KUNKUN実験室1:FK精度

記念すべき第1回はFKの素朴な疑問を解決していきます。

緒言

いい位置でFKをもらった!
そんなときあなたはどんな選手で蹴りますか。

1.当然セットプレイ精度優先でしょう!
2.いやいや直接狙う場合はシュートなんだからシュート精度優先でしょう!
3.精度とか関係なく、とにかくキャノン(キック力)でしょ?
4.誰で蹴ってもどうせ入らないから、気持ち的に盛り上がる選手で。

そんな疑問を抱いたことはないでしょうか。
果たしてFKを直接狙う場合どの値に依存するのでしょうか?
またそれぞれの値でどの程度差が出るものなのでしょうか。
検証してみました。

目的

実際に能力を調整した選手を使用してFKを蹴ることで、
直接FKでシュートする場合に、どの能力に依存するのかを検証する。
また能力の数値に対して、どの程度のばらつきがあるのかを検証する。

方法

  • 操作を複雑にすると、プレイヤー操作のバイアスがかかってしまう恐れがあるので極力シンプルにした。
  • トレーニングモードを用いて各選手50本フリーキックを蹴り、どの程度弾道にばらつきが起きるか確認する。
  • 既存の選手では能力に差がつきづらいのでエディットで作成した選手を使用した。
  • A:FK精度90+シュート精度70、B:FK精度90+シュート精度90、C:FK精度70+シュート精度90
(その他の能力はすべて70、プレイスタイルカードはなし、とした)
  • FKの蹴り方は、キーパーなし、初期位置から動かさず、シュートゲージ1/3で行った。
(極端に1/3から外れた場合は観察から除外した。)

結果

選手A(セットプレイ精度90、シュート精度70)は下図のような結果となった。
枠内シュートは43/50本であった。
これをベースに比較したい。

選手B(セットプレイ精度90、シュート精度90)は下図のような結果となった。
枠内シュートは47/50本であった。

選手C(セットプレイ精度70、シュート精度90)は下図のような結果となった。
枠内シュートは34/50本であった。

AとBを比較すると、Bの方がややばらつきが小さい印象があるが、ほとんど差はないと言える。
AもBも左右にシュートが逸れることはなかった。

Cは枠内シュートに圧倒的な差が出た。
さらにばらつきも大きい印象がある。
特に左右方向のばらつきが大きかった。

考察

FKにおいて、重きを置く能力項目について検証を行った。
AとBの枠内シュートには差が出たが、Aを先に施行しているため、Bの検証の方が操作が安定していただけとも考えられる。
結果から考察すると、FKにおいて最も重要な項目は「セットプレイ精度」であると言える。
逆にシュート精度はほとんど関係ないと推察される。
ボールスピードが速ければキーパーも反応しづらいため、次に優先する項目は「キック力」だろうか。
よってセットプレイ精度が高く、ある程度キック力がある選手をフリーキッカーを選びたい。
最終更新:2011年11月29日 22:46
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