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【作品別】幻燐の姫将軍‐その他

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【その他】

姫神フェミリンス

 かつてディル=リフィーナの、恐らくはレスペレント地方に生まれた、女神の血統にして現神から神格位を授かった王家の娘。(この表現から人間族と思われる。)
 その姿は女神の誰よりも美しく、声は透き通り、魔力はパルシ・ネイにも匹敵すると謳われた。マーズテリアの寵愛も厚く如何なる戦いにも立ち向かう勇気も持っていたという。彼女は女帝として地を治め、こよなく人間族を愛した。その身体は他の種族より脆弱なれど、その知恵と情の深さを愛し、守り育んだという。
 しかし時が過ぎ、姫神の庇護に溺れた人間族は他種族の優れた能力に嫉妬をいだくようになる。ある日、獣人ら亜人間族と人間族との間にささいな諍いが起こり、姫神はその判定を裁きの女神であるヴィリナに求めた。
ヴィリナの人間族の答えは次のようなものだった。欲と嫉妬を捨て、荒野に緑を育む道を行け。他の種族の行き様を手本として、決して争ってはならない。その道は辛く果てしないものであろうが、真の慎みを学んだ果てには、失われた御技も蘇ろう。
 しかし、多くの人間族はこの言葉を直ちには受け入れず、安易に他種族を攻め滅ぼそうとした。だがそれは逆に人間族の滅亡に至り、結局はヴィリナの判定通りにする決意に至った。
 これらを見て姫神は心を痛めた。人間族はこれまでも荒野を越えてきた。これ以上それを続けることはないと。争いなら己が諌めればよいと。そのような考えのもとに姫神は人間族に偏り、やがては他種族の犠牲すらも厭わぬようになり、ついにディル=リフィーナに人間族の帝国を復活させる野望を持つに至った。
 他種族には暗黒の時代のなか、時の女神エリュアの嘆きを聞きつけ、闇の大魔術師ブレアード・カッサレがこの地を訪れた。姫神を下し、その力を奪うために。姫神とブレアードの戦いはエルフの地を南北に分断し、ドワーフを東の山に追いやり、獣人族はあまねく野に散り散りになった。凄まじい戦いは果てしない間続いたが、ついに姫神はブレアードの前に膝を屈した。
 ブレアードは姫神の魔力を奪おうとしたが、それは人間族の身に収まるものではなかった。激高したブレアードは姫神を神格者から人間族に引きずり落とした上で「殺戮の魔女」の呪いをかけた。

 その後の姫神の行方は明らかでない。だがその血統はエクリアの代まで途切れることなく受け継がれている。

ブレアード・カッサレ

 かつてレスペレント地方に君臨した闇の大魔術師。レスペレント地方に広大な地下迷宮を建設し、数多の魔族を召喚して姫神フェミリンスと凄まじい戦いを繰り広げた。
 自らの欲のためには他の犠牲を厭わない。ディル=リフィーナの邪悪な魔術師の典型である。

 その欲と嫉妬から魔力を奪おうと姫神に挑むも、初戦はあえなく敗退。東のモルテニア地方に潜み、そこからブレアード迷宮を建設し、グラザやディアーネなど魔神をはじめ数多の魔族を召喚した。
 その後長い戦いの末についに姫神を下したが、その膨大すぎる魔力はとても奪うことができず、その怒りから姫神に殺戮の魔女の呪いをかける。

 姫神を下した後はテリイオ台地の麓にある迷宮「野望の間」の地下百階にて、魔人と化した姿で意識を保ったまま何故か長い間潜んでいた。その理由は不明である。

 VERITAでは野望の間にてリウイたちと邂逅、二度の戦いで敗れ神の墓場へと逃げる。
 神の墓場でザハーニウの体を乗っ取りセリカを狙うも、セリカやプレイアデス枢機卿らにより敗れる。
 最後は神核をアビルースに食われて吸収されてしまう。

 相変わらず地下に引きこもっていた理由は不明で、その後の行動も計画性はあまり見られない。
 片っ端からみんなに嫌われる寂しがりなお爺ちゃん、すぐにキレて襲い掛かる…と思えなくもない。

ガーランド・ウォーレン

 バリハルトの祝福を受けた勇者。魔神グラザを討ち取ったがその息子のリウイによって倒された。
 強力な大剣をふるい、神格位に相当するといわれる実力を持つ。一方で性格は劣悪であり、傲慢で自己顕示欲が強い。名声に障りがなければ魔族とも裏で手を組む。だが当然全面的に信用するわけではない。

 かつてケルヴァンと手を組み側近が傍を離れた機を見て、マリア、ナユラ、ロムクトと共にモルテニアに侵入し、魔神グラザを倒した。その後は再びメンフィルに潜み、リウイがレノン王を倒した直後に仲間とレジスタンスとともに蜂起。だがカウルーンのイリーナを捕らえようとするも失敗。さらにはリウイに返り討ちにあって死亡する。死の間際、リウイに負け惜しみともとれる呪詛を吐いた。(ちなみにこの時も迎合していたと思われるケルヴァンへの恨み言は口にしていない。)

 姫将軍エクリアとも何らかの個人的な関係があった模様だが、詳細については不明。エクリアの項を参照されたし。

マリア

 ガーランドの仲間の一人である女魔術師。杖を用いて強力な秘印術を行使する。
 妖艶な雰囲気を漂わせる彼女はガーランドの情婦でもあった。リウイ軍に捕らえられた後は簡単に快楽に屈する変態である。

ナユラ

 ガーランドの仲間の一人である女忍者。毒剣をふるい、時に大気系秘印術も用いる。

ロムクト

 ガーランドの仲間の一人である司祭。口の端を上げて笑う姿にはとても敬虔さが感じられない。なお信ずる神が何なのかは不明である。

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