「薔薇水晶4」(2006/01/22 (日) 16:47:38) の最新版変更点
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蒼星「やっぱり英語を重点的に勉強してるのかい?」<br>
水銀「そうねぇ、英語は押さえておかないとダメだと思うわ」<br>
蒼星「僕は物理かな。錬金術なんて使えたら良いと思わない?」<br>
<br>
翠星「(わなわな)あ、あの二人は一体中で何を・・・」<br>
真紅「他愛もない話をしてるんでしょ」<br>
薔薇(蒼星石・・・ヌッコロス)<br>
<br>
翌日<br>
<br>
翠星「真紅~このままじゃ蒼星石が危ないですぅ」<br>
真紅「誤解なんだし、放っておけば直に解決するでしょう」<br>
翠星「あぁ、蒼星石が来たです。隠れるです!」<br>
真紅「手紙を読んでるみたいね」<br>
翠星「あぁ、校舎裏に向かったです!追うのです!」<br>
真紅「何で私まで」<br>
<br>
蒼星「僕を呼び出したのは君かい?」<br>
薔薇「・・・・」<br>
蒼星「えっと、何のようかな?」<br>
薔薇「・・・(睨)」<br>
(地面から水晶が<br>
蒼星「え?!」<br>
薔薇「お姉さま、返せ・・・!」<br>
<hr>
薔薇「・・・・もう、冬、だね。」<br>
ジ「だな。そういや人気投票で2位だったんだってな。凄いよな。」<br>
薔薇「あ・・・ありがと・・。」<br>
ジ「最近勉強どうなんだよ?もうそろそろ大学決めないといけないんだよな。」<br>
薔薇「楽しくは・・・ない。けど・・・ホ゛ソッ(ジュンと同じ大学行きたい。)」<br>
ジ「へ、今何て言ったんだ?」<br>
薔薇「ううん・・・・何でも・・・ない。真紅と・・仲良くね。じゃ。」<br>
ジ「あ・・・ああ、じゃあな。」<br>
<br>
薔薇「・・・・なんで・・・だろ、胸が苦しい・・な。」<br>
翠「どうしたですか薔薇水晶そんなに急いで?」<br>
薔薇「なんでも・・・ない。ちょっと・・なんでも・・・・ない。」<br>
翠「あっ・・・行ってしまったですぅ。一体どうしたと言う訳ですか薔薇水晶?」<br>
蒼「さあ・・・?でも泣いてたよ、彼女。」<br>
ジ「なんだ・・・アイツ?」<br>
蒼「あれジュン君じゃない?」<br>
翠「何やってたですかジュン?」<br>
ジ「うん?図書室で勉強だ。」<br>
蒼「そうなんだ、えらいね。今薔薇水晶が出て来なかったかい?」<br>
ジ「ああ、いたぞ。何か図書室に来て俺の前に座ってたけどすぐ出てった。」<br>
蒼「そうなんだ・・・彼女、泣いてなかった?」<br>
ジ「いや・・・何かあったのか?」<br>
翠「い、いいえ、なんでもないですぅ。さ、行くです蒼星石!」<br>
蒼「あ、ちょっと!翠星石!ごめん!じ、じゃあね、ジュン君!」<br>
ジ「な、何なんだ・・・一体?」<br>
蒼「いきなりどうしたんだよ翠星石?!」<br>
翠「彼女の事は自分で解決しないといけないです・・・。私達が・・口だしする事じゃないです・・・。」<br>
蒼「翠星石・・・。」<br>
翠「今ので分かったです・・。薔薇水晶はジュンが多分・・・好き、なんです。」<br>
蒼「君みたいに・・・かい?」<br>
翠「・・・・やっぱり私達双子です、隠しても分かっちゃうですか・・。」<br>
蒼「うん・・・それにジュン君には真紅がいるって事も・・。」<br>
翠「ほんと・・・やり切れないやつです、恋って・・・。」<br>
<br>
薔薇「何で・・・だろ。どうしてジュンを見ると胸が・・・痛いの?目の奥が熱くなるの?<br>
眼帯をしてる不気味な私を・・・・好きになってくれる人なんて・・いない、のに。<br>
私みたいな・・・・」<br>
<br>
<br>
翌日<br>
<br>
薔薇「(あ、ジュンだ)ジ・・・ジュ」<br>
紅「ジュン、学校に行くわよ。早く付いて来なさい。」<br>
ジ「待てこの性悪女!自分の荷物は自分で持て!!」<br>
紅「あら、僕が主人の荷物を持つのは当たり前な事なのだわ。」<br>
ジ「なんだとぉ~~!ふざけんな!こんな荷物・・・」<br>
紅「捨てたら後が怖いわよ?」<br>
ジ「ううっ・・・!!分かったよ、持ってやりますよ!」<br>
紅「それでいいのだわ。」<br>
薔薇「(駄目だ・・・私には二人に・・・・入って、いけない・・)」<br>
ジ「・・ん?何だ薔薇水晶じゃないか、何こそこそしてるんだ?」<br>
薔薇「あ・・・・いや、あの・・・。」<br>
ジ「??ま、いいや、とにかく一緒に学校行くぞ。」<br>
薔薇「あ・・・うん。(私・・・胸が・・・高鳴ってる)」<br>
薔薇「(・・・・やっぱり、私ジュン、が好き。でもジュンは真紅が・・・多分好き。<br>
・・・私、どうにもできない)ごめん・・・なさい。私、先に学校に・・行く。」<br>
ジ「あ、おい!!・・・・・行っちゃったか。」<br>
紅「・・・・・あの子。」<br>
<br>
<hr>
下校中<br>
真「それでね、ジュンときたら・・・」<br>
水「ふふっ、口ではそう言っても満更じゃないって顔してるけどぉ?」<br>
真「な、何を言っているの水銀燈!私はそんな顔していないのだわ!」<br>
薔薇「・・・・・してる・・・・」<br>
真「薔薇水晶まで・・・もういい加減に・・・」<br>
ペロッ<br>
真「ひゃっ!」<br>
水「どうしたのぉ?・・ん?(下を見る)」<br>
薔薇「・・・・子犬・・・」<br>
真「お、驚いたのだわ、いきなり舐めるなんて無礼な子犬ね。」<br>
水「あなた何を言ってるのぉ?犬なんてそういう生き物じゃない、くんくんが特別なだけよ。」<br>
真「う、うるさいわね、ほらっ!行くわよ!」<br>
薔薇「・・・・スッ(指を子犬に近づける)」<br>
ペロッ<br>
薔薇「・・・・・・」<br>
ペロッペロッペロッ<br>
薔薇「・・・・モフッ(犬を抱く)」<br>
水「・・・薔薇水晶・・・?」<br>
薔薇「・・・・連れて帰る・・」<br>
真「そ、そう・・・」<br>
<br>
ヒソヒソ<br>
真(意外ね・・・あの子が)<br>
水(ええ・・・あの子のあんな満足げな表情初めて見たわ・・・)
<p><font size=
"2">蒼星「やっぱり英語を重点的に勉強してるのかい?」<br>
水銀「そうねぇ、英語は押さえておかないとダメだと思うわ」<br>
蒼星「僕は物理かな。錬金術なんて使えたら良いと思わない?」<br>
<br>
翠星「(わなわな)あ、あの二人は一体中で何を・・・」<br>
真紅「他愛もない話をしてるんでしょ」<br>
薔薇(蒼星石・・・ヌッコロス)<br>
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翌日<br>
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翠星「真紅~このままじゃ蒼星石が危ないですぅ」<br>
真紅「誤解なんだし、放っておけば直に解決するでしょう」<br>
翠星「あぁ、蒼星石が来たです。隠れるです!」<br>
真紅「手紙を読んでるみたいね」<br>
翠星「あぁ、校舎裏に向かったです!追うのです!」<br>
真紅「何で私まで」<br>
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蒼星「僕を呼び出したのは君かい?」<br>
薔薇「・・・・」<br>
蒼星「えっと、何のようかな?」<br>
薔薇「・・・(睨)」<br>
(地面から水晶が<br>
蒼星「え?!」<br>
薔薇「お姉さま、返せ・・・!」<br>
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<font size="2"><br>
薔薇「・・・・もう、冬、だね。」<br>
ジ「だな。そういや人気投票で2位だったんだってな。凄いよな。」<br>
薔薇「あ・・・ありがと・・。」<br>
ジ「最近勉強どうなんだよ?もうそろそろ大学決めないといけないんだよな。」<br>
薔薇「楽しくは・・・ない。けど・・・ホ゛ソッ(ジュンと同じ大学行きたい。)」<br>
ジ「へ、今何て言ったんだ?」<br>
薔薇「ううん・・・・何でも・・・ない。真紅と・・仲良くね。じゃ。」<br>
ジ「あ・・・ああ、じゃあな。」<br>
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薔薇「・・・・なんで・・・だろ、胸が苦しい・・な。」<br>
翠「どうしたですか薔薇水晶そんなに急いで?」<br>
薔薇「なんでも・・・ない。ちょっと・・なんでも・・・・ない。」<br>
翠「あっ・・・行ってしまったですぅ。一体どうしたと言う訳ですか薔薇水晶?」<br>
蒼「さあ・・・?でも泣いてたよ、彼女。」<br>
ジ「なんだ・・・アイツ?」<br>
蒼「あれジュン君じゃない?」<br>
翠「何やってたですかジュン?」<br>
ジ「うん?図書室で勉強だ。」<br>
蒼「そうなんだ、えらいね。今薔薇水晶が出て来なかったかい?」<br>
ジ「ああ、いたぞ。何か図書室に来て俺の前に座ってたけどすぐ出てった。」<br>
蒼「そうなんだ・・・彼女、泣いてなかった?」<br>
ジ「いや・・・何かあったのか?」<br>
翠「い、いいえ、なんでもないですぅ。さ、行くです蒼星石!」<br>
蒼「あ、ちょっと!翠星石!ごめん!じ、じゃあね、ジュン君!」<br>
ジ「な、何なんだ・・・一体?」<br>
蒼「いきなりどうしたんだよ翠星石?!」<br>
翠「彼女の事は自分で解決しないといけないです・・・。私達が・・口だしする事じゃないです・・・。」<br>
蒼「翠星石・・・。」<br>
翠「今ので分かったです・・。薔薇水晶はジュンが多分・・・好き、なんです。」<br>
蒼「君みたいに・・・かい?」<br>
翠「・・・・やっぱり私達双子です、隠しても分かっちゃうですか・・。」<br>
蒼「うん・・・それにジュン君には真紅がいるって事も・・。」<br>
翠「ほんと・・・やり切れないやつです、恋って・・・。」<br>
<br>
薔薇「何で・・・だろ。どうしてジュンを見ると胸が・・・痛いの?目の奥が熱くなるの?<br>
眼帯をしてる不気味な私を・・・・好きになってくれる人なんて・・いない、のに。<br>
私みたいな・・・・」<br>
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翌日<br>
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薔薇「(あ、ジュンだ)ジ・・・ジュ」<br>
紅「ジュン、学校に行くわよ。早く付いて来なさい。」<br>
ジ「待てこの性悪女!自分の荷物は自分で持て!!」<br>
紅「あら、僕が主人の荷物を持つのは当たり前な事なのだわ。」<br>
ジ「なんだとぉ~~!ふざけんな!こんな荷物・・・」<br>
紅「捨てたら後が怖いわよ?」<br>
ジ「ううっ・・・!!分かったよ、持ってやりますよ!」<br>
紅「それでいいのだわ。」<br>
薔薇「(駄目だ・・・私には二人に・・・・入って、いけない・・)」<br>
ジ「・・ん?何だ薔薇水晶じゃないか、何こそこそしてるんだ?」<br>
薔薇「あ・・・・いや、あの・・・。」<br>
ジ「??ま、いいや、とにかく一緒に学校行くぞ。」<br>
薔薇「あ・・・うん。(私・・・胸が・・・高鳴ってる)」<br>
薔薇「(・・・・やっぱり、私ジュン、が好き。でもジュンは真紅が・・・多分好き。<br>
・・・私、どうにもできない)ごめん・・・なさい。私、先に学校に・・行く。」<br>
ジ「あ、おい!!・・・・・行っちゃったか。」<br>
紅「・・・・・あの子。」<br>
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<font size="2"><br>
下校中<br>
真「それでね、ジュンときたら・・・」<br>
水「ふふっ、口ではそう言っても満更じゃないって顔してるけどぉ?」<br>
真「な、何を言っているの水銀燈!私はそんな顔していないのだわ!」<br>
薔薇「・・・・・してる・・・・」<br>
真「薔薇水晶まで・・・もういい加減に・・・」<br>
ペロッ<br>
真「ひゃっ!」<br>
水「どうしたのぉ?・・ん?(下を見る)」<br>
薔薇「・・・・子犬・・・」<br>
真「お、驚いたのだわ、いきなり舐めるなんて無礼な子犬ね。」<br>
水「あなた何を言ってるのぉ?犬なんてそういう生き物じゃない、くんくんが特別なだけよ。」<br>
真「う、うるさいわね、ほらっ!行くわよ!」<br>
薔薇「・・・・スッ(指を子犬に近づける)」<br>
ペロッ<br>
薔薇「・・・・・・」<br>
ペロッペロッペロッ<br>
薔薇「・・・・モフッ(犬を抱く)」<br>
水「・・・薔薇水晶・・・?」<br>
薔薇「・・・・連れて帰る・・」<br>
真「そ、そう・・・」<br>
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ヒソヒソ<br>
真(意外ね・・・あの子が)<br>
水(ええ・・・あの子のあんな満足げな表情初めて見たわ・・・)</font>
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