お役立ち参考リンク



基本知識

  • エンコーダーのサンプリングレートで48kHzはおすすめしない。特別な理由が無い限り44.1kHzを選択すること。
  • 再生するファイルをあらかじめmp3等にエンコしてあると思うが、これが48kHzだったりするとノイズの原因になる。特別な理由が無い限り全て44.1kHzで作成すること。


コーデック

  • mp3
    • 古くからある形式ゆえに汎用性は高いが圧縮効率はあまり良くなく、特に低ビットレート時の破綻が激しい。高音質を目指すならedcastのLame使用であれば96kbpsは欲しいところ。
    • 一口にmp3と言ってもエンコードに使用するプログラムや設定で音質に差がでる。

  • WMA
    • mp3より音質は良いのだがVorbisやAAC+には若干劣る。
    • この形式のURLの記述は必ずhttp://ではなくmms://にする事。
    • kagamiを使用できるのはこの形式のみ。
    • 配信中にメタ情報の変更は(恐らく)できない。
    • 実Vの鏡置き場関連で配信できる形式はコレだが、そっちの資源は他のスレの為に譲ってあげるべきかと思われる。

  • Ogg Vorbis
    • 基本的にQB(VBR)を推奨。ただしキラーサンプルを引き当てるとビットレートが跳ね上がる場合があるので注意。
    • タグの文字コードがUTF-8のみ。foobar2000でデフォルトのまま2バイト文字が表示されるのはこのため。
    • 「ogg」は本来ただのコンテナなので中に入れれる形式は他にもあるがVorbis以外は滅多に見ない。
    • 下記くらいを目安にするといい。
      Quality -1 → 48 kbps
      Quality 0 → 64 kbps
      Quality 4 → 128kbps

  • Ogg FLAC
    • その滅多に見ない形式のうちの一つ。
    • 可逆圧縮。
    • 余裕で1Mbpsを超えるので回線速度に糸目をつけない方ならどうぞ。

  • AAC
    • AAC-LCとも言う。低ビットレートには向かないので通常はAAC+を使用する事を推奨。ただし128kbpsとか高音質出すなら使ってみる価値はある。
    • Quality 56以上くらいが実用範囲か。ただし曲によってビットレートに若干のばらつきが出るので注意。

  • AAC+
    • HE-AACともAAC+SBRとも言う。中低音部分と高音部分を別に出力し、低ビットレート時の破綻を防ぐ技術。ただしある程度のビットレートが出せる状況では逆効果で音質が(ビットレートに対して)悪くなる。
    • 48kbpsを境にParametric Stereoが使用される。一旦Monauralに変換し、それに特殊な再現情報を使用する事により擬似的にStereoにする技術らしい。HE-AAC Version 2やAAC+SBR+PSと言う。48kbpsを下回るような超低ビットレートに特化しているのはこの技術の賜物である。
    • 80kbps以上出せるようならVorbisの方が分が良くなる。64kbps辺りでは個人の好みによる。それを下回るならAAC+の方が無難である。


  • 推奨ビットレート
     20 24 32 40 48 56 64 80 96 112 128(kbps)
mp3                   ←────
Vorbis           ←────────
AAC+     ←────────→
AAC                    ←───



エンコーダー(プレイヤーを兼ねるものも含む)


  • WinampのDSPとして動作させるもの
    • edcast(oddcast)
    • Fixed oddsock edcast
      • 配信形式 mp3,ogg,aac,aac+
      • edcast3.1.18にてlame_enc.dll/lamedll.dllを一旦見失うと永遠にロストする可能性あり。edcastの再インストール(アンインストールはしなくてもおk)で復帰確認
    • WMA Caster DSP plugin
      • 配信形式 wma
      • リレー数を容易に設定できる。ただし管理ツールとしてkagamiを噛ませる方法もある。特別なサーバーソフトは必要ない。
      • 配布元が無くなってますので、ページ一番下の添付ファイルに転載してあります。
    • SHOUTcast DSP Plug-In
      • 配信形式 mp3
      • edcastの方が性能がいいので通常は使用しないかと。
    • jetCast DSP plugin for Winamp
      • 配信形式 mp3,wma,ogg
      • これ単体でサーバーソフトとして動作させる事も可能。

  • foobar2000のDSPとして動作させるもの
    • edcast(oddcast)
      • 配信形式 mp3,ogg,aac,aac+



  • ねとらじスケープ
  • ねとらじレボリューション
    • 配信形式 mp3(ねとらじスケープはaac+ oggにも対応)
    • マイクを使用してのねとらじでの配信に特化している。音楽のみであればあえて使用する必要はない。
    • ステレオミックスを搭載していないサウンドボードを使用していても、内部処理によりマイクと再生している音楽をミックスする事ができる。
      ただし、その副作用として音声が若干遅延する。
    • サーバーのIPを追加することにより、localhostのIcecast2や共有鏡でも使用することが可能。


  • Beluga
    • ねとらじ公式アプリ

  • jetCast
    • 配信形式 mp3,wma,ogg
    • jetAudioに付属している。

  • LadioCast
    • macからIcecast2(つまりねとらじや共有鏡)で配信する為のソフト。
    • Skypeなども配信したい場合はSoundflowerを併用するといいらしい。



サーバー


  • ねとらじ(livedoor ねとらじ)
    • 垂れ流しで使ってはいけません。板全体がそういう流れです。
    • 共有の代理配信サーバー(使用されているソフトはIcecast2。よってmp3、ogg、aac+等が配信可能)
    • ねとらじの表に掲載されるためスレ以外の人も聞く事になる。
    • 回線が細くても問題ないという利点がある。
    • ストリーミングサーバ一覧から混雑具合を確認して軽いところを使用すると吉。
    • 64kbps以下に設定する事。ただしこれはあくまでも限界であり、公式では32kbps以下を要請している。aac+を使用する事を推奨。

  • SHOUTCAST
    • 対応形式 mp3,ogg,aac,aac+(古いバージョンはmp3のみ)
    • 配信できるストリームは1つのみ

  • Icecast2
    • 対応形式 mp3,ogg,aac,aac+
    • 導入の敷居は少し高いがSHOUTCASTより高機能。
    • 複数のストリームを同時に配信できる




  • PeerCast
    • 対応形式 mp3,ogg,wma 他
    • P2Pによるデータ転送を行う事で回線負荷を視聴者に分散させる。視聴側もPeerCastを導入する必要がある。主に高ビットレート配信において真価を発揮する。現在はどちらかと言えば動画の配信の方が主流。
    • 設定例


DynamicDNSサービス


  • 通称DDNS
    • 当スレにて配信URLがIPそのままでない人は大抵これです。
    • 設定してもドメインが浸透するまである程度時間がかかりますのでその辺はまったり待つ事。浸透にはプロバイダーで差があるので繋がる人と繋がらない人が出る場合もある。30分ほど前もって設定しておくとベター。




共有鏡


  • 基本的な仕組みはねとらじと同じで開放されたIcecast2です。ねとらじと全く同じ方法で使用できます。
  • 設定例
項目の説明はedcastを参照。


マイク


マイクを使用して音楽と混ぜて配信したい場合のフローチャート
  • 使用しているサウンドボードにStereoMix(機種によって名称は様々である)があり、尚且つアナログマイク使用時は再生デバイスにおけるマイクのミュートを解除できる
    • 使用しているマイクがサウンドボードに直接接続する普通のマイクである
      edcast
    • 使用しているマイクがUSBマイクで独立したミキサーデバイスになっている
      サウンドルーティングユーティリティを使用し、USBマイクの録音デバイスの内容をWinampを再生しているサウンドボードの再生デバイスへ転送する。あとは通常のマイクと同じくedcastを参照。ただし、こっちのパターンだとSkypeの音声と自分の声を両方配信に載せることが可能になる。
  • ない
    ⇒ ねとらじレボリューションを使用する

ステレオミックスを使用して音を混ぜる場合、サウンドボードを複数所持していない限り基本的に自分のスピーカーから自分の声が聞こえてくることになります。



Skypeと配信

※ねとらじレボリューションにはSkypeと連携する機能が付いており、サウンドカードが1枚でも問題ありません。以下はねとらじレボリューションを使用しない場合。

Skypeで相手に渡す音声はマイクの音声のみにしないと迷惑がかかります。
基本的に複数のサウンドデバイスが無いとトークバックが発生しSkypeの内容を配信するのは不可能です。
一番手っ取り早い方法は独立したサウンドデバイスを作成するUSBマイクの使用です。
あたまにきたどっとこむによると1オーディオデバイス+通常マイクのみで出来る場合があるようですがここでは確実にトークバックを回避する方法を。


  • サウンドボード1枚+USBマイク
    • Skype マイク
      ⇒「USBマイクの録音デバイス」から入力
    • Skype スピーカー
      ⇒「サウンドボードの再生デバイス」へ出力
    • サウンドルーティングユーティリティ
      ⇒「USBマイクの録音デバイス」を「サウンドボードの再生デバイス」へ出力
    • edcast
      ⇒「サウンドボードの録音デバイス」から入力しこれを配信

  • サウンドボード2枚+アナログマイク (StereoMixを使えるサウンドボードを「サウンドボード1」とする)
    • マイクをサウンドボード2に接続
    • Skype マイク
      ⇒「サウンドボード2の録音デバイス」から入力
    • Skype スピーカー
      ⇒「サウンドボード1の再生デバイス」へ出力
    • サウンドルーティングユーティリティ
      ⇒「サウンドボード2の録音デバイス」を「サウンドボード1の再生デバイス」へ出力
    • Winampの音声の出力をサウンドボード1に設定
    • edcast
      ⇒「サウンドボード1の録音デバイス」から入力しこれを配信

  • サウンドボード2枚+アナログマイク (StereoMixを使えるサウンドボードを「サウンドボード1」とする)
    • マイクをサウンドボード2に接続
    • Skype マイク
      ⇒「サウンドボード2の録音デバイス」から入力
    • Skype スピーカー
      ⇒「サウンドボード1の再生デバイス」へ出力
    • サウンドボード2のLineOutからサウンドボード1のLineInに繋ぐ。
    • Winampの音声の出力をサウンドボード1に設定
    • edcast
      ⇒「サウンドボード1の録音デバイス」から入力しこれを配信





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最終更新:2011年05月05日 20:14