アトルガン白門


??? : マァ……
 マァー……。
Naja Salaheem : マァ……
 マァー……。

Abquhbah : ……あの、社長?
 や、やっぱり、僕が……

Naja Salaheem : うるさい。
 ここはあたいが……
Naja Salaheem : マァイ……
 マァイゴー……

Abquhbah : (あの……
 「マインゴーシュ」では?)

Naja Salaheem : わ、わかってたさ!
 ええと、それから「しゃくじょう」……
Naja Salaheem : 「ソードブレイカー」……
 「まどうしのつえ」に……
Naja Salaheem : ……ち、
 「ちょうろうのつえ」?
 なんだか、その辺に転がってそうだネェ。
Naja Salaheem : それから……
 ワ……「ワイトスレイヤー」……
 「バーニンナックル」……
 「グローランス」……「ブレイブブレイド」……
Naja Salaheem : ふぅ……
 まだ、あるのかい?
Naja Salaheem : ……「ダブルハーケン」
 ……「ダンシングダガー」
 ……「キラーボウ」……「シャープソード」……
Naja Salaheem : ク……
 「クイックシルバー」……「ウェアバスター」
 それから……デ、デ、デス……

Ovjang : 「デスシックル」!
Ovjang : それカラ
 「まじんのおの」、「じごくのつめ」、
 「かぜきりのやいば」、「さすけのかたな」ダ。
Ovjang : こごクライ
 ベンキョーしてオケ!

Naja Salaheem : …………。
Naja Salaheem : お言葉でございますが
 アヴゼンさま。なんだか、どれも
 胡散くさそうな武器ばかりでございますネェ。

Abquhbah : ナ、ナジャ社長!?
 あわわ……。

Ovjang : しっけいナ!
 いずれモこうきゅうノほうもつこカラ
 ぬすまれタ、ゆいしょタダシイぶきダゾ!

Naja Salaheem : だとしましても
 いくら聖皇さまの詔とはいえ
 どこにあるのかもわかんない武器を捜しだせ、とは
 まるで砂漠で針を見つけよ、というようなもの。
Naja Salaheem : 恐れながら
 報酬もそれなりに……

Ovjang : あわてるナ!
 ぞくノにげこんダばしょナラつきとめテあるゾ。
 ぶきニくおーつはっしんきガつけてあっタからナ。

Abquhbah : な~んだ。
 もう盗賊の根城は、つきとめてあるんですね?
Abquhbah : だったら簡単です。
 ウチの傭兵を集めて一気に……

Naja Salaheem : あいにく、ウチの
 傭兵は、ほとんど出払っておりましてネェ。
 集めるのも一苦労なんですのよ。
Naja Salaheem : で、場所はどちらで?

Ovjang : 「ナイズルとう」ダ!

Abquhbah : !
Abquhbah : あ、あの……
 それって、盗賊さん。
 もう怪物に食べられちゃってるんじゃ……

Naja Salaheem : フゥ……
 やはり報酬ははずんでいただかないと。
Naja Salaheem : ねえ、
 [Your Name]大尉?

報酬は……

>がっぽりもらわないと

Ovjang : [Your Name]!?
Ovjang : オまえ、なしゅめらノ
 こうけんジャなかったのカ?

Naja Salaheem : その前に、我が社の
 エースなんでございますのよ。
 ねぇ、大・尉・ど・の?

>要らない

Ovjang : オオ、[Your Name]か!
Ovjang : さすが
 「あとるがんノしゅごしゃ」ダナ!
 たよりニなるゾ。

Naja Salaheem : おだまり
 [Your Name]!
Naja Salaheem : (ナイズル島救援謝礼金と
 あたいの服のクリーニング代……)
Naja Salaheem : (いくら残ってるか
 今からアブクーバに計算させたっていいんだよ?)

Ovjang : フフン!
 わガあるじヲどなたトこころえル。
 あんしんセヨ。
Ovjang : よいな?
 ソノりすとニある、ぶきノどれかヲ
 みつけたラ、コノちょくしょヲあけヨ。

Abquhbah : (……社長。
 金箔の蛇の紋章が表にあります。
 皇宮での晩餐会の招待状ですよ、きっと。)

Naja Salaheem : !!
Naja Salaheem : おまかせください。
 我がサラヒム・センチネル、総力をあげて
 ことにあたることを御約束いたします。

Ovjang : それハ、たのもシイ。
 デハ、しかトたのんダゾ!

Naja Salaheem : 御意。
 誠心誠意、一所懸命、粉骨砕身、捜索し
 必ずや、武器を取り返して、ご覧にいれますわ。
Naja Salaheem : …………。

Abquhbah : …………。

Naja Salaheem : ……大尉がね。

Abquhbah : やっぱり……。

武器を預けると、武器に刻まれている記録は初期化されてしまいますので、ご注意ください。



Abquhbah : あっ、[Your Name]さん。
 宝物庫の武器は
 どれか見つかりましたか?

宝物庫の武器は見つかった?

>はい

Abquhbah : ……え?
 ほ、ほんとですか!?
 僕に見せてください!

いいえ

Abquhbah : ですよね……。
 ナイズル島の遺跡はとっても広いし
 恐ろしい怪物だってウヨウヨいるんでしょ?
Abquhbah : いくら
 [Your Name]さんだって
 そう簡単には……。
Abquhbah : 僕は気長に待ってますよ。
 (社長は、どうだか知りませんけれど……。)

リストを見る

Abquhbah : どれか見つかりましたか?
Abquhbah : ……え~と
 皇宮の宝物庫から盗まれた武器は……
Abquhbah : 魔神の斧、
 バーニンナックル、ウェアバスター、
 魔道士の杖、シャープソード。
Abquhbah : ソードブレイカー、
 ブレイブブレイド、デスシックル、
 ダブルハーケン、ダンシングダガー。
Abquhbah : キラーボウ、
 風切りの刃、佐助の刀、
 グローランス、錫杖。
Abquhbah : ワイトスレイヤー、
 クイックシルバー、地獄の爪、
 マインゴーシュ、長老の杖。
Abquhbah : だ、そうです。
 どれか、心当たりの
 武器はありましたか?



(錫杖をトレード)

Abquhbah : …………。
Abquhbah : あの……なんというか
 古びた武器みたいにしか見えませんね……。
Abquhbah : あっ! ……す、すみません。
 [Your Name]さんの
 苦労も考えないで、僕……。
Abquhbah : ナジャ社長!

Naja Salaheem : ……ふふん♪
 クオーツ発信器の信号とも合致してるし
 どうやら、この武器に間違いないようだね。
Naja Salaheem : よくやったよ。
 [Your Name]大尉!
 特別に、あんたも晩餐会に連れてってやるよ。
Naja Salaheem : あたいの従者としてさ。
Naja Salaheem : あ、それから
 無論、この武器はあたいが預かるよ。
 なにしろ、あんたは社命に従ったまで。
 命じたのは、社長であるあたいだからネェ。
Naja Salaheem : アブクーバ!

Abquhbah : は、はい~!

Naja Salaheem : さぁ~
 早速、あたいに皇宮晩餐会の
 招待状を読み上げとくれよ♪

Abquhbah : はい、社長ッ。
 あの勅書ですね!
Abquhbah : ええと……。
Abquhbah : …………。
Abquhbah : ………………。

Naja Salaheem : どうしたんだい
 アブクーバ? やだねぇ
 古語で書いてあんなら、あたいが……

Abquhbah : す、すびばせんッ!
Abquhbah : こ、この勅書……
 ば、晩餐会の招待状じゃなくて
 新しい勅命が書いてあ、ありま……

Naja Salaheem : !!
Naja Salaheem : ふ~ん。
 ……そうかい。そうかい。
 あたいのヌカ喜びだったって?
Naja Salaheem : そういうわけだネェ?

Abquhbah : そ、その……あの……

Naja Salaheem : で……あたいの
 けがれなき乙女心を踏みにじった
 この落し前、どうつけるつもりだい?
Naja Salaheem : んん?
 アブクゥゥゥゥゥゥバッ!!!

Abquhbah : ひぃぃぃぃぃぃぃ!

Naja Salaheem : ……さぁて
 [Your Name]大尉。
Naja Salaheem : 勅命は3つだ。
Naja Salaheem : イコール……
 これは社命であり、担当はあんただ。
 各々、あたいが噛み砕いて説明してやろうか?

どれを聞きたい?

>蛮王討伐

Naja Salaheem : あたいの進言が
 功を奏して、ついに聖皇さまも
 ご決意めされたようだよ。
Naja Salaheem : 蛮族と交渉を
 進めるためには、まず奴らを支配する
 頚木を外すしかないってことをさ。
Naja Salaheem : でも、この命令じゃ、
 ちと手ぬるいネェ……。
Naja Salaheem : いいかい。
 こっからは社命。あたいの独断による解釈だ。
Naja Salaheem : 速やかに、
 蛮族どもの王を倒してきな。
Naja Salaheem : ターゲットは……
Naja Salaheem : 軍都ハルブーンを
 根城とする、トロール傭兵団の長
 「脅威のグーフールー
 (Gurfurlur the Menacing)」。
Naja Salaheem : 蛮都マムークを
 本拠地とする、マムージャ族の僭主
 「グルージャジャ(Gulool Ja Ja)」。
Naja Salaheem : アラパゴ暗礁域に
 巣食う、死者の軍団の女王
 「メドゥーサ(Medusa)」。
Naja Salaheem : 以上の3名だ。
 正規軍ではない傭兵のあんたが、こいつらを
 倒すことに意義がある。
Naja Salaheem : しっかり頼んだよ。

>戦車掃討

Naja Salaheem : 勅書によると
 やはり「アルケイア」の脅威が
 現実のものとなってきたようだネェ。
Naja Salaheem : ん?
 ああ、「アルケイア」ってのは
 アルザダール遺跡群に出没する
 ブリキの玩具のことだよ。
Naja Salaheem : あんたも見たろ?
Naja Salaheem : 最近、あの玩具たちが
 アレキサンダーが開けた遺構の壁穴から
 ちょこちょこ外に出てきてるらしいんだ。
Naja Salaheem : もし、このまま放置して
 玩具が外に大量に溢れ出しでもしたら
 自己複製機能とやらで、さらにネズミ算的に
 増えて、皇国はひとたまりもないんだとさ。
Naja Salaheem : だから、その前に
 玩具の司令塔となっている戦車(Chariot)を
 叩けとのお達しだよ。
Naja Salaheem : ターゲットは……
Naja Salaheem : ゼオルム遺構を徘徊する
 「闘装戦車(Battleclad Chariot)」。
Naja Salaheem : アラパゴ遺構を徘徊する
 「重装戦車(Armored Chariot)」。
Naja Salaheem : バフラウ遺構を徘徊する
 「長弓戦車(Long-Bowed Chariot)」。
Naja Salaheem : 銀海遺構を徘徊する
 「長腕戦車(Long-Armed Chariot)」。
Naja Salaheem : 以上、4輌だ。
Naja Salaheem : 皇国のため……
 いや、この世界のため、がんばんな!

>邪神封印

Naja Salaheem : あの「冥路の騎士」の本尊、
 「オーディン」とやらいう邪神が
 ハザルム試験場に出没してるんだとさ。
Naja Salaheem : せっかく、聖皇さまが
 進めておられた、海猫党を始めとする
 反政府勢力との和解交渉も……
Naja Salaheem : やれ、瑞兆だ。それ、凶兆だ。
 と、連中がすっかり浮き足だっちまって
 暗礁に乗り上げちまってるらしい。
Naja Salaheem : そこで、あんたの出番さ。
Naja Salaheem : もし……もしも
 その「オーディン(Odin)」とやらが実在
 するなら、あの世にお帰り願うんだよ!

>説明不要

Naja Salaheem : ふーん。
 さすがは、ウチのエース。
 あたいの余計なおせっかいだったかネェ。
Naja Salaheem : いいさ。あたいは
 考えるより先に走れってのは嫌いじゃない。
 結果を出せんなら……だけどね。

(勅命を達成)

Naja Salaheem : ……さぁて
 [Your Name]大尉。
Naja Salaheem : あんたは、3つの勅命。
 「蛮王の討伐」「戦車の掃討」「邪神の封印」。
 そのすべてを、すでに成し遂げたようだネェ。
Naja Salaheem : これだけの偉業だよ。
 そろそろ、皇宮から……
Abquhbah : た、大変です。
 ナジャ社長!
Naja Salaheem : おや、噂をすれば♪
 よく来たね、アブクーバ。
 まずは落ち着いて、息を整えるんだよ。
Abquhbah : え? あ、はい。
Abquhbah : スゥ~ハァァ~ッ。
 スゥ~ハァァ~ッ。
Naja Salaheem : それから、
 ゆっくり、あたい宛の
 招待状を読み上げとくれ♪
Abquhbah : そ、それが……その……。
Naja Salaheem : アブクゥゥゥゥバッ!
Abquhbah : ひぃぃぃぃっ。
Naja Salaheem : また、あたいに
 招待状じゃない、なんて
 言うんじゃないだろうネェ?
Abquhbah : ち、違います。
 これは招待状です。
Naja Salaheem : フフン♪ なんだ。
 もったいつけて、あたいを喜ばそうだなんて
 あんたも、なかなかテクニシャンに……
Abquhbah : ち、ち、違うんです!
 これ、[Your Name]さん宛の
 招待状なんです!
Naja Salaheem : な、な、な!?
Abquhbah : しかも、ナシュモにいる
 パパルン(Paparoon)から。
Naja Salaheem : は、は……はははは……。
 なんだい、紛らわしい。封蝋が似てるから
 てっきり皇宮からかと思っちまったよ。
Abquhbah : (いや、でも、きっと……)
Naja Salaheem : ん?
Abquhbah : い、いえ。
 なんでもありません。
Naja Salaheem : どれ
 [Your Name]大尉。
 任務、ご苦労だったネェ。
Naja Salaheem : しばらく休暇をやるから
 その、お友達のキキルンに会いに
 ナシュモまで行ってやんな。


盗まれた皇宮の宝 >> 任務、任務……また任務!

最終更新:2018年06月08日 16:45