秩序の箱庭

《秩序(ちつじょ)の箱庭(はこにわ)/Order Box》

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概要

世界改革を目論む秘密組織。通称『箱庭』。
表向きは慈善団体の看板を掲げており、世間での知名度もあるが、
裏では強大な戦力を手にするために世界規模に張り巡らされた巨大ネットワークを展開し、
潤沢な資金を用いて様々な組織や個人に援助を行う闇の組織。
援助の見返りに出資相手からの技術や研究成果を吸い上げており、その技術を発展応用している。
伐刀者（ブレイザー）や完成系変体刀などの刀剣に纏わる実戦データの回収、
ネザリアンやマイテイ人などの種族を保管・育成計画を企て、強大な戦力を蓄えようとしている。
その規模と戦力は歴代組織の中でも群を抜いて強大であるといえる。

その目的は世界に点在する30個所の『エンドポイント』にある『世界の楔』を解禁することにあり、
すべての楔を解除することで世界浄化"ワールドエンド"を発生させ、新たな世界の創生を企む。
浄化を遂げた世界には箱庭の実験によって完成された新人類、通称『第二人類』のみが生存し、
箱庭がその管理者として新たな世界を統治しようとしている。
その思想はかつて活動していた混沌の女神や新時代機関などと類似するものがあるが、彼らよりも底知れない力が潜んでいる。

メンバーは全員で26名存在し、それぞれ「A」から「Z」までの称号を身体の一部に刻んでいる。
「Z」に近い称号を持つ者ほど実力は高く、特に優れた戦闘能力を持つ八名の幹部「R」～「Y」は"八芒聖"と呼ばれる。

構成員

• Dr.＠

『 A 』の称号を持つ医師の少女。
詳細はキャラページを参照。

• ビゾット

『 B 』の称号を持つ殺し屋の青年。
詳細はキャラページを参照。

• ココア

『 C 』の称号を持つ謎の少女。
詳細はキャラページを参照。

• Dark Night

『 D 』の称号を持つ、ある人物に潜む第二人格。
詳細はキャラページを参照。

• イグェキガータ

『 E 』の称号を持つ男性。
顔面にバツ状の傷を負う巨漢。獣を思わせる長く伸びた白髪に黒い肌を持つ。外見はこちら。左掌に「 E 」の紋章が刻まれている。
外見を覆すほどの凄まじい速度を持ち、大気をも貫く疾駆で空間を突き抜ける。
武器はどんな衝撃も必ず受け止める巨大な盾『イージス』で、かつて世界に降りかかった巨大隕石にも余裕で耐え忍んだほどの強度を誇る。
自身もまた強靭な肉体を持つため、生半可な攻撃を受けても一切びくともしないことからつけられた異名は「黒城」（こくじょう）。
非常に厳格な性格で、組織の理念に則り行動する。
パンドラの箱を狙いに箱庭の領域に踏み込んだ海東大樹を駆逐するためにフランダラと共に駆り出されたが、
激しい交戦の末に二人に敗北し死去する。

• フランダラ

『 F 』の称号を持つ少女。
兎を思わせるフードに赤いマフラー、ローラースケートを身に着けた緑髪赤眼の少女。
外見はこちら。マフラーで隠れた首に「 F 」の紋章が刻まれている。
物事を楽観的に捉えており、何もかもを軽んじているためイグェキガータとの相性は悪い。
一人称は「ボクちん」。趣味は人形を切り刻むこと。
武器は背に帯びた巨大鋏『ワカツモノ』で、分離し二刀に切り替えることもできる。
狂気的に嗤いながらその巨大な獲物を振り回し、あらゆるものを切り刻むことからつけられた異名は「削削姫」（ザクザクヒメ）。
イグェキガータと共に侵入者の海東大樹を抹殺しようと襲い掛かるが、激しい光線の末に敗北し死去する。

• ××

『 G 』の称号を持つ謎の人物。

• キサナド

『 X 』の称号を持つ謎の男。
詳細はキャラページを参照。

• ##Z##

『 Z 』の称号を持つ謎の人物。
外観は純白のローブに身を包み、深く被られたフードにより素顔が覆われている（参考画像）。
ヴィナミスことカオスマスターと何らかの関係があるようだが、その関係性は謎に包まれている。
時間を停止させたり対象者を洗脳するなど、その力も未知数。
劇中ではメンバー内で初登場したが、その正体は依然明らかとなっていない。

用語

ニルヴァーナ美術館
秩序の箱庭の拠点。
詳細は該当ページを参照。

八芒聖（オクタグラム）
組織内で特に優れた戦力を持つ八名の幹部「R」～「Y」の総称。
劇中未登場だが、偶然か必然か、幹部のほとんどがカオスマスターの関係者と何らかの因縁や関係を持つ。

聖哲の鍵
秩序の箱庭のメンバーそれぞれが持つ鍵で、世界の楔を解除する機能を持つ。
鍵は各々が持つアルファベットの紋章であり、その鍵の力で楔の施錠を解禁できる。
それ以外の情報は不明。

偽装者（ネザリアン）
詳細は該当ページを参照。

マイテイプロジェクト
マイテイ人の純血（遺伝子）を一般人に注入することで、
人工的にマイテイ人を生み出す手法で『量産型マイテイ人』を造り出そうとする計画。
現段階において成功する可能性は極めて低く、これまでに何名のもの実験体が
マイテイの血を注ぎこまれたことで溢れ出る闘争本能に呑まれ暴走し、駆除されてきた。
またココアのような成功を果たした人物でも副作用が伴うこともあり、
一般人をそのままマイテイ人に変換するには更に研究を重ねる必要があるとDr.＠は見解を示している。
実験成功を果たした新たなマイテイ人が格闘や剣術など、どの力に覚醒するかは人に起因し、意図的に生み出すのは困難な模様。
またあくまで「量産型」であるため、純粋なマイテイ人と比較するとその戦闘能力は若干劣り、
特化型ですら誕生するケースはあり得ないとされている。

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