ロケについて

ロケについて


Q.ロケ撮影がしたいんだけれど?

まず、ジャンルを問わずコスプレにおけるロケ撮影についてです。
(ここでいうロケは【イベント団体が開催するイベント以外】と定義します)

まず、無断でロケを敢行することは言語道断です。
いわゆるゲリラロケというものです。
ロケをする場所を問わず、必ず許可をとりましょう。

では許可を取るにはどうするか、という事ですが…
施設の場合は施設の、山等は山の所有者に連絡を取りましょう。

そこから許可申請が下りるか、下りた後の手続き等は所有者により異なります。
口約束ではなく、必ずメモを取り書面に起こして保存しておきましょう。

Q.史跡や神社仏閣でロケしたいんだけど?

確かに、コスプレをするからにはロケーションにこだわりたい気持ちは誰しもあるでしょう。
しかし、これに関しては毎回物議を醸しています。

まず、神社などは公共の場でのロケということになります。
許可を取っていない場合は言語道断ですが、許可を取っていたとしても推奨はできません。

公共の場というのは、コスプレに関係ない一般の方々が沢山いらっしゃいます。
神社仏閣の場合は大抵観光客です。
コスプレは傍から見れば【珍妙な格好をした軍団】です。

観光地でコスプレをして、その事が原因でその場所に悪いイメージがついてしまわないとも限りません。
それが波及して、観光客が離れてしまう、なんてことがあるかもしれません。
観光地は観光客がいてこそ成り立ちます。イメージというものは観光地の生命線と言っても過言では無いことを理解しましょう。

そしてもう一つ。文化財では特に気を払うべき事項があります。
それは、文化財を傷つけるようなことは絶対にしてはならない、という事です。

例えば、修学旅行の例は分かりやすいかもしれません。
修学旅行生が文化財を傷つけるという話は、残念ながらよく聞く話ですね。
当然ながら被害を受けた地域は、次年度からその地域の修学旅行を断ります。
その措置は数年、場合によっては十数年単位に及びます。
このような事態がコスプレ界、果てはサブカルチャー全体を巻き込み現実化したらどうなるでしょう?
その地域だけでなく、全国的に問題視をされることになりかねません。

また、文化財というものを現代人、特に若い人々は軽視しがちですが、
文化財は先人達が残した遺産であり、生きた証でもあります。
少し大げさに感じるかもしれませんが、文化財を傷つけることは即ち、
先人の思想や感情を酷く踏みにじる行為だということを自覚して行動する必要があるのです。

Q.大切な物だなんて分かってるし、傷つけるわけないじゃない?

文化財を故意に傷つける場合は寧ろ稀であり、
一番多いパターンは無意識に傷つけてしまう場合です。

・尖った装備で古い椅子に腰をかける
・長い物をぶつけてしまう
・許可をされているからと何度もベタベタと手で触る
・文化財にフラッシュを焚いた撮影をする
(劣化を引き起こしてしまう危険があるとして、博物館では禁止している所が多くあります。)

上に挙げたのはごく一部のパターンですが、身に覚えはありませんか?
実際に、戦国BASARAファンと思しき人間が文化財を必要以上に触った結果、
接触が厳禁になったという事例がありました。

この様な事例を二度と引き起こさないように気を引き締める必要があることを理解して行動しましょう。

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最終更新:2011年06月11日 00:44
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