ほぼ白紙のノートがぽつんと置かれている……
Flames Of Revenge
「おい、36」
「な、なんでしょうか妹紅様」
「最終回まで泣くんじゃないとか煽っておいて、もう1月だぞ。どう落とし前を付ける気だ?」
「えぇと、その、なんというかね、あの回で満足しちゃったというか、バーンアウト?」
「へぇ。そうかそうか。で、私の中に入って好き勝手遊んでたわけか。いいご身分だなぁ、おまえは」
「……」
「目を逸らすな。よぉし。いいことを思いついた。おまえ、
こいつに出ろ」
「えぇぇええええッ!? んな無茶な!」
「安心しろ。私の体に
入ったままでいい。おまえ、まさか私の体を借りておきながら負けっぱなしでいいと思ってるんじゃあないだろうな? この凡退馬鹿」
「そ、それを言ったら妹紅だって結構凡tメラァアア!?」
「へへ、燃えたろ……?」
閑話休題
また、お客さんがやってきたようです。
「前回は結局、タママが怒濤の追い上げを見せてくれたよな」
「そうですねぇ」
「で、今回のWBRは追い上げたいヤツらの集まりらしいぞ。いわば
リベンジャーの戦いだ」
「そうですねぇ」
「ん? どうしたんだ。らしくないな」
「いえ……久しぶりの登板だからか調子が掴めなくて…」
「そうだろうなぁ。おまえの場合、ほっとんど出てこなかったしな」
「グサッ。それを言わないでくださいよぉ……」
「そんなおまえにバッドニュースがある」
「え……?」
「私、というか36が出場するからこのコーナー、
この1回で終わりなんだよ」
「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」
焼き鳥屋に、もの悲しげな絶叫がこだました……。
結果:優勝しました。ブイっ!
。
最終更新:2010年03月22日 11:08