ウリエル「ガブリエルと同じ楽屋で過ごせだと?」

オチ無し
楽屋ネタ



ウリエル「ガブリエルと同じ楽屋で過ごせだと?」

ウリエル「ふざけるな!俺を叫び殺す気か!?」

スタッフ「とは言っても、監督からの指示で……」

ウリエル「貴様死にたいのか?俺は大天使・ウリエルだぞ。貴様のようなスタッフ如き豆腐のかどっちょでその細い体を真っ二つにする事ぐらい簡単ッ!」

スタッフ「あの、ですから」

ウリエル「聞く耳持たん!絶対に俺はガブリエルと同じ楽屋には入らない!絶対にだ!仮に奴が来たとしても俺はチーターより早く部屋を出るッ!」

ガブリエル「呼んだ?」ヒョコ

ウリエル「UWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」ガタガタタタ

ウリエル「す、スタッフどけ――扉が……ない……だと……ッ!?」

ガブリエル「次の出番まで開きませーん。ってね!」

ウリエル「貴様部屋の隅っこにいろ、平等(フェア)だ。俺も隅っこにいる。垂直じゃあない。対角の隅っこだぞ」ガタタタタタ

ガブリエル「ねぇ、なんで私をそんなに執拗に嫌う訳……傷つくんだけど」

ウリエル「知るかァ!貴様が傷つこうか傷つかまいが、俺にとっちゃどうでもいいことなんだよ!俺は今さっきまでセリフの練習をしていて喉がからっからだ。だというのにここまで叫ばなくちゃあならないのは貴様のせいなんだぞ分かってんのか!」ガタタ

ガブリエル「冷蔵庫から取ればいいじゃん…はい、御水」ポイ

ウリエル「キンッキンに冷えてやがる・・・ッ!!!」ゴクゴク

ガブリエル「ウリエル、次の出番何時からだっけ?」

ウリエル「今日のスケジュールじゃあ後5分後だ。すぐだな。しかし撮影内容を聞いていない」ゴクゴクゴクゴク

ガブリエル「そー。あまり退屈しないシーンだといいな〜私♪」

ウリエル「貴様と同じシーンじゃあなければいいな〜俺♪」

ガブリエル「キモイ、死んで」

ウリエル「貴様に言われたくないわぁ!!!いいかガブリエル、我々は仮にも神の子、大天使だ。貴様のその普段からの態度は神々しくない、ただのジェーケーに過ぎない。もう少し態度を改めろ!」

ガブリエル「長年生きてても精神(こころ)は学生なのー、ウリエルはそういう所聞かないからダメよねー」

ウリエル「なんでダメ扱いされなきゃあならないのだ……」

ピー

スピーカー「ウリエルさん、ガブリエルさん、お時間になられました。スタジオに——」

ウリエル「時間か、いくぞガブリエル、我々の演技力を見せてーー」

ガブリエル「どしたの?」

ウリエル「扉がねえ!!さっさと復活させろガブリエル、時間がないぞ!」

ガブリエル「わかったよー……ん?」

ウリエル「どうした!さっさとしろ!!」

ガブリエル「ごめん、解除方法わすれちった☆」

ウリエル「このクサレ脳みそがァァァァァ!!!ウワアアアアアアアアアアアアアアア!!」

彼らが救出されたのは2週間後だったそうです

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最終更新:2013年11月03日 22:39