「卵巣がんの知識」(2008/02/17 (日) 11:34:43) の最新版変更点
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<p><font style="background-color: rgb(255, 255, 102);">卵巣がんの知識</font><br>
卵巣は子宮の両側にある親指ほどの小さな臓器でが、卵子を作るとともに女性ホルモンを分泌するという重要な役割を果たしています。<br>
卵巣がん（卵巣癌）は表層上皮に発生する上皮性がんでが９割を占めています。</p>
<p> 1.上皮性が93.8％その内訳</p>
<p> <font color="#339966">漿液性</font>が39.4％、<font color=
"#FF0000">粘液性</font>が13.4％、<font color="#339966">類内膜型</font>が23.3％、</p>
<p><font color="#FF0000"> 明細胞性</font>が11.6％</p>
<p> 2.<font color="#FF0000">性索間質性</font>が1.4％、</p>
<p> 3.<font color="#008080">胚細胞性</font>は3.8％</p>
<p><font color="#339966">青字</font><font color=
"#000000">は化学療法に対する感受性ガ高い</font>。(抗がん剤で治りやすい)。<font color=
"#CC0000">赤字</font>は化学療法が効きにくかったり、効かないが進展は一般に遅い。手術が決め手で、完全にとれば完治も出来る。<br>
卵巣がん（卵巣癌）の発生する率は年々増加傾向にあり、特に都心部で生活する女性で発生する割合が高くなっており、ライフスタイルとの関連性が高いとされています。また親姉妹に乳癌、卵巣がんに罹った人がいるとかかる率は高いといわれています。<br>
<br>
<a href=
"http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010222.html">☆卵巣がん（卵巣癌）の症状</a></p>
<p>
卵巣がんも他のがんと同様、初期のものほど治る率も高くなるので早期発見・早期治療が大切になります。ところが、卵巣がんは転移がしやすく症状も出にくいため気が付いたときには末期のことも珍しくありません。<br>
卵巣がんはほとんど自覚症状がありません。そのため卵巣癌は早期発見が遅れ「お腹が張る」、「下腹部にしこりや圧迫感を感じる」、「膀胱が圧迫されて尿が近くなる」などの症状がでて、腹水がたまって初めて気づく場合もあります。</p>
<p><br>
<font style=
"background-color: rgb(255, 153, 0);">卵巣がん（卵巣癌）の診断と治療<br></font><br></p>
<p>☆内診<br>
触診と言って、お腹を触り腫れが無いか診断します。膣や肛門に指を入れて卵巣が腫れていないかも調べます。<br>
卵巣がん画像検査内診で卵巣腫瘍の疑いがあると診断された場合には、腫瘍の場所や大きさを調べるために画像検査が行われます。<br>
<br></p>
<p>☆卵巣がん超音波検査体に優しい超音波を発信し、組織に当たって反射してきた音波を捉えて画像を得る検査です。<br>
放射線を浴びる心配がなく、位置情報も正確であるなどのメリットがあります。<br>
腹部に超音波発信器を当てて検査する腹部エコーと、膣の中に発信器を入れて検査する経膣エコーがあります。<br>
<br></p>
<p>☆卵巣癌CT検査<br>
微弱な放射線を使い、ろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影しコンピュータを使って処理して、鮮明な画像を得ることができます。周囲の臓器やリンパ節転移の有無を調べることができ癌の進行具合を調べるためには重要な検査になります。<br>
</p>
<br>
<p>☆卵巣癌MRI検査<br>
MRI検査は磁界を使って、体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。<br>
放射線の被曝がなく超音波検査よりも正確な位置判断ができる場合がある。<br></p>
<p><a href=
"http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/diagnosis/010605.html">☆卵巣癌PET検査<br></a>まだ多くは普及していないが、他の画像診断では発見できない初期の癌でも発見できることから注目されている。最近はPETとCTとの特長を組み合わせた、PET/CTが普及し始めている<br>
</p>
<p>☆抗癌剤感受性試験<br>
抗癌剤感受試験とは、患者ごとに最も感受性のある抗癌剤を見つける試験です。手術・生検などで採取した癌細胞と抗癌剤をゲル内で培養反応させ、がん細胞が死滅＝感受性が高い・・・抗がん剤を見つけます。ほぼ一週間で培養結果を判定して、検査の真陽性率は80％位とのこと。何処の医療施設でもできるわけではないです。手術前に確認をしておくと良い。</p>
<table border="1">
<tbody>
<tr valign="top">
<td align="center">大阪府</td>
<td>大阪医科大学附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">東京都</td>
<td>慶應義塾大学病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">大阪府</td>
<td>大阪市立大学医学部附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">愛知県</td>
<td>名古屋大学医学部附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">岩手県</td>
<td>岩手医科大学附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">神奈川県</td>
<td>聖マリアンナ医科大学病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">福井県</td>
<td>福井大学医学部附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">北海道</td>
<td>札幌社会保険総合病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">群馬県</td>
<td>群馬大学医学部附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">福島県</td>
<td>公立大学法人 福島県立医科大学附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">東京都</td>
<td>財団法人癌研究会 有明病院</td>
</tr>
</tbody>
</table>
H20.3までの時限的先進医療。その後は未定<br>
<p>☆卵巣がんファーストルック(試験開腹)<br>
初回の手術で卵巣がんの摘出ができないと予想される場合は、開腹して、組織を採集して検査をして、適切な抗がん剤を決定して、治療すて、セカンドルックに進む。<br>
進行が進んでいるときは腹腔鏡で患者の負担を軽くして卵巣の組織を採集して、顕微鏡で検査をして、その結果で抗がん剤治療、セカンドルックへと進むこともある。<br>
<br></p>
<p>☆根治手術<br>
ファーストルック後、化学治療をして腫瘍を縮小してから開腹手術をして、卵巣、子宮等場合によってはリンパ節の切除をします。更に必要な場合は術後の化学治療をします<br>
</p>
<br>
☆セカンドルック(試験開腹)<br>
初回手術完全摘出症例の化学療法打ち切りの判定を目的にした、臨床的に自<br>
覚症状のまったくないものに対する再開腹手術です。現在はCT等で判断し開腹手術はあまり行われていない。
<p> ☆腫瘍マーカー<br>
卵巣がんの検査に使用される腫瘍マーカーには色々あるが、どれも絶対的なものではないのでその結果に一喜一憂することは考え物であるが、進行度、再発、転移の目安になる。マーカー値は卵巣がん以外の病気でも高くなることがありますので、他の画像診断の結果とで総合的に判断すべきである。なお一つのマーカーで全ての部位をカバーできるものは無いので、複数のマーカー検査をすることが必要です。中には一切のマーカーに反応しなタイプの癌もあ。<br>
<br>
卵巣がんに良く反応する腫瘍マーカー<br>
正常値<br>
▲CA125 35U/ml以下 卵巣癌・肝癌・胆道癌・膵癌<br>
<br>
△CA19-9 37U/ml以下 卵巣がん・膵癌・胆道癌・消化器癌・子宮体癌・肺癌<br>
<br>
△CA72-4 4.0U/ml以下 卵巣がん・胃癌・大腸癌・膵癌・肺癌・肝癌・胆道癌・乳癌</p>
<p> △STN 45U/ml以下 卵巣癌・胃癌・大腸癌・膵癌・肺癌</p>
<img src=
"http://www7b.biglobe.ne.jp/%7Eyeti/kasan/pmcnt/pmcnt.cgi?id=sample">
<p><font style="background-color: rgb(255, 255, 102);">卵巣がんの知識</font><br>
卵巣は子宮の両側にある親指ほどの小さな臓器でが、卵子を作るとともに女性ホルモンを分泌するという重要な役割を果たしています。<br>
卵巣がん（卵巣癌）は表層上皮に発生する上皮性がんでが９割を占めています。</p>
<p> 1.上皮性が93.8％その内訳</p>
<p> <font color="#339966">漿液性</font>が39.4％、<font color=
"#FF0000">粘液性</font>が13.4％、<font color="#339966">類内膜型</font>が23.3％、</p>
<p><font color="#FF0000"> 明細胞性</font>が11.6％</p>
<p> 2.<font color="#FF0000">性索間質性</font>が1.4％、</p>
<p> 3.<font color="#008080">胚細胞性</font>は3.8％</p>
<p><font color="#339966">青字</font><font color=
"#000000">は化学療法に対する感受性ガ高い</font>。(抗がん剤で治りやすい)。<font color=
"#CC0000">赤字</font>は化学療法が効きにくかったり、効かないが進展は一般に遅い。手術が決め手で、完全にとれば完治も出来る。<br>
卵巣がん（卵巣癌）の発生する率は年々増加傾向にあり、特に都心部で生活する女性で発生する割合が高くなっており、ライフスタイルとの関連性が高いとされています。また親姉妹に乳癌、卵巣がんに罹った人がいるとかかる率は高いといわれています。<br>
<br>
<a href=
"http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010222.html">☆卵巣がん（卵巣癌）の症状</a></p>
<p>
卵巣がんも他のがんと同様、初期のものほど治る率も高くなるので早期発見・早期治療が大切になります。ところが、卵巣がんは転移がしやすく症状も出にくいため気が付いたときには末期のことも珍しくありません。<br>
卵巣がんはほとんど自覚症状がありません。そのため卵巣癌は早期発見が遅れ「お腹が張る」、「下腹部にしこりや圧迫感を感じる」、「膀胱が圧迫されて尿が近くなる」などの症状がでて、腹水がたまって初めて気づく場合もあります。</p>
<p><br>
<font style=
"background-color: rgb(255, 153, 0);">卵巣がん（卵巣癌）の診断と治療<br></font><br></p>
<p>☆内診<br>
触診と言って、お腹を触り腫れが無いか診断します。膣や肛門に指を入れて卵巣が腫れていないかも調べます。<br>
卵巣がん画像検査内診で卵巣腫瘍の疑いがあると診断された場合には、腫瘍の場所や大きさを調べるために画像検査が行われます。<br>
<br></p>
<p>☆卵巣がん超音波検査体に優しい超音波を発信し、組織に当たって反射してきた音波を捉えて画像を得る検査です。<br>
放射線を浴びる心配がなく、位置情報も正確であるなどのメリットがあります。<br>
腹部に超音波発信器を当てて検査する腹部エコーと、膣の中に発信器を入れて検査する経膣エコーがあります。<br>
<br></p>
<p>☆卵巣癌CT検査<br>
微弱な放射線を使い、ろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影しコンピュータを使って処理して、鮮明な画像を得ることができます。周囲の臓器やリンパ節転移の有無を調べることができ癌の進行具合を調べるためには重要な検査になります。<br>
</p>
<br>
<p>☆卵巣癌MRI検査<br>
MRI検査は磁界を使って、体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。<br>
放射線の被曝がなく超音波検査よりも正確な位置判断ができる場合がある。<br></p>
<p><a href=
"http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/diagnosis/010605.html">☆卵巣癌PET検査<br></a>まだ多くは普及していないが、他の画像診断では発見できない初期の癌でも発見できることから注目されている。最近はPETとCTとの特長を組み合わせた、PET/CTが普及し始めている<br>
</p>
<p>☆抗癌剤感受性試験<br>
抗癌剤感受試験とは、患者ごとに最も感受性のある抗癌剤を見つける試験です。手術・生検などで採取した癌細胞と抗癌剤をゲル内で培養反応させ、がん細胞が死滅＝感受性が高い・・・抗がん剤を見つけます。ほぼ一週間で培養結果を判定して、検査の真陽性率は80％位とのこと。何処の医療施設でもできるわけではないです。手術前に確認をしておくと良い。</p>
<table border="1">
<tbody>
<tr valign="top">
<td align="center">大阪府</td>
<td>大阪医科大学附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">東京都</td>
<td>慶應義塾大学病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">大阪府</td>
<td>大阪市立大学医学部附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">愛知県</td>
<td>名古屋大学医学部附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">岩手県</td>
<td>岩手医科大学附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">神奈川県</td>
<td>聖マリアンナ医科大学病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">福井県</td>
<td>福井大学医学部附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">北海道</td>
<td>札幌社会保険総合病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">群馬県</td>
<td>群馬大学医学部附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">福島県</td>
<td>公立大学法人 福島県立医科大学附属病院</td>
</tr>
<tr valign="top">
<td align="center">東京都</td>
<td>財団法人癌研究会 有明病院</td>
</tr>
</tbody>
</table>
H20.3までの時限的先進医療。その後は未定<br>
<p>☆卵巣がんファーストルック(試験開腹)<br>
初回の手術で卵巣がんの摘出ができないと予想される場合は、開腹して、組織を採集して検査をして、適切な抗がん剤を決定して、治療すて、セカンドルックに進む。<br>
進行が進んでいるときは腹腔鏡で患者の負担を軽くして卵巣の組織を採集して、顕微鏡で検査をして、その結果で抗がん剤治療、セカンドルックへと進むこともある。<br>
<br></p>
<p>☆根治手術<br>
ファーストルック後、化学治療をして腫瘍を縮小してから開腹手術をして、卵巣、子宮等場合によってはリンパ節の切除をします。更に必要な場合は術後の化学治療をします<br>
</p>
<br>
☆セカンドルック(試験開腹)<br>
初回手術完全摘出症例の化学療法打ち切りの判定を目的にした、臨床的に自<br>
覚症状のまったくないものに対する再開腹手術です。現在はCT等で判断し開腹手術はあまり行われていない。
<p> ☆腫瘍マーカー<br>
卵巣がんの検査に使用される腫瘍マーカーには色々あるが、どれも絶対的なものではないのでその結果に一喜一憂することは考え物であるが、進行度、再発、転移の目安になる。マーカー値は卵巣がん以外の病気でも高くなることがありますので、他の画像診断の結果とで総合的に判断すべきである。なお一つのマーカーで全ての部位をカバーできるものは無いので、複数のマーカー検査をすることが必要です。中には一切のマーカーに反応しなタイプの癌もあ。<br>
<br>
卵巣がんに良く反応する腫瘍マーカー<br>
正常値<br>
▲CA125 35U/ml以下 卵巣癌・肝癌・胆道癌・膵癌<br>
<br>
△CA19-9 37U/ml以下 卵巣がん・膵癌・胆道癌・消化器癌・子宮体癌・肺癌<br>
<br>
△CA72-4 4.0U/ml以下 卵巣がん・胃癌・大腸癌・膵癌・肺癌・肝癌・胆道癌・乳癌</p>
<p> △STN 45U/ml以下 卵巣癌・胃癌・大腸癌・膵癌・肺癌</p>
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"http://www7b.biglobe.ne.jp/~yeti/kasan/pmcnt/pmcnt.cgi?id=sample">
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