっとれいむさまのいげんがりかいできたようだね!!!
さっさとあまあまちょうだいね!!!」
「皮被り!!包茎!!」
「「「「「ズルムケ!!」」」」」
みょんたちはでいぶを連れて、ぱちゅりーに言われた通り貯蔵庫に向かいました。
「ゆゆ?な、なんで?」
まりさは不思議そうな顔をしてぱちゅりーに聞きます。
「むきゅ。これがこの群の『ルール』なのよ。見てまりさ。今集まってるゆっくり達の中にれいむはいる?」
「ゆゆ・・・・・・・・・いないぜ。なんでなんだぜ?」
ぱちゅりーはまりさに優しく教えてあげました。
「みんなあなたと一緒なのよ。れいむのせいでゆっくりできなかったわ。
だかられいむでゆっくりすることにしたの。」
「?いみがわからないんだぜ?」
ちぇんが会話に入ってきました。
「そろそろわかって欲しいんだねー。れいむがこの群に居ない、さっきのでいぶを食料貯蔵庫に連れていった。
つまりそういうことなんだねー。いいかげんわかれよー。」
ちぇんの言葉を聞いたまりさはガタガタと震え始めてしまいました。
「ゆ・・・・で、でもそれはゆっくり殺しなんだぜ・・・」
「むきゅ?何言ってるのかしら?れいむはゆっくり出来ないんだからゆっくりじゃないわよ?」
「ゆ?」
「ゆっくりはとってもとかいはなのよ?なのにれいむったら全然とかいはじゃないんだもの。」
「ゆゆ?」
「悲しいけど、そういうことなのぜ。それに殺しはしないのぜ!!勝手に死ぬだけなんだぜ!!」
「ゆゆゆ?」
まりさはこのゆっくり達が言っていることをよく理解できませんでした。
それになんだか怖いとも感じてきてしまいました。
「ま、まりさは・・・やっぱりむれにはいらないんだぜ!!かえるんだぜ!」
そう言ってこの場を離れようとしましたが、すぐに周りのゆっくり達に囲まれてしまいました。
「ゆゆぅ!?」
「むきゅぅ・・・・・言ったでしょう?群から抜けることは出来ないって。」
「仕方ないんだねー。大体みんな最初は『教育』するんだねー。」
「ゆ・・・『きょういく』・・・・さん・・・・・・・?」
まりさはその『教育』という言葉に何か言いしれない恐怖を感じました。
「そうなんだぜ!!まりさも最初はイヤだったけど今ではこの群が大好きなのぜ!!
まりさだってこの群が好きになれるのぜ!!!!」
「大丈夫よ。イヤなのは最初だけ。あとはずっととかいはな気分になれるわ。」
「「「ゆっくり教育するよ!!!」」」
まりさは同じゆっくりであるはずの彼女らが、本当に自分と同じゆっくりなのかと思いました。
「ゆゆ・・・・ま、まりさはにげるのぜ!!ここはゆっくりできないのぜ!!!」
まりさは囲まれているというのに、逃げようと囲んでいるゆっくり達に向かって突進していきます。
「ゆべっ!!」
ですがすぐさま元居た場所に戻され、ちぇんたちに捕まってしまいました。
「や、やめるんだぜ!!!まりさをはなすんだぜ!!!」
「むきゅん。それじゃあちぇん。まりさを教育してあげてちょうだい。」
「とかいはな教育を待ってるわよ♪」
「まりさもゆっくりしたまりさになれるといいのぜ!!」
「わかってるんだねー。この間みたいに失敗しないんだねー。さ、いくんだよー」
「「「「「わかるよー」」」」」
ちぇん達に捕まったまりさはちぇん達になされるがまま、どこかへ連れて行かれます。
「や、やめるんだぜぇぇぇx!!!」
まりさの慟哭虚しく、誰も足を止める者は居ませんでした。
その時、食料貯蔵庫の方かられいむの悲鳴に似た不思議な声が聞こえてきました。
まりさは自分の身にこれから起こること、でいぶが現在置かれて居るであろう状態を考え、ゆっくり出来ませんでした。
―――――――――――――――――――――――――
~食料貯蔵庫~
「なにこれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!どうなってるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!????」
でいぶは洞窟の中にあった食料貯蔵庫の中を見て悲鳴を上げました。
「ちんぽ。海面体!!」
「今日の補充だね!わかってる、ちゃんとやるよ!!!」
洞窟の奥では数匹のにとりが作業をしていました。
「驚いてるね!今日のはイキがいいよ!」
「おどろくにきまってるでしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
でいぶが驚くのは当たり前、そこに広がっていたのは一面のれいむ種のゆっくり出来ない姿。
れいむ種、と言ってもただリボンが付いているから辛うじてれいむと解るだけであって、原型は留めていないのが殆どです。
ただうねうね動くだけのれいむ、涙を流しながら何かを頻りに訴えようとしているれいむ。
もう既に死んでいるれいむ、生きてはいるのであろうが全く動かないれいむ等々、様々なれいむがいます。
そしてこのれいむ達には共通点がありました。
それは、口を水草のようなもので縫われていること。
皆、飾りを付けるだけの髪の毛を残し、それ以外は殆どを抜かれていること。
そして全身に苔のようなものが生えていたり、キノコが生えていたり。
とにかく何らかの植物が生えているのです。
こんなものを見せられて驚かない方がどうかしているでしょう。
「うーん・・・うるさいね。とりあえず口塞いじゃおっか♪」
にとりがとても楽しそうに明るい声でそんなことをいうのででいぶは怒鳴りました。
「なにいってるのぉぉぉぉぉ!!!!!れいむさまのぷりちーなおくちになにをするっていうのぉぉぉぉ!!??ぉぉ」
でいぶはここから逃げようと体をブルンブルン震わせますが、みょん達にしっかり押さえられていて動けません。
「はなせぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
「みんな!!しっかり押さえててね!」
「「「「「カリ首!!!」」」」」
にとりが洞窟の奥にある湖から一本の水草を取ってきて、れいむににじりよります。
「やめろぉぉぉぉおぉぉ!!!!!」
れいむは先ほどよりももっと大きく震えて何とか逃げ出そうとしますが離れません。
「うーん・・・・困ったな。これじゃあ上手く縫えないよ。」
逃げられはしませんでしたが、にとりの水草からの驚異からは逃れる事が出来ました。
「ゆふふ!!れいむさまはやっぱりつよいね!!!すべてのゆっくりのおさになるべくしてうまれたんだもんね!!!!」
なにやらよく解らないことを言っていますが、にとりはそれを無視します。
「みょん、薬れいむの三番からきのこを一本持ってきてくれないか?」
「ちんこ!!!」
みょんは薬れいむのある方向に走っていき、すぐに戻ってきました。
「ちんこ!!ちんぽ!!ちんちん!!」
「ありがとう!それじゃあれいむ!ゆっくりしていってね!!」
にとりのゆっくりしていってねにれいむは反応してしまいました。
「ゆゆ!ゆっくりしt」
れいむが口を開いたのを確認したにとりはれいむの口にキノコを放り込みました。
「むーしゃむーsy!?・・ゆ・・ぎ・・ぎ・・・・・」
「よし!動かなくなったね!!」
にとりがみょんに取りに行かせ、れいむに食べさせたキノコは体が動かなくなる毒キノコでした。
動かなくなると言っても効果は30分程度。
とはいえ、ただ口を縫うだけなので十分な時間が稼げました。
「それじゃあ縫合しよう!!」
にとりはれいむの口に曲がっている尖った石を使って器用にれいむの口を縫合していきます。
「ゆぐ・・・・ぐ・・・・ぐ・・・・・・」
れいむは先ほどの表情のまま全く動きませんが、声から察するにとても苦しそうです。
「よし!できた!!後は口だけお水に浸けておけば終わりだね!!」
にとりはみょん達に指示を出し、奥の湖にれいむを運ばせました。
湖の周りの床は不自然に掘ってあります。
実はこの掘ってある穴に水を入れて、それに口を五分ほど浸けて口を溶かしてくっつけるのです。
にとりはその一連の動作をして、れいむの口を水に浸けました。
「うん!できたね!!」
にとりは一仕事終わって満足そうな顔をしています。
「それじゃあみょん達!もう戻っていいよ!ありがとうね!!」
「「「「「ちーんぽ!」」」」」
にとりはみょん達にお礼を言い、みょん達は自分達の巣に帰っていきました。
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~教育~
「もういやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!すっぎりしたくないぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
まりさが連れてこられたのはとある洞窟。
「なんなのこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!????」
そこでまりさがみたのは無理矢理すっきりーをさせられるれいむ達の姿。
「ここはゆー俗なんだねー。ちょっとしたレイパー気分が味わえるスリリングな場所なんだよー。」
「れいぱーはゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!!」
まりさは目前の光景を見たくありませんでした。
同じゆっくりが無理矢理すっきりーさせられてるのです。
当たり前です。
「んほぉぉぉぉぉ???その子が新入りのまりさちゃんねぇぇぇぇ!かわいいわぁぁぁぁぁ!!!」
ここのゆー俗を取り仕切るありすがこちらに寄ってきました。
「ゆひぃ!?れ、れいぱーだぁぁぁぁ!!!」
「つんでれさんなのねぇぇぇ!!!とっても可愛いわぁぁぁぁぁ!!!」
「ありす。いい加減にするんだねー。怖がってるんだねー。」
まりさがありすに迫られているのをちぇんが止めました。
「あらぁ。ちぇんちゃんはつれないのねぇ・・・」
「ゆひぃ・・・ゆひぃ・・・」
まりさはあまりの恐怖に少し漏らしてしまいました。
「まりさはれいむをどう思ってるんだねー?」
突然ちぇんがまりさに質問してきました。
「ゆゆ?れ、れいむ・・・?」
まりさは考えました。
れいむとは自分のゆん生の中でどんなものだっただろうか・・・・・
番のれいむ。
おちびちゃんを殺したれいむ。
無理矢理狩りに行かせたれいむ。
まりさの中のれいむは、全てゆっくり出来ないものだった。
「ゆ、ゆっくりできないのぜ・・・・・・」
まりさは正直に話しました。
「そうなんだねー。ゆっくりできないんだねー。れいむは全部壊していくんだよー。
お家も、群も、友達も、家族も、全部壊すんだよー。
全然ゆっくり出来ないんだねー。」
「ゆ、ゆん!そうなんだぜ!れいむはゆっくりできないゆっくりなのぜ!!」
まりさは本心からそう思いました。
「そうだねー。だからちぇんたちはれいむでゆっくりするんだよー。わかるねー。」
「ゆ・・・」
確かにれいむはゆっくり出来ない。
だけども、だからといってれいむにゆっくり出来ないことをしていいのだろうか・・・・
そうまりさは思っているのです。
まりさがなかなか返事をしないので、ちぇんは言葉だけでの教育を諦めました。
「ゆはぁ・・・仕方ないんだねー。ありす、三回以下のれいむを二つ用意して欲しいんだねー。」
「あら?うふふ♪二つね。わかったわ。」
―――――――――――――――――――――――――
~ゆー俗~
「ちぇ、ちぇん。ホントにやるんだぜ・・・・・?」
「いい加減わかれよー。こんなのただヤるための道具に過ぎないんだよー。要はオナホみたいなもんなんだねー。」
ちぇんとまりさの目の前には怯えて震えているれいむが二匹。
「うふふ♪こっちがまだ初物で、こっちは二回よ。」
ありすがれいむの説明をします。
「や、やめてね・・・」
「ひどいことしないでね・・・・こわいよ・・・・・」
れいむ二匹は拒絶の言葉を口にしますが、ちぇんはそれを無視して二回のれいむに近づきます。
「きょうは初物を譲ってやるんだねー。初物なんて珍しいんだよー。」
ちぇんはそう言いながら三回目れいむに突き刺しました。
「いやぁぁぁぁ!!!すっきりしたくないぃぃぃぃ!!!!」
「ちっ・・・ありす。こいつ緩すぎなんだねー。幹部ありすが使ったやつじゃないのー?わかるよー」
ちぇんはありすに文句を言います。
「あら、分かるかしら?」
「わかるにきまってるんだよー。いい加減あいつ専用のを用意した方がいいんだねー。」
「いやぁ!!!やめてぇぇぇえぇぇ!!!」
れいむが大声を出すのが気に食わなかったのか、ちぇんはれいむに噛みつきました。
「いぎゃぁぁぁぁぁ!!!!いだいぃぃぃぃ!!!」
「黙るんだねー。こんなゆるゆるなのに我慢してるこっちの身にもなって欲しいんだよー。わかれよー。」
「ごべんなざいぃぃぃぃぃぃ!!!!あやまりますからぁ!!!すっきりしたくないぃぃぃぃぃ!!!!」
ちぇんはそんなれいむの言葉を無視します。
「わかるよー。そろそろなんだねー。」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!やめでぇぇぇぇ!!!やめてくださいぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
れいむの抗議も虚しく、ちぇんはれいむの中に精子餡を吐き出しました。
「「すっきりー」」
すぐさまれいむの頭から茎が生え始め、実ゆが実ります。
が、実ゆが実って種の判別が出来るほど育つ前に黒ずんで落ちてしまいました。
「ゆあああああああ!!!!れいむのあかちゃんんんんん!!!!!、またえいえんにゆっくりしちゃったぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」
実はこのゆー俗のれいむ達にはちょっとした仕掛けがしてあるのです。
れいむ達は役割が始まる少し前にあるキノコを食べさせられるのです。
そのキノコは毒性自体はとても低く、成体や小ゆっくりならば気にならないほどです。
ですが、産まれてまもなくの実ゆは違います。
毒への耐性はゼロに近く、母胎の中身を基にして体を作るのですからたまったものではありません。
「ゆふぅ。たまには緩いのもいいんだねー。?なんでまりさはやらないんだねー?わからないよー?」
傍らでれいむが己の子供が死んでしまったことを嘆き悲しんでいるというのにちぇんは全くの無関心でした。
「ゆ・・・な、なんでなんだぜ・・・なんでそんなことができるんだぜ・・・・・・・」
まりさには分かりませんでした。
どうして同じゆっくりにそんな事が出来るのか。
「?何言ってるんだよー?意味が分からないよー。」
「ゆぎッ!だから!なんでそんなひどいことができるのかきいてるんだぜぇぇぇぇぇ!!!!!
なんで!おちびがしんじゃったのぜ!!!かなしくないのかだぜ!!!
なのに、ちぇんはなんでそんなゆっくりしてるんだぜ!!!
おかしいんだぜ!!!!」
まりさはちぇんに怒鳴りつけました。
「ああ、そういうことなんだねー。わかるよー。
れいむから産まれる子供なんて子供が可愛そうなんだよー。
生まれてからそんな可愛そうな目に遭わせるなんてちぇんは出来ないんだよー。
だから死んじゃってよかったんだよー。
それに、れいむはゆっくりじゃないんだよー。いいかげんわかれよぉ。」
ちぇんのその淡泊な返事に怒りを覚えたまりさはちぇんに体当たりを仕掛けました。
「ゲスなちぇんはしねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
ですがまりさの攻撃はひらりと交わされてしまいました。
「ゆぎぃ!!まだまだなんだぜぇぇぇ!!!!」
まりさが体勢を立て直し、もう一度体当たりをしようとしました。
が、ありすとちぇんの二匹に羽交い締めにあって動けなくなってしまいました。
「はぁ。まだわからないんだねー。」
「ま、みんな最初はこんなものよ。」
「はなせぇぇぇぇぇぇ!!!!」
まりさが暴れますが二匹はそれを軽々と押さえて見せます。
「ありす。バイユグラを使うんだねー。しかたないよー」
「ええ、そうね。」
ありすは暴れるまりさの口の中に何かを放り込みました。
「やめろぉぉぉぉぉ!?ゆ・・ゆ・・・んほぉぉぉぉぉ!!!!」
まりさは一瞬にしてぺにぺにを立たせ、まるでレイパーのように雄叫びをあげました。
そして、れいむにのし掛かりました。
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!すっきりこわいぃぃぃぃぃぃ!!!!やめてぇぇぇぇぇ!!!!」
「れいむぅぅぅぅぅ!!!!かわいいんだぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!!すべすべだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
まりさに理性はまりさの中の欲をすべて吐き出さなければ戻ってきません。
「あらぁ。思ったよりも利いたみたいねぇ。」
「利きすぎなんだよー。」
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かれこれ数十分が経ったでしょうか。
れいむの前には無数の黒ずんだ実ゆが転がり、れいむ自身もまた黒ずみ生き絶えています。
「ゆはぁ・・・・ゆはぁ・・・・・・・・」
だんだんとまりさが戻ってきているようです。
「ゆはぁ・・・まりさは・・・まりさは・・・・」
己のしてしまったことの残酷さ、そして自分の中にあった黒い欲望、この二つにまりさは押しつぶされそうになっています。
「わかるよー。まりさはわるくないんだよー。」
「そんなこと・・・・まりさはれいむを・・・・ころしちゃったのぜ・・・・・・・」
ちぇんの言葉に反応します。
「まりさ、悪いのはれいむなんだよー。こうなってるのも、全部れいむが悪いんだよー。」
「れいむが・・・・わるい・・・・?」
「そうなんだよー。まりさは今までれいむのせいでゆっくり出来なかったんでしょー?
それじゃあ今度はれいむをゆっくりさせない番なんだねー。
これは必然で仕方のないことなんだよー。やられたらやり返す。たったこれだけのことなんだねー。」
まりさは虚ろな目をしながらちぇんの言葉をじっと聴いています。
「れいむが居るとゆっくりできないって事は、れいむは悪なんだよー。
全部れいむのせいなんだよー。さっき赤ちゃんが死んだのだってれいむのせい。
れいむがすっきりのし過ぎでしんだのだってれいむのせいなんだよー。わかれよー。」
いくらゆっくりでもこんな説明で納得するようなことはありません。
が、まりさの精神状態はズタズタ。何かを支えにしなければ精神崩壊を起こしてしまいます。
ちぇんはこのときを待っていました。
まりさの精神が崩壊の一歩手前までやってくることを。
そうすればどんなに理不尽なことだろうが、自分の身の為にそれを無理矢理理解し、解決するのです。
「まりさは・・・・・わるくない・・・・わるいのは・・・れいむ・・・・・・」
「そうだよー。それでいいんだよー。まりさはわるくないんだよー。」
まりさの心の中にはれいむ=悪の式が出来上がってしまいました。
「そうだぜ・・・・まりさはわるくないんだぜ・・・わるいのはれいむなんだぜ・・・
あかちゃんがしんじゃったり、れいむがしんだのだって、ぜんぶれいむがわるいんだぜ!!」
「やっとわかったんだねー。それじゃあ広場に向かうんだよー。みんな待ってるんだねー。」
ちぇんはとてもゆっくりとした笑顔をまりさに向けました。
「ゆゆ!ありがとうちぇん!!ゆっくりきがつけたのはちぇんのおかげなんだぜ!!いってくるのぜ!!」
そう言ってまりさは広場に向かっていきました。
「ほんと。あなたって恐ろしいわ。」
まりさが見えなくなるとありすがぽつりとつぶやきました。
「そうでもないんだねー。本当に恐ろしいのはあんな説明でも受け入れちゃうゆっくりなんだねー。」
「・・・・・・それもそうね・・・・・・・」
ありすとちぇんは少しだけ、悲しそうな目をしていました。
―――――――――――――――――――――――――
「ゆん!!まりさはきづけたんだぜ!!!わるいのはれいむなんだぜ!!!!」
まりさが広場に着くとまず、大声で宣言しました。
「むきゅ。偉いわまりさ。」
「とってもとかいはよ。」
誉められたまりさは少しだけ得意げになりました。
「ゆゆん!」
「むきゅ。それじゃあまりさ、あなたの元番のれいむに会いに行きましょう。」
ぱちゅりーはまりさに言いました。
「わかったのぜ!」
まりさはすぐさま了承し、食料貯蔵庫に向かいました。
―――――――――――――――――――――――――
~食料貯蔵庫~
「ゆゆーん!みつけたのぜ!!こいつなのぜ!!!ゆぷぷ、ぶざまなすがたなのぜ!」
まりさはすぐさまれいむを見つけ、その姿をバカにしました。
「んんんんんん!!んー!!!」
口を塞がれ、もみあげはもがれ、髪も剃られたその姿は本当にゆっくりできません。
「わるいれいむはそんなすがたがおにあいなんだぜ!!」
まりさはその後もしばらくれいむをバカにしていました。
「むきゅ。にとり、このれいむはどうするの?」
「繁殖用にするつもりだよ!」
「それなら、今やっちゃいましょう?」
「いいよ!まりさ!そっちの完全な禿饅頭を持ってきて!!」
にとりに言われた通り、禿饅頭を引きずりながら持ってきたまりさ。
「こいつなのぜ?」
「そうだよ!!それじゃあそれをれいむに触れるぐらい近くに置いて!」
まりさは言われるがままに禿饅頭をれいむの肌に触れるぐらいの位置に持っていきます。
すると、突然禿饅頭がれいむに頬ずりを始めました。
「ゆひゃひゃ!!すーりすーりされてるのぜ!!!きもちわるいったらありゃしないのぜ!!!」
「!!!んんんんんんんん!!」
だんだんと強くなる禿饅頭のすーりすーり。
しばらくすると、れいむの頭に茎が生え、赤ゆが実ります。
一本生え終わると、すぐさま禿饅頭はまたれいむにすーりすーりをはじめます。
「!!!んん!!」
れいむはくちが塞がっているが、目は開いています。
そしてその目から止めどなく涙が溢れ、拒絶を示しているのが分かります。
「ゆひひ!!いいきみなのぜ!!」
しばらくすると、茎は五本になり、そのすべてにれいむが実っていました。
「にとり!これはいったいどうするんだぜ?」
「生まれる前に目をくり貫いてみんなのコンポストにしたり、動物から逃げるときのデコイにするよ!!」
「それはゆっくりできるのぜ!!」
無論、それを聴いているれいむはゆっくりなどできません。
れいむ様の子供がそんなことに使われるだなんて許せない!!
と思っているのです。
此の期に及んでまだそんなこと考えているとは図太いにも程があります。
ですが、それを言葉にして誰かに伝えることはもうできません。
完全に口が塞がってるのですから。
これからのでいぶの一生はただ、禿饅頭にはらませられ続けるだけのものになったのですから。
―――――――――――――――――――――――――
この群の『ルール』とは、[れいむをゆっくりと思わない]というものです。
この群ができた頃から居るゆっくり達が考えたものです。
昔、ここにはこの群以上に巨大で、ゆっくりとした群がありました。
しかし、ある事件をキッカケに群は崩壊しました。
それの原因を作ったのがれいむ種であり、崩壊した後も真っ先にゲスになったのもれいむ種だったのです。
生き残ったゆっくり達は考えました。
どうしたらゆっくりできるだろう?
どうしたら結束の強い群ができるのだろう?
そうして出来上がった群がここです。
れいむを絶対的な悪として、すべての罪をれいむに背負わせ、れいむを不満のはけ口にするこの群です。
ですが、本当にこれがゆっくりできる群なのでしょうか?
本当に、結束の固い群なのでしょうか?
何匹かは少しづつ、少しづつですが気が付き始めています。
この群が本当は悲しい群だということに。
―――――――――――――――――――――――――
あとがき
たまにはこんなのよくない?てかこっちとしては、ゆっくりできるんだねー。
そう思うぬちゃぬちゃあきです。こんちゃ!
とにかくコンペでれいむウザいからいじめたくなったんだ。
もう気持ち悪い気持ち悪い。えうー。
いろいろ至らないところがあると思いますが、脳内保管で何とかお願いします。
なんか途中でめんどくさくなったんだ。
ごめん。てかごめんなさい。てかゴメス。
前回予告してたやつだけど、結構苦戦してます。
スランプってやつですな。
それとめーりんと焼き肉が思ってたより好評だったから続き考えたんだ。
でも読みたい人居るのかな~?って思っちゃって上げられなす。
以上、結局グダグダ言ってるだけのぬちゃぬちゃあきでした。
ではでは