「フリーのFORTRAN(Windows)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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**☆フリーのFortran環境をパソコンへ導入する方法☆
Windows7にて、下記の方法でやってもうまく動作しないことを確認しました。(2013/09/23)
下記の記事を全面的に書き直しますので、現状の記事は参考程度に留めておいて下さい。
現在のところ、MinGWはインストールせず、[[g95のみインストールして使用する方法>http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20090213/p1]]が最も簡単と思われます。
他にもフリーのFortranは[[いっぱい有ります>http://www.thefreecountry.com/compilers/fortran.shtml]]ので、自分に有ったコンパイラーを探してインストールいただければ幸いです。
&bold(){1、「MinGW」をインストールする。}
以下の説明ではインストール場所はCドライブ直下(C:\MinGW)であるとします。
(それ以外の場所にインストールする場合は以下の文章でC:\MinGWの部分をC:\***\---\MinGWに読みかえて下さい。
C:\***\---\とは、あなたがインストールした場所のことです。)
注意点:インストール先のパスに空白が含まれていると、後でトラブルの原因になるため、&bold(){「Program Files」へのインストールは避けてください。}
まずは&bold(){[[こちらのリンク>http://sourceforge.net/projects/mingw/files/Automated%20MinGW%20Installer/mingw-get-inst/mingw-get-inst-20101030/]]}から下記の画面に飛んで、MinGWのインストーラをダウンロードして下さい。
(2011年2月1日の時点ではmingw-get-inst-20101030.exeが配布されています。)
#image(mingw2.jpg)
保存した「mingw-get-inst-20101030.exe」をダブルクリックすると[[こちらのサイト>http://www.geocities.co.jp/katayama_hirofumi_mz/win32/mingw.htm]]のような画面が現れるので、指示に従い「Next>」を選択していきましょう。
途中、下記の画面のように「&bold(){c++ compiler}」、「&bold(){fortran compiler}」、「&bold(){ObjC compiler}」の3つのみ選択することをお勧めします。
MSYS関連、MinGW Developer Toolkitは必ずしも選択しなくてOKです。
(fortran compilerはfortranの[[コンパイラ>http://e-words.jp/w/E382B3E383B3E38391E382A4E383A9.html]]ですので必ず選択して下さい。c++も選択しておけば、C++で書かれたソースファイルも[[コンパイル>http://e-words.jp/w/E382B3E383B3E38391E382A4E383AB.html]]可能になります。)
#image(choice.jpg)
&bold(){2、MinGWに[[パスを通す>http://pocketstudio.jp/win/xp/path.html]]。}
まず、[[パス>http://e-words.jp/w/E38391E382B9.html]]を通す「[[バッチファイル>http://e-words.jp/w/E38390E38383E38381E38395E382A1E382A4E383AB.html]]」を作ります。[[テキストエディタ>http://e-words.jp/w/E38386E382ADE382B9E38388E382A8E38387E382A3E382BF.html]]を開き次のように一行書きます。
PATH=C:\MinGW\bin;%PATH%
または、
PATH %PATH%;C:\MinGW\bin
上の二つのどちらでも結構です。次にこのファイルを「mingw.bat」という名前で「C:\MinGW」フォルダの中に保存します。
(つける名前は半角英数なら何でも良いですが、[[拡張子>http://e-words.jp/w/E68BA1E5BCB5E5AD90.html]]は.batにします。)
#image(bat.jpg)
これでパスが通ります。
&bold(){3、コマンドプロンプトのショートカットを作ります。}
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」 のところを右クリックし(注:コマンドプロンプトは立ち上げません)、「コピー」で、デスクトップなど自分が良く使う場所に貼り付けます。
そして、以下のように設定します。
-Windows 7/Vista/XP/2000の場合
コマンドプロンプトを右クリック→「プロパティ」→「ショートカット」と追い、 「リンク先」の所を
%SystemRoot%\system32\cmd.exe /k "C:\MinGW\mingw"
と変更する。(上記1行をコピー&ペーストしていただいて構いません。)
-Windows Me/9x系の場合
MS-DOSプロンプト上で「右クリック」→「プロパティ」→「プログラム」を追い 「バッチファイル」の所を
C:\MinGW\mingw.bat
と変更する。
これは、ドライブCの下にMinGWがあり、その中にmingw.batがある場合ですが、
今までの手順通りに行なっていれば、このまま、気にせずコピー&ペーストして下さい。
&bold(){4、コマンドプロンプト上で「右クリック」→「プロパティ」→「ショートカット」と追い、「作業フォルダ」の所を.fファイルを保存するフォルダに設定する。}
例えばデスクトップの「FORTRAN」という名前のフォルダで作業するなら、
"C:\Documents and Settings\(USER_NAME)\デスクトップ\FORTRAN"
と入力する。((USER_NAME)の部分は人によって変わります。)
&bold(){5、g95(Fortran95)を追加インストール}
&bold(){手順1~4}まで行えばFortran77の文法は使えますが、Fortran90の文法は使えません。
そこでFortran90の文法も使えるようにg95(Fortran95)を追加でインストールしましょう。
ただしコマンドプロンプト上でのコンパイルの呪文が、g77→g95と変更されますので注意が必要です。
なぜなら、Fortran90の文法で書かれたプログラムをg77の命令でコンパイルできないからです。
インストールは簡単で、[[The G95 Project>http://www.g95.org/downloads.shtml#V0.91]]からStable versionのSelf-extracting Windows x86(g95-MinGW.exe)をダウンロードして、
#image(g95.jpg)
C:\MinGW\ に上書きインストールするだけでOKです。(2011年2月1日の時点ではStable version 0.91, March 2008が最新版です。)
&bold(){6、以上で完了です。}
では作ったコマンドプロンプトのショートカットを開いてプログラムを実行できるか確認してみましょう。
コンパイルコマンドは、
g95 ファイル名.f90 ←g95とfilename.f90の間は半角一文字空けます。
で、コンパイルできたら、(作業フォルダにa.exeができるので)
a (Enter key) ←a と入力して(Enter key)を押します。
という風にして、プログラムを実行します。
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**☆FORTRANリンク集☆
[[Fortran ResQ - 初心者のためのFortran入門>http://homepage.mac.com/galois21/fortran/]]
[[やさしいフォートラン講座>http://web.archive.org/web/20020803090129/http://www.g.dendai.ac.jp/class/fortran/]]
[[FORTRANプログラミング初級編>http://web.archive.org/web/20071228092227/http://svr01.damp.tottori-u.ac.jp/~akimoto/Fortran/Fortran.html]]
[[FORTRAN入門(pdf)>http://www.cc.u-tokai.ac.jp/text/2005/FORTRAN-intro.pdf]]
[[cpadでg77を使う裏技>http://tomutomu.onmitsu.jp/tomutomu/f_program.html]]
[[フォートランリンク集>http://www.geocities.jp/httaka2164/link.html]]
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**☆練習問題☆
[[1、4次のルンゲ-クッタ法を用いて適当な常微分方程式を解いてみよう。>http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/studying-C/Programing-in-C/node117.html]]
2、ガウスの消去法を用いて連立一次方程式を解いてみよう。
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**☆フリーのFortran環境をパソコンへ導入する方法☆
Windows7にて、下記の方法でやってもうまく動作しないことを確認しています。(2013/09/23)
下記の記事を全面的に書き直しますので、現状の記事は参考程度に留めておいて下さい。
現在のところ、MinGWはインストールせず、[[g95のみインストールして使用する方法>http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20090213/p1]]が最も簡単と思われます。
他にもフリーのFortranは[[いっぱい有ります>http://www.thefreecountry.com/compilers/fortran.shtml]]ので、自分に有ったコンパイラーを探してインストールいただければ幸いです。
&bold(){1、「MinGW」をインストールする。}
以下の説明ではインストール場所はCドライブ直下(C:\MinGW)であるとします。
(それ以外の場所にインストールする場合は以下の文章でC:\MinGWの部分をC:\***\---\MinGWに読みかえて下さい。
C:\***\---\とは、あなたがインストールした場所のことです。)
注意点:インストール先のパスに空白が含まれていると、後でトラブルの原因になるため、&bold(){「Program Files」へのインストールは避けてください。}
まずは&bold(){[[こちらのリンク>http://sourceforge.net/projects/mingw/files/Automated%20MinGW%20Installer/mingw-get-inst/mingw-get-inst-20101030/]]}から下記の画面に飛んで、MinGWのインストーラをダウンロードして下さい。
(2011年2月1日の時点ではmingw-get-inst-20101030.exeが配布されています。)
#image(mingw2.jpg)
保存した「mingw-get-inst-20101030.exe」をダブルクリックすると[[こちらのサイト>http://www.geocities.co.jp/katayama_hirofumi_mz/win32/mingw.htm]]のような画面が現れるので、指示に従い「Next>」を選択していきましょう。
途中、下記の画面のように「&bold(){c++ compiler}」、「&bold(){fortran compiler}」、「&bold(){ObjC compiler}」の3つのみ選択することをお勧めします。
MSYS関連、MinGW Developer Toolkitは必ずしも選択しなくてOKです。
(fortran compilerはfortranの[[コンパイラ>http://e-words.jp/w/E382B3E383B3E38391E382A4E383A9.html]]ですので必ず選択して下さい。c++も選択しておけば、C++で書かれたソースファイルも[[コンパイル>http://e-words.jp/w/E382B3E383B3E38391E382A4E383AB.html]]可能になります。)
#image(choice.jpg)
&bold(){2、MinGWに[[パスを通す>http://pocketstudio.jp/win/xp/path.html]]。}
まず、[[パス>http://e-words.jp/w/E38391E382B9.html]]を通す「[[バッチファイル>http://e-words.jp/w/E38390E38383E38381E38395E382A1E382A4E383AB.html]]」を作ります。[[テキストエディタ>http://e-words.jp/w/E38386E382ADE382B9E38388E382A8E38387E382A3E382BF.html]]を開き次のように一行書きます。
PATH=C:\MinGW\bin;%PATH%
または、
PATH %PATH%;C:\MinGW\bin
上の二つのどちらでも結構です。次にこのファイルを「mingw.bat」という名前で「C:\MinGW」フォルダの中に保存します。
(つける名前は半角英数なら何でも良いですが、[[拡張子>http://e-words.jp/w/E68BA1E5BCB5E5AD90.html]]は.batにします。)
#image(bat.jpg)
これでパスが通ります。
&bold(){3、コマンドプロンプトのショートカットを作ります。}
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」 のところを右クリックし(注:コマンドプロンプトは立ち上げません)、「コピー」で、デスクトップなど自分が良く使う場所に貼り付けます。
そして、以下のように設定します。
-Windows 7/Vista/XP/2000の場合
コマンドプロンプトを右クリック→「プロパティ」→「ショートカット」と追い、 「リンク先」の所を
%SystemRoot%\system32\cmd.exe /k "C:\MinGW\mingw"
と変更する。(上記1行をコピー&ペーストしていただいて構いません。)
-Windows Me/9x系の場合
MS-DOSプロンプト上で「右クリック」→「プロパティ」→「プログラム」を追い 「バッチファイル」の所を
C:\MinGW\mingw.bat
と変更する。
これは、ドライブCの下にMinGWがあり、その中にmingw.batがある場合ですが、
今までの手順通りに行なっていれば、このまま、気にせずコピー&ペーストして下さい。
&bold(){4、コマンドプロンプト上で「右クリック」→「プロパティ」→「ショートカット」と追い、「作業フォルダ」の所を.fファイルを保存するフォルダに設定する。}
例えばデスクトップの「FORTRAN」という名前のフォルダで作業するなら、
"C:\Documents and Settings\(USER_NAME)\デスクトップ\FORTRAN"
と入力する。((USER_NAME)の部分は人によって変わります。)
&bold(){5、g95(Fortran95)を追加インストール}
&bold(){手順1~4}まで行えばFortran77の文法は使えますが、Fortran90の文法は使えません。
そこでFortran90の文法も使えるようにg95(Fortran95)を追加でインストールしましょう。
ただしコマンドプロンプト上でのコンパイルの呪文が、g77→g95と変更されますので注意が必要です。
なぜなら、Fortran90の文法で書かれたプログラムをg77の命令でコンパイルできないからです。
インストールは簡単で、[[The G95 Project>http://www.g95.org/downloads.shtml#V0.91]]からStable versionのSelf-extracting Windows x86(g95-MinGW.exe)をダウンロードして、
#image(g95.jpg)
C:\MinGW\ に上書きインストールするだけでOKです。(2011年2月1日の時点ではStable version 0.91, March 2008が最新版です。)
&bold(){6、以上で完了です。}
では作ったコマンドプロンプトのショートカットを開いてプログラムを実行できるか確認してみましょう。
コンパイルコマンドは、
g95 ファイル名.f90 ←g95とfilename.f90の間は半角一文字空けます。
で、コンパイルできたら、(作業フォルダにa.exeができるので)
a (Enter key) ←a と入力して(Enter key)を押します。
という風にして、プログラムを実行します。
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**☆FORTRANリンク集☆
[[Fortran ResQ - 初心者のためのFortran入門>http://homepage.mac.com/galois21/fortran/]]
[[やさしいフォートラン講座>http://web.archive.org/web/20020803090129/http://www.g.dendai.ac.jp/class/fortran/]]
[[FORTRANプログラミング初級編>http://web.archive.org/web/20071228092227/http://svr01.damp.tottori-u.ac.jp/~akimoto/Fortran/Fortran.html]]
[[FORTRAN入門(pdf)>http://www.cc.u-tokai.ac.jp/text/2005/FORTRAN-intro.pdf]]
[[cpadでg77を使う裏技>http://tomutomu.onmitsu.jp/tomutomu/f_program.html]]
[[フォートランリンク集>http://www.geocities.jp/httaka2164/link.html]]
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**☆練習問題☆
[[1、4次のルンゲ-クッタ法を用いて適当な常微分方程式を解いてみよう。>http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/studying-C/Programing-in-C/node117.html]]
2、ガウスの消去法を用いて連立一次方程式を解いてみよう。
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