現代の戦闘機に関する質問は
現代戦闘機を、その他の戦闘機に関する質問は
戦闘機をご覧ください
二人乗りの戦闘ヘリとか戦闘機って
メンバーはお笑い芸人みたいに固定なんですか?
それとも、シフト組んで日替わりなんでしょうか。(489a:588)
場合によるというか、機種によっては急に相方が変わると操縦に影響が出るのもあるし
影響は出ても、それ含みシフト組んで、相方Aと相方B両方と息の合うよう訓練してるとかもある
まあ、基本的には(日替わりというほど頻繁かどうか不明だが)、相方はシフトで替わるのも前提
基本的には固定のはず。
相性とかもあるが、いちいち切り替えると緊急時の意思の疎通に問題が・・
1号機(例え)に対し正・副パイロット+予備の正・副パイロットの体制で、どっちかの一人が都合で
出撃に支障が出る場合は、予備正・副の二人に交替するときもあれば、
正・副のどちらかだけ交替するって事もあり、
あるいは出撃前に飛行隊長とかが、今日は「1号機の正パイロットはお前、副パイロットはお前の組み合わせな」
って決定判断する場合もある…
がほんとに機種と運用体制で違うんでなんとも
国によるはず
戦前の日本やドイツの複座機は基本的に固定だった
軍用機は飛行中、空気取り入れ口に鳥や昆虫、猫などを吸い込んだ場合、
エンジンが咳き込む、失速するなどの影響はありますか?(489a:38)
虫程度ならデカイ塵みたいなもんで問題ないが、鳥は大問題。
鳥が突っ込むとフィンとかがダメージを受けて最悪墜落する。
最近のエンジンは頑丈に出来てるとはいえ油断はできない。
未だ飛行機が複数のエンジンを持つ場合が多い理由はこういうトラブルで
一基がどうにかなっても別のエンジンで飛び続けるため
FAAでは8lb bird strike test ってのを新型エンジンに要求する
軍用機などのレーダー・アヴィオニクス類ってどうして数億円以上もの高価な製品になっているのでしょうか?(488:614)
エンジンや、機体については高価なのも分かりますが、
電子回路の塊であろうただの機械が、あの大きさで数億円って言うのは理解しにくいものがあります。
生産数が少ないっていうのも要因でしょうが、そのほかにも何か理由がありますでしょうか?
開発費がとんでもないから生産数で割るとあの値段になる。
これはソフトウウェアがCD-ROMの製造費じゃないのと同じ。
あと退役するまでの交換部品をセットで売るから
そもそも少数生産の電子製品の塊が高いのが理解しにくいってどんな頭なんだ。
軍用機なら35℃を上回る地上から気圧三分の一以下でマイナス30℃ぐらいの高空まで2分ほど駆け上がって
それでも正常に作動するように求められる
部品から何から、全て特注に近いので、その集積物が高くならないわけがない
- 生産数が数十~数千、多くても数万と、民生品より何桁も少ないので
量産効果が低い
- 各部品、ユニット自体の物理的信頼性、耐久性の要求水準が高いので
高価な特注部品や選別品を使用したりする
- 数十年に渡って保守部品を確保しておく必要があるので、部品メーカーに
生産ライン維持の補償したり、量産効果で単価が下がる前の時点の高い単価で
大量に一括購入したりする必要がある
等々。
耐久性、信頼性に関しては個々の部品レベルなら民生品で十分になってきたな
携帯にノートPC、カーナビ、etc、人間の欲が軍事を超えたんだね
まあ民生部品の流用ぐらいじゃ雀の涙ほどもコストに効かないようだがw
航空機のミリタリー推力って何を指すんでしょうか?(486:948)
ABを使わない推力。
戦闘時に出す限界推力
経済的ではないし、エンジンにもあまりよくないので乱用はしない。
フライングブーム方式の機体をプローブアンドドローグ方式に、
プローブアンドドローグ方式の機体をフライングブーム方式に改造することは可能ですか?(486:798)
前者はわりと簡単に可能
後者は新造に近いほどの改造が必要になるし、物理的に不可能な機体も
グライダーが軍事的に利用されることはありますか?(486:590)
第二次世界大戦のころは大々的に使われてた。
最近はヘリコプターがあるから使われない
第二次世界大戦ごろまでは、空挺部隊を飛行機で曳航してきたグライダーに乗せて降下させるのはごく普通の戦術だった。
ノルマンディ上陸作戦がその典型で、「地上最大の作戦」や「バンド・オブ・ブラザーズ」にそうしたシーンが出てくる。
第二次大戦以後は対空火器や輸送機の発達でメリットがなくなったので廃れた。
今でも使われる
現代では、質問者が想像してるようなグライダーとはだいぶ違うものになってきてるが
空挺部隊やコマンドの降下等で使用される
利点としては大きなものであれば軽車両や軽砲の運搬が出来るし
またパラシュート降下に比べて降下後の部隊の結集が楽ってところ
ロシア軍にはフライングスーツの部隊があるらしい
ある意味究極のステルスグライダー部隊だ
二重反転プロペラについて質問。(485:853)
1 先の大戦中のものは、効率よりトルク相殺用の装置(単発機が多い)?
2 大戦後のものは、効率用の装置(多発機に多い気がする)?
3 せっかく前列のプロペラが空気を漕いでくれたのに、後列のプロペラが
邪魔しているのでは(自分の脳内イメージです)?
4 「ツポレフ95は、比較的ゆっくり回して高速を出す」と言われていますが、
チカラ一杯漕がないでなぜ高速が・・・・・?
5 単発の場合、機首機銃は装備できない?
(2枚×2重は可能と思いますか、4枚×2重でも可能?)
二重反転式ってのは最良でもペラ1枚に比べて1.4倍の馬力しか吸収できないんだ
だから根本的に非効率なの
採用機種はそれを承知の上で、ペラ直径を十分に大きくできないなど理由で採用した
ペラを速く回せないのは、先端が音速を越えて推力が急減するから
だから直径が大きくなるほど、そして機の速度が速くなればなるほど、ゆっくり回さないといくない
4
プロペラの回転速度をあまり早くするとプロペラ先端の速度が音速を越え、衝撃波の発生によって効率が低下する。
そのためプロペラ機はプロペラブレードのピッチ(捻り角)を変えることで回転速度は一定にして、その時々の対気速度で最適な推力を出すような仕組みになっている。
二重反転プロペラの場合はブレードの数の多さで推力を増大させてるから、比較的低速回転でもおk。
2本のオールで必死に漕ぐより、4本とか8本のオールでゆっくり漕いだ方が速度が上がるというようなもの。
胴体の上に主翼がついてるタイプと下についてるタイプがありますが、
それぞれの長所と短所をお教えて願います。(485:789,796)
ちなみに輸送機の場合は、貨物の上げ下ろしを容易にするために
上につけてると理解しています。
空力的には肩翼(揚力発生箇所が重心より高い)の方が低翼(揚力ryが低い)より
ロール時の静安定性つまりロール時に中立舵で水兵飛行に戻ろうとする力が強い。
翼下ナセルでは無く胴体部にエンジンを持つ小型機の場合、肩翼の方が翼下に
兵装搭載しやすいが、特に単発だと主脚収納スペースに苦労しがち。
高翼 胴体の上に翼
航空機は主翼にぶら下がる形になり、横安定性はとてもよく胴体の空間も確保しやすい。
エンジンナセルを主翼に取り付けた場合は
翼とナセルと胴体との間に空力的抵抗ができやすいが
その代わり地上付近で地面とエンジンの距離を遠くしやすい。
大型機の場合、翼面と地面との間の距離が開くため主輪を翼中に収納しにくい。
肩翼 中翼と高翼の中間
幾分高翼っぽい性質を持った中翼。
中翼 胴体の真ん中辺に翼
空力的には有利。ただし設計上、強度計算は複雑になる。
主翼の桁構造を貫通させるかさせないか、
スペースをとるか重量をとるかが設計士の悩みどころの一つだった。
低翼 胴体の下に翼
胴体は主翼の上に乗る形になる。
横安定性が低く、それによる不安定さはメリットにもデメリットにもなる。
地面効果が発生しやすいので、離着陸と低空飛行に有利。
だけどカスピ海の怪物達の低翼率はあまり高くない。
ただし地面と近くなるのでエンジン配置には気を付ける必要あり。
胴体下面を「翼の一部」と見なして設計しておくと
その分は翼面積が増えてお得になる。
強度が要求される部分も重なって重量軽減になるかもという話。
高翼、中翼、低翼配置の空力的な得失は航空板のほうがいいと思います。
その上で、軍用機でどんな損得があるかというと、基本的には最低地上高
の問題になります。機体規模があまり大きく無い場合、低翼配置だと翼下
のパイロンと地上の間隔がなくなり、搭載武装やタンクの寸法に制限を受
けたりします。一方で主脚が短くていい=頑丈にできるという長所もできま
す。高翼配置であればこの逆で、翼下の搭載武装やエンジンボッドなどの
配置が自由になる代わりに、翼からの脚が長くなるとか、胴体から生やし
たらトレッドの確保に苦労するとかのデメリットになるわけです。
航空機に穴が空いたらどうやって補修するのでしょうか?(485:619)
大規模だとその部分の板毎交換します。
7.7mm程度の機関銃に穿たれた穴であれば、栓をするか、継ぎ当てみたいに、
板を充てて補修するかのいずれかだったかと記憶しています。
現在はどうか判りませんが。
(485:622:眠い人 ◆gQikaJHtf2)
現代の航空機の場合、小口径弾や破片程度の損傷なら比較的補修は簡単で、
破口の周囲のギザギザを切除しスピードテープと呼ばれる裏側に粘着剤のついた
厚いアルミフォイルを特殊な工具で貼り付けて塞ぎます。
(485:628:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)
US-1またはUS-2について、私は実物を見たことがないのですが、
いったいどこから乗り降りするのでしょうか?(485:612)
あと、カーゴドアとかはあったりしますか?
ネット上の画像を見てもどこにあるのか分からなかったので、お願いします。
現用機の格納庫(実戦配備のもので工場等は除く)は大きいもので60m四方程度(B-52一機が入るくらい)でしょうか?(485:564)
XF5Uの開発中止の理由として、円盤翼の概念に何か致命的な問題でもあったのでしょうか?(485:228)
XF5Uの開発中止の理由は、ネット上で調べる限り
(1)ロケット弾などとの相性が悪かった
(2)時代の趨勢がジェット戦闘機にシフトしてしまったから
(3)大戦の終了
など散見されますが、本機の最大の目標たるSTOL機の需要は戦後も存在したと思います。
なれば、ジェット化した円盤翼機の開発が立案されてもおかしくないのに、
自分の知る限りでそのような計画など聞いたことがありません。
円盤翼の概念に何か致命的な問題でもあったのでしょうか?
最高速度と失速速度の差が大変大きい、あるいは失速速度が極端に小さいという利点はあったものの、
それしかなかったから。
最高速度に限界があり、機動性はあまりよくなく、操縦席からの視界にも制限が大きかった。
仮にジェットエンジンを装備しても、円盤形自体が高速化には向いていなかった。
円盤翼ってのは空気力学的にはデルタ翼と相同なんだ
で、作るなら工作が簡単な三角形にしたってわけ
円盤翼ってのはきょくたんにアスペクト比の小さい翼なんよ。だから航続性能は良くない。
円盤翼機ならばJウィングの9月号にとんでもない計画が載っているぞ。まるっきしUFO。
AWACSや空中給油機あたりは旅客機と機体のベースが同じですが、ウイングレットをつけないのでしょうか?(485:133)
旅客機は燃費向上のために翼にウイングレットが付いていますが、軍用機には無いのが多いです。
戦闘攻撃機ならば、ミサイルなどをつける場所でウイングレットは邪魔になる、ステルス機ならステルス性を低下させてしまうとかありますが。
軍隊だから「作戦遂行>燃費」の思想はわかりますが、
AWACSや空中給油機あたりならウイングレットが付いていても良い感じもします。
AWACSや空中給油機あたりは旅客機と機体のベースが同じで共通部分もあるでしょうし、それでもウイングレットをつけないのでしょうかね?
ウイングレットは高空直線巡航で燃費向上に威力を発揮する。だから長距離を直進する用途でないと
効果がない。むしろ燃費が悪化する。給油機もAWACSもトラック飛行が多いから、トータルすると
効果がないか、微妙なところになってしまうんだろう。
戦闘機でも話は同じ。戦略爆撃機なんかだと、案外有効かもしれないが、もちろんレーダー反射は増える。
UCAVの性能って米軍では現在どの程度に目標を置いているのですか?
F-16位?
X-45C、X-47Bの初期の目標がひとまず第1段階の実用UCAVの要求仕様と言われています。
即ち2トンの兵装を搭載して作戦半径2300km程度、あるいは1800kmの作戦地まで往復して、
現地で2時間の滞空可能。ペイロードが控え目ですが、機体内搭載で考えればF-35相当とも言えます。
現在は対地攻撃ができるものを目指しているようだね
F-16が空対空ミッションを行う場合の置き換えなどはまだ狙ってない模様
というかすぐには難しいぼ
後継機のSR-71は退役したのに、なぜ前任のU-2はまだ使われているのでしょうか?
1回のフライトで何千万ドルも掛かる金食い虫をそうそう飛ばせるかっての。
偵察衛星と仕事が被るので、衛星の技術が発達するとお役御免って事に。
U-2は戦術偵察や鮮度や確度の高い情報収集に用途があったから生き残れた。
もっとも、こっちも無人偵察機の発達で退役の時期だが。
SR-71は特殊な燃料(JP-7)を使うので、普通の戦闘機とかとは別に
燃料のロジスティックを別に作らなければいけないからカネが掛かる。
専用のタンクローリーから専用の空中給油機まで全部別。
まあコスト的にみたら小型のロケットをとばすようなものだよ。
カネ掛かりまくり。
軍用機ってどうやってロックオンされたと感知するのですか?
撃ったあとなら、ミサイルの紫外線を感知するときいたのですが、撃たれるまえにはどうやって感知するのでしょうか
おそらくレーダー誘導ミサイルについての質問かと思いますので,
レーダー誘導ミサイルについて回答します。
戦闘機や攻撃機の場合、大抵はRWRと呼ばれるレーダー波をキャッチし、警報を発する装置が付いてます。
このRWRが、敵がロックオンした状態の時に発するレーダー波を照射された時に警報を出すように設定するわけですが、
相手がセミアクティブレーダーホーミングミサイルを使用している場合、照射されるレーダー波は一般的に次のような段階を経ます。(空対空、地対空問わず)
各種の捜索モード(発見まで)→追随モード→ミサイル誘導のための追随モード(この段階が不要なものもあり)
→ミサイル誘導モード→終末期のミサイル誘導モード(この段階が不要なものもあり)
この時、ミサイル誘導モード時のレーダーを照射、追随することを通常ロックオンと呼んでおり、
多くの場合、ミサイル発射前にこの状態にしてから、ミサイルを発射します。
このため、このミサイル誘導モード時のレーダー波パターンをRWRに設定しておけば、
敵がミサイルを発射する前にロックオンされたことを知ることができます。
ただし、ここで「設定しておけば」と書いたとおり、事前に電子戦の成果として
敵が使用するレーダーのミサイル誘導モード時のレーダーパターンが判っていなければ、
RWRを積んでいてもロックオンを感知することはできません。
また一部のミサイルでは、このミサイル誘導モードが存在せず、
通常の誘導モードのままミサイルを発射し、ミサイルにはデータリンクでコマンドを送信して誘導するものもあります。
この場合、データリンクのデジタルデータまで解析して警報を出すことは困難で
RWRには通常の追随モードのレーダーパターンをセットするしかないわけですが、
単に追随されているだけなのか、ミサイルが発射される(された)状態なのか判断できないことになります。
相手がアクティブレーダーホーミングミサイルを使用している場合は、もう少し複雑です。
照射されるレーダー波は次のような段階を経ます。
(機上、地上レーダーによる)
各種の捜索モード(発見まで)→追随モード→ミサイル誘導のための追随モード(おそらくこの段階が不要なものが多い)
(ミサイルシーカーによる)
→追随モード→終末期のミサイル誘導モード(この段階が不要なものもあり)
ミサイルの発射は、機上または地上レーダーが追随モードかミサイル誘導のための追随モードになってからですが、
通常この段階では、ミサイルシーカーによる追随は、まだ行われておりません。
ミサイルの発射以後、しばらくはミサイルに対してデータリンクで誘導を行います。
大抵の場合、セミアクティブミサイルのような、機上または地上レーダーによるミサイル誘導モードがないため、
RWRには、機上または地上レーダーによる追随モードとミサイルシーカーによる追随モードをセットすることになります。
警報は、強度の異なる2段階の警報を出すことになるわけですが、機上または地上レーダーによる追随モード時の警報は、
単に追随されているだけなのか、ミサイルが発射される(された)状態なのか判断できません。
ミサイルシーカーによる追随モード時の警報は、ミサイルがかなりの距離まで接近している状態のため、
この段階からの回避は、困難な場合が多くなります。
また、発射前にミサイルシーカーによる追随を行ってから発射する場合もありますが、
当然ながらこの場合は距離が近く、回避は困難です。
RWRを搭載していても、データリンクで誘導するセミアクティブ方式のミサイルや、
アクティブ方式のミサイルの脅威を知ることはなかなか難しいと言えます。
また、ジャミング波に向かって誘導するオンボードのパッシブ誘導機能を備えたミサイルの場合、
自分からジャミング波を出しているとミサイルが命中するその時まで、ミサイル発射を感知できません。
AWACSなんかは狙われたらどうすんのさ・・・。(482:175)
マニュアルに書いてありますか、狙われたときの対処法。
だからスタンドオフ運用(敵の対空兵器、制空戦闘機の攻撃範囲外から運用)が基本。
これは電子戦機の一部でも同様。
それでもガードの戦闘機を連れてるのが普通。しかし、最近はAWACSの有効範囲とほとんど同じ射程の
対空ミサイルなんかが実用化されてきてるから、狙い撃ちされるとヤバい。
で、そんな場合にはジャミングが基本的な自衛方法になる。今後、AESAの使用方法が開発されていけば、
AWACSのレーダー自体がミサイルなどに対する有力な電子攻撃手段になると期待されている。
F-117で機体表面に使われていた、電波を吸収する塗料って日本製だったんですか?(482:375)}
ネットで調べるとフィルムだとか日本製だとかアメリカ製だとか、
色々書かれていてよくわかりませんでした。
F-117について詳しく書いてあるお勧めの書籍なんかも教えていただければ有難いです。
正直、具体的な組成は未だに秘密なので、よくわからない。
日本製の材料が使われていた可能性もある、以上のことは、公表された資料からは不明。
もともとは日電が電子レンジ用に開発した物質だったが、水に弱く、すぐに発火したりするので捨てた
それをアメリカが拾って、長年改良を続けてモノにした
まぁ日本語でまとまったF-117の資料なら世界の傑作機だな
ちなみに日電が見つけた当初はパテ状物質だったが改良過程で塗料やらシートやらパネルやらが作れるようになってる
軍用機の国籍マーク(自衛隊の縁取り赤丸、アメリカの帯付き星)は、各国間で位置や大きさの規定があるのでしょうか。(484:553)
それとも紳士協定のようなもので、国旗で代用したり、ロービジ化したり、なくしたりしてもよいものなのでしょうか。
無くすのはX。
国籍マーク描かない兵器は「不審**」の扱いになる。
特に規定があるわけではないけれど、「どう見てもその国の国籍表示として浸透してない」
「どう見てもその国の国籍表示には見えない」のはX。
あと他国の国籍表示を描くのも。
もっともWW2の時太平洋方面のイギリス軍は「赤丸つけてると日本機に間違えられる」と
勝手に国籍表示の赤丸を省略してたし、アメリカ軍も大した布告もなく白星の真ん中に
赤丸描くのをやめた。
ロービジ化が始まってからの米軍機は国籍マークをグレイで描いてるのでよく見えないし、
他国もやたら小さく描くので判別がしづらい。
でもそれが問題視されたことはほとんどない。
ただ、航空自衛隊が国籍マークを濃いグレイの丸にしたら果たして通用するのか・・・?
と考えると微妙かも。
国籍マークを描けって規定はあるけれど、具体的な位置や大きさなどは規定がありません。
完全に塗りつぶしさえしなければ、国際法違反にはならないです。
ハーグ陸戦条約の空戦版として,1920年代にハーグ空戦規則案というのが作られた。
発行しなかったので効力はないが,国籍マークは基本的にはそれに基づいた慣例になってる。
あと,国際法ではないが,空自には国籍マークに関する規定があるらしい。
攻撃機・爆撃機
大戦初期の雷撃機が三座だらけなのは何故ですか?(489a:435)
航続距離が長いため策敵もおこなっておりそのため、偵察員も搭乗させていた為。
日本の事例だけ見ると三座なのは艦上攻撃機に偵察機の役目を兼任させ
操縦・偵察・電信/銃手で役割を割り振っていたから。他国は分からない
主に艦爆(ドーントレスやヘルダイバー)を偵察に使っていた米軍も、
デバステーターやアベンジャーなど雷撃機は三座となっているのは何故なのでしょう・・・?(489a:616,617,435)
基本的に性格が違います。
TBDの場合は、前方から操縦手兼爆撃手、爆撃手兼補助パイロット、後部銃手で、
爆撃時には爆撃手が胴体内に潜り込み、照準窓に腹這いとなって照準を行います。
また、操縦手が死亡すれば、代わりに機体を操る事になります。
なお、雷撃時は操縦手が雷撃の照準を付けます。
TBFの場合は、前方から操縦手、爆撃手兼無線士、偵察員兼銃手で、爆撃手と言っても
照準については、爆撃室が胴体内にあるので、其処まで降りて行わねばなりません。
こちらについては、投下は操縦手が行うので、実質上無線の操作が主要な役割となって
います。
また、後下方銃座の操作は、爆撃手の仕事ですが、即応性には欠けています。
なお、銃手は偵察員兼務と言っても、実質的に砲塔に収まっていますので、銃手として
の役割の方が強いです。
(489a:623:眠い人 ◆gQikaJHtf2)
A-10というのは余り空船性能が高そうには見えないのですが
あれはJu87みたいに味方が制空権を取った空域でしか活躍できない機体なのでしょうか?(488:811)
そのとおり。
だから航空優勢に自信のある米軍でしか運用してない
Ju87について言えば、制空権というか、航空優勢をドイツが失ったあとも頑張って
使われている。後期になると夜間襲撃、爆撃などをして凌いでいたようですが。
また、FW190への転換なども行われたようです。
質問自体についてはすでに回答がついているので蛇足ですみません。
ただ、開発された当時としては昼間にワルシャワ条約機構の戦車の群れを長時間一定空域に
留まって攻撃し続ける機体ってことだったんで、たぶん制空権をNATOが獲得とかしてない
流動的な状況で使うことは考えていたと思います。
一応、自衛用のサイドワインダーくらいは積めるようになってたはず。
なぜB-1やB-2よりB-52の方が長く現役に留まることになったのでしょうか
高脅威下の運用(旧ソ連の対空網突破)を前提にB-1、B-2が開発されたが、
実際にはそのような環境で爆撃機を使用することにはならず、であれば
超高価な新型爆撃機の増産よりも、数がたくさんあって運用寿命が十分残っている
B-52を活用すればいいということになった。
想定した使用環境より実戦の方がずっとぬるかった、という比較的まれな例。
まあ、冷戦明けはそんなのばっかりという話もあるが。
ところで、B-1やB-2もまだ現役なわけで、B-52を超える可能性も残ってるわけだから、
お忘れなく。まあ無理だろうけど。
ちなみに、B-1Bはコソボ紛争で投下された爆弾のうち20%を担当。
アフガニスタンのEnduring Freedomでは、投下されたJDAMの70%はB-1Bによるもの。
Iraqi Freedomでは精密誘導爆弾の22%を担当。
超低空だとレーダーに映らないと聞いたのですが、それなら何故たいていの国ならレーダーを装備している第二次大戦後半でも、爆撃兵団は高高度を飛んでいるのですか? (480:888)
対空砲が届きにくい
迎撃機が上がってきにくい(性能によるが)
あと、写らないんじゃなく写りにくい(地形の影になったりしてレーダー反射波から隠れられる)のであり、写るには写る。
それと、超低空を飛行し続けるには機体が低空飛行に向いた性能をしていることと、
加えてパイロットの技量がないとミスって墜落してしまうので難しい
超低空でもレーダーに近寄ればは普通に映る
高空を飛ぶよりも後に発見されるだけ
レーダーの被覆域は低空では小さくなるのでレーダー網には「穴」が開くことがあり
そこを通れば映らないが戦略的戦術的に重要な地点では「穴」が開かないように考えて
レーダーが配置してあるのが当時からの常識
で、何で高空を侵攻するかっていうと、当時の戦闘機は1万mに登るまでどんなに早くても
10分ぐらい、普通は30分ぐらい、日本のなんか下手すりゃ1時間ぐらいかかった
レーダーで見つけてから離陸迎撃したって間に合わないわけよ
あらかじめ上空で待機していても、ルートが予想からずれたら敵に追いつけない
結果、石を投げられてもぶつかって墜落する危険がある超低空を通るよりも、敵戦闘機が
あえぎながら必死で上ってくるのを横目でみてスルーできる超高空をのんびり進んだ方が
安全なわけ
これ、今でも通用する理屈なんだよ。でもって米軍は超低空侵攻戦術を事実上放棄しちゃった
高い場所から眺めるほど遠くの風景まで見えて
高さがあるビルや山ほど遠くからでも眺められるってのは分かるよな。
レーダで用いる電波も(波長とか反射とか無視して乱暴に言うと)
地平線の向こうは(基本的には)見えないから、
航空機は航空を飛ぶほどに見つかりやすくなる。
低高度侵入のメリット
- 地平線や地形が利用できるので発見されるまでの時間が短くなるかも
- 高度な誘導技術に頼らなくても精密爆撃できるかも
デメリット
- 下手な飛び方すると墜落するから技術や技能が優れてないと難しい 機体が鈍重だと死ねる
- 対空兵器の鴨
- 位置エネルギーを殆ど持ってないので迎撃機が追ってきたとき逃げにくい
高高度侵入のメリット
- 対空兵器の脅威が減る
- 位置エネルギーたっぷり持ってるので迎撃機に負担がかかる 機動性に劣ってもそれなりに可
デメリット
- 精密爆撃には誘導爆弾とか必須 なければ諦めて絨毯爆撃
- 高空をまともに飛ぶにはそれなりの技術が必要 特にエンジンと操縦性の確保
- ステルス性を考慮されてないと早めに発見される 目標上空に迎撃機とか上がってると鴨撃ちの刑
ただ低空爆撃をまったくやってないというわけでもなくて、43年秋にはB-24でルーマニアのプロエシュティ油田に低高度進入爆撃をかけてる。
けっこうな損害は出てるけど。
あと東南アジアの日本軍基地や港湾に対して減速用落下傘付の爆弾で低空爆撃もかけてる。
飛行距離が長かったから。高空のほうが一般的に燃費が良い。
イギリスから飛び立って、ドイツの奥地まで飛行して折り返す場合、低空を飛んでいては
辿り着けない。
「急降下爆撃機は目標から見ればまっすぐに飛んでくるので見越し角をとらなくてよい。」って書いてあったけど、見越し角って何なの?(483:506)
丸読んでたら急降下爆撃特集で
「目標に向かって一直線に降下しながら爆弾を投下する
急降下爆撃機は目標から見ればまっすぐに飛んでくるので
飛びすぎる飛行機よりも射撃しやすい。見越し角をとらな
くてよい。」って書いてあったけど、見越し角って何なの?
水平爆撃でくる敵機のほうが狙いやすそうだけど違うの?
移動物を射撃するときは、引き金を引いたときに見えたところに撃つと、
撃った弾が、その位置に到達する時には、目標とした移動物は、すでに、
その位置から移動してるので、その移動する距離を見越して、すこし
移動方向に照準をずらす角度のことを見越し角という。
水兵爆撃だと、相手の移動速度などを考慮して角度を決めないといけないので、
あたりにくい。
逆に、急降下爆撃はそれを考えなくていいといってる。
まあ、>>508の通り、弾の落差分だけ曳光弾見て修正しながら撃てばいいから、
狙いやすいと言えば言える。しかし、爆撃機が本当にまっすぐこっちに飛んできてるって事は、
向こうが撃つ(当然撃ちながら突っ込んでくる)機銃弾もこっちにまっすぐ飛んできてるって事であって
なんだか不安な気持ちがするごろにゃん。で、投下する爆弾もなんだかお近くに落ちる気がするごろにゃん。
a’←a
/ /
//
b
こんな感じか。高角砲bから水平爆撃機aに向けてそのまま撃っても、
aの高度に高角砲弾が届く頃には水平爆撃機はa’の位置に進んでいる。
だからaの位置を狙ったときに敵機の速度を見越してa’に向けて撃つようにする。
c
/
c’
/
b
急降下爆撃機cはb目掛けてc’へ進むので、bから狙う方向は変わらない(高度の調整は必要だが)
回転翼機(ヘリ)
戦闘ヘリ同士の空戦というのは、実際に起こりうることですか?
広義の武装ヘリコプターの中に、より攻撃任務に特化した戦闘ヘリという機種が存在するわけですが、
高価なそれを保有する軍隊そのものが少数派であることから、戦闘の機会そのものが少ないのは予想ができます。
戦闘ヘリにも空対空の武装を持つものはありますが、武装の目的は自衛であって戦場からの離脱ができれば
それ以上戦闘する理由すらありません。
もっとも重武装の海兵隊のコブラでもサイドワインダー装備、自衛隊の偵察ヘリでは歩兵用の携行地対空ミサイルです。
戦闘ヘリが戦闘ヘリを主攻撃目標とした装備が無い以上、戦闘する理由よりも戦闘を避ける理由のほうが大きいので、
軍隊の作戦行動としては発生しづらいです。
AHによる稜線射撃ってどんなものなんですか? MBTのなら知ってるんですけど……(484:515)
ボバリングして上昇→射撃→すぐに下降して陵線に隠れる
自分が知っているのはごく一例に過ぎないし、質問とは厳密には異なるのかもしれないが
ローターマスト上のレーダー(ロングボウアパッチ等)を建物や木、また地形から露出させて
敵を確認し、AH本体は隠れたままミサイルで攻撃をかける、という戦法がある。
最終更新:2008年10月07日 22:53