詠坂雄二=ミスター・カラフル=アイロニックボマーのメフィスト投稿時代の軌跡

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  • 詠坂雄二=ミスター・カラフル=アイロニックボマーのメフィスト投稿時代の軌跡
    2011年5月29日  光文社カッパ・ノベルスの新人発掘企画「KAPPA-ONE」でデビューした詠坂雄二は、応募原稿を四色の紙に印刷することで知られていたメフィスト賞の常連投稿者「ミスター・カラフル」である。  これは以前は、「2ちゃんねる」創作文芸板のメフィスト賞スレッドの「このあたり」を発生源とする、真偽の不確かな噂に過ぎなかった。詠坂雄二のデビュー前の一時期、『メフィスト』巻末の原稿募集座談会で、応募原稿を四色の紙に印刷することからミスター・カラフルと呼ばれている常連投稿者がいた。詠坂雄二のデビュー作『リロ・グラ・シスタ』が、全体を4分割して64ページごとに異なる色のインクで印刷されているという奇抜な造本であり、『リロ・グラ・シスタ』の内容もメフィストの座談会からうかがえるミスター・カラフルの作風と酷似していたため、このような説が生まれたのである。  この説は...
  • メフィスト賞作家 海外での活躍
    2010年6月22日 ★未完成 作成中★ ※未完成のままずっと放置しています……。 先週作成した「メフィスト賞受賞作品 海外での刊行」の詳細版。 2 台湾(中国語 繁体字) ☆=入手可能、×=品切れ ?=不明 (博客来網路書店のデータより) 2.1 台湾でメフィスト賞受賞作が刊行されている作家7人  (森博嗣、清涼院流水、殊能将之、舞城王太郎、佐藤友哉、西尾維新、生垣真太郎) ■第1回 森博嗣 2005年2月、『すべてがFになる』☆と『冷たい密室と博士たち』☆が刊行され、以降、翻訳多数。 ■第2回 清涼院流水 2003年2月 漫画 『エキストラ・ジョーカー JOE』× 2004年4月 漫画 『エキストラ・ジョーカー KER』? 2006年1月 『コズミック 流』×   http //www.books.com.tw/exep/prod...
  • このサイトについて
     アジア各地のミステリ作家・ミステリ小説・ミステリ史の紹介と、日本ミステリの海外での刊行情報の掲載がメインのサイトです。 管理人プロフィール  中国語を3年間、韓国語を1年間学んだことがあるミステリファン。本格ミステリ好き。  中国語の小説は辞書なしで一応読めます(理解度は多分70~80%ぐらい)。  韓国語は簡単な文章なら読めますが、小説は基本的には読めません(辞書と時間さえあれば無理ではないですが……)。 19XX年小学生のころにズッコケ三人組シリーズと江戸川乱歩の少年探偵団シリーズで探偵小説の魅力を知る。同じポプラ社のルパンやホームズを読むという定番の流れでミステリファンに。 2006年冬中国語を学び始めて1年半ほど経つ。もともと中国語で書かれた推理小説を読んでみたいと思っていたので、ネット上で調べてみる。 taipeimonochromeさんの「taipeimon...
  • 西尾維新のミステリとしての受容、ライトノベルとしての受容
    2011年1月16日  かつて西尾維新が「期待の新人推理作家」だったという、嘘のような本当の話。  すでに4か月も前の話題だが、Togetterでまとめられた「西尾維新がラノベ読みに広く知られるようになったのはいつ頃か」(2010年9月15日)を昨日たまたま目にした。ライトノベルレーベルから作品を出していない西尾維新が、いつ頃からライトノベルの読者に読まれるようになったのかという議論である。  西尾維新は、2002年2月に、当時「ミステリの賞」と見なされることの多かった講談社のメフィスト賞を受賞した『クビキリサイクル』(講談社ノベルス)でデビューしている。その後も、講談社ノベルスや講談社BOXなどで作品を刊行しており、文庫サイズの一般的なライトノベルレーベルから作品を刊行したことは一度もない。  さて、この議論を見たときに、 「某掲示板の「ミステリ...
  • ファウスト系作家 海外での刊行
    ファウスト系作家 海外での刊行リスト目次 2010年9月4日作成 講談社の文芸誌『ファウスト』の中心メンバー、佐藤友哉・舞城王太郎・西尾維新らの、他言語に翻訳された作品のリスト。 すべて、ネット書店or出版社公式サイトにリンクし、書影が見られるようにしてあります。 本来はメフィスト賞作家全員の海外での刊行リストを作っていたのですが、なかなか完成しないので、ファウスト関連のメフィスト賞作家のみ、先にリストをupすることにしました。 メフィスト賞受賞作の海外での刊行状況はこちら → メフィスト賞受賞作品 海外での刊行 文芸誌『ファウスト』 海外版リスト 佐藤友哉 海外翻訳出版状況 舞城王太郎 海外翻訳出版状況 西尾維新 (未作成) 北山猛邦 海外翻訳出版状況 浦賀和宏 (未作成) 清涼院流水 (未作成) 講談社BOX作品の海外展開 (未作成...
  • メフィスト賞受賞作品 海外での刊行
    2010年6月16日  メフィスト賞受賞作品が日本語以外の言語にどれぐらい翻訳されているのかを調べました。調べた言語は、中国語・韓国語・英語・ドイツ語・フランス語です。他の地域(言語)は未調査。 受賞回 作家名 タイトル 台湾 中国 韓国 英語 第1回 森博嗣 すべてがFになる ○ ○ ○ 第2回 清涼院流水 コズミック ○ ○ 第12回 霧舎巧 ドッペルゲンガー宮 ○ 第13回 殊能将之 ハサミ男 ○ ○ ○ 第16回 黒田研二 ウェディング・ドレス ○ 第19回 舞城王太郎 煙か土か食い物 ○ ○ 第21回 佐藤友哉 フリッカー式 ○ ○ 第23回 西尾維新 クビキリサイクル ○ ○ ○ 第24回 北山猛邦 『クロック城』殺人事件 ○ ○ 第27回 生垣真太郎 フレームアウト ○ 第31回 辻村深月 冷たい校舎の時は止まる ○...
  • 台湾ミステリについて知るための資料リスト
    2010年4月13日ページ作成 2010年11月13日更新  台湾のミステリについての文献一覧。日本語で書かれたものを集めている。 ※このページは長い間更新していません。台湾ミステリについての文献の一覧は「台湾ミステリ史 参考文献 - 台湾推理小説100年の歴史」をご覧ください。 0. taipeimonochrome「taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂」  私が台湾ミステリをちょこちょこと読んでみるきっかけになったのがこちらのブログでした。  こちらのブログなしに、台湾ミステリは語れません。 1.総論 玉田誠(2009)「台湾の本格ミステリー事情」(藍霄『アジア本格リーグ1 錯誤配置』講談社、2009年9月)pp.307-315 台湾ミステリの歴史から現状までを概観した巻末解説。冷言(れいげん、レンユエン)、林斯...
  • 台湾ミステリ史 参考文献 - 台湾推理小説100年の歴史
    『台湾ミステリ史 前編』(19世紀末~1970年代) 『台湾ミステリ史 中編』(1970年代末~1990年代半ば) 『台湾ミステリ史 後編』(20世紀末~21世紀初頭)(未公開) 『読書案内』 参考文献 台湾ミステリの歴史 【中国語】『文訊』269号(2008年3月号) - 特集:台灣推理文學的天空(上)綜論陳國偉「本土推理・百年孤寂 台灣推理小說發展概論」(台湾ミステリ通史) 金儒農「喧囂以前 台灣推理小說出版概況」 呂淳鈺「新大眾娛樂 台灣日治時期偵探小說淺介」 陳瀅州「推理小說在台灣 傅博與林佛兒的對話」 - 島崎博と林仏児の対談。『推理雑誌』281号(2008年3月)により詳しい文字起こしあり 創作者群像呂淳鈺「白晝殺人 葉步月與偵探小說」 陳栢青「仇亦深,籌義伸 李費蒙小說世界初探」 (以下、推理作家本人によるエッセイ)葉桑「無可救藥的愛上」 余心樂「以「讀」工「睹」犯罪推理文...
  • 北欧のミステリ賞
    2013年6月19日  それぞれの賞についての詳細は「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した以下の記事をご覧ください。 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第4回 北欧その1 スウェーデン編 (2013-07-18) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第5回 北欧その2 デンマーク編 (2013-07-25) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第6回 北欧その3 ノルウェー編 (2013-08-22) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第7回 北欧その4 アイスランド・フィンランド編 (2013-09-19) ※北欧5か国の作品を対象とする「ガラスの鍵賞」についてもこの回で扱った Index 各推理作家団体の公式サイト スウェーデンのミステリ賞(1)スウェーデン推理作家アカデミーの賞 (2)スウェーデンのその他の賞 デンマークのミステリ賞(1)デンマーク推...
  • ミャンマーのホームズ、《名探偵サンシャー》シリーズの邦訳一覧
    2012年2月23日  『ミステリマガジン』2012年2月号(2011年12月24日発売)はアジアミステリ特集号で、台湾や中国、インドなどのミステリ事情や日本でのアジアミステリ受容史などを紹介する記事が掲載された。これらの特集記事の中でも一番の驚きをもたらしたのはおそらく、今まで日本のミステリ界ではまったくといっていいほど言及されることのなかったミャンマーのミステリ事情を紹介した高橋ゆり氏の「ミャンマー・ミステリ事情 ドイルも知らなかった「ホームズ」熱帯事件録とその後」だろう。それによれば、なんとミャンマーでは100年近く前から探偵小説が書かれていたのだという。シュエウーダウン(1889-1973)という小説家が1917年から1960年代初頭にかけて、《名探偵サンシャー》シリーズ全166編を執筆。この《名探偵サンシャー》シリーズはホームズ物の翻案やシュエウーダウンの創作などから成っ...
  • 非英仏語圏ミステリベスト100
    2014年9月23日 ※訳者名、出版社名などのデータはまだ記入が終わっていない箇所があります。 実施要項:Twitterにて「非英仏語圏ミステリベスト100」アンケート実施!(翻訳ミステリー大賞シンジケート、2014年9月3日) リアルタイムの結果発表の模様:「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表(Togetter、2014年9月23日) ベスト100の書影付き一覧(ブログ「翻訳ミステリー大賞シンジケート」) ※ただし書影はamazonにデータがあるもののみです「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表!(その1) (1位~30位) 「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表!(その2) (31位~62位) 「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表!(その3) (64位~100位) 「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表!(その4) (「北欧」「ドイツ語圏」「その...
  • 日本ミステリの海外刊行
    1.言語・地域別リスト 英訳 フランス語訳 ドイツ語訳 オランダ語訳 イタリア語訳 スペイン語訳・ポルトガル語訳 北欧・バルト三国 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説 タイ語訳 東・東南アジア (インドネシア・ベトナム) 西アジア・中東 (トルコ・グルジア・アルメニア) 未作成ロシア語訳 (未作成) 東欧・バルカン諸国 (ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・チェコ・ギリシャ・ブルガリア・クロアチア) (未作成) 南・中央アジア (未作成) 2.年度別リスト  日本の推理小説が多く翻訳刊行されている韓国・台湾・中国の年度別リスト。 2009年 韓国 / 台湾 / 中国 2010年 韓国 (途中まで) / 台湾 (未作成) / 中国 (未作成) 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説 3.作家別リスト  ごく一部の作家のみ。 作家別 ...
  • 非英語圏ミステリ2013年の邦訳出版一覧
    2013年4月17日 最終更新:2014年1月14日 非英語圏ミステリ2014年の邦訳出版一覧(2014年6月11日作成) Index 刊行順一覧 国別一覧 予定 刊行順一覧 ※タイトルからのリンク先は、それぞれの出版社サイトの書籍紹介ページ 既刊 1月4日 スウェーデン スウェーデン語 カーリン・アルヴテーゲン 『満開の栗の木』 小学館文庫 柳沢由実子訳 1月10日 イタリア イタリア語 ドナート・カッリージ 『六人目の少女』 ハヤカワ・ミステリ 清水由貴子訳 1月11日 フィンランド フィンランド語 レーナ・レヘトライネン 『雪の女』 創元推理文庫 古市真由美訳 2月21日 オーストリア ドイツ語 アンドレアス・グルーバー 『夏を殺す少女』 創元推理文庫 酒寄進一訳 3月21日 スウェーデン スウェーデン語 モンス・カッレントフト 『冬の生贄』...
  • フランスのミステリ編集者が選んだ必読ミステリ100
    2014年8月27日  フランスで2008年に刊行された『Le guide des 100 polars incontournables』(必読ミステリ100作ガイド)(仏amazon)で選ばれている100作品の一覧。選者はフランスのミステリ編集者でありミステリの翻訳や創作も手掛けるエレーヌ・アマルリック(Hélène Amalric)。100冊一覧の情報源は「こちら」。  なお同じ出版社からは映画100選、SF小説100選、文学100選、バンド・デシネ100選などさまざまな「100選」本が出ている。  先日アンケートを実施した「フランスミステリベスト100」のようなものがフランスにもないかと探していたところ、このリストが見つかった。多数の読者からアンケートをとったものではなく1人の編集者が選んだものなので、フランスのミステリ読者の好みをどれぐらい反映しているのかは分から...
  • ポーランドのミステリ評論家が選んだ最重要ミステリ100
    2014年8月28日  ポーランドで2007年に刊行された『Krwawa setka. 100 najważniejszych powieści kryminalnych』(ブラッディー・ハンドレッド: 最重要ミステリ100選)(ポーランド語版Wikipedia)で選ばれている100作品の一覧。選者はポーランドのミステリ研究家・評論家であるヴォイチェフ・ブルシュタ(Wojciech Burszta, 1957- , ポーランド語版Wikipedia)と、ミステリ研究家でミステリの創作も手掛けるマリウシュ・チュバイ(Mariusz Czubaj, 1969- , ポーランド語版Wikipedia)の2人。100冊一覧の情報源は「こちら」。   6つのカテゴリに分けて選出されているが、書籍の現物をもっているわけでもなく、またポーランド語が読めるわけでもないので、どのような区分け...
  • 2011本格ミステリ・ベスト10 海外本格ミステリ・ランキング
     毎年恒例の本格ミステリのランキング本、原書房『2011 本格ミステリ・ベスト10』が刊行されました。アジアミステリーのベスト10入りを期待していたのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。とはいえ、アンケート回答者のそれぞれの回答内容を見ると、島田荘司推理小説賞を受賞した台湾の『虚擬街頭漂流記』も、講談社〈アジア本格リーグ〉の1冊として刊行された中国の『蝶の夢』も、それなりに多くの人に読まれており、多くの人が上位に挙げているように感じました。  『本格ミステリ・ベスト10』では、国内部門はベスト20までリストアップされていますが、海外部門はベスト10までしかリストアップされていません。アジアミステリーの正確な順位が知りたかったので、11位以下を自分で集計してみました。  結果は以下のようで、これは大健闘といってもいいのではないでしょうか。 対象:2009年11月1日~2010...
  • 南欧ミステリ邦訳一覧
    2013年6月17日  昨日公開した「北欧ミステリ邦訳一覧」の姉妹ページです。  その後「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年7月22日)。  「ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2014年8月18日)。  スペイン語・ポルトガル語のミステリについては、「中南米ミステリ邦訳一覧」もご覧ください。 Index イタリア(1)1940年代~50年代の邦訳 (2)1970年代の邦訳 (3)1980年代の邦訳 (4)1990年代の邦訳 (5)2000年以降の邦訳 スペイン(1)戦前の邦訳 (2)1980年代の邦訳 (3)1990年代以降の邦訳 ポルトガル ギリシャ イタリア  日本での邦訳紹介の順に並べている。以下の「1940年代~50年代」、「1970年代」などの区分は作品発表時期による区分ではないことにご注意ください。 ...
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    アジアミステリリーグ / Asia Mystery League / 아시아 미스터리 리그 / 亞洲推理League / 亚洲推理League このサイトは、ミステリ研究家の個人サイトです。 アジア各地のミステリ作家・ミステリ小説・ミステリ史の紹介と、日本ミステリの海外での刊行情報の掲載がメインのサイトです。 (2015年秋以降、更新頻度はあまり高くありません) カウンタ: - (since 2010/11/01) 2020年8月30日 陳浩基著 天野健太郎訳『13・67』文庫版(2020年9月刊)について 欧米における日本ミステリ(2023年~。随時更新)  2013年以降2022年までの記録はこのトップページの下の方にいくつかに分けて載せてあります。なお、2018年半ばよりあまり調査に時間を割くことができず、不完全なリストになって...
  • 東南・南アジアミステリ邦訳一覧
    2014年9月3日 Index タイ(1)タイ語作家 (2)英語作家 インドネシア フィリピン ミャンマー インド(1)英語作家 (2)ベンガル語作家 スリランカ タイ (1)タイ語作家 ゴー・バンコク(ワシット警察大将)(โก้ บางกอก [本名 Vasit Dejkunjorn วสิษฐ เดชกุญชร ]、1929- )ゴー・バンコク『最後のパトロール』【上下巻】(野中耕一訳、燦々社、1991年1月) ワシット警察大将『巨象の舌を引き千切れ』【上下巻】(野中耕一訳、燦々社、1998年7月) チャッタワーラック(จัตวาลักษณ์)『二つの時計の謎』(宇戸清治訳、講談社 〈アジア本格リーグ〉2、2009年9月) (2)英語作家 プラ・サラサス(Phra Sarasas) Whom the Gods Deny (1940)『運命の河』(中西武夫、河田清史...
  • 日本の小説の海外での受賞一覧
    2014年7月7日 2018年10月28日 少しだけ更新(不完全) ※近いうちに翻訳者名や訳題などを入れます。(※と書いてから4年が過ぎてしまいました[2018年10月28日]) Index ミステリの賞アメリカ イギリス フランス 中国 年間ミステリ・ベスト(新聞・雑誌等)英米 ドイツ SF・ファンタジー・ホラーの賞アメリカ フランス 中国 文学 児童文学 ミステリの賞 アメリカ ノミネート 2004年 桐野夏生 『OUT』 エドガー賞 最優秀長編賞 ノミネート 2012年 東野圭吾 『容疑者Xの献身』 エドガー賞 最優秀長編賞 ノミネート 2012年 東野圭吾 『容疑者Xの献身』 バリー賞 最優秀新人賞 (受賞) 2012年 東野圭吾 『容疑者Xの献身』 アメリカ図書館協会により年間最優秀ミステリに選出 ノミネート 2013年 中村文則 『掏摸(スリ)』 ...
  • フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)
    2013年5月16日  『ミステリマガジン』2003年7月号(特集:フランス・ミステリの復権)に掲載された「フランス・ミステリ必読30冊」と、おまけのフランス・ミステリ・データいろいろ。  (フランスのミステリ賞受賞作のデータは「フランスのミステリ賞」に分割しました) Index フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) 2000年以降に日本で出版された主なフランス・ミステリハヤカワ・ミステリ 創元推理文庫 森英俊編(編著)『世界ミステリ作家事典』で扱われているフランス語圏作家一覧本格派篇 ハードボイルド・警察小説・サスペンス篇 フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)  『ミステリマガジン』2003年7月号で示されている順(原著出版年順)。  選者の記載なし。以下の各氏がレビューを書いている。(小木...
  • 非英語圏ミステリ2014年の邦訳出版一覧
    2014年6月11日 最終更新:2015年4月14日 非英語圏ミステリ2015年の邦訳出版一覧(2015年4月14日作成) Index 刊行順一覧 国別一覧 予定 刊行順一覧 ※タイトルからのリンク先は、それぞれの出版社サイトの書籍紹介ページ(論創社のサイトは書籍紹介ページがないので論創社の本はamazonにリンク) ※アフリカの作家の英語作品もリストに入れています 既刊 1月10日 スウェーデン スウェーデン語 アレクサンデル・セーデルベリ 『アンダルシアの友』 ハヤカワ・ミステリ ヘレンハルメ美穂訳 1月10日 スウェーデン スウェーデン語 ヴィヴェカ・ステン 『夏の陽射しのなかで』 ハヤカワ・ミステリ文庫 三谷武司訳 1月17日 スウェーデン スウェーデン語 カミラ・レックバリ 『人魚姫 エリカ&パトリック事件簿』 集英社文庫 富山クラーソ...
  • フランスのミステリ賞
    2013年5月16日 2013年6月14日:「フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)」よりページ分割  フランスのミステリ賞受賞作の邦訳の一覧。ただし一部の賞については、受賞作全体のリストも示しています。  各賞の受賞作はフランスで刊行されたミステリ事典『Dictionnaire des littératures policières』(初版2003年、通称メスプレード事典)の第2版(2007年)で確認し、邦訳状況は国会図書館の蔵書検索等で確認しました。  翻訳ミステリー大賞シンジケートに寄稿した「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第3回 フランス編」も合わせてお読みください。 Index フランス推理小説大賞 フランス推理小説大賞を実は受賞していない(!?)作品 ミステリ批評家賞 813協会賞 冒険小説大賞 パリ警視庁賞 コ...
  • 「新世紀・世界文学ナビ」(毎日新聞)で紹介された作家一覧
    2012年8月2日 最終更新 2013年5月9日  『毎日新聞』東京版朝刊・文化面に2011年4月より載されているコラム「新世紀・世界文学ナビ」で取り上げられた作家と記事見出しの一覧。当初は毎週木曜日掲載。2012年4月から月曜日掲載。2013年4月から「新・世界文学ナビ」にタイトルを変更して東京版夕刊、月1回掲載。  今までに「韓国編」、「中国編」、「台湾編」、「スペイン語圏」、「ポルトガル語圏」、「ラティーノ・ラティーナ編」、「カリブ編」が掲載された。基本的に毎回、作家本人のコメントも付されている。 Index 韓国編・中国編・台湾編 スペイン語圏 ポルトガル語圏 ラティーノ・ラティーナ編 カリブ編 北米編 韓国編・中国編・台湾編 ※作家名の振り仮名はすべて記事に従っている。 新世紀・世界文学ナビ 韓国編 ナビゲーター=きむふな 2011...
  • 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧
    2012年9月9日 最終更新:2023年12月10日  海外ミステリの年間ランキングで10位以内にランクインした非英語圏作品の一覧。  順位はネット上で確認したのではなく、すべて雑誌やランキング本の現物を見て確認しています。 関連ページ:非英語圏ミステリ 年間ランキングでのランクイン史(言語・地域別)(2022年12月8日) 表の見方の注意(「年(度)」の表記について) 『本格ミステリ・ベスト10』、『このミステリーがすごい!』、『ミステリが読みたい!』上記3つは、年が翌年表記になっています。たとえば「2012年 第3位」とあれば、それは2011年の年末に発表されたランキングで第3位だったことを示します。 これは上記3つが表題に「翌年度」を表記する方針を採っているためです。(たとえば、2011年末に刊行されるのは『2012 本格ミステリ・ベスト10』、『このミス...
  • 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧
    2012年9月1日 最終更新:2018年11月6日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと)  1959年4月に創刊された東京創元社、《創元推理文庫》の非英語圏作品一覧。  (「非英語圏作品」だと日本の作品も含むことになるが、日本の作品はリスト化していない。創元推理文庫で刊行された海外ミステリの非英語圏作品の一覧である。) 関連ページ:ポケミス非英語圏作品一覧(早川書房、1953年9月創刊) Index 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリ/フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリアンソロジー/非英語圏作品一覧 おまけ1:創元推理文庫/ホラー&ファンタジイ/非英語圏作品一覧 おまけ2:創元SF文庫/非英語圏作品一覧 参考文献 更新履歴 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 ...
  • シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編
    2012年11月16日 Index 北欧編(1)欧州でホームズに匹敵する知名度を誇った探偵アスビョルン・クラーグ(ノルウェー) 北欧編(2)北欧の怪盗紳士、フィリップ・コリン(スウェーデン) 北欧編(3)コペンハーゲン警察のアイジル・ホルスト警部補(デンマーク) 北欧編(1)欧州でホームズに匹敵する知名度を誇った探偵アスビョルン・クラーグ(ノルウェー) 邦訳:長編1編、短編1編 ◆「スカンヂナヴィア探偵文学の三大家」  スヴェン・エルヴェスタ(Sven Elvestad、1884-1934)というノルウェーの探偵作家の名前を私が初めて目にしたのは江戸川乱歩のエッセイだった。いや、正確には、フランスの探偵作家から江戸川乱歩に届いた手紙の邦訳部分なので、乱歩が書いた文章ではないのだけど。  江戸川乱歩は1951年、フランスの探偵作家のイゴール・B・...
  • 北欧ミステリ邦訳一覧
    2013年6月16日  姉妹ページ「南欧ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年6月17日)。「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年7月22日)。  2014年8月追記:「ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧」、「中南米ミステリ邦訳一覧」も作成しました。 Index スウェーデン(1)戦前の邦訳 (2)1950年代の邦訳 (3)マルティン・ベック・シリーズの邦訳(1971年~1979年) (4)マルティン・ベック以後、ヴァランダー警部以前 (5)ヴァランダー警部シリーズの邦訳開始(2001年) (6)ヴァランダー警部以後、《ミレニアム》以前 (7)《ミレニアム》の邦訳(2008年・2009年) (8)《ミレニアム》以後の邦訳 デンマーク ノルウェー アイスランド フィンランド 北欧の少年少女向けミステリ スウェーデン  日本での邦訳紹介の順に...
  • 非英語圏ミステリ2015年の邦訳出版一覧
    2015年4月14日 最終更新:2015年10月30日 ※2015年10月30日記  前回の更新(9月5日)以降、あまり情報を追えていないので、既刊作品に漏れもあるかもしれません。 Index 刊行順一覧 国・言語圏別一覧 予定 刊行順一覧 ※タイトルからのリンク先は、それぞれの出版社サイトの書籍紹介ページ(サイト内に書籍紹介がない場合はamazonにリンク) 既刊 1月10日 ドイツ ドイツ語 フェルディナント・フォン・シーラッハ 『禁忌』 東京創元社 酒寄進一訳 1月19日 マルティニーク フランス語 パトリック・シャモワゾー 『素晴らしきソリボ』 河出書房新社 関口涼子、パトリック・オノレ訳 1月22日 スウェーデン スウェーデン語 M・ヨート、H・ローセンフェルト 『模倣犯 犯罪心理捜査官セバスチャン』【上下巻】 創元推理文庫 ヘレ...
  • ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年)
    2013年6月18日  ドイツ語圏版の『東西ミステリーベスト100』、のようなもの。  姉妹ページ「ドイツ語圏のミステリファンが選ぶドイツ語圏ミステリベスト100(2002年)」もご覧ください。  「ドイツ・ミステリ大賞」(1985年~)を主催するミステリ愛好団体「ボーフム・ミステリ・アーカイブ」の調査による「ミステリ・オールタイムベスト119」(1990年)。ミステリ作家やミステリ評論家、ミステリファンが調査に協力しているが、参加者は37人とあまり多くない。(新版『東西ミステリーベスト100』は387人がアンケートに回答しているので、その10分の1の規模である) DEUTSCHER KRIMI PREIS - Die 119 besten Krimis aller Zeiten (ドイツ・ミステリ大賞公式サイト>ミステリ・オールタイムベスト119)  ドイツ...
  • シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち 目次
    2012年11月 シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(1) ドイツ語圏編(1)ドイツのシャーロック・ホームズ、ジョー・ジェンキンズ(ただしアメリカ人) (2)オーストリアのコナン・ドイルが生んだ探偵ダゴベルト シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編(1)欧州でホームズに匹敵する知名度を誇った探偵アスビョルン・クラーグ(ノルウェー) (2)北欧の怪盗紳士、フィリップ・コリン(スウェーデン) (3)コペンハーゲン警察のアイジル・ホルスト警部補(デンマーク) シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(3) ヨーロッパ諸国編(1)オランダ探偵小説の父が生んだ探偵ジェフリー・ギル (2)イタリア探偵小説の父が生んだ警察職員アーサー・ジェリング シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(4) 東南・南アジア編(1)ミャンマーのシャーロック・ホームズ、名...
  • ハヤカワ・ミステリ文庫非英語圏作品一覧
    2013年6月22日 最終更新:2014年7月31日 ※ページタイトルは「非英語圏作品一覧」としたが、中南米やアフリカ、アジアの作家(およびアジア系の作家)が英語で書いたミステリも含む。 Index フランス・ベルギー ドイツ・スイス イタリア 北欧 中南米 アフリカ アジア フランス・ベルギー  フランス語で書かれたミステリの邦訳。 16 ジョルジュ・シムノン メグレ罠を張る 峯岸久 1976年4月 HM16-1 ポケミス408 メグレと老婦人 日影丈吉 1976年11月 HM16-2 ポケミス622 31 ボアロー&ナルスジャック 影の顔 三輪秀彦 1976年8月 HM31-1 ポケミス475 死者の中から 日影丈吉 1977年6月 HM31-2 ポケミス278 悪魔のような女 北村太郎 1996年7月 HM31-3 ポケミス130 44...
  • フランスミステリベスト100
    2014年8月14日 ※訳者名、出版社名などにまだ記入が終わっていないところがありますが、とりあえず公開いたします。 実施要項:Twitterにて「フランスミステリベスト100」アンケート実施!(翻訳ミステリー大賞シンジケート、2014年7月31日) リアルタイムの結果発表の模様:「フランスミステリベスト100」結果発表(Togetter、2014年8月13日) ベスト100の書影付き一覧(ブログ「翻訳ミステリー大賞シンジケート」) ※ただし書影はamazonにデータがあるもののみですフランスミステリベスト100結果発表!(その1) (1位~30位) フランスミステリベスト100結果発表!(その2) (31位~69位) フランスミステリベスト100結果発表!(その3) (70位~100位) Index ベスト100 101位~188位 作家別ランキング(上位30人...
  • ポケミス非英語圏作品一覧
    2012年1月14日 最終更新:2024年1月3日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと)  1953年9月に刊行を開始した早川書房のミステリ叢書、ハヤカワ・ミステリ(通称ハヤカワ・ポケット・ミステリ、略称ポケミス)の非英語圏作品の一覧。 関連ページ:創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧(東京創元社、1959年4月創刊) Index 《ハヤカワ・ミステリ》の原語別割合と関連データ 非英語圏・非フランス語圏作品の一覧 日本作家の作品の一覧 フランス語圏作品の一覧 参考文献 更新履歴 《ハヤカワ・ミステリ》の原語別割合と関連データ 英語 フランス語 日本語 その他 計 備考 ~2010年12月(~No. 1842) 1619冊(92.94%) 111冊(6.37%) 3冊(0.17%) 9冊 *注(0.52%) 1742冊 2010年刊行の非英語圏作...
  • 韓国における日本ミステリの翻訳出版の現状
    2012年9月20日 Index 2002年、ミステリの売り上げに占める日本作品の割合は1.1% 日本ミステリの翻訳の急増 人気・評価の高い作品は? 最も多く作品が翻訳されている作家は? 主なミステリ作家の翻訳状況翻訳書が10点以上出ている作家 その他の作家 旧作の翻訳は?横溝正史とその他の探偵作家 松本清張と赤川次郎 その他 2002年、ミステリの売り上げに占める日本作品の割合は1.1%  日本の推理小説の韓国での翻訳出版は1960年代に始まり、1970年代~80年代には松本清張や森村誠一、梶山季之の作品が人気を集めた。そして1990年代には島田荘司の『占星術殺人事件』や綾辻行人の館シリーズ(6作目まで)、赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズ、大沢在昌の『相続人TOMOKO』および新宿鮫シリーズ(4作目まで)、桐野夏生の『顔に降りかかる雨』、『OUT』、高村薫の『マーク...
  • アメリカで2006年に発表された明智小五郎物のパスティーシュ短編「Ex Calce Liberatus」について
    2014年9月11日  注:このパスティーシュは独立したストーリーを持つ短編ですが、江戸川乱歩の長編『黄金仮面』の後日談という設定にもなっています。そのためこのページではやむなく、「黄金仮面」の正体を明かしています。 (「黄金仮面」の正体を明かすことは別にネタバレではない、と考える人も多いかとは思いますが、一応注記しておきます) Index アメリカで2006年に発表された明智小五郎物のパスティーシュ短編「Ex Calce Liberatus」 アンソロジー・シリーズ「テイルズ・オブ・ザ・シャドウメン」について 作者のマシュー・ボーについて パスティーシュ短編「エクス・カルケ・リベラトゥス」の詳しい内容 補1)2006年以降の明智小五郎物の英訳状況 補2)ロシアの作家のミステリ短編にも明智小五郎が登場している? ...
  • ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧
    2013年7月22日 【注意点】  先月作成した「北欧ミステリ邦訳一覧」、「南欧ミステリ邦訳一覧」と同じように基本的に邦訳された順に並べていますが、1940年代までの作品についてはいつ邦訳されたかにかかわらず、「(1)18世紀・19世紀の古典犯罪小説・探偵小説」または「(2)20世紀前半のドイツ語圏探偵小説」に分類しています。  たとえば、フリードリヒ・グラウザーのシュトゥーダー刑事シリーズは邦訳が始まったのは1990年代ですが、1930年代に発表された作品であるため、「(7)1990年代~に邦訳された作家」ではなく「(2)20世紀前半のドイツ語圏探偵小説」に分類してあります。  ただし1950年代に伊東鍈太郎が訳した作品群については、発表年代にかかわらずすべて「(3)1950年代~に邦訳された作家」に分類しています。これは理由は単純で、伊東鍈太郎が訳した作品は発...
  • ソ連/ロシア推理小説略史
    2012年2月4日 注 このページの作成者はロシア語は読めません。 このページは、ロシアの推理小説について書かれた日本語の文献を元に作成されたものです。参考文献の一覧は「こちら」で示してあります。 このページは「ソ連/ロシア推理小説略史」と「ソ連/ロシア推理小説翻訳略史」の両方を兼ねています。 Index 19世紀後半:ガボリオの受容、アレクサンドル・シクリャレフスキーの登場 20世紀初頭:探偵小説小冊子の流行 1920年代前半:《赤い探偵もの》の流行 1920年代後半~1950年代前半:スターリンによる探偵小説圧殺時代/スパイ小説の時代 1953年以降(スターリン死去以降):警察小説の登場 1960年代:「偏狭な愛国主義」からの解放 1970年代:制限下での繁栄 1980年~1991年:亡命作家とペレストロイカ 1992年~:ソ連崩壊以後:世界に通用するミステリ作家...
  • 《世界探偵小説全集》のラインナップを本当に「世界」規模で考えてみる
    2013年8月17日~2013年9月  《世界探偵小説全集》のラインナップをもし本当に世界中から選んでみたら……という架空の企画(もちろん、それぞれの作品は実在します)。とりあえず2013年9月までにNo.117までのラインナップを公開しましたが、No.94以降の作品にはまだ解説をつけていません。【執筆中断中】 Index 第1期[第1巻~第10巻] ドイツ語圏編(10冊) 第2期[第11巻~第20巻] オランダ編(10冊) 第3期[第21巻~第32巻] 北欧編1【ノルウェー、スウェーデン】(12冊) 第4期[第33巻~第44巻] 北欧編2【デンマーク、フィンランド】(12冊) 第5期[第45巻~第54巻] フランス・ベルギー編(10冊) 第6期[第55巻~第66巻] 南欧編(12冊) 第7期[第67巻~第79巻] ロシア・ソ連編(13冊) 第8期[第80巻~第89巻...
  • 中南米ミステリ邦訳一覧
    2014年8月19日  スペイン語・ポルトガル語のミステリについては「南欧ミステリ邦訳一覧」もご覧ください。 Index アルゼンチン ウルグアイ キューバ コロンビア チリ ニカラグア ペルー ボリビア メキシコ ブラジル 中南米ミステリについての日本語資料  国名50音順。ただし、中南米の国で唯一ポルトガル語を公用語とするブラジルは最後に回した。 アルゼンチン ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges, 1899-1986, Wikipedia)「八岐(やまた)の園」(1941) - 米国『EQMM』第3回短編ミステリ・コンテスト入選作 「死とコンパス」(1942)2作品ともボルヘスの短編集『伝奇集』(鼓直訳、岩波文庫、1993年11月)に収録 アドルフォ・ビオイ=カサーレス(Adolfo Bioy Casares, 1914-1...
  • ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧
    2014年8月18日  昨年作成した「北欧ミステリ邦訳一覧」、「南欧ミステリ邦訳一覧」、「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」の姉妹ページです。  続いて「中南米ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2014年8月19日)。 Index ロシア(ソ連)(1)戦前の作品 (2)1950年代~に邦訳された作家 (3)1960年代~に邦訳された作家 (4)1970年代~に邦訳された作家 (5)1980年代~に邦訳された作家 (6)1990年代以降に邦訳された作家 (7)少年少女向けミステリ チェコ ポーランド ブルガリア ウクライナ 関連事項 ロシア(ソ連)  (1)は邦訳時期に関わらず、戦前の作品(1945年までの作品)を示す。  (2)以降では、それぞれの作家について最初の邦訳の早かった順に並べている。 (1)戦前の作品 アントン・チェーホフ(Антон Павл...
  • スペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史
    2012年5月2日  「スペインのミステリ小説」と聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのは、最近ではおそらく、カルロス・ルイス・サフォン(1964- )の『風の影』(邦訳2006年)や『天使のゲーム』(邦訳2012年)ということになるだろう。2006年に邦訳された『風の影』は『IN☆POCKET』の文庫翻訳ミステリー・ベスト10で第1位、『週刊文春』のミステリーベスト10で第2位、『このミステリーがすごい!』で第4位と高評価を得た。あるいは、ホセ・カルロス・ソモサ(1959- )の『イデアの洞窟』(邦訳2004年)を思い浮かべる人もいるかもしれない。古代ギリシアでの殺人事件を描いたこの怪作は、『本格ミステリ・ベスト10』で第7位、『週刊文春』のミステリーベスト10で第9位という評価を得た。  このようなヒット作、高評価作もあるとはいえ、スペインミステリの邦訳はあまり多くない。...
  • 韓国のWebサイト「ハウミステリ」で実施された2011年ミステリランキング
    2012年2月2日  韓国のミステリ情報サイト「ハウミステリ」(How Mystery)で実施されたミステリランキングの結果を紹介する。  2011年に韓国で出版されたミステリを対象とするランキングで、韓国国内作品・翻訳作品の両方を含む。 関連記事:韓国のWebサイト「日本ミステリを楽しむ」で実施された2011年日本ミステリランキング (2012年2月17日) 2011年 하우미스터리 선정, 2011년 올해의 추리소설!!! (2012-02-02)対象:2011年に韓国で刊行されたミステリ小説。韓国オリジナル作品と翻訳作品の両方を含む。 投票参加者:63名。それぞれが順位を付けずに3作品を選ぶ。 結果発表:2012年2月2日 順位 得票数 タイトル 作者 国 年 韓国語タイトル 備考 1位 25票 奇想、天を動かす 島田荘司 日本 1989年 기발한 발상, 하...
  • 中国ミステリ史 第二章 - 中国推理小説120年の歴史
    2011年2月3日 2011年8月7日:増補(詳細はページ最下部の「第二章 更新履歴」参照)  『中国ミステリ史 第二章』では、1910年代から1940年代まで(中華民国時代)の中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を紹介している。 目次 第二章 1910年代~1940年代: ホームズ、ルパンからフオサン、ルーピンへ第一節 中国ミステリ草創期: 上海の「青」と「紅(あか)」(1)程小青(てい しょうせい)/名探偵フオサン (2)孫了紅(そん りょうこう)/怪盗紳士ルーピン (3)同時代の中国探偵作家 第二節 中華民国時代の探偵雑誌(1)中国初の探偵雑誌 (2)終戦後の探偵雑誌創刊ブーム 第三節 同時代の日本から見た当時の中国探偵小説界 第四節 邦訳された19世紀末~1940年代の中国探偵小説 参考文献 第二章 更新履歴 第二章 1910年代~194...
  • 北欧・バルト三国で刊行された日本の推理小説/ミステリ
    2011年4月30日 大きな地図で見る  最近、日本で北欧ミステリが注目を集めている。その一番の要因としては、スウェーデンの作家であるスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』(1~3、各上下巻、早川書房)が2008年末から2009年にかけて日本のミステリ界を席巻したことが挙げられるだろう。『ミステリマガジン』2010年11月号では北欧ミステリの特集が組まれ、今年に入って以降も、4月にハヤカワ・ポケット・ミステリからスウェーデンの作家ヨハン・テオリンの『黄昏に眠る秋』が出て話題になっているのみならず、5月にはノルウェーの作家カリン・フォッスムの『湖のほとりで』の刊行が予定されており、また年内にはアイスランドの作家アーナルデュル・インドリダソンの長編2作品の東京創元社からの刊行も予定されている(※2012年に延期)。  このページでは、逆に北欧では日本のミステリがどれほど読まれ...
  • 2012年のCWAインターナショナル・ダガー賞の対象となる翻訳ミステリ76作品の国別一覧
    2012年5月23日  イギリス時間の2012年5月25日夜に、英国推理作家協会(CWA)が主催する複数の賞のうちのいくつかの賞のノミネート作が発表される。インターナショナル・ダガー賞、すなわち、最優秀翻訳ミステリ賞の候補もこの日に発表される。この賞は前年6月から当年5月までにイギリスで出版された翻訳ミステリが対象であり、今回の対象作約80作品には、日本の作品では東野圭吾『容疑者Xの献身』(The Devotion of Suspect X)と浜尾四郎『悪魔の弟子』(The Devil's Disciple)が入っている。アジアの作家の作品がインターナショナル・ダガー賞の候補になったことはない。果たして今回、アジアからの初のノミネート作は出るだろうか。 ※追記 日本時間の2012年5月25日27時半ごろ、ノミネート作一覧がCWA公式サイトに掲載された。アジアの作品...
  • 英国推理作家協会賞 翻訳長編部門(旧:インターナショナル・ダガー賞)受賞作・候補作一覧
    2012年5月24日 最終更新:2023年5月13日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと) ページ作成:松川良宏  英国推理作家協会(Crime Writers' Association、略称 CWA)が主催するいくつかの賞のうちの一つ、インターナショナル・ダガー賞の受賞作・候補作の一覧。  ブログ「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第15回 インターナショナル・ダガー賞」(2014-05-22)も合わせてお読みください。 Index インターナショナル・ダガー賞とは? インターナショナル・ダガー賞 受賞作一覧 インターナショナル・ダガー賞 受賞作・候補作一覧2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 【データ】2006年~...
  • シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(4) 東南・南アジア編
    2012年11月25日  イギリスは1765年に東インド地域の徴税権・行政権を獲得し、その後もベンガル地方のカルカッタを拠点としてインドの植民地化を進行した。1877年にはイギリスのヴィクトリア女王がインド皇帝を兼ねることを宣言し、正式にイギリス領インド帝国が成立している(インド以外に、現在のパキスタン、バングラデシュ、スリランカも含む)。イギリスはその後も植民地政策を進め、1886年にはミャンマー(ビルマ)をインド帝国の1州とした。1887年、イギリスでシャーロック・ホームズが誕生すると、これらの地域でも「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」というべき探偵たちが登場している。 Index 東南・南アジア編(1)ミャンマーのシャーロック・ホームズ、名探偵ウー・サンシャー 東南・南アジア編(2)インド南部のタミル語地域に現れたインドのホームズたち 東南・南アジ...
  • 韓国ミステリ史 参考文献 - 韓国推理小説100年の歴史
    『韓国ミステリ史 第一章』(20世紀初頭~1930年代) 『韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)【1】』 『韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)【2】』 『韓国ミステリ史 第二章』(1940年代~1960年代) 『韓国ミステリ史 第三章』(1970年代) 『韓国ミステリ史 第四章』(1980年代~20世紀末) 『韓国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭)(未公開) 『読書案内』 参考文献 韓国ミステリ通史黄鐘灝(ファン・ジョンホ)(1984)「韓国推理小説の現狀」(『日本推理作家協会会報』1984年6月号、No.426、p.4) 鄭泰原(チョン・テウォン)(2000)「韓国ミステリ事情」(『ミステリマガジン』2000年10月号(特集 コリアン・ミステリ・ナウ)、pp.64-67) 金容権(キム・ヨン...
  • イタリア推理小説略史 補遺
    2012年7月1日 2012年7月4日:「イタリア推理小説略史」に少々加筆を行っていたところ、ページの制限容量を超えてしまったので一部の情報をこちらに移す。 Index (4-2)現代イタリアの推理作家たち(続き)その他の作家たち (5)イタリアのミステリ賞シェルバネンコ・ミステリ大賞 レイモンド・チャンドラー賞 アルベルト・テデスキ賞 (4-2)現代イタリアの推理作家たち(続き) その他の作家たち  イタリアの高名な作家であるアントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi、1943-2012、Wikipedia)も、1997年に発表した『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』(草皆伸子訳、白水社、1999年)のようなミステリ仕立ての小説を書いている。  同じくイタリアの高名な作家であるダーチャ・マライーニ(Dacia Maraini、1936- 、イタ...
  • @wiki全体から「詠坂雄二=ミスター・カラフル=アイロニックボマーのメフィスト投稿時代の軌跡」で調べる

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