ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1598 希少種の品格
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ankoss
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このSSでは希少種いじめが含まれます。
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「そこのおにいさん!さなえにすいーつをけんじょうするのです!さなえはげんゆんしんなのです!」
「...いつかこんな日がくるんじゃないかと思ってたんだ」
足に纏わり付く緑髪の野良ゆっくりを見て俺はそうつぶやくのであった。
希少種の品格
「おにいさん!たしかにさなえはゆっくりです!みしらぬゆっくりにごはんをわたすのはよくないことですが、さなえはきしょうしゅなのです!じょうしきにとらわれてはいけないのです!」
「なぁ...さなえ...お前は本当に希少種なのか?」
「ゆ...?」
「お兄さん少なくても、ここ最近さなえ種を...少なくてもみょん種とかよりも多くみている気がするよ」
「そ!そんな!おにいさんはさなえをあの、ひわいなことばしかしゃべれないみょんとくらべるというのですか!いくらなんでもひじょうしきすぎます!」
さなえ種...緑髪で蛙と蛇のお飾りをつけた希少種とされるゆっくりである。
そのゆっくりらしくない礼儀正しい態度とやや天然なところが、多くのゆっくり愛好家に支持を得ていた。
つい数ヶ月前まで、俺はさなえ種などそう滅多に見たことが無かったが、ここ最近急激に見る数を増やしていた。
前は野良さなえなど、見つけた瞬間ペットショップで換金していたのだが、最近は二束三文である。
原因は様々な噂をされど、真相は明らかになっていない。
それでもこれまで見てきた野良さなえは皆、礼儀正しく人間に拾われていったりもしたのだが...
「ひじょうしきなにんげんは、さなえがたいっさん!します!ゆっくりかくごしていてください!」
とうとう、こんなのにめぐり合ってしまった。
希少種と言ってもその定義は曖昧である。なかには、もこう種やかぐや種といった、本当に繁殖から難しい希少種もいる。
しかしさなえ種はどうなのだろうか、さなえ種とれいむ種の番を育ている友達がいたが、ごく普通に子れいむと子さなえが生まれていた。
さなえ種は本当に生まれにくいのか?
湧き出る疑念を消すことはできない。
そうだ、考えてみればペットショップにいるさなえ種は基本的に金バッチだ。
銀バッチ以下なんて...いや思い出したぞ、このあいだ駅前のペットショップで新生活応援セールで売られていたさなえ...あれは銀バッチだった!
ひょっとして...加工所やペットショップがさなえ種のブランドのために、特に優秀な個体しか世に出してないのか?
さなえ種を飼うような人間は、基本的にその番もゴールドバッジ以上のものしか選ばない...
そうだ、さなえ種の子どもは皆、優秀だと思っていたが、今まで見てきたどのさなえだって超優良餡統じゃないか!
「ゆひーゆひーどうじでだおれないのですがー!がなござまー!ずわござまー!」
それはれみりあの「さくやー!」やちぇんの「らんしゃまー!」と何か違うのか?
「さなえは...げんゆんしんなんだぞ!いうごどはずべでだだじいんだ!ぎかないといけないんだぞ!」
それは、もりのけんじゃと何か違うのか?
「ゆ...ゆるさなえ!さなえをたすけないげすはゆるさなえ!」
それはでいぶとなにか違うのか?
「違くないだろ、さなえよ」
少なくとも、俺の目には違ったものには見えなかった。
「まぁ...とにかくだ」
「ゆ...さなえ...おそらをとんでるみたいです!」
「俺みたいな考えを持つ人間が増えないように」
「ゆ...はなぜーぐぞにんげん!」
「お前は死んどけ」
「はなぜー!ごのひじょうじぎぼのー!」
「他のさなえ種のためにな」
ボチャン
そう言って俺は野良さなえをゆっくり用のゴミ箱に入れるのであった。中には水がたくさん入っている。
「ゆが...どぼじで!ざなえがごんなめに!ざなえはげんゆんじんなんだぞ...!うやまわなければ...いげないんだぞ...がぼっがぼ!」
「もっど...ゆ...ぐりじだが...った...」
「...」
思い返せばかつてはれいむ種やまりさ種ももてはやされている時期があった。
先程の俺の考えは全て根拠のない妄想である。
ただ、もしその考えがそう間違ったものでなければ、世間の目に映るさなえの姿ががらりと変わるのもそう遠い日のことではないであろう。
お読みいただき有難うございました。
どうにも自分には変化球的な、なんかずれている話しか書けないみたい
化学あき
anko1561 とある発明のもたらしたもの
anko1564 でいぶにも実力は必要
anko1569 「2」
anko1575 森の賢者ぱちゅりー
anko1594 ちぇんの復讐
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「...いつかこんな日がくるんじゃないかと思ってたんだ」
足に纏わり付く緑髪の野良ゆっくりを見て俺はそうつぶやくのであった。
希少種の品格
「おにいさん!たしかにさなえはゆっくりです!みしらぬゆっくりにごはんをわたすのはよくないことですが、さなえはきしょうしゅなのです!じょうしきにとらわれてはいけないのです!」
「なぁ...さなえ...お前は本当に希少種なのか?」
「ゆ...?」
「お兄さん少なくても、ここ最近さなえ種を...少なくてもみょん種とかよりも多くみている気がするよ」
「そ!そんな!おにいさんはさなえをあの、ひわいなことばしかしゃべれないみょんとくらべるというのですか!いくらなんでもひじょうしきすぎます!」
さなえ種...緑髪で蛙と蛇のお飾りをつけた希少種とされるゆっくりである。
そのゆっくりらしくない礼儀正しい態度とやや天然なところが、多くのゆっくり愛好家に支持を得ていた。
つい数ヶ月前まで、俺はさなえ種などそう滅多に見たことが無かったが、ここ最近急激に見る数を増やしていた。
前は野良さなえなど、見つけた瞬間ペットショップで換金していたのだが、最近は二束三文である。
原因は様々な噂をされど、真相は明らかになっていない。
それでもこれまで見てきた野良さなえは皆、礼儀正しく人間に拾われていったりもしたのだが...
「ひじょうしきなにんげんは、さなえがたいっさん!します!ゆっくりかくごしていてください!」
とうとう、こんなのにめぐり合ってしまった。
希少種と言ってもその定義は曖昧である。なかには、もこう種やかぐや種といった、本当に繁殖から難しい希少種もいる。
しかしさなえ種はどうなのだろうか、さなえ種とれいむ種の番を育ている友達がいたが、ごく普通に子れいむと子さなえが生まれていた。
さなえ種は本当に生まれにくいのか?
湧き出る疑念を消すことはできない。
そうだ、考えてみればペットショップにいるさなえ種は基本的に金バッチだ。
銀バッチ以下なんて...いや思い出したぞ、このあいだ駅前のペットショップで新生活応援セールで売られていたさなえ...あれは銀バッチだった!
ひょっとして...加工所やペットショップがさなえ種のブランドのために、特に優秀な個体しか世に出してないのか?
さなえ種を飼うような人間は、基本的にその番もゴールドバッジ以上のものしか選ばない...
そうだ、さなえ種の子どもは皆、優秀だと思っていたが、今まで見てきたどのさなえだって超優良餡統じゃないか!
「ゆひーゆひーどうじでだおれないのですがー!がなござまー!ずわござまー!」
それはれみりあの「さくやー!」やちぇんの「らんしゃまー!」と何か違うのか?
「さなえは...げんゆんしんなんだぞ!いうごどはずべでだだじいんだ!ぎかないといけないんだぞ!」
それは、もりのけんじゃと何か違うのか?
「ゆ...ゆるさなえ!さなえをたすけないげすはゆるさなえ!」
それはでいぶとなにか違うのか?
「違くないだろ、さなえよ」
少なくとも、俺の目には違ったものには見えなかった。
「まぁ...とにかくだ」
「ゆ...さなえ...おそらをとんでるみたいです!」
「俺みたいな考えを持つ人間が増えないように」
「ゆ...はなぜーぐぞにんげん!」
「お前は死んどけ」
「はなぜー!ごのひじょうじぎぼのー!」
「他のさなえ種のためにな」
ボチャン
そう言って俺は野良さなえをゆっくり用のゴミ箱に入れるのであった。中には水がたくさん入っている。
「ゆが...どぼじで!ざなえがごんなめに!ざなえはげんゆんじんなんだぞ...!うやまわなければ...いげないんだぞ...がぼっがぼ!」
「もっど...ゆ...ぐりじだが...った...」
「...」
思い返せばかつてはれいむ種やまりさ種ももてはやされている時期があった。
先程の俺の考えは全て根拠のない妄想である。
ただ、もしその考えがそう間違ったものでなければ、世間の目に映るさなえの姿ががらりと変わるのもそう遠い日のことではないであろう。
お読みいただき有難うございました。
どうにも自分には変化球的な、なんかずれている話しか書けないみたい
化学あき
anko1561 とある発明のもたらしたもの
anko1564 でいぶにも実力は必要
anko1569 「2」
anko1575 森の賢者ぱちゅりー
anko1594 ちぇんの復讐