オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史

アジアミステリリーグ内検索 / 「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」で検索した結果

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  • オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史
    2012年5月12日 大きな地図で見る  「オランダの推理小説」というものが日本でことさら取り上げられることはほとんどない。オランダの外交官・東洋学者・探偵作家のロバート・ファン・ヒューリック(1910-1967)は例外的に日本での知名度が高いが、その作品が「オランダの推理小説」だと意識されることはあまりないだろう。ファン・ヒューリックは中国を舞台とするミステリを英語で執筆していたからである。  とはいえ、オランダと日本の推理小説界の因縁(?)は浅くない。西洋の探偵小説が初めて日本語に翻訳されたのは江戸時代末期だとされるが、その翻訳探偵小説はオランダの作品だったのである。また、江戸川乱歩は前述のロバート・ファン・ヒューリックと親しい付き合いがあったほか、日本ではまったく無名のオランダの探偵作家W・G・キエルドルフと手紙のやり取りをしたりもしている。以下では日本との関係を...
  • オランダ語圏ミステリ邦訳一覧
    ... 関連ページ オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史 シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(3) ヨーロッパ諸国編 オランダ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ 北欧ミステリ邦訳一覧 南欧ミステリ邦訳一覧 ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧 中南米ミステリ邦訳一覧 東アジアミステリ邦訳一覧 東南・南アジアミステリ邦訳一覧 中東ミステリ邦訳一覧 アフリカミステリ邦訳一覧 非英語圏ミステリ各種リスト
  • オランダ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2012年5月12日 関連ページ:「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」(2012年5月12日)も合わせてお読みください。  オランダ語に翻訳された日本のミステリ小説の一覧。ミステリを中心として、周辺のエンターテインメント作品についても調べている。 調査方法  最初はオランダのネット書店で、オランダ語に翻訳されていそうな(≒ほかの欧米の言語に翻訳されている)作家の名前を入力・検索して調べたのだが、その後、以下のサイトで「Japan」と入力して検索するだけでオランダ語に翻訳された日本のミステリ一覧が簡単に入手できることが分かった。 VN Detective en Thrillergids  このサイトには日本ミステリのオランダ語訳を調べている過程でたまたまたどり着いたのだが、『ミステリマガジン』2009年1月号(世界のミステリ雑誌特集号)で翻訳家の塩...
  • ヨーロッパの推理小説
    ...-35) 当サイトオランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史 オランダ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(3) ヨーロッパ諸国編 イタリア ステファーノ・ターニ『やぶれさる探偵 推理小説のポストモダン』(高山宏訳、東京図書、1990年) 吉良運平「イタリーの三人の作家」(『ぷろふいる』戦後版2巻3号、1947年12月、p.32)エツィオ・デリコ、ジョルジョ・シェルバネンコ、アウグスト・デ・アンジェリスについて 江戸川乱歩「本号の九作家について」(『別冊宝石』71号、1957年10月) - エツィオ・デリコ『悪魔を見た処女』のレビューあり 千種堅「ミステリ診察室『万人の裏切者』」(『ミステリマガジン』1970年5月号、pp.108-109) - ジョルジョ・シェルバネンコ『裏切者』のレビュー 『世界ミステリ全集12』(早川書房、19...
  • シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(3) ヨーロッパ諸国編
    ...当サイト内の関連記事オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史 (2012年5月12日) ヨーロッパ諸国編(2)イタリア探偵小説の父が生んだ警察職員アーサー・ジェリング 邦訳予定はあったが実現せず  今まで述べてきたのよりやや時代が下るが、1940年代初頭のイタリアではジョルジョ・シェルバネンコが「ホームズ型」の探偵物であるアーサー・ジェリング・シリーズを発表している。  ジョルジョ・シェルバネンコ(Giorgio Scerbanenco、1911-1969)はイタリア探偵小説の父とされる人物で、その名は現在、「シェルバネンコ賞」(Premio Scerbanenco)としてイタリアのミステリ賞の名前にもなっている。邦訳のある作家では、カルロ・ルカレッリやマルチェロ・フォイスがこのシェルバネンコ賞を受賞している(日本では「シェルバネンコ・ミステリ大賞」と書く場合もあ...
  • ソ連/ロシア推理小説略史
    2012年2月4日 注 このページの作成者はロシア語は読めません。 このページは、ロシアの推理小説について書かれた日本語の文献を元に作成されたものです。参考文献の一覧は「こちら」で示してあります。 このページは「ソ連/ロシア推理小説略史」と「ソ連/ロシア推理小説翻訳略史」の両方を兼ねています。 Index 19世紀後半:ガボリオの受容、アレクサンドル・シクリャレフスキーの登場 20世紀初頭:探偵小説小冊子の流行 1920年代前半:《赤い探偵もの》の流行 1920年代後半~1950年代前半:スターリンによる探偵小説圧殺時代/スパイ小説の時代 1953年以降(スターリン死去以降):警察小説の登場 1960年代:「偏狭な愛国主義」からの解放 1970年代:制限下での繁栄 1980年~1991年:亡命作家とペレストロイカ 1992年~:ソ連崩壊以後:世界に通用するミステリ作家...
  • イタリア推理小説略史
    2012年7月1日  日本ではイタリアのミステリ小説がそれなりに翻訳されているが、「イタリア・ミステリ」(「イタリアン・ミステリ」と書くべきか?)というものへの注目度は必ずしも高くないように思う。たとえば、『ミステリが読みたい! 2009年版』(早川書房、2008年11月)に掲載の座談会「ミステリの新興勢力 世界のミステリを語る」(小山正、新保博久、平岡敦、穂井田直美)を見てみると、話題の中心はドイツ、スウェーデン、フランス、ロシアのミステリで、ほかにデンマーク、オランダ、フィンランドのミステリ作家にも言及があるが、イタリアへの言及はない。  一方で、近年英語圏ではイタリア・ミステリへの注目度が高まってきているようである。ウォール・ストリート・ジャーナルの2010年7月1日付け記事「Fiction's Global Crime Wave」(英語)では、イタリアのミ...
  • チェコ推理小説略史
    2013年10月27日 チェコミステリの邦訳一覧(複数の訳書がある場合、ここでは最新のもののみ示す)カレル・チャペック『ひとつのポケットからでた話』(栗栖茜訳、海山社、2011年2月) 24編収録 カレル・チャペック『もうひとつのポケットからでた話』(栗栖茜訳、海山社、2011年2月) 24編収録 ヴァーツラフ・ジェザーチ『かじ屋横丁事件』(井出弘子訳、岩波書店 岩波少年文庫2075、1974年)(児童文学) エゴン・ホストヴスキー『スパイ』(岡田真吉訳、角川書店、1958年)→ 改題文庫化『秘密諜報員 アルフォンスを捜せ』(角川文庫、1966年) ヨゼフ・シュクヴォレツキー『ノックス師に捧げる10の犯罪』(宮脇孝雄・宮脇裕子訳、出版:The Mysterious Press、発売:早川書房、1991年5月) パヴェル・ヘイツマン『鋼鉄の罠』(田才益夫訳、発行:有楽出版社、発売:...
  • インド推理小説探求・受容史
    2011年12月20日 目次 1950年代:江戸川乱歩のインド探偵小説探求(1)フランスの推理作家イゴール・B・マスロフスキーからの調査依頼(1952年) (2)オランダの推理作家ロバート・ファン・ヒューリックの報告(1952年) (3)共同通信ニューデリー特派員、吉田哲次郎の報告 その1(1953年) (4)共同通信ニューデリー特派員、吉田哲次郎の報告 その2(1954年) (5)乱歩、吉田哲次郎と面会して話を聞く(1954年) 1985年:東京創元社社員のインド・ミステリ調査 1980年代~1990年代:インドの少年向け推理小説の邦訳出版 21世紀:ヴィカース・スワループとカルパナ・スワミナタンの邦訳/波多野健氏によるインドミステリ事情の紹介(1)ヴィカース・スワループとカルパナ・スワミナタンの邦訳 (2)波多野健氏によるインドミステリ事情の紹介 1950年代:江戸...
  • イタリア推理小説略史 補遺
    2012年7月1日 2012年7月4日:「イタリア推理小説略史」に少々加筆を行っていたところ、ページの制限容量を超えてしまったので一部の情報をこちらに移す。 Index (4-2)現代イタリアの推理作家たち(続き)その他の作家たち (5)イタリアのミステリ賞シェルバネンコ・ミステリ大賞 レイモンド・チャンドラー賞 アルベルト・テデスキ賞 (4-2)現代イタリアの推理作家たち(続き) その他の作家たち  イタリアの高名な作家であるアントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi、1943-2012、Wikipedia)も、1997年に発表した『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』(草皆伸子訳、白水社、1999年)のようなミステリ仕立ての小説を書いている。  同じくイタリアの高名な作家であるダーチャ・マライーニ(Dacia Maraini、1936- 、イタ...
  • スペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史
    2012年5月2日  「スペインのミステリ小説」と聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのは、最近ではおそらく、カルロス・ルイス・サフォン(1964- )の『風の影』(邦訳2006年)や『天使のゲーム』(邦訳2012年)ということになるだろう。2006年に邦訳された『風の影』は『IN☆POCKET』の文庫翻訳ミステリー・ベスト10で第1位、『週刊文春』のミステリーベスト10で第2位、『このミステリーがすごい!』で第4位と高評価を得た。あるいは、ホセ・カルロス・ソモサ(1959- )の『イデアの洞窟』(邦訳2004年)を思い浮かべる人もいるかもしれない。古代ギリシアでの殺人事件を描いたこの怪作は、『本格ミステリ・ベスト10』で第7位、『週刊文春』のミステリーベスト10で第9位という評価を得た。  このようなヒット作、高評価作もあるとはいえ、スペインミステリの邦訳はあまり多くない。...
  • 日ソ推理作家交流史
    2012年6月22日  このページでは日ソ推理作家交流史として6つの事例を紹介している。  ただし、実際に「交流」といっていいのはおそらく(1)、(2)、(6)だけだろう。  (3)と(4)は、日本の推理作家とソ連の推理作家が会議に同席したというに過ぎない。  (5)は、日本の推理作家とソ連の推理作家が同じミステリ祭に招かれていたというだけであって、彼らが顔を合わせたかは不明である。 Index (1)江戸川乱歩、ソ連のスパイ小説作家ロマン・キムと文通開始(1956年) (2)中薗英助、日ソ文学シンポジウムに出席(1965年) (3)夏樹静子、スウェーデンで開催された第3回世界推理作家会議に出席(1981年) (4)戸川昌子、ソ連・ヤルタで開催された国際推理作家協会の第1回理事会に出席(1987年6月) (5)松本清張、フランス・グルノーブルで開催された世界ミス...
  • 韓国ミステリ史 第四章 - 韓国推理小説100年の歴史
    2012年6月13日  『韓国ミステリ史 第四章』では、1980年代から20世紀末までを扱っている。 目次 第四章 1980年代~20世紀末: 韓国ミステリ界の隆盛期第一節 韓国ミステリクラブから韓国推理作家協会へ(1)韓国推理作家協会の創設(1983年) (2)韓国推理作家協会主催 韓国推理文学賞 受賞作一覧 (3)韓国推理作家協会と日本推理作家協会の交流 第二節 スポーツ新聞や雑誌での新人作家発掘(1)スポーツ新聞の新春文芸公募 (2)『小説文学』長編推理小説公募 (3)『季刊推理文学』と金来成推理文学賞 第三節 ミステリ専門の出版社も登場(1)国産ミステリ出版の活況 (2)ミステリ読者の団体「韓国ミステリクラブ」の結成 (3)翻訳ミステリの出版 (4)苦戦するミステリ雑誌 第四節 20世紀末: 出版不況の影 第五節 邦訳された1980年代~20世紀末の韓国推理小...
  • 中国ミステリ史 第六章 - 中国推理小説120年の歴史
    2011年2月10日  『中国ミステリ史 第六章』では、現在(2011年)の中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリ事情を紹介している。 目次 第六章 現代の中国ミステリ界第一節 北京偵探推理文芸協会の活動 第二節 現代の中国ミステリ作家 第三節 賞・ランキング・雑誌・その他 おわりに 参考文献 第六章 現代の中国ミステリ界 第一節 北京偵探推理文芸協会の活動  先ほど、前述の中国のミステリ情報サイト「推理之門」を見ていたら、「今日は何の日?」コーナーで「船戸与一の67歳の誕生日」などといった情報とともに「韓国推理作家協会設立から28年」という情報が出ていて、そんな情報まで押さえているのかと驚いた(※ 2月8日)。日本の推理作家団体としては、1947年設立の日本推理作家協会と、2000年設立の本格ミステリ作家クラブがある。韓国には、1983年設立の韓国...
  • 中国ミステリ史 参考文献 - 中国推理小説120年の歴史
    『中国ミステリ史 第一章』(19世紀末~1910年代) 『中国ミステリ史 第二章』(1910年代~1940年代) 『中国ミステリ史 第三章』(1940年代末~1970年代) 『中国ミステリ史 第四章』(1970年代末~1990年代) 『中国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭) 『中国ミステリ史 第六章』(現代) 『読書案内』 参考文献 中国ミステリ I (江戸川乱歩とその周辺)東震太郎(1947)講演「中国の探偵小説界」(「第13回土曜会記録」『探偵作家クラブ会報』第2号、1947年7月) 東震太郎(1947)「中国の探偵小説」(『探偵作家クラブ会報』第2号、1947年7月) 柴田天馬(1947)講演「中国文学に現れた犯罪、探偵」(「第18回土曜会記録」『探偵作家クラブ会報』第7号、1947年12月) 江戸川乱歩(1949)「福爾摩斯(ホルムス)偵探案全集」(『探偵作家ク...
  • 台湾ミステリ史 中編 - 台湾推理小説100年の歴史
    2011年9月3日 2011年10月15日:増補(詳細はページ最下部の「台湾ミステリ史 中編 更新履歴」参照)  『台湾ミステリ史 中編』(第四章)では、1977年から1990年代半ばまでの台湾ミステリ界の動向を紹介している。  島崎博氏は1977年を「実質的な台湾の推理小説元年」としており、1977年から1984年までを準備期、1984年から2000年までを第一期、2001年以降を第二期としている。 ※「台湾ミステリ史 前編」(19世紀末~1970年代)と「台湾ミステリ史 後編」(20世紀末~21世紀初頭)は未完成です。 目次 台湾の言語と文字に関するごく簡単な注釈 台湾ミステリ前史 (第一章~第三章 要約) 第四章 1970年代末~1990年代半ば: 林仏児(りん ふつじ)と『推理雑誌』の時代第一節 1977年: 松本清張『ゼロの焦点』の翻訳刊行 第二節...
  • 台湾ミステリ史 参考文献 - 台湾推理小説100年の歴史
    『台湾ミステリ史 前編』(19世紀末~1970年代) 『台湾ミステリ史 中編』(1970年代末~1990年代半ば) 『台湾ミステリ史 後編』(20世紀末~21世紀初頭)(未公開) 『読書案内』 参考文献 台湾ミステリの歴史 【中国語】『文訊』269号(2008年3月号) - 特集:台灣推理文學的天空(上)綜論陳國偉「本土推理・百年孤寂 台灣推理小說發展概論」(台湾ミステリ通史) 金儒農「喧囂以前 台灣推理小說出版概況」 呂淳鈺「新大眾娛樂 台灣日治時期偵探小說淺介」 陳瀅州「推理小說在台灣 傅博與林佛兒的對話」 - 島崎博と林仏児の対談。『推理雑誌』281号(2008年3月)により詳しい文字起こしあり 創作者群像呂淳鈺「白晝殺人 葉步月與偵探小說」 陳栢青「仇亦深,籌義伸 李費蒙小說世界初探」 (以下、推理作家本人によるエッセイ)葉桑「無可救藥的愛上」 余心樂「以「讀」工「睹」犯罪推理文...
  • 韓国ミステリ史 第三章 - 韓国推理小説100年の歴史
    2011年11月15日  『韓国ミステリ史 第三章』では、1970年代を扱っている。 目次 第三章 1970年代: 後継者不在の時代に現れたキム・ソンジョン第一節 キム・ソンジョン(金聖鍾)登場 第二節 1970年代の翻訳ミステリ(1)1972年、韓国ミステリクラブの結成 (2)1970年代末の翻訳ミステリブーム 第三節 邦訳された1970年代の韓国推理小説 参考文献 第三章 1970年代: 後継者不在の時代に現れたキム・ソンジョン  韓国の最初の創作探偵小説は1908年から1909年にかけて新聞連載されたイ・ヘジョ(李海朝)の『双玉笛(そうぎょくてき)』だった。その後、欧米や日本の探偵小説の流入が続き、創作探偵小説もいくつか書かれるが、しばらくは探偵小説専門の作家は現れなかった。1930年代半ばになると、金来成(キム・ネソン)が初の探偵小説専門作家として登...
  • 東欧推理小説翻訳史
    2011年5月10日 ※未整理 Index 東欧の推理作家たち深見弾氏による東欧推理作家の紹介(1970年代末) イェジィ・エディゲイ『顔に傷のある男』(早川書房、1977年)以降の邦訳 中国の『世界偵探小説史略』で取り上げられている東欧の推理作家 「東欧」とは? ポーランドポーランドの推理小説 イェジィ・エディゲイ(1912-1983) ブルガリアブルガリアの推理小説 パーヴェル・ヴェージノフ(1914-1983) アンドレイ・グリャシキ(1914-1995) ジミトル・ペーエフ(1919-1996) チェコカレル・チャペック(1890-1938) エゴン・ホストヴスキー(1908-1973) ヨゼフ・シュクヴォレツキー(1924-2012) ヨゼフ・ネスヴァードバ(1926-2005) パヴェル・コホウト(1928- ) スロヴァキア ハンガリー ルーマニア 参考...
  • ソ連/ロシア推理小説翻訳史
    2011年5月9日  ソ連/ロシアの推理小説の邦訳に関する情報を集めたページ。 姉妹ページアジア推理小説翻訳史 東欧推理小説翻訳史 前書き 目次 参考文献 人名録(総索引) リンク 前書き  「アジア推理小説翻訳史」の執筆のため、山前譲氏作成の『探偵雑誌目次総覧』(日外アソシエーツ、2009年)でアジアの推理作家の作品を探したり、日本推理作家協会が「探偵作家クラブ」と称していた頃の会報全185号(『探偵作家クラブ会報』全4巻として柏書房より刊行、1990年~1991年)をチェックしたりしていると、アジアの推理小説に関する情報以外にも気になる情報が多く見つかった。このページでは、そのうちのソ連/ロシアの推理小説に関する情報をまとめている。  初めに断っておくと、このページの作成者は、ロシアで使われている文字のそれぞれの発音ぐらいは把握しているが、ロシア語の文法...
  • 中国ミステリ史 第一章 - 中国推理小説120年の歴史
    2011年2月3日 2011年8月4日増補(詳細はページ最下部の「第一章 更新履歴」参照)  「中国ミステリ史」は、19世紀末から現代(2011年)までの中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を、第一章から第六章の全6ページに分けて紹介するものである。  『中国ミステリ史 第一章』では、そのうち19世紀末から1910年代まで(清末)を扱っている。 目次 『中国ミステリ史 第一章』 19世紀末~1910年代 はじめに 第一章 19世紀末~1910年代: 欧米探偵小説の受容と国産化の試み第一節 東アジア・東南アジアでのホームズの受容 第二節 裁判小説から探偵小説へ(1)中国初の創作探偵小説 (2)中国古来の裁判小説 (3)翻訳探偵小説とその国産化の試み 参考文献 第一章 更新履歴 『中国ミステリ史 第二章』 (1910年代~1940年代)...
  • 中国ミステリ史 第四章 - 中国推理小説120年の歴史
    2011年2月8日  『中国ミステリ史 第四章』では、1970年代末から1990年代までの中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を紹介している。 目次 第四章 1970年代末~1990年代: 翻訳ブームと中国ミステリの多様化第一節 日本の社会派推理小説が中国でもブームに 第二節 中国ミステリの多様化 第三節 1990年代末の中国翻訳ミステリ事情 第四節 邦訳された1980年代~1990年代の中国推理小説 参考文献 第四章 1970年代末~1990年代: 翻訳ブームと中国ミステリの多様化 第一節 日本の社会派推理小説が中国でもブームに  この「中国ミステリ史」では触れていないが、井波律子(2003)『中国ミステリー探訪 ― 千年の事件簿から』で詳しく述べられているように、中国には欧米ミステリ受容以前から、1000年を越える長いミステリ(的なもの...
  • 韓国ミステリ史 参考文献 - 韓国推理小説100年の歴史
    『韓国ミステリ史 第一章』(20世紀初頭~1930年代) 『韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)【1】』 『韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)【2】』 『韓国ミステリ史 第二章』(1940年代~1960年代) 『韓国ミステリ史 第三章』(1970年代) 『韓国ミステリ史 第四章』(1980年代~20世紀末) 『韓国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭)(未公開) 『読書案内』 参考文献 韓国ミステリ通史黄鐘灝(ファン・ジョンホ)(1984)「韓国推理小説の現狀」(『日本推理作家協会会報』1984年6月号、No.426、p.4) 鄭泰原(チョン・テウォン)(2000)「韓国ミステリ事情」(『ミステリマガジン』2000年10月号(特集 コリアン・ミステリ・ナウ)、pp.64-67) 金容権(キム・ヨン...
  • イタリア語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2011年5月2日  日本の推理小説のイタリア語訳本のリスト。 関連ページ:イタリア推理小説略史 (2012年7月1日)  ついさっきまで知らなかったのだが、イタリア語版Wikipediaをさまよっていたら、イタリアには1946年に刊行を開始したミステリ叢書「ジャッロ・モンダドーリ」(Il Giallo Mondadori)(英語版Wikipedia)というのがあるのを知った。なんでもその前身は1929年に刊行を開始していて1946年に現在の名前になったそうだが、1946年から現在までですでに3000冊を超えていると聞くと、イタリアはあまり推理小説が盛んなイメージではなかったのでちょっと驚いてしまう。日本でいえば、1953年から早川書房が刊行している「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」に相当しそうだが、「ジャッロ・モンダドーリ」も翻訳作品中心であるものの、イタリアの国内作品も...
  • 非英語圏ミステリ各種リスト
     非英語圏ミステリの各種リスト。 非英語圏ミステリ2013年の邦訳出版一覧 非英語圏ミステリ2014年の邦訳出版一覧 フランスミステリベスト100 (2014年7月~8月アンケート実施) 非英仏語圏ミステリベスト100 (2014年9月アンケート実施) (1)叢書等 ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 ハヤカワ・ミステリ文庫非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 (2)地域別 フランスフランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) 文庫で刊行されたフランスミステリの一覧 その他欧州北欧ミステリ邦訳一覧 南欧ミステリ邦訳一覧 ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 オランダ語圏ミステリ邦訳一覧 ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧 その他中南米ミステリ邦訳一覧 東アジアミステリ邦訳一覧 東南・南アジアミステリ邦訳...
  • 南欧ミステリ邦訳一覧
    2013年6月17日  昨日公開した「北欧ミステリ邦訳一覧」の姉妹ページです。  その後「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年7月22日)。  「ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2014年8月18日)。  スペイン語・ポルトガル語のミステリについては、「中南米ミステリ邦訳一覧」もご覧ください。 Index イタリア(1)1940年代~50年代の邦訳 (2)1970年代の邦訳 (3)1980年代の邦訳 (4)1990年代の邦訳 (5)2000年以降の邦訳 スペイン(1)戦前の邦訳 (2)1980年代の邦訳 (3)1990年代以降の邦訳 ポルトガル ギリシャ イタリア  日本での邦訳紹介の順に並べている。以下の「1940年代~50年代」、「1970年代」などの区分は作品発表時期による区分ではないことにご注意ください。 ...
  • アジアの推理小説
    2012年1月10日 【東アジア】 中国 「中国ミステリ史 参考文献 - 中国推理小説120年の歴史」参照 台湾 「台湾ミステリ史 参考文献 - 台湾推理小説100年の歴史」参照 香港・マカオ 韓国 「韓国ミステリ史 参考文献 - 韓国推理小説100年の歴史」参照 モンゴル 「アジア理解講座1997年度第1期「モンゴル文学を味わう」報告書」第8章:民主化と社会不安の狭間で―4人の作家を中心に(海野未来雄) 第9章:モダニズム文学の隆盛と大衆文学(海野未来雄) 海野未来雄「ミステリー・ブーム続くモンゴル文芸界」(『しにか』1994年11月号、p.110-113) 芝山豊「モンゴル最初のミステリー小説の謎」(毎日新聞大阪版、1994年11月18日付け夕刊、11面)ダシドルジン・ナツァグドルジ(1906-1937)という作家が1930年にポオの「黄金虫」を意識して書いた「黒...
  • アジア推理小説翻訳史
    2011年5月  このページでは、アジアの推理小説の日本語への翻訳の歴史をまとめている。  欧米ミステリ(英米仏独)の日本語への翻訳の歴史をまとめたものとしては、1993年に第46回日本推理作家協会賞を受賞した長谷部史親氏の『欧米推理小説翻訳史』がある。このページは、そのアジアミステリ版である。 姉妹ページソ連/ロシア推理小説翻訳史 東欧推理小説翻訳史 中国編 1. 『新青年』掲載の忘れられた四短編(未公開) 呂侠(ろきょう)「絶命血書」(チュエ ミン シェー シュ)、「白玉環」(はくぎょくくゎん) 張慶霖(ちょう けいりん)「無名飛盗」(ウー ミン フェイ タオ) 幸福斎(こうふくさい)「賭場母女」(トゥ チャン ムー ヌー) 2. 探偵作家クラブ会員・東震太郎氏による中国探偵小説の紹介(公開中(未完成)) 3. 『宝石』 辛島驍(からしま たけし)訳「韓夫...
  • 中国ミステリ史 第五章 - 中国推理小説120年の歴史
    2011年2月10日  『中国ミステリ史 第五章』では、1990年代末から21世紀初頭までの中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を紹介している。 目次 第五章 20世紀末~21世紀初頭: 新たなミステリの潮流第一節 インターネットという新天地/新たな創作の場 第二節 ネット上で活躍していたミステリ執筆者が紙媒体へ/雑誌『歳月・推理』創刊 第三節 邦訳された21世紀の中国探偵小説 参考文献 第五章 20世紀末~21世紀初頭: 新たなミステリの潮流 第一節 インターネットという新天地/新たな創作の場 【主要参考文献:杜撰(ずさん)(2009)「百年華文推理簡史 九、網絡推理小説的創作熱潮」】  20世紀末より、今までとはまったく違う文脈でミステリ作家が登場するようになる。大きな役割を果たしたのは、インターネット環境の整備である。1998年...
  • 韓国ミステリ史 第二章 - 韓国推理小説100年の歴史
    2011年11月9日  『韓国ミステリ史 第二章』では、1940年代から1960年代までを扱っている。 目次 金来成(キム・ネソン)簡略紹介 第二章 1940年代~1960年代: 金来成(キム・ネソン)後の忘れられた作家たち第一節 戦前~戦後の読書事情 第二節 日本や欧米の作品の翻訳・翻案(1)金来成による翻訳・翻案 (2)パン・イングン(方仁根)による翻案 (3)その他の翻訳・翻案 第三節 1940年代~1960年代の創作探偵小説(1)金来成が戦後に発表した探偵小説 (2)1960年代に活躍したホ・ムンニョン(許文寧) (3)1960年代の『週刊韓国』長編推理小説公募 (4)推理小説を積極的に執筆した文学作家のヒョン・ジェフン(玄在勲) 第四節 邦訳された1940年代~1960年代の韓国推理小説 参考文献 金来成(キム・ネソン)簡略紹介 韓国ミステリ史 特別編...
  • 季刊ミステリ21号 (2008年秋) - 韓国のミステリ雑誌
      韓国推理作家協会編・発行 2008年10月 特集 推理小説の黄金時代 推理小説黄金時代略史 シャーロック・ホームズのライバル人名録 本格推理小説耽読のための3分レシピ - 이대환 国内短編 「샤갈의 눈 내리는 밤」 - 강형원 「아내마저 사기 친 남자」 - 최종철(チェ・ジョンチョル、崔鐘澈) 「대리자」 - 김주동 「모사(謀士)」 - 김창규 季刊ミステリ新人賞 「여름휴가」 - 김지아 「화면 저편의 인간」 - 박하익 海外短編 殺人!(Murder!) - Arnold Bennett 멕시코의 천리안(メキシコの千里眼) - 그랜트 앨런(グラント・アーロン??) ミステリ短編漫画 아버지의 이름으로(父の名前で) - 김종섭 連載長編 地球の南側で始まった好奇心(最終回) - 이상우(イ・サ...
  • 日本ミステリの海外刊行
    1.言語・地域別リスト 英訳 フランス語訳 ドイツ語訳 オランダ語訳 イタリア語訳 スペイン語訳・ポルトガル語訳 北欧・バルト三国 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説 タイ語訳 東・東南アジア (インドネシア・ベトナム) 西アジア・中東 (トルコ・グルジア・アルメニア) 未作成ロシア語訳 (未作成) 東欧・バルカン諸国 (ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・チェコ・ギリシャ・ブルガリア・クロアチア) (未作成) 南・中央アジア (未作成) 2.年度別リスト  日本の推理小説が多く翻訳刊行されている韓国・台湾・中国の年度別リスト。 2009年 韓国 / 台湾 / 中国 2010年 韓国 (途中まで) / 台湾 (未作成) / 中国 (未作成) 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説 3.作家別リスト  ごく一部の作家のみ。 作家別 ...
  • 西アジア・中東で刊行された日本の推理小説/ミステリ
    2011年5月1日 2011年5月6日 ペルシア語圏について追加 大きな地図で見る  日本のミステリは西アジアでも刊行されている。  このページでは、国際交流基金が作成している「日本文学翻訳書誌」を基礎資料として、それに独自に調査した分を加え、西アジアの言語に翻訳された日本のミステリをまとめている。なお、「日本文学翻訳書誌」では現地での刊行タイトルはすべてラテン文字に転写され、アルファベットにつける特殊記号も削除されているが、このページでは現地の表記に戻している。 ※トルコ語に含まれる特殊なアルファベットおよび、アルメニア文字、グルジア文字、アラビア文字、ペルシア文字を使用しています。携帯電話等では表示されません。 Index トルコ鈴木光司 アゼルバイジャン アルメニア松本清張 グルジア松本清張 アラビア語 ヘブライ語 ペルシア語 リンク  「...
  • 島田荘司推理小説賞
    2010年11月19日  日本には推理作家の名を冠した公募新人賞として江戸川乱歩賞、横溝正史ミステリ大賞、鮎川哲也賞などがある。これらはミステリ読者の間では有名な賞だが、一方で「島田荘司推理小説賞」という賞があることは、日本のミステリファンの間でもおそらくあまり知られていない。なぜかというと、それは「島田荘司推理小説賞」が台湾で実施されている新人賞だからである。  島田荘司推理小説賞(島田莊司推理小說獎 / 岛田庄司推理小说奖)は、台湾で実施されているミステリの賞で、中国語で書かれた長編の本格ミステリ小説を募集している。2008年に募集が開始され、2009年9月に第1回の結果が発表された。受賞したのは、その2年前に台湾推理作家協会賞(短編ミステリの公募新人賞)を受賞し、2008年には短編集『吾乃雜種』を上梓していた寵物先生(チョンウーシェンセン)の『虚擬街頭漂流記』(シュー...
  • 台湾ミステリ紹介 目次
     ここでいう「台湾ミステリ」とは、「台湾の作家が書いたオリジナルミステリ」のことであって、「台湾を舞台にしたミステリ」のことではありません。 1.台湾ミステリ概観 台湾ミステリを知るための日本語文献 台湾ミステリについて知るための資料リスト - 文献リスト+解説。最近は更新していません。 台湾ミステリ史 参考文献 - 台湾推理小説100年の歴史 島田荘司推理小説賞 島田荘司推理小説賞 2.実際に台湾ミステリを読んでみたい方へ 邦訳 台湾ミステリ 読書案内 原書 台湾の推理小説アンソロジー 第1回(2009年)島田荘司推理小説賞 受賞者 3.日本ミステリ in 台湾 2009年に台湾で刊行された日本の推理小説 (2007年~2009年の台湾のミステリ刊行状況 含む) 江戸川乱歩の台湾での受容 4.その他 寵物先生『虚擬街頭漂流記』 西門町@Googleストリートビューミスター...
  • 中国ミステリ史 第三章 - 中国推理小説120年の歴史
    2011年2月3日 ※2011年8月 改訂作業中  『中国ミステリ史 第三章』では、1940年代末から1970年代まで(中華人民共和国成立から文化大革命終了まで)の中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を紹介している。 目次 第三章 1940年代末~1970年代: 社会状況の変化による中国ミステリの転変第一節 中華人民共和国の成立とソ連探偵小説の流入 第二節 中国の探偵作家とソ連の探偵作家の交流(1956年) 第三節 ソ連の探偵小説(1)ソ連の探偵小説の新潮流(1956年) (2)ロマン・キムの手紙で知る当時のソ連探偵小説界(1956年~1957年) 第四節 程小青の探偵小説論(1957年) 第五節 文化大革命期の"写本"現象 第六節 1940年代末~1970年代の代表的な作品 第七節 邦訳された1950年代~1970年代の中国探...
  • 韓国ミステリ紹介 目次
     ここでいう「韓国ミステリ」とは、「韓国の作家が書いたオリジナルミステリ」のことであって、「韓国を舞台にしたミステリ」のことではありません。 1.韓国ミステリ概観 韓国ミステリ界の基本情報 韓国での推理小説の刊行状況(2008年)(2009年11月9日、11月10日)  当サイト開設当初の記事。当時所持していたごく少数の資料をもとに、韓国ミステリ界の基本情報や年間のミステリ刊行数、その内訳(韓国国内作品・翻訳作品)などについて書いている。 韓国ミステリ史 『韓国ミステリ史 第一章』(20世紀初頭~1930年代) 『韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)【1】』 『韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)【2】』 『韓国ミステリ史 第二章』(1940年代~1960年代) 『韓国ミステリ史 第三章』(1970年...
  • 韓国ミステリ史 第一章 - 韓国推理小説100年の歴史
    2011年11月8日  「韓国ミステリ史」は、20世紀初頭から現代(2011年)までの韓国の探偵小説/推理小説/ミステリの歴史を、第一章から第五章(+特別編2ページ)の全7ページに分けて紹介するものである。  『韓国ミステリ史 第一章』では、そのうち20世紀初頭から1930年代までを扱っている。 目次 はじめに 第一章 20世紀初頭~1930年代:韓国ミステリ草創期第一節 韓国初の創作探偵小説は何か 第二節 イ・ヘジョ(李海朝)による韓国初の創作探偵小説『双玉笛(そう ぎょくてき)』 第三節 探偵小説専門作家不在の時代(1)黒岩涙香の翻案小説を再翻案した韓国の翻案小説 (2)その他の翻訳・翻案探偵小説 (3)1920年代~1930年代の創作探偵小説 第四節 邦訳された20世紀初頭~1930年代の韓国探偵小説 参考文献 はじめに  今から約10年前、早川書...
  • フランスのミステリ賞
    2013年5月16日 2013年6月14日:「フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)」よりページ分割  フランスのミステリ賞受賞作の邦訳の一覧。ただし一部の賞については、受賞作全体のリストも示しています。  各賞の受賞作はフランスで刊行されたミステリ事典『Dictionnaire des littératures policières』(初版2003年、通称メスプレード事典)の第2版(2007年)で確認し、邦訳状況は国会図書館の蔵書検索等で確認しました。  翻訳ミステリー大賞シンジケートに寄稿した「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第3回 フランス編」も合わせてお読みください。 Index フランス推理小説大賞 フランス推理小説大賞を実は受賞していない(!?)作品 ミステリ批評家賞 813協会賞 冒険小説大賞 パリ警視庁賞 コ...
  • ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧
    2014年8月18日  昨年作成した「北欧ミステリ邦訳一覧」、「南欧ミステリ邦訳一覧」、「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」の姉妹ページです。  続いて「中南米ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2014年8月19日)。 Index ロシア(ソ連)(1)戦前の作品 (2)1950年代~に邦訳された作家 (3)1960年代~に邦訳された作家 (4)1970年代~に邦訳された作家 (5)1980年代~に邦訳された作家 (6)1990年代以降に邦訳された作家 (7)少年少女向けミステリ チェコ ポーランド ブルガリア ウクライナ 関連事項 ロシア(ソ連)  (1)は邦訳時期に関わらず、戦前の作品(1945年までの作品)を示す。  (2)以降では、それぞれの作家について最初の邦訳の早かった順に並べている。 (1)戦前の作品 アントン・チェーホフ(Антон Павл...
  • 東欧・バルカン諸国で刊行された日本の推理小説/ミステリ
    2011年4月29日 ※未整理ページ 大きな地図で見る ポーランド江戸川乱歩 桐野夏生 小松左京 鈴木光司 中薗英助 ルーマニア鈴木光司 ハンガリー伊藤計劃 桐野夏生 小松左京 高見広春 東野圭吾 宮部みゆき チェコ ギリシャ桐野夏生 東野圭吾 松本清張 宮部みゆき 横溝正史 ブルガリア小林久三 鈴木光司 松本清張 森村誠一 クロアチア スロベニア桐野夏生 ポーランド ポーランド語:母語話者数 約4000万人 http //www.amazon.co.jp/lm/RCKMQZAT2OO7Q/ 江戸川乱歩 W objęciach fotela 「人間椅子」(雑誌掲載) 桐野夏生 Ostateczne wyjście 『OUT』 http //lubimyczytac.pl/ksiazka/34310/ostateczne-wyjscie ...
  • 中国ミステリ紹介 目次
     ここでいう「中国ミステリ」とは、「中国の作家が書いたオリジナルミステリ」のことであって、「中国を舞台にしたミステリ」のことではありません。 1.中国ミステリ概観 中国ミステリ史 『中国ミステリ史 第一章』(19世紀末~1910年代) 『中国ミステリ史 第二章』(1910年代~1940年代) 『中国ミステリ史 第三章』(1940年代末~1970年代) 『中国ミステリ史 第四章』(1970年代末~1990年代) 『中国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭) 『中国ミステリ史 第六章』(現代) 中国ミステリを知るための日本語文献 中国ミステリについて知るための資料リスト - 文献リスト+解説。最近は更新していません。 中国ミステリ史 参考文献 - 中国推理小説120年の歴史 2.実際に中国ミステリを読んでみたい方へ 邦訳 中国ミステリ 読書案内 東方のホームズが活躍する...
  • ドイツ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2010年6月5日作成 2012年2月11日大幅更新  日本の推理小説(を含む広義のエンターテインメント小説)の独訳本のリスト。  Amazon.deで適当に日本の作家名を検索し、そこから「この商品を買った人はこの商品も買っています」をたどっていくことでリストを作っている。そのため、ドイツで刊行された日本のミステリを網羅する完全なリストではない。  また、まず作家で選んで、それぞれの作家について翻訳状況を書いているので、なかにはミステリではない作品も含まれる。 Amazon.co.jp内に作成したリスト(ドイツ語版の表紙をざっと一覧できます) ドイツ語訳された日本のミステリ 2012年2月11日追記  雑誌『ミステリーズ!』のドイツミステリ特集号が刊行されたのを機に、今まで中途半端な形で公開していたリストを整理した。また、ページ最下部にドイツミステリ関連...
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    ...012年5月12日:オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史 2012年7月1日:イタリア推理小説略史 その他のミステリ関連記事2011年5月29日:詠坂雄二の『メフィスト』投稿時代の軌跡 2011年5月30日:1950年代に江戸川乱歩と文通していたソ連の推理作家ロマン・キムの数奇な生涯 2012年1月14日:ポケミス非英語圏作品一覧 2012年1月25日:『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況 2012年5月16日:東野圭吾『容疑者Xの献身』エドガー賞ノミネート関連記事一覧 2012年5月23日:2012年のCWAインターナショナル・ダガー賞の対象となる翻訳ミステリ76作品の国別一覧 2012年5月24日:インターナショナル・ダガー賞 受賞作・候補作一覧 2012年6月22日:日ソ推理作家交流史 2012年9月1日:創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品...
  • 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説
    2013年4月17日  「刊行順一覧」は当サイトのトップページで随時更新していたリストをそのまま持ってきたものです。  「言語別一覧」と「作者50音順一覧」は新たに作りました。 ※山田風太郎『甲賀忍法帖』など、ミステリ作家の非ミステリ作品も一部含みます。 Index 刊行順一覧 言語別一覧英語 フランス語 スペイン語 イタリア語 ドイツ語 ロシア語 チェコ語 その他の言語 作者50音順一覧 刊行順一覧 言語 作者 タイトル 訳題(amazonリンク) 備考 2012年1月 英訳 芦辺拓 『紅楼夢の殺人』 "Murder in the Red Chamber" 2012年1月 フランス語訳 伊坂幸太郎 『重力ピエロ』 "Pierrot-la-gravité" 2012年2月 ドイツ語訳 西村京太郎 短編集『...
  • 中国ミステリ史 第二章 - 中国推理小説120年の歴史
    2011年2月3日 2011年8月7日:増補(詳細はページ最下部の「第二章 更新履歴」参照)  『中国ミステリ史 第二章』では、1910年代から1940年代まで(中華民国時代)の中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を紹介している。 目次 第二章 1910年代~1940年代: ホームズ、ルパンからフオサン、ルーピンへ第一節 中国ミステリ草創期: 上海の「青」と「紅(あか)」(1)程小青(てい しょうせい)/名探偵フオサン (2)孫了紅(そん りょうこう)/怪盗紳士ルーピン (3)同時代の中国探偵作家 第二節 中華民国時代の探偵雑誌(1)中国初の探偵雑誌 (2)終戦後の探偵雑誌創刊ブーム 第三節 同時代の日本から見た当時の中国探偵小説界 第四節 邦訳された19世紀末~1940年代の中国探偵小説 参考文献 第二章 更新履歴 第二章 1910年代~194...
  • 韓国での推理小説の刊行状況(2008年)
    韓国での推理小説刊行状況 1 2009年11月9日 ☆「アジア本格リーグ」の刊行  今年(2009年)9月、講談社から「島田荘司選 アジア本格リーグ」の刊行が開始された。これは、今まで欧米作品の陰に隠れてあまり顧みられていなかった、アジア各地域の推理小説を刊行するという画期的なもので、第1回配本では「台湾」「タイ」の作品が刊行された。巻末予告を見ると、さらに「韓国」「中国」「インド」「インドネシア」の作品の刊行が予定されているという。  さて、ではこれらの地域では、刊行予定のもの以外に、いったいどのような推理小説が刊行されているのだろうか。  台湾の推理小説については、taipeimonochromeさんが「taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂」で以前から積極的に紹介なさっており、多くの未訳作品の批評を読むことができる。 ...
  • 中南米ミステリ邦訳一覧
    2014年8月19日  スペイン語・ポルトガル語のミステリについては「南欧ミステリ邦訳一覧」もご覧ください。 Index アルゼンチン ウルグアイ キューバ コロンビア チリ ニカラグア ペルー ボリビア メキシコ ブラジル 中南米ミステリについての日本語資料  国名50音順。ただし、中南米の国で唯一ポルトガル語を公用語とするブラジルは最後に回した。 アルゼンチン ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges, 1899-1986, Wikipedia)「八岐(やまた)の園」(1941) - 米国『EQMM』第3回短編ミステリ・コンテスト入選作 「死とコンパス」(1942)2作品ともボルヘスの短編集『伝奇集』(鼓直訳、岩波文庫、1993年11月)に収録 アドルフォ・ビオイ=カサーレス(Adolfo Bioy Casares, 1914-1...
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    トップページ このサイトについて 韓国ミステリ紹介 目次 台湾ミステリ紹介 目次 中国ミステリ紹介 目次 島田荘司推理小説賞 アジア本格リーグ 読書案内 中国、台湾、韓国 その他アジア(amazon) 2014年10月より稲村文吾さんの訳で台湾および中国の傑作ミステリ短編が発売中 中国語ミステリ邦訳・電子書籍化計画「現代華文推理系列」 2014年末より風狂殺人倶楽部編『現代中国・台湾ミステリビギナーズガイドブック』(電子書籍)発売中 同書の「印刷特別増補版」(中国の短編ミステリの邦訳を1編特別収録)も通販中 東アジアミステリ史 東アジアミステリの源流 中国ミステリ史 (1)、(2)、(3) (4)、(5)、(6) 台湾ミステリ史 前編、中編、後編 韓国ミステリ史 (1)、(2)、(3) (4)、(5) 金来...
  • 北欧・バルト三国で刊行された日本の推理小説/ミステリ
    2011年4月30日 大きな地図で見る  最近、日本で北欧ミステリが注目を集めている。その一番の要因としては、スウェーデンの作家であるスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』(1~3、各上下巻、早川書房)が2008年末から2009年にかけて日本のミステリ界を席巻したことが挙げられるだろう。『ミステリマガジン』2010年11月号では北欧ミステリの特集が組まれ、今年に入って以降も、4月にハヤカワ・ポケット・ミステリからスウェーデンの作家ヨハン・テオリンの『黄昏に眠る秋』が出て話題になっているのみならず、5月にはノルウェーの作家カリン・フォッスムの『湖のほとりで』の刊行が予定されており、また年内にはアイスランドの作家アーナルデュル・インドリダソンの長編2作品の東京創元社からの刊行も予定されている(※2012年に延期)。  このページでは、逆に北欧では日本のミステリがどれほど読まれ...
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