ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3576 おちびちゃんとゆっくりできたらいいな!
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ankoss
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『おちびちゃんとゆっくりできたらいいな!』 26KB
虐待 番い ゆっくりしていってね!!!
虐待 番い ゆっくりしていってね!!!
初めましての方は初めまして
他作を見てくださった方はありがとうございます。
投稿者の九郎です。
単発作品三弾目。後半少々長くなりそうなんで分断です。
他作を見てくださった方はありがとうございます。
投稿者の九郎です。
単発作品三弾目。後半少々長くなりそうなんで分断です。
どうぞよろしく。
――――某日、午後6時、路上――――
「おでがいじばず!!おでがいじばず!!でいぶだぢをがっでぐだざい!!」
「おぢびぢゃんがじにぞうなんでず!!
ばりざのがわいいあがぢゃんがぜっだいにゆっぐりざぜでぐれまずがら!!」
「おぢびぢゃんがじにぞうなんでず!!
ばりざのがわいいあがぢゃんがぜっだいにゆっぐりざぜでぐれまずがら!!」
今日も今日とて野良饅頭が人間相手に助けを求めている。
が、基本的に元々野良であるゆっくりが人間に頼みごとをする機会は少ない(命乞い除く)。
が、基本的に元々野良であるゆっくりが人間に頼みごとをする機会は少ない(命乞い除く)。
「おぢびぢゃんはずごぐゆっぐりじだごなんでず!!
ぜめでおぢびぢゃんだげでもゆっぐりざぜであげでぐだざいいいい!!」
ぜめでおぢびぢゃんだげでもゆっぐりざぜであげでぐだざいいいい!!」
はっきり言っていくら切羽詰っても人間に頼み事をするのはかえって危険である。
ゆっくりはどうあがいても害獣だ。人間に接触すれば死あるのみ。
ゆっくりはどうあがいても害獣だ。人間に接触すれば死あるのみ。
「ほほう、大変そうではないか。飼ってやろうか?」
とある人間が件のゆっくりに声を掛ける。
…ぶっちゃけ俺のことだが。
…ぶっちゃけ俺のことだが。
「…ゆ!?ほんどうに!?ほんどうでずが!?」
「ゆっぐりざぜでぐれまずが!?
ばりざだぢをがいゆっぐりにじでぐれまずが!?」
「勿論だとも。うちに来てゆっくりするといい」
「ゆっぐりざぜでぐれまずが!?
ばりざだぢをがいゆっぐりにじでぐれまずが!?」
「勿論だとも。うちに来てゆっくりするといい」
二匹の顔が明るくなる。
なるほど、見ただけで俺はこいつらの事情が大体理解できた。
まず、こいつらは野良にしては小奇麗だ。
なるほど、見ただけで俺はこいつらの事情が大体理解できた。
まず、こいつらは野良にしては小奇麗だ。
「お前ら元飼いゆっくりだな?」
「ぞうでず!ばっじさんはもうないげどばりざだぢはぎん(銀)ばっじゆっぐりでじだ!!」
「でいぶはぎん(金)ばっじでじだ!!
でぼごどもをづぐっだらがいぬじざんがあああああ!!!
ゆんやああああ!!!ゆんやああああああああああ!!!」
「ぞうでず!ばっじさんはもうないげどばりざだぢはぎん(銀)ばっじゆっぐりでじだ!!」
「でいぶはぎん(金)ばっじでじだ!!
でぼごどもをづぐっだらがいぬじざんがあああああ!!!
ゆんやああああ!!!ゆんやああああああああああ!!!」
ここぞとばかりの不幸アピール。
こいつらには等価交換の法則など通用しない。
人間側の利益を提供するような殊勝な心がけはないし
そもそも自分達が可愛いから、自分達が可哀想だから飼ってくれとしか考えていないのだ。
こいつらには等価交換の法則など通用しない。
人間側の利益を提供するような殊勝な心がけはないし
そもそも自分達が可愛いから、自分達が可哀想だから飼ってくれとしか考えていないのだ。
「まあ、お前らの事情はさして問題にならない。
それより、お前らの子供だが…」
「ゆ!?そうだよ!!おちびぢゃんがしにそうなんだよ!!
おねがいだがらはやくだずげで!!すぐでいいよ!!」
「おりびちゃんは『そだちざかり』なのにむーしゃむーしゃできなくて
しにそうなです!!おでがいじばずうううううううううううう!!!」
「ほほう、それは分かったがお前らは一つ見落としていることがあるようだ」
それより、お前らの子供だが…」
「ゆ!?そうだよ!!おちびぢゃんがしにそうなんだよ!!
おねがいだがらはやくだずげで!!すぐでいいよ!!」
「おりびちゃんは『そだちざかり』なのにむーしゃむーしゃできなくて
しにそうなです!!おでがいじばずうううううううううううう!!!」
「ほほう、それは分かったがお前らは一つ見落としていることがあるようだ」
俺は電柱の影に守るように押し込められたチビを指差す。
「どうでもいいよおおおおおおおおおおおおお!!!!
おぢびぢゃんはいまにもじにぞうなんだよおおおおおおおおお!!??
いいかげんりがいじでね!!!」
「いや、そうじゃなくてだな」
「おぢびぢゃんをだずげでぐれるっでいっだでじょおおおおおおお!!??
もうぞんなごどもわずれだのおおおおおおおおおお!?
ごのあんごのうーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
おぢびぢゃんはいまにもじにぞうなんだよおおおおおおおおお!!??
いいかげんりがいじでね!!!」
「いや、そうじゃなくてだな」
「おぢびぢゃんをだずげでぐれるっでいっだでじょおおおおおおお!!??
もうぞんなごどもわずれだのおおおおおおおおおお!?
ごのあんごのうーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
やれやれと思いながらそこにあった小さいクソ饅頭…いや
「もう死んでるんだが」
『クソ饅頭だった物www』を摘み上げた。
「「…………………………………………………」」
たっぷり30秒かけて俺の言った言葉を読み取った。
「「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおお!?」」
しかし状況は理解していなかった。
「おぢびぢゃんはゆっぐりじでるよ!?
おぢびぢゃんはがんばっでがばんじでだんだよ!?
おぢびぢゃんはごんなにがわいいのにいいいいいいいいいい!!」
「おぢびぢゃんはじんでない!!おぢびぢゃんはじんでない!!!
ばがなごどいうぐぞにんげんはじねえええええええええええええええ!!!」
おぢびぢゃんはがんばっでがばんじでだんだよ!?
おぢびぢゃんはごんなにがわいいのにいいいいいいいいいい!!」
「おぢびぢゃんはじんでない!!おぢびぢゃんはじんでない!!!
ばがなごどいうぐぞにんげんはじねえええええええええええええええ!!!」
ぼよんぼよんと突進(笑)してくる二匹のクソ饅頭。
靴とズボンを汚すのはいやなのでさっとかわした。
俺が立ってた位置で饅頭同士衝突する。
靴とズボンを汚すのはいやなのでさっとかわした。
俺が立ってた位置で饅頭同士衝突する。
「ぶべしっ!!」
ぶつかり合ったクソ饅頭共はそのまま転がっていき
顔面を下にして止まった。
てっきりそのまま攻撃を続けるものだと思ったが
そのままぶるぶると震えだしあらん限りの声で絶叫する。
顔面を下にして止まった。
てっきりそのまま攻撃を続けるものだと思ったが
そのままぶるぶると震えだしあらん限りの声で絶叫する。
「どぼじでえええええええええええ!!!
どぼじでえええええええええええええええ!!!!」
「ごのよはりふじんだよおおおおおおおおおお!!!
なんででいぶだぢはゆっぐりでぎないのおおおおおおおおお!!??
でいぶだぢはごんなにがわいぐでゆうしゅうで
ぜがいいぢのゆっぐりなのにいいいいいいいいいいい!!!」
どぼじでえええええええええええええええ!!!!」
「ごのよはりふじんだよおおおおおおおおおお!!!
なんででいぶだぢはゆっぐりでぎないのおおおおおおおおお!!??
でいぶだぢはごんなにがわいぐでゆうしゅうで
ぜがいいぢのゆっぐりなのにいいいいいいいいいいい!!!」
左右にごろんごろんと転がりながらもみ上げを揺らし
涙と涎と汗とその他様々な液体を撒き散らしながらこの世の無常さを嘆いた。
一応チビが死んだということは理解してたのね。
しかし、癇癪を起こしたクソ饅頭は人間の言葉などそうそう聞くことは無い。
俺は饅頭共を話半分にあしらいながら家に連れ帰った。
涙と涎と汗とその他様々な液体を撒き散らしながらこの世の無常さを嘆いた。
一応チビが死んだということは理解してたのね。
しかし、癇癪を起こしたクソ饅頭は人間の言葉などそうそう聞くことは無い。
俺は饅頭共を話半分にあしらいながら家に連れ帰った。
あああと一つだけ。
俺はチビを助けるなど一言も言っていない。
事実の捏造はこいつらの専売特許だ。
俺はチビを助けるなど一言も言っていない。
事実の捏造はこいつらの専売特許だ。
――――同日、午後8時、自宅庭――――
ここは自宅の庭。
手入れが行き届いていないため洗濯物を干す場所以外は草がボーボー。
それでも自然に近い空間ではあるため野良ゆっくりにとっては比較的暮らしやすい環境である。
手入れが行き届いていないため洗濯物を干す場所以外は草がボーボー。
それでも自然に近い空間ではあるため野良ゆっくりにとっては比較的暮らしやすい環境である。
「ゆぐっ…ゆぐっ……おぢびぢゃん、でんごぐでゆっぐりじでいっでね………」
「ばりざぁ……ばりざぁ………」
「ばりざぁ……ばりざぁ………」
なんとかクソ饅頭二匹をなだめすかし、チビの墓を庭に隅に作った。
割り箸が立てられていて、そこに平仮名で『おちびのはか』と書かれているのがなんともマヌケだ。
割り箸が立てられていて、そこに平仮名で『おちびのはか』と書かれているのがなんともマヌケだ。
「ゆっ………でも、れいむたちはねんがんのかいゆっくりにもどれたんだよ!」
「そうだね!ゆっくりできなかったこのこのためにも
これからいっぱいおちびちゃんをつくっていっぱいゆっくりしようね!」
「あーそのことだが飼いゆっくりになるに当たって一つ言っておくことがある」
「ゆ?なんなの?ゆっくりおしえてね!」
「れいむたちはばっじさんをもってたからゆうっしゅうっだよ!!」
「そうだね!ゆっくりできなかったこのこのためにも
これからいっぱいおちびちゃんをつくっていっぱいゆっくりしようね!」
「あーそのことだが飼いゆっくりになるに当たって一つ言っておくことがある」
「ゆ?なんなの?ゆっくりおしえてね!」
「れいむたちはばっじさんをもってたからゆうっしゅうっだよ!!」
最初に思っていたよりも賢いゆっくりのようだ。
それならば話は早い。
ならばこそ、と俺はバッジ付きならば知っていて当然のことを告げることにした。
それならば話は早い。
ならばこそ、と俺はバッジ付きならば知っていて当然のことを告げることにした。
「いいか、ここで好きなだけゆっくりしていくといい。
ただし『子供は絶対つくるな』よ?」
「「どぼじでえええええええええええ!!!」」
「どうしても何も、バッジ付きなら知っているよな?
飼い主に無断で子供を作るのは禁止だ。よろしいかね?」
「やだやだやだやだやだやだおぢびぢゃんほじいいいいいいいいいい!!!」
「どぼじでみんなおぢびぢゃんづぐるなっでいうのおおおお!?
おぢびぢゃんはゆっぐりでぎるのにいいいいいい!!」
ただし『子供は絶対つくるな』よ?」
「「どぼじでえええええええええええ!!!」」
「どうしても何も、バッジ付きなら知っているよな?
飼い主に無断で子供を作るのは禁止だ。よろしいかね?」
「やだやだやだやだやだやだおぢびぢゃんほじいいいいいいいいいい!!!」
「どぼじでみんなおぢびぢゃんづぐるなっでいうのおおおお!?
おぢびぢゃんはゆっぐりでぎるのにいいいいいい!!」
嗚呼醜い。
もうこれは間違いなく飼い主に子供を無断で作って捨てられたパターンだ。
もうこれは間違いなく飼い主に子供を無断で作って捨てられたパターンだ。
「いいかね?ルールは簡単だ。『子供は絶対つくるな』。
他にお前らに求めることはない」
「ぞれじゃぜんぜんいみないよおおおおおおおおおお!!」
「おぢびぢゃんがいないどゆっぐりでぎないいいいい!!」
他にお前らに求めることはない」
「ぞれじゃぜんぜんいみないよおおおおおおおおおお!!」
「おぢびぢゃんがいないどゆっぐりでぎないいいいい!!」
俺は二匹を軽く無視し、庭の引き戸を閉めた。
こうしてしまえばこの庭は一種の密閉空間になる。
ここはゆっくりプレイスなどではなく、ゆっくりの牢獄なのだ。
こうしてしまえばこの庭は一種の密閉空間になる。
ここはゆっくりプレイスなどではなく、ゆっくりの牢獄なのだ。
――――同日、午後9時、リビング――――
「「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっ!!!」」
庭からクソ饅頭二匹の声が聞こえる。
「「すっきりいいいいいいいいいいいいいい!!!!」」
ああ、もう禁を破ったようだ。
もっともあんな言い方で我慢できるのであれば誰も苦労はしない。
もっともあんな言い方で我慢できるのであれば誰も苦労はしない。
「ゆゆー!!ゆっくりしたこたちだよ!!」
「おにいさんもおちびちゃんをみたらきっとかんがえがかわるよね!!」
「おにいさんもおちびちゃんをみたらきっとかんがえがかわるよね!!」
もう俺の語彙ではこいつらの愚かさを表現するのは不可能だ。
どうせ同じことを言って前の飼い主に捨てられたのだろうが
そのことから学ぶものは何も無かったようだ。
どうせ同じことを言って前の飼い主に捨てられたのだろうが
そのことから学ぶものは何も無かったようだ。
…が、今回はこれでいい。
元より我慢させる気など全くなかったし、今回はこれを利用した虐待だ。
元より我慢させる気など全くなかったし、今回はこれを利用した虐待だ。
しばらくしてクソ饅頭の寝息が聞こえ始めた頃に俺は立ち上がった。
――――翌日、午前7時、庭――――
「どぼじでおぢびぢゃんがいないのおおおおおおおおおおおお!!??」
「あんなにゆっぐりじでだいいごだっだのにいいいいいい!!!」
「あんなにゆっぐりじでだいいごだっだのにいいいいいい!!!」
朝、クソ饅頭共の声が響き渡る。
目覚ましの音は不快なほど起こす効果は大きいが
こいつらは目覚ましに不向きだろう。目覚まし時計と違って止められないし。
目覚ましの音は不快なほど起こす効果は大きいが
こいつらは目覚ましに不向きだろう。目覚まし時計と違って止められないし。
「おう、クソ饅頭共起きていたか」
「おにいざあああああああああああああああああん!!
おぢびぢゃんがぎえぢゃっだよおおおおおおおお!!」
「どぼじでなのおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「さあ、知らんな。夢でも見たんじゃないか?」
「ぞんなごどないよおおおおおおおおおおおお!!!
だじがにおぢびぢゃんはいだよおおおおおおおおお!!」
「しかし、現にいないではないか。これは飯だ」
「おにいざあああああああああああああああああん!!
おぢびぢゃんがぎえぢゃっだよおおおおおおおお!!」
「どぼじでなのおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「さあ、知らんな。夢でも見たんじゃないか?」
「ぞんなごどないよおおおおおおおおおおおお!!!
だじがにおぢびぢゃんはいだよおおおおおおおおお!!」
「しかし、現にいないではないか。これは飯だ」
別にこいつらの言っていることが嘘だと言うわけではない。
単に俺が昨晩、こいつらが寝ているときに植物妊娠した茎を切り取っただけだ。
その証拠に、れいむの頭に生えていた茎の跡に円形脱毛症のようなハゲがある。
単に俺が昨晩、こいつらが寝ているときに植物妊娠した茎を切り取っただけだ。
その証拠に、れいむの頭に生えていた茎の跡に円形脱毛症のようなハゲがある。
「ご、ごはんさん……ゆっぐりだべるよ……」
「おぢびぢゃんだぢどいっじょにだべるはずだっだのにぃぃぃ……」
「お前らの寝言に付き合っている時間はない。俺は仕事に行ってくる。じゃあな」
「おぢびぢゃんだぢどいっじょにだべるはずだっだのにぃぃぃ……」
「お前らの寝言に付き合っている時間はない。俺は仕事に行ってくる。じゃあな」
――――同日、午後7時、庭――――
「おにいさん、おかえりなさい!!」
「ゆっくりしたこがいっぱいできたよ!!」
「ゆっくりしたこがいっぱいできたよ!!」
嗚呼鬱陶しい。
俺は言っても無駄であろうことをあえて言う。
今回の虐待のキモである。
俺は言っても無駄であろうことをあえて言う。
今回の虐待のキモである。
れいむの頭に生えていた茎をむんずと掴む。
前回に生えていた場所とは微妙にずれいていた。
前回に生えていた場所とは微妙にずれいていた。
「『子供は絶対つくるな』。そう言ったよな?」
「ゆ゙っ…………そ、それは、その、まりさがゆっくりせつめいするよ!!」
「ゆ゙っ!?……………れ、れい………ううん、そ、その……
おちびちゃんはゆっくりできるんだよ!!おにいさんもいっしょにゆっくりしようね!!」
「(^_^#)」 ブチ!!
「ゆ゙っ…………そ、それは、その、まりさがゆっくりせつめいするよ!!」
「ゆ゙っ!?……………れ、れい………ううん、そ、その……
おちびちゃんはゆっくりできるんだよ!!おにいさんもいっしょにゆっくりしようね!!」
「(^_^#)」 ブチ!!
俺は笑顔で茎を引っこ抜いた。
「「どぼじでええええええええええええええええ!!!!!」」
「『子供は絶対つくるな』。いいか何度でも言うぞ。『子供は絶対つくるな』」
「おにいざんはあぐまだよおおおおおおおおおおおおおお!!!
どぼじでぞんなごどがでぎるのおおおおおおおおお!!!」
「『子供は絶対つくるな』」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!!!!」
「『子供は絶対つくるな』」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!!!!」
「『子供は絶対つくるな』」
「どぼじで……ぷくううううううううう!!!!」
「『子供は絶対つくるな』。いいか何度でも言うぞ。『子供は絶対つくるな』」
「おにいざんはあぐまだよおおおおおおおおおおおおおお!!!
どぼじでぞんなごどがでぎるのおおおおおおおおお!!!」
「『子供は絶対つくるな』」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!!!!」
「『子供は絶対つくるな』」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!!!!」
「『子供は絶対つくるな』」
「どぼじで……ぷくううううううううう!!!!」
同じことを繰り返しているとついにキレてこちらを威嚇してきた。
「こんなところじゃゆっくりできないよ!!
ばかなじじいはもうしらないよ!!」
「そうだねれいむ!!まりさはもっといいかいぬしさんのところでゆっくりするよ!!」
「ほほう、じゃあこの飯はいらんのだな」
「「ゆ゙っ……………」」
ばかなじじいはもうしらないよ!!」
「そうだねれいむ!!まりさはもっといいかいぬしさんのところでゆっくりするよ!!」
「ほほう、じゃあこの飯はいらんのだな」
「「ゆ゙っ……………」」
ゆっくりフード入りの餌皿をちらつかせると騒ぎがぴたりと収まる。
大見栄をきったはいいが、あれだけ騒いでようやく飼いゆっくりになったのである。
外に出れば間違いなくゆっくりできないことに少なからず気付いていた。
大見栄をきったはいいが、あれだけ騒いでようやく飼いゆっくりになったのである。
外に出れば間違いなくゆっくりできないことに少なからず気付いていた。
「どぼじで…どぼじでぇぇぇぇぇ……」
「れいむぅぅぅ……おちびちゃぁぁぁぁん………」
「「ゆっくりできないぃぃぃぃ………」」
「『子供は絶対つくるな』いいな、それさえ守ればいくらでも飯をくれてやる。
では、ゆっくりしていってね!!!」
「ゆっぐりでぎないいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「れいむぅぅぅ……おちびちゃぁぁぁぁん………」
「「ゆっくりできないぃぃぃぃ………」」
「『子供は絶対つくるな』いいな、それさえ守ればいくらでも飯をくれてやる。
では、ゆっくりしていってね!!!」
「ゆっぐりでぎないいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
例によって喚き散らすクソ饅頭を無視して引き戸を閉めた。
――――同日、午後8時、リビング――――
「「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっ!」」
あの状況ではどうせ同じことの繰り返しだ。
だがそのことは百の承知。
だがそのことは百の承知。
「「すっきりー!!!」」
――――翌日、午前7時、庭――――
「どぼじでおぢびぢゃんがいないのおおおおおおおおおお!!??」
「どぼじでおぢびぢゃんがぎえじゃうのおおおおおおおお!!??」
「どぼじでおぢびぢゃんがぎえじゃうのおおおおおおおお!!??」
例によって眠った隙に茎を引っこ抜いておいた。
子供のいなくなった二匹はあったはずの命(笑)を思い、嘆いた。
子供のいなくなった二匹はあったはずの命(笑)を思い、嘆いた。
「よう、クソ饅頭共。元気か?」
「げんきなわけないでしょおおおおおおおおおおおおお!!!」
「どぼじでおちびぢゃんがきえたのおおおおおおおおお!!??」
「お前らまさか、子供を作ったのではないだろうな?」
「ぞうだよおおおおおおおおおおお!!!!」
「なのにいなぐなっでるんだよおおおおおおお!!!」
「『子供は絶対つくるな』。そう言ったよな?」
「ゆ゙っ…!」
「げんきなわけないでしょおおおおおおおおおおおおお!!!」
「どぼじでおちびぢゃんがきえたのおおおおおおおおお!!??」
「お前らまさか、子供を作ったのではないだろうな?」
「ぞうだよおおおおおおおおおおお!!!!」
「なのにいなぐなっでるんだよおおおおおおお!!!」
「『子供は絶対つくるな』。そう言ったよな?」
「ゆ゙っ…!」
れいむとまりさが固まる。だがそれも一瞬。
「おちびちゃんはゆっくりできるんだよおおおおおおお!!」
「どぼじでわかってくれないのおおおおおおお!!??」
「じゃあつくったんだな?」
「そうだっていってるでしょおおおおお!!??」
「なんどもいわせないでよね!!ばかなの!?しぬの!?」
「どぼじでわかってくれないのおおおおおおお!!??」
「じゃあつくったんだな?」
「そうだっていってるでしょおおおおお!!??」
「なんどもいわせないでよね!!ばかなの!?しぬの!?」
お前らにだけは言われたくない。
「ルール違反のペナルティだ。今日は飯抜き」
「ゆゆっ!?」
「ごはんさんがないとゆっくりできないいいいいいいいいい!!!」
「いいか『子供絶対につくるな』。じゃあ仕事行ってくる」
「まって!まっでえええええええええ!!!」
「ぞうだよ!!まりざだぢこどもなんでづぐっでないよ!!
だからごはんちょうだいね!!!」
「ゆ!?なにいってるのまりさ!?」
「まりさたちはすっきりー!してません!!だからごはんをくださいいいいい!」
「ゆゆっ!?」
「ごはんさんがないとゆっくりできないいいいいいいいいい!!!」
「いいか『子供絶対につくるな』。じゃあ仕事行ってくる」
「まって!まっでえええええええええ!!!」
「ぞうだよ!!まりざだぢこどもなんでづぐっでないよ!!
だからごはんちょうだいね!!!」
「ゆ!?なにいってるのまりさ!?」
「まりさたちはすっきりー!してません!!だからごはんをくださいいいいい!」
ここは密閉空間だが草木は生えているし虫もいるだろう。
2、3日ゆっくりフードを与えなかったところで死にはしない。
2、3日ゆっくりフードを与えなかったところで死にはしない。
――――同日、午後7時、庭――――
「よう、饅頭共。ゆっくりしてるか?」
「ゆっくりしてるよ!!」
「ゆっくりしてるよ!!」
まりさが元気よく返事をした。そこにれいむはいない。
「おや!れいむはどこへ行ったのかな!?ゆっくりしていってね!!」
「ゆっくりしていってね!!」
「ゆっくりしていってね!!」
植木の後ろから声が聞こえた。
「れいむはちょっとおといれさんにいってるよ!! 「ごはさん!!ごはんさんだよ!!」
はやくごはんさんちょうだいね!!」 「おちびちゃん!!しずかにしてね!!」
「ほう、じゃあトイレから戻るまで待とうかね」 「おにゃかしゅいたよおおおおおおお!!!」
「どうでもいいからはやくごはんさんもってきてね!すぐでいいよ!」 「くささんはおいしくないよおおおおお!」
「そんなこと言って独り占めする気だろ?」 「ゆゆ!?おちょーちゃんがひとりじめしゅるきだよ!!」
「ぞんなごどじないよおおおおおお!!!はやぐもっでごいいいいいいい!!!」 「おちびちゃんでちゃだめだよ!」
はやくごはんさんちょうだいね!!」 「おちびちゃん!!しずかにしてね!!」
「ほう、じゃあトイレから戻るまで待とうかね」 「おにゃかしゅいたよおおおおおおお!!!」
「どうでもいいからはやくごはんさんもってきてね!すぐでいいよ!」 「くささんはおいしくないよおおおおお!」
「そんなこと言って独り占めする気だろ?」 「ゆゆ!?おちょーちゃんがひとりじめしゅるきだよ!!」
「ぞんなごどじないよおおおおおお!!!はやぐもっでごいいいいいいい!!!」 「おちびちゃんでちゃだめだよ!」
もうグダグダである。馬鹿馬鹿しいとかそういうレベルではない。
俺はサンダルを履いてクソチビ共の前におどりでた。
俺はサンダルを履いてクソチビ共の前におどりでた。
「よう、クソチビ共」
「ゆゆっ!?おちょーちゃんをいじめてりゅくじゅがでてきちゃよ!!」
「ぷきゅー!はやくあみゃあみゃもってこいこのくじゅ!!」
「おちびちゃ…ぶぎゅ!!ぶぎゃ!!ひじゃひいいいいいいい!!!へいひゅのはひゃああああああ!!」
「ゆゆっ!?おちょーちゃんをいじめてりゅくじゅがでてきちゃよ!!」
「ぷきゅー!はやくあみゃあみゃもってこいこのくじゅ!!」
「おちびちゃ…ぶぎゅ!!ぶぎゃ!!ひじゃひいいいいいいい!!!へいひゅのはひゃああああああ!!」
れいむを蹴っ飛ばす。壁に激突した衝撃で歯が折れたようだ。
「おかーちゃんをいじめりゅにゃあああああああああ!!!!」
「げしゅなにんげんはとっとちょちねえええええええええ!!!」
「これはどういうことだ?クソ饅頭まりさ。『子供は絶対つくるな』そう言ったな?今度も飯抜きか…」
「ゆゆっ!?こ、これは……そうだよ!!おそとからおちびちゃんがはいってきたんだよ!!
このおちびちゃんたち、まりさはしらないよ!!」
「どぼじでじょんにゃごどいうおおおおおおおおおお!!??」
「じゃあ殺してもいいな」
「おしょりゃおちょんでゆぎぎゅううううううううううう!!
いじゃいいじゃいじゃいよおおおおおおおおおお!!!」
「ゆひゅー!ゆひゅー!!おひひひゃんひへほひゃひゅひゃあああああ!!!」(おちびちゃんにてをだすな)
「知らない子達だと言ったよな?なら死んでも構わないだろ」
「ゆぐっ……!で、でもゆっくりごろしはゆっくりできないよ!!
しかたがないからまりさたちがそだててあげるんだよ!!」
「ご飯を用意するのは誰かな?」
「ゆ!それはまr」「ちゅぶれりゅうううううううううううう!!!」「おにいさんです!!!」
「ここは誰のおうちかな?」
「ここはまりさのゆっくりぷれ」「ちゅぶれ…ちゅぶれ……!!!」「おにいさんのおうちです!!」
「こいつらは誰の子かな?」
「もちろんまりさのこだよ!!」
「じゃあ飯抜きな」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおおお!!!!」
「こいつらは処分する。『子供は絶対つくるな』。その約束を破ったのだからな」
「ぢがうよ!!それはまりさのこじゃないよ!!おにいさん!!おにいさああああああああん!!!」
「げしゅなにんげんはとっとちょちねえええええええええ!!!」
「これはどういうことだ?クソ饅頭まりさ。『子供は絶対つくるな』そう言ったな?今度も飯抜きか…」
「ゆゆっ!?こ、これは……そうだよ!!おそとからおちびちゃんがはいってきたんだよ!!
このおちびちゃんたち、まりさはしらないよ!!」
「どぼじでじょんにゃごどいうおおおおおおおおおお!!??」
「じゃあ殺してもいいな」
「おしょりゃおちょんでゆぎぎゅううううううううううう!!
いじゃいいじゃいじゃいよおおおおおおおおおお!!!」
「ゆひゅー!ゆひゅー!!おひひひゃんひへほひゃひゅひゃあああああ!!!」(おちびちゃんにてをだすな)
「知らない子達だと言ったよな?なら死んでも構わないだろ」
「ゆぐっ……!で、でもゆっくりごろしはゆっくりできないよ!!
しかたがないからまりさたちがそだててあげるんだよ!!」
「ご飯を用意するのは誰かな?」
「ゆ!それはまr」「ちゅぶれりゅうううううううううううう!!!」「おにいさんです!!!」
「ここは誰のおうちかな?」
「ここはまりさのゆっくりぷれ」「ちゅぶれ…ちゅぶれ……!!!」「おにいさんのおうちです!!」
「こいつらは誰の子かな?」
「もちろんまりさのこだよ!!」
「じゃあ飯抜きな」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおおお!!!!」
「こいつらは処分する。『子供は絶対つくるな』。その約束を破ったのだからな」
「ぢがうよ!!それはまりさのこじゃないよ!!おにいさん!!おにいさああああああああん!!!」
俺はチビ共を全て回収すると、クソ饅頭を無視して引き戸を閉めた。
――――同日、午後8時、庭――――
「ふぁひひゃぁぁぁぁ…ふぁふぃひぁぁぁぁ………」
「れいむ、れいむ、ゆっくりしていってね…。ぺーろぺーろ」
「れいむ、れいむ、ゆっくりしていってね…。ぺーろぺーろ」
歯が折れたれいむはきちんと喋ることができなくなっていた。
それでもまりさにとっては最愛の妻だ。いたわるように舌を這わせる。
それでもまりさにとっては最愛の妻だ。いたわるように舌を這わせる。
「ふぁひひゃぁぁぁぁ……おひひひゃんはぁぁぁぁぁ……」(まりさ、おちびちゃんが)
「れいむ、こんどこそおちびちゃんはまりさがまもるよ!
だからこんどこそおちびちゃんたちとゆっくりしようね!」
「はひひゃぁぁぁぁ……」
「だいじょうぶだよ!こんどはまりさに『ひさく』があるよ!
おちびちゃんさえみつからなければ
あのゆっくりできないにんげんさんからごはんがもらえるよ!
だいじょうぶ、あのばかなにんげんならかんたんにだませるよ!!
その『ひさく』っていうのはね……」
「れいむ、こんどこそおちびちゃんはまりさがまもるよ!
だからこんどこそおちびちゃんたちとゆっくりしようね!」
「はひひゃぁぁぁぁ……」
「だいじょうぶだよ!こんどはまりさに『ひさく』があるよ!
おちびちゃんさえみつからなければ
あのゆっくりできないにんげんさんからごはんがもらえるよ!
だいじょうぶ、あのばかなにんげんならかんたんにだませるよ!!
その『ひさく』っていうのはね……」
――――同日、同時刻、リビング――――
「いや、まる聞こえなんだが…」
リビングでコーヒーを飲んでいる俺には話は筒抜けである。
俺は饅頭の『秘策www』を聞きながら次にどうするかを思案した。
俺は饅頭の『秘策www』を聞きながら次にどうするかを思案した。
――――翌日、午前7時、庭――――
「おにいさん!!おにいさん!!おちびちゃんなんてどこにもいないんだぜ!!!!
だからはやくごはんよこすんだぜ!!!!」
「ひょうひゃいへ!!」「ちょーだいにぇ!!」「ごはんしゃんごはんしゃん!」
だからはやくごはんよこすんだぜ!!!!」
「ひょうひゃいへ!!」「ちょーだいにぇ!!」「ごはんしゃんごはんしゃん!」
なにやられいむがモゴモゴやっている。
ついでに言えば地面においてあるまりさの帽子はずずず、と移動しているし
10cmほど掘られた穴には紅白のリボンが見え隠れしている。
ついでに言えば地面においてあるまりさの帽子はずずず、と移動しているし
10cmほど掘られた穴には紅白のリボンが見え隠れしている。
「はぁ…」
「ゆゆ!?なにやってるんだぜ!!てんっさいっのまりさは
あたまがいいからおにいさんとのやくそくもまもれたのぜ!!!」
「ひょーひゃひょ!!へいひゅはひゅっひひー!!ひへひゃひひょ!!」(そうだよ、れいむはすっきりーしてないよ)
「おちょーちゃんしゅごーい!!」「なにもみえにゃいよ!!まっくりゃはゆっきゅりできにゃいよ!!」
「ゆゆ!?なにやってるんだぜ!!てんっさいっのまりさは
あたまがいいからおにいさんとのやくそくもまもれたのぜ!!!」
「ひょーひゃひょ!!へいひゅはひゅっひひー!!ひへひゃひひょ!!」(そうだよ、れいむはすっきりーしてないよ)
「おちょーちゃんしゅごーい!!」「なにもみえにゃいよ!!まっくりゃはゆっきゅりできにゃいよ!!」
もう、なにから突っ込めばいいのやら。
自分の発想に自信を持ったのか、クソまりさが所謂『だぜ口調』になってるし。
自分の発想に自信を持ったのか、クソまりさが所謂『だぜ口調』になってるし。
「その穴は何だ?」「れいみゅがゆっくちちてりゅあにゃだよ!!」
「あななんてないんだぜ!!おにいさんはめがくさってるの!?」
「そう、庭に穴なんて開いてないね」
「そうなんだぜ!!」
「子供もいないな?」
「いないんだぜ!!」
「よーし分かった」
「あななんてないんだぜ!!おにいさんはめがくさってるの!?」
「そう、庭に穴なんて開いてないね」
「そうなんだぜ!!」
「子供もいないな?」
「いないんだぜ!!」
「よーし分かった」
俺はサンダルを履いて庭をドシドシと踏み鳴らす。
「ゆゆううううううううう!?
こわいよおちょーちゃん!!ゆっきゅりできにゃいいいいいいいいいい!!」
「なにするのやめてね!!おちびちゃんがゆっくりできなでしょ!?」
「おちびちゃんなんていないよな?」
「ゆ……い、いないんだぜ!」
「れいみゅはここにいりゅよおおおおおおおおおおおお!!!
どぼじでだずげでぐれにゃいにょおおおおおおおお!!??」
「そうだよな、ここには誰もいない」
こわいよおちょーちゃん!!ゆっきゅりできにゃいいいいいいいいいい!!」
「なにするのやめてね!!おちびちゃんがゆっくりできなでしょ!?」
「おちびちゃんなんていないよな?」
「ゆ……い、いないんだぜ!」
「れいみゅはここにいりゅよおおおおおおおおおおおお!!!
どぼじでだずげでぐれにゃいにょおおおおおおおお!!??」
「そうだよな、ここには誰もいない」
ドスッと穴の真横に足を置く。
「ゆぴゅううううううううううううう!!!」
「おちっ……い、いや、そんなことよりはやくごはんもってくるんだぜ!!」
「ここには何もいない。嗚呼何もいない」
「おちっ……い、いや、そんなことよりはやくごはんもってくるんだぜ!!」
「ここには何もいない。嗚呼何もいない」
グリグリと足をひねる。
穴を縁取っている部分の土が崩れて徐々に穴が埋まっていく。
穴を縁取っている部分の土が崩れて徐々に穴が埋まっていく。
「もうやじゃあああああああああああ!!!」
そう言って赤れいむが飛び出してきた。
これで詰みだ、と思ったがまりさが意外な行動に出る。
これで詰みだ、と思ったがまりさが意外な行動に出る。
「ゆぴゃ!!」
まりさが体当たりをして赤れいむを穴に押し込み、その上に乗っかってなんとか子供を隠す。
「おもちゃいおもちゃいおもちゃいいいいいいいいいい!!!!」
「は、はやくごはんをとりにもどるんだぜ!!!
いいかげんにしないとまりさおこるんだぜ!!」
「は、はやくごはんをとりにもどるんだぜ!!!
いいかげんにしないとまりさおこるんだぜ!!」
ジタバタしている子供を押さえつけるのは大変なのか、焦った様子で俺を追い出しにかかり始めた。
「おもちゃいいいいいいいいいいいいい」
「は、はやくいかないとぷくーするよ…!
まりさのぷくーはせかいさいっきょうっなのぜ…!!」
「は、はやくいかないとぷくーするよ…!
まりさのぷくーはせかいさいっきょうっなのぜ…!!」
冷や汗をかきながらじたばたする赤れいむを何とか押さえ込んでいる。
俺を脅しているつもりなのだろうが、はっきり言って滑稽以外の何物でもない。
俺を脅しているつもりなのだろうが、はっきり言って滑稽以外の何物でもない。
「ほほう、じゃあそのぷくーとやらを見せてもらおうか」
「ゆ…ゆへへっ……まりさのぷくーをみたらこうかいするのぜ…。(小声で→)…おちび、あばれちゃだめなのぜ」
「ちゅぶれりゅ…ちゅぶれりゅ…………」
「ほらほら、早く『ぷくー』してみせろ。
もしかして出来ないのかな?ばかなの?死ぬの?」
「ゆうううううううううううううう!!!!
もうおこったのぜ!ぷくううううううううううううう!!」
「ちゅぶれりゅうううううううううううううううううううぅぅぅぅぅ………ぷぴ!!」
「ゆ…ゆへへっ……まりさのぷくーをみたらこうかいするのぜ…。(小声で→)…おちび、あばれちゃだめなのぜ」
「ちゅぶれりゅ…ちゅぶれりゅ…………」
「ほらほら、早く『ぷくー』してみせろ。
もしかして出来ないのかな?ばかなの?死ぬの?」
「ゆうううううううううううううう!!!!
もうおこったのぜ!ぷくううううううううううううう!!」
「ちゅぶれりゅうううううううううううううううううううぅぅぅぅぅ………ぷぴ!!」
小さな断末魔が聞こえた。
「……………………………ゆ?」
まりさが恐る恐る穴からどいてみると
ぷくーによって膨張した体積に潰されたクソチビ饅頭がそこにいた。
ぷくーによって膨張した体積に潰されたクソチビ饅頭がそこにいた。
「………………………ゆんやあああああああああああああああああああ!!!
おちびいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
おちびいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
まりさの絶叫。それに伴い『秘策www』が次々と破られる。
「ゆうううううううううううう!!??にゃに!?にゃんにゃのおおおおおおおおお!!??」
まりさの帽子の下に隠れていた赤まりさが飛び上がって帽子を跳ね飛ばしてしまう。
「おひひひゃあああああああああああああああああん!!」(おちびちゃん)
「ゆべぇ!!ゆぎゃああああああああああ!!!いじゃいいいいいいいいいい!!!」
「ゆべぇ!!ゆぎゃああああああああああ!!!いじゃいいいいいいいいいい!!!」
れいむの口に隠れていた赤れいむが親の絶叫により外に放り出されてしまった。
俺は現れた残りの二匹を回収する。
「じゃあ、こいつらは処分な」
「どぼじでえええええええええええええ!!!」
「ひゃえひひぇひぇ!!ほひひひゃんひょはへひへへ!!」(かえしてね、おちびちゃんをかえしてね)
「で、飯抜きな」
「やじゃああああああああああああああああ!!!
くささんはゆっくりできないいいいいいいいいいいい!!!」
「ほうひゃひゃあああああああああああああああああああ!!!!」(もうやだ)
「どぼじでえええええええええええええ!!!」
「ひゃえひひぇひぇ!!ほひひひゃんひょはへひへへ!!」(かえしてね、おちびちゃんをかえしてね)
「で、飯抜きな」
「やじゃああああああああああああああああ!!!
くささんはゆっくりできないいいいいいいいいいいい!!!」
「ほうひゃひゃあああああああああああああああああああ!!!!」(もうやだ)
――――同日、午前9時、庭――――
れいむとまりさは憔悴していた。
子供をつくってもつくっても、二度と届かぬところへ連れて行かれてしまう。
頼んでも駄目だった。まりさの『秘策』も通用しなかった。
何をしても無駄。そういう思いから二匹は精神の袋小路に迷い込んでいる。
子供をつくってもつくっても、二度と届かぬところへ連れて行かれてしまう。
頼んでも駄目だった。まりさの『秘策』も通用しなかった。
何をしても無駄。そういう思いから二匹は精神の袋小路に迷い込んでいる。
「まりひゃ………もうやじゃよぉ……」
れいむの歯は徐々に回復の兆しを見せていた。
多少のぎこちなさは残るが、喋ることも可能になったようである。
多少のぎこちなさは残るが、喋ることも可能になったようである。
「どうして…?どうしておちびちゃんをつくっちゃいけないんだぜ…?
おちびちゃんはゆっくりできるのにぃぃぃ…」
おちびちゃんはゆっくりできるのにぃぃぃ…」
まりさもいつもの強気が失われていた。
思いついたことは全て試した。新しい手はもう何も思いつかない。
思いついたことは全て試した。新しい手はもう何も思いつかない。
「「ゆっくりできないぃぃぃ………」」
二匹はついに子供をつくるのをやめた。
――――同日、午後7時、庭――――
「おう、クソ饅頭共。ゆっくりしてるか?」
「ゆっくりしてないよぉ…………」
「むーしゃむーしゃ、ふしあわせー………」
「ゆっくりしてないよぉ…………」
「むーしゃむーしゃ、ふしあわせー………」
二匹の目には活力が見えない。初めて子供をつくらなかったのだ。
それは同時に希望を失っている証拠だった。
…そろそろ頃合か。
それは同時に希望を失っている証拠だった。
…そろそろ頃合か。
「今日はお前達を『しあわせー』にするいい知らせがある」
「…いいしらせ?」
「おちびちゃんいがいにしあわせーなんかないよ…」
「…いいしらせ?」
「おちびちゃんいがいにしあわせーなんかないよ…」
正に廃ゆっくり寸前。このまま放置すれば近い将来本当の饅頭に成り果てるだろう。
俺はそんな状態の二匹に告げてやった。
俺はそんな状態の二匹に告げてやった。
「これからは、子供をつくってもいいぞ」
「………ほんとうううううううううううう!!??」
「やったんだぜ!!やったんだぜれいむ!!おちびちゃんとゆっくりできるんだぜ!!」
「ゆっくりー!!!」
「………ほんとうううううううううううう!!??」
「やったんだぜ!!やったんだぜれいむ!!おちびちゃんとゆっくりできるんだぜ!!」
「ゆっくりー!!!」
おちびちゃん解禁宣言に狂喜乱舞する二匹。
「ただし、いいか?」
「まりさ!まりさ!やっとれいむたちにも『かぞく』ができるよ!!
ねんがんのかぞくさんだよおおおおおおお!!!」
「やったんだぜ!まりさたちはついにやったんだぜ!!
おちびとゆっくりするひとゆめみていきてきたかいがあったんだぜ!!」
「聞けよおい」
「ゆゆーん!きっととてもゆっくりしたおちびちゃんができて、みんなでいっしょにゆっくりして
おちびちゃんがまたあたらしいおちびちゃんをつくって
すごいよおおおおおお!!!おちびちゃんがいっぱいだよおおおおおおおお!!!」
「れいむ!いっぱいゆっくりするのぜ!おちびさえいればほかにはなにもいらないんだぜ!!」
「聞けっての!!」
「「ゆゆうううううううううううううう!!??」」
「まりさ!まりさ!やっとれいむたちにも『かぞく』ができるよ!!
ねんがんのかぞくさんだよおおおおおおお!!!」
「やったんだぜ!まりさたちはついにやったんだぜ!!
おちびとゆっくりするひとゆめみていきてきたかいがあったんだぜ!!」
「聞けよおい」
「ゆゆーん!きっととてもゆっくりしたおちびちゃんができて、みんなでいっしょにゆっくりして
おちびちゃんがまたあたらしいおちびちゃんをつくって
すごいよおおおおおお!!!おちびちゃんがいっぱいだよおおおおおおおお!!!」
「れいむ!いっぱいゆっくりするのぜ!おちびさえいればほかにはなにもいらないんだぜ!!」
「聞けっての!!」
「「ゆゆうううううううううううううう!!??」」
二匹を地面に押し付けるようにして頭を引っ掴んだ。
「なにするのぜ!!まりさたちはこれからゆっくりするんだぜ!!」
「れいむたちはこれからすっきりー!するよ!!じゃましないでね!!」
「それは勝手だが、言っておくことがある」
「なんなのぜ!?まりさたちはおまえとちがっていそがしいのぜ!!
おまえのはなしなんかきいt…ゆびびっぶぶぶぶぶぶぶぶ!!!」
「れいむたちはこれからすっきりー!するよ!!じゃましないでね!!」
「それは勝手だが、言っておくことがある」
「なんなのぜ!?まりさたちはおまえとちがっていそがしいのぜ!!
おまえのはなしなんかきいt…ゆびびっぶぶぶぶぶぶぶぶ!!!」
二匹を持ち替える。口を掴んで仰向け(?)で地面にかなり強く押し付ける。
クソ饅頭は軽くひょうたん型に変形してぶるんぶるんと暴れまわる。ぐにぐにした感触が気色悪い。
クソ饅頭は軽くひょうたん型に変形してぶるんぶるんと暴れまわる。ぐにぐにした感触が気色悪い。
「ばびぶぶぼ!ばべべべ!ぶっぶびばべべべ!!」
「威勢のいいのは結構だが、俺に逆らうのはよしたほうがいいぞ?
それともここで『おちびちゃん』とやらをつくらずに永遠のゆっくりするか?」
「「~~~~~~~~~~~~!!!」」
「威勢のいいのは結構だが、俺に逆らうのはよしたほうがいいぞ?
それともここで『おちびちゃん』とやらをつくらずに永遠のゆっくりするか?」
「「~~~~~~~~~~~~!!!」」
『おちびちゃん』という単語に反応して一度震え上がったあと大人しくなった。
その状態で俺は奴らに言ってやる。
その状態で俺は奴らに言ってやる。
「別に難しいことじゃあない。
ただ『おちびちゃん』の面倒はお前らで見ろと言いたかっただけだ」
「……!!~~~~~~~~!!!」
ただ『おちびちゃん』の面倒はお前らで見ろと言いたかっただけだ」
「……!!~~~~~~~~!!!」
ガタガタと震えながらなにやらグネグネと俺の手の中で蠢いた。
肯定の意志だと思われる。
肯定の意志だと思われる。
「いいか、何があっても俺は助けないからな。
便所も、食事も、言葉も、全てお前らで躾けるんだ。
ああ、餌だけは俺が用意してやろう。いいな?」
「ぶはっ……ゆ、ゆっくりりかいしたよ!!」
「げほっげほっ…!ば、ばりざにごんなごどじであどで…」
「後で何か?」
「ゆっ…びぃ……………な、なんでもないのぜ!」
便所も、食事も、言葉も、全てお前らで躾けるんだ。
ああ、餌だけは俺が用意してやろう。いいな?」
「ぶはっ……ゆ、ゆっくりりかいしたよ!!」
「げほっげほっ…!ば、ばりざにごんなごどじであどで…」
「後で何か?」
「ゆっ…びぃ……………な、なんでもないのぜ!」
そして俺はそいつらを残して家の中に入っていった。
――――翌日、午前6時、庭――――
休日の朝。
クソ饅頭共が家に来てから何度目かの朝である。
東の空から昇ってきた太陽の光が差し込んでくる。
そんなさわやかな陽気を浴びながら庭ではゴミ共の茶番が繰り広げられていた。
クソ饅頭共が家に来てから何度目かの朝である。
東の空から昇ってきた太陽の光が差し込んでくる。
そんなさわやかな陽気を浴びながら庭ではゴミ共の茶番が繰り広げられていた。
「うごいてるのぜ!!うごいてるのぜ!!」
「おちびちゃんがんばって!!」
「ゆ………ゆゆ……………」
「ゆっきゅち……うまれりゅよ…………」
「おちびちゃんがんばって!!」
「ゆ………ゆゆ……………」
「ゆっきゅち……うまれりゅよ…………」
茎の真下には黒いトンガリ帽子がさかさまでスタンバイされている。
この帽子がひっくり返された状態をあまり見ることはないが
野良はこれを物入れにも使うため実際はかなり汚い。
泥やら枯葉やら、中に入れたはいいが固まって取れなくなったガムまであった。
この帽子がひっくり返された状態をあまり見ることはないが
野良はこれを物入れにも使うため実際はかなり汚い。
泥やら枯葉やら、中に入れたはいいが固まって取れなくなったガムまであった。
「ゆっきゅち………ゆっきゅり………!」
「おちびちゃんがんばって!おちびちゃん!!」
「まりさのかっこういいおぼうしがおちびをうけとめるのぜ!!
あんっしんっしてうまれるのにしゅうちゅうするんだぜ!!」
「きゃわいいれいみゅが、ゆっきゅちうまれりゅよ……!」
「おちびちゃんがんばって!おちびちゃん!!」
「まりさのかっこういいおぼうしがおちびをうけとめるのぜ!!
あんっしんっしてうまれるのにしゅうちゅうするんだぜ!!」
「きゃわいいれいみゅが、ゆっきゅちうまれりゅよ……!」
ぐらぐらと本格的に実ゆっくりが震え始めた。
胎児の状態である実ゆっくりは目を開けることは出来ないがある程度喋ることはできる。
人間の場合は言葉を初めとした思想、理念、文化などは後天的に教えなければならないのだが
ゆっくりにはこれがある程度初めから備わっている。
こんな脆弱な準生命体が絶滅しない理由のひとつであった。
胎児の状態である実ゆっくりは目を開けることは出来ないがある程度喋ることはできる。
人間の場合は言葉を初めとした思想、理念、文化などは後天的に教えなければならないのだが
ゆっくりにはこれがある程度初めから備わっている。
こんな脆弱な準生命体が絶滅しない理由のひとつであった。
「ゆっきゅち………ゆっきゅち……ゆっきゅち!!」 プチッ! ポト
「うまれたよ!うまれたよ!!」
「おちび!おちび!あいさつするのぜ!おとーさんとおかーさんなんだぜ!!」
「ゆ………ゆ………ゆっくちちていっちぇにぇ!!」
「「ゆうううううううううううううう!!!!」」
「うまれたよ!うまれたよ!!」
「おちび!おちび!あいさつするのぜ!おとーさんとおかーさんなんだぜ!!」
「ゆ………ゆ………ゆっくちちていっちぇにぇ!!」
「「ゆうううううううううううううう!!!!」」
ついに先端にいた実ゆっくりが赤ゆっくりとしてこの世に生れ落ちた。
おとうさんとおかあさんと、すてきなつがいと、そしてあらたなおちびちゃんと
皆とたくさんゆっくりする将来を思いながら、両親に祝福された。
おとうさんとおかあさんと、すてきなつがいと、そしてあらたなおちびちゃんと
皆とたくさんゆっくりする将来を思いながら、両親に祝福された。
プチ!プチ!プチ!
「ゆっきゅちー!」
「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!!」
「ゆっきゅりちていっちぇね!!」
「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!!」
「ゆっきゅりちていっちぇね!!」
一匹を皮切りに次々と実ゆっくりが茎から落ちてゆく。
何事も問題なく、全員帽子の中で生まれて初めての挨拶をした。
何事も問題なく、全員帽子の中で生まれて初めての挨拶をした。
「ゆわあああああ!!!すごくゆっくりしたこだよおおおおおお!!!」
「ついに!ついにまりさたちもこどもをさずかったんだぜえええええ!!」
「ついに!ついにまりさたちもこどもをさずかったんだぜえええええ!!」
今まで生まれた子供は都合の悪い記憶として銀河の彼方に置き去りにされたらしい。
『ゆっくり出来ないことは忘れる』というゆっくりの習性であった。
『ゆっくり出来ないことは忘れる』というゆっくりの習性であった。
「おかーしゃ!!おかーしゃ!!おにゃかしゅいちゃ!!」
「まりちゃもー!!」
「ゆふふ、じゃあごはんさんにするね!!」
「れいむ、うごくんじゃないのぜ!いまくきをとってやるのぜ!!」
「まりちゃもー!!」
「ゆふふ、じゃあごはんさんにするね!!」
「れいむ、うごくんじゃないのぜ!いまくきをとってやるのぜ!!」
それでも初めての出産でないため手馴れたものである。
まりさはれいむの頭部から実ゆっくりの生えていた茎を抜き取ると子供達に与えた。
ちなみに、れいむの頭部は円形脱毛症に拍車がかかっていた。
あれだけ何度も茎が生えていたので仕方がないが。
まりさはれいむの頭部から実ゆっくりの生えていた茎を抜き取ると子供達に与えた。
ちなみに、れいむの頭部は円形脱毛症に拍車がかかっていた。
あれだけ何度も茎が生えていたので仕方がないが。
「ゆっきゅち!!ゆっきゅち!!」
「むーちゃむーちゃ!!ちあわちぇー!!」
「むーちゃむーちゃ!!」
「むーちゃむーちゃ!!ちあわちぇー!!」
「むーちゃむーちゃ!!」
赤れいむ二匹、赤まりさ二匹。
初めて口にする最高の食事に舌鼓を打った。(表現と合うような上品な食事ではない)
初めて口にする最高の食事に舌鼓を打った。(表現と合うような上品な食事ではない)
「ゆっゆー!!さいっこうっにゆっくりしてるね!!」
「そうなんだぜ!!おちびちゃんには『かがやかしいみらい』があるのぜ!!
これからかぞくでいっぱいいっぱいゆっくりするんだぜ!!」
「そうなんだぜ!!おちびちゃんには『かがやかしいみらい』があるのぜ!!
これからかぞくでいっぱいいっぱいゆっくりするんだぜ!!」
そうだ、今までとは違う。
こそこそ隠れる必要も。
ごはんが無くてひもじい思いをする必要も。
ゆっくりできない人間にいじめられることも。
何もゆっくり出来ない要素はない。
自分達は最高のゆっくりプレイスにたどり着いたのだ。
そう思って疑わなかった。
こそこそ隠れる必要も。
ごはんが無くてひもじい思いをする必要も。
ゆっくりできない人間にいじめられることも。
何もゆっくり出来ない要素はない。
自分達は最高のゆっくりプレイスにたどり着いたのだ。
そう思って疑わなかった。
「げぷぅ…!まんっぷくっだよ!!」
「ゆゆ!うんうんちたくなっちゃよ!!」
「れいみゅのしゅーぱーうんうんちゃいむはじまりゅよ!!」
「「「「ちゅっきりー!!」」」」
「ゆゆ!うんうんちたくなっちゃよ!!」
「れいみゅのしゅーぱーうんうんちゃいむはじまりゅよ!!」
「「「「ちゅっきりー!!」」」」
底部を正面に向けて体内から老廃物を含む餡子をひりだす。
行為自体は通常の動物でも同じだが
実際ゆっくりの排泄物とは一般のそれとは形態が違う。
行為自体は通常の動物でも同じだが
実際ゆっくりの排泄物とは一般のそれとは形態が違う。
ここで言う『老廃物』とはゆっくり出来ない記憶が主である。
要するに、ゆっくり出来なかった、ゆっくりしたかったというような
思い出したくも無い記憶を含んだ餡子を外に放り出して都合のいいことだけを覚えておくのである。
ゆっくり出来ないことは認めない、というある種こいつららしい習性であった。
要するに、ゆっくり出来なかった、ゆっくりしたかったというような
思い出したくも無い記憶を含んだ餡子を外に放り出して都合のいいことだけを覚えておくのである。
ゆっくり出来ないことは認めない、というある種こいつららしい習性であった。
さて、今回はこれが重要なキーである。
そもそも、俺が何をしようとしていたのか後に明らかとなる。
そもそも、俺が何をしようとしていたのか後に明らかとなる。
あとがき
多少品質にこだわってみた虐待作品ですが少々迷走中。
皆さんとゆっくり出来るようにがんばりたいです。
何だかんだ言って多数の感想を寄せられて嬉しく思います。
様々な意見が大変参考になりますので何でも言って下さい。
皆さんとゆっくり出来るようにがんばりたいです。
何だかんだ言って多数の感想を寄せられて嬉しく思います。
様々な意見が大変参考になりますので何でも言って下さい。
少々修正が入りました。ご迷惑をおかけしてすみません。
最後に、この作品を読んでくださった全ての方に無上の感謝を。