26-873

26-873 名前:ビリヤード[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 00:01:11 ID:???
ビリヤード

1/6

「ついつい買ってしまった……。さすがに少々高くついたが、たまにはこういった金の使い方もいいだろう」
 龍宮神社にある真名のプライベートルーム。そこで真名は納品されたばかりのブツを前に、一人悦に浸っていた。
「さて、と。記念すべき初プレイはアキラと楽しむ事にするか……」
 真名はいそいそと携帯を取り出し、メールの作成に勤しんだ―――

「何故だ……。何故こんな状況になってしまったのだ……」
 小一時間後。私は額に手を当てながら天を仰いだ。最も、視界に飛び込んできたのは天井だったが。
「やった事がないのなら私が懇切丁寧に教えてあげるというのに……」
「だって、真名に手取り足取り教わったんじゃ、途中からえっちな事されそうだったし……」
 アキラの言い分は至極当然であった。だが、だからといって親友を連れてくる事はないだろう。
「―――でさ、キューはこう構えて……」
「ほえ〜……。なんやさまになっとるな〜」
 私の購入したビリヤード台では、明石が和泉に指導している最中であった。
「まさか明石にビリヤード経験があるとは不覚だった……」
 私は思わず泣きそうになる。たまにはエロ抜きで純粋にアキラと二人きりで楽しもうと思っていただけなのに、
この仕打ちはあんまりです、神様。
「まあ、ゆーな達が一緒だから真名も手は出せないでしょ?」
 にっこり笑うアキラが恨めしい。こうなったら三人まとめて食っちまうぞ?
「えっへへー。お金の無い中学生にこんな娯楽を提供してくれてありがとねっ!」
 こちらも嬉しそうに笑っている。ほほう、そんなに私に食われたいのかね、明石君。
「ほな、ウチとゆーな、ほんでアキラと龍宮さんで勝負せーへん? えーカンジにバランス取れとるやん?」
「そうだね。楽しそう……」
「ふっ。ならば負けたチームは勝った方の言う事を聞く、という罰ゲームでどうだ?」
 むしゃくしゃしてたので私は適当な事を言ってみた。勿論、私が勝った場合の命令は夜伽だがな!
「おっ? おっ? 面白そーじゃん!」
 早速、明石が食い付いてきた。こいつの性格はこういう時は重宝するな……。
26-874 名前:ビリヤード[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 00:02:28 ID:???
2/6

「私は真名と一緒のチームだから構わないけど……」
 アキラはジト目で私を睨みながら尋ねる。うっ……、私の命令はバレバレのようだ。
「あはは……。ウチはゆーなを信じとるからええよ。アキラも足引っ張らんよーに、お互い頑張ろうな!」
 和泉も思ったよりあっさりと承諾してくれた。これは、明石の実力を知っての余裕なのだろうか?
「では9ボールで7ゲームやろう。4ゲーム先取したチームの勝ちだ。いいな?」
 こうして、ビリヤード対決の幕が切って落とされた―――

「じゃあ明石、バンキングといこうか」
「おっけー!」
 まずは相手の力量を知るために、私はあえて明石を指名した。向こうも同じ考えだったらしく、気合い充分と
いった表情でバンキングに挑む。
「―――むっ」
 私と明石の放ったショットはぴったりとバンクにくっ付いていた。なかなかやるな、明石。
「もう一度だね」
「ああ」
 私は本気を出す事にした。狙うは角ポケットの手前。ここならバンクよりも深い位置に止まる。
 しかし、明石の狙いは私の読みの上をいっていた。明石の手球はなんと私の球を追っているではないか!
 こつん。……ごとん。
 ポケットの直前で停止した私の手球は、あえなく明石の球に弾かれ、ポケットに落ちた。くっ、なかなか大胆な
作戦に出たものだ。一歩間違えれば自分の球が落ちていただろう。明石がここまでやるとはな……!
「上手くいったにゃ〜。たつみーの実力なら絶対ココ狙いだろうと思ったからねっ!」
「ぶつけるのってありなんだ……」
「まあ、今回は明石の読み勝ちだな」
 アキラのいう事はもっともだが、私はあっさり引き下がった。ふっふっふ、どうやら本気で楽しめそうだ!
「じゃあ。あたしたちが先攻ね。さあ、頑張ってね、亜子!」
「う、うん……!」
 和泉は緊張した面持ちでブレイクショットを放つ。何とも弱々しいものであったが、どうにか2番が入ったようだ。
26-875 名前:ビリヤード[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 00:03:48 ID:???
3/6

「わっ、入った! 入ったで!」
「あはは。まだ1番が残ってるから、そっちから狙ってね〜」
 明石の応援を受け、和泉は1番を狙う。だが、当たっただけでポケットに沈める事は出来なかった。
「アキラ。ここからなら7番が狙い目だ。軽くでいいからな」
「うん……」
 アキラは私のアドバイス通り、手球を使って1番を7番の方へ運んだ。ポケットの手前で止まっていた7番は、
軽く触れただけでポケットに吸い込まれた。
「よし、次はそのまま1番を沈めてしまえ」
「分かった」
 アキラはこくりと頷き、ショットを放つ。……い、いかん! 押し球になっているじゃないか!
 がこがこん。
「あ……」
 手球は1番を弾いた後も前に転がり、一緒にポケットに落ちてしまった。まあ、素人によくあるミスだ。
「さんきゅーアキラ。へへー、ファールであたしから、ってのは運が悪かったね!」
 そう言って明石は恐ろしい場所に手球をセットした。こいつ……、いきなり終わらせるつもりか!
「ほいっ!」
 明石の放った手球は的確に的球を捉え、そのまま9番を狙って疾走する。くっ……、キャノンショットも使い
こなせるのか……!
 かこん!
「おっけー! 9ボールゲット!! これで先制だねっ♪」
 明石は不敵な笑みを浮かべながら挑発してくる。次は奴のブレイクか……。私は一撃では終わらせないように、
わざと隙間を作った配置をセットした。
「まあ、そう来るのはとーぜんだよね」
 ガガガガッ……!
 第2ゲーム。明石のブレイクは勢い良く放たれ、まんべんなく球を散らしていった。ポケットしたのは
3・7・8番の三つか。
「んー、ちょっとたつみーの腕試しに……!」
 そう言って明石が仕掛けてきた。これは……、かなり凶悪なセーフティーだな。
26-876 名前:ビリヤード[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 00:05:13 ID:???
4/6

「えっと、1番が的球だよね。どうするの、真名?」
 アキラが心配そうに伺うのも無理はない。手球と的球の間はすっかり他の球にコースを遮断されていた。
ご丁寧にバンクショットも狙えない配置である。となると……
「こうするしかないな」
 私はテーブルに腰を下ろし、マッセの体勢に入った。本当はジャンプショットという手もあったが、私は
見栄えのいいマッセを迷わず選択した。何やら完全に明石の挑発に乗った気もするが。
「はあっ!」
 私は気合いと共にマッセを放った。手球は猛烈なスピンを描き、ぐるりと回り込むように的球を捉えた。
そのまま的球はポケットに吸い込まれ、後には楽な配置が残された。
「すごい……。そんな打ち方があるんだ……」
「うわあ……、やっぱ龍宮さんは上手やね……」
 アキラと和泉はしきりに感心している。ふふ、少しサービスし過ぎたか。
「あっちゃー。わざわざマッセでくるとは思わなかったにゃ〜。こりゃこのゲームは取られたね」
「ふっ、当然だ」
 明石に言われるまでもない。私は次々と的球を落とし、そのまま9ボールまで突き切ってみせた。
狙った獲物は逃さない。それが真名さんだからな!
 調子に乗った私は明石に負けていられない、とばかりに渾身のブレイクショットを放つ。
 ガキィ!! ズガガガガガガガッ……!!
 凄まじい勢いでボールがテーブル上を駆け巡る。だが……
「な、何ぃっ!? 一つも入らないだと!」
「ありゃ……、運がないね〜。さあ、亜子の番だよ」
「う、うん……」
 私ががっくりと肩を落としている間に、和泉はちょこちょことテーブルの周りを動き回っている。一体、
どうしたというのだ?
「亜子、床から足が離れちゃダメだよ」
「そ、そーなん? ううー届かへん……」
 どうやら手球と的球の位置関係からか、体格の小さい和泉には打ちにくいようだ。ある意味セーフティーに
なっていたのだな。
26-877 名前:ビリヤード[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 00:06:39 ID:???
5/6

「たつみー、グッジョブ!」
 こっそりと明石がそんな事を言ってくる。成程……、確かに和泉がぷるぷると懸命に手を伸ばす姿はかわいい。
「え、えーい!」
 やっとのことで和泉はショットを放った。だがまあ、当てただけだな。
「私の番だね……。ここから狙うのが一番かな?」
(うほっ!)
 私の目の前で、アキラはぷりぷりしたお尻を突き出したのだ。こ、これは堪らないポジションだな……!
「たつみー、ちょっと寒くない? もっと空調上げてよ」
「うむ。そうだな。その通りだ」
 私と明石の意識は完全に同調していた。我等二人の考えは勝敗を度外視したところにあった。素人の二人には
バレないように、我等はわざとショットを外して試合をもつれさせる。そして小一時間後……、

「ねえ、ちょっと暑くないかな?」
 アキラがそんな事を言ってきた。ふっふっふ、室温が上がり切るまで粘った甲斐があったな!
「いや、私はこのくらいが丁度いいが……」
「あたしも〜。そんなに暑いんなら、少し脱いじゃいなよ」
「せやな〜。ウチも一枚脱ぐわ〜」
「うん……」
 アキラと和泉は素直に薄着になってくれたのだ。私はこっそりとガッツポーズを作った。まさかこの季節に
胸元を開けたブラウス姿のアキラと、キャミソール姿の和泉が拝めるなんて思わなかったぞ!
(おおっ、やりましたな明石さん!)
(うんうん。やっぱりチラリズムは重要だよね〜)
 嗚呼……、たまには爽やかなエロもいいものだ……。アキラの谷間、和泉の脇、アキラのおへそ……。
 私と明石は食い入るようにアキラと和泉に見入っていた。じゅるり、と涎を拭いながら。今や、私と明石は
プールサイドで水着のねーちゃんを視姦するエロオヤジと化していた。これもある種のスワッピングなのだろうか?
となると、どうにかしてここから乱交に持ち込みたいところだが……。
 この時、こっそりとアキラと和泉が密談を交わしていた事に、私は不覚にも気付かなかった。
26-878 名前:ビリヤード[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 00:08:11 ID:???
6/6

「亜子。そろそろお仕置きが必要だよね」
「せやな。ちょいサービスしすぎたわ」
 私と明石が浮かれている間に、この二人の技術はかなりの進化を遂げていたようだ。では、どれ程上達したのか
というと……、
「えーいっ!」
 ごんっ!
「ふみゃっ!?」
 まず、和泉の放ったジャンプショットが、かぶりつきで眺めていた明石の顔面に直撃。そして、
 どすっ。
「ぐおっ!?」
 アキラは背後に陣取っていた私のみぞおちにキューを突き刺したのち、同じくジャンプショットを放ったのだ。
こちらも見事に明石に命中している。や、やるなアキラ……、この真名さんの隙を突くとは……。

 ゲームはそのままなし崩しに終了。明石は和泉にぺこぺこ謝りながら帰っていった。そして、アキラは……、
「真名。亜子にも色目使ってたでしょ?」
 うっ……。さすがによく私の事を理解していらっしゃる。
「い、いやほんの2割くらいだぞ? 後の8割はアキラの谷間やお尻をだな……」
「10割……」
 ぽつり、とアキラが呟いた。
「全部私だけを見てくれなきゃイヤ……」
 そう言ってアキラは私を押し倒したのだ! な、何ぃっ!? 今日はこの私が受けなのか!

 翌日。私と明石は報告会を行った。どうやら明石もネコにされたらしい。
「たまには受けもいいものだな……」
「そうだね……。あの二人が攻めに回るなんて予想外だったよ……」
 また今度ビリヤード大会をやろう、と誓い合う我等二人は、全く懲りていなかった―――

(おしまい)

26-885

26-885 名前:真名ちゃんもっこり日記3[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 00:50:07 ID:???
真名ちゃんもっこり日記3

アキラが子猫を拾ってきた。
どうやらまた道端で捨てられていた動物を引き取ったようだ、なんて優しいんだアキラは。
とりあえず飼い主が見つかるまではこちらで飼うことになるだろう。
しかしいつの間にかペット王国だな。
猫、犬、リス、亀、ハムスター、兎、とにかく私たちは拾って貰ってだからな。

「…かわいいね、真名」
「あぁ」
いや、かわいいのはかわいいが…
「アキラ!」
「ま、真名!?駄目…子猫が見てる…」
あぁぁぁ…そんな子猫みたいな目をしたお前が一番かわいい&hearts

―しばらくお待ちください―

ふぅあれから子猫の見ている前で5発も決めてしまったが個人的には満足だ。
大浴場でひとっ風呂浴びてくるか。
「…待って真名、浴場には…」
何か言いたげだったが5発も決められてグロッキーなんだろ、少し休め。

やはりこう大きな浴場だとゆったりできるな。
誰も居ない大浴場を一人で…ちょっとした金持ち気分だな。まぁいい、そろそろ上がるか。
ん?足で何かを踏んだぞ?
ってちょっと待てーーーーーーーーーー!!何でこんな所にあwせdrftgyふじこlp;

アキラ、動物を可愛がる心意気は理解しよう。
だが誰も居ない昼の間だけとはいえ大浴場でワニを飼うのは止めてくれ。

26-888

26-888 名前:へべれけさん・5[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 00:54:00 ID:???
へべれけさん・5

 麻帆良学園中等部女子寮。そこには夜な夜な徘徊する酔っ払い女が棲むという……。
「う〜い。今日も美味しいお酒で〜す」
 すっかり千鳥足の柿崎さん。今夜は誰の部屋に押し掛けるのでしょうか。
「まーどかー。愛しの美砂さんが帰ってきましたよ〜、っと」
 鍵の掛かってないドアを開け放ち、柿崎さんは部屋に上がり込みました。
「なっ…! か、柿崎さん!?」
「いやああっ!?」
 そこには愛を語り合っている最中のまき絵さんとあやかさんがいました。部屋を間違えた柿崎さんが
悪いのは当然ですが、この場合は不用心なまき絵さんにも非がありますね。
「お、おっ? おおっ! まき絵〜、いつの間にいいんちょをゲットしたのよ〜。こりゃ祝杯だ〜っ!」
 早速、柿崎さんはぐびぐびとワインをラッパ飲みします。酔っ払いにとって、飲む理由があれば何でも
構わないのです。柿崎さんはすっかりご機嫌な様子で座り込んでしまいました。
「さあさあ、こんなヨッパーに構わずお二人は存分に愛し合っちゃって下さいっ! ……ひっく」
「そんなのムリだって〜っ!」
「わたくしにも恥じらいというものが……」
 柿崎さんが急かしても、まだ付き合って日の浅い二人にはそこまで堂々と開き直る勇気はありません。
しかし、そこは愛の伝道師。柿崎さんはすぐさま追い討ちを掛けました。
「いいんちょ、うちのクラスでも有名なカップルのこのかと桜咲さんはぁ、私の前でもどーどーと
愛し合ってたよ〜? こりゃあ負けてらんないっしょ?」
 そして、柿崎さんはまき絵さんにも挑発を仕掛けます。
「まき絵〜。アンタの親友のアキラはねぇ、龍宮さんと一緒にもっと先を進んでるわよ〜」
 この挑発を受けた二人は、みるみる内に目の色を変えてしまいます。
「わたくしたちも負けてられませんわね!」
「うんっ! よーし、アキラに追いついちゃうぞ〜!」
「よーしその意気だ〜。景気付けに一杯やってこーい!」
 柿崎さんはすかさず二人に一杯振る舞います。そして、じっくりと二人の愛を見届けました。
「ふふん。この二人ってノリが似てるのかもね〜。お似合いじゃない。……ひっく」
 こうして柿崎さんが見守る中、二人は初めて結ばれたのでした―――   (おしまい)

26-898

26-898 名前:Dr.アコー診療所2nd・3[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 06:59:08 ID:???
Dr.アコー診療所2nd・3

1/2

 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。
「おっ、チャオりんも保健室に?」
 放課後。裕奈は超さんと廊下でばったり会いました。
「ふふ、まき絵が待ってるからネ!」
「へー、すっかりらぶらぶじゃん」
 二人は和やかにおしゃべりしながら保健室に入りました。しかし、そこは鬼の棲む魔界と化していたのです。
「あはは! たゆんたゆんやぁぁ〜っ!!」
「ひぃっ!? も、もうやめるアルー!!」
 保健室には煙を吐いて横たわるまき絵、すっかりぼろぼろになった古菲さん、そして、乳揉み鬼と化した
亜子先生がいました。
「…………うあ」
「亜子先生暴走中ネ……」
 裕奈と超さんは戸口で固まってしまいました。亜子先生は二人に気付かないくらい、一心不乱に古菲さんの
胸をたゆんたゆんしています。
「ほーら、まだまだ序の口やで? たゆたゆたゆたゆ……」
「ぅにゃあ! そ、そんなに激しく…ひぃん!? はぁはぁ…あっ、ああっ、あああああっ!!」
 そして、古菲さんの身体がびくんと跳ねました。大人の階段をまた一段上がったようですね。
「ゆーなサン、昨日何かあったカ?」
 超さんの問いに、裕奈は苦笑しながら答えます。
「や、亜子があんまり患者さんに手を出してたものだから、ちょっとおあずけを……」
「僅か一日で禁断症状カ……。亜子先生はよっぽどゆーなサンのおっぱいが好きなワケネ……」
「あはは……。喜んでいいのかな……」
「しかし、この暴れっぷりは重症ネ。ひんぬーのまき絵にまで手を出すなんて……。フェイもそこまで
たゆんじゃないヨ?」
「い、いい加減に助けるアルーッ!!」
 古菲さんの悲痛な叫びが保健室に響きました―――
26-899 名前:Dr.アコー診療所2nd・3[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 06:59:51 ID:???
2/2

「仕方ない……。ほーら亜子先生、こっちのたゆんは美味しいヨ?」
「にゃっ!? こ、こらチャオりんやめっ……!」
 そう言って超さんは亜子先生に見せつけるように裕奈にたゆんたゆんを敢行しました。すると亜子先生の
表情が一変します。
「おかーさーん!!」
 亜子先生は恐るべき速さで裕奈のおっぱいに飛び付きました。そして、歓喜に満ちた表情で手を動かします。
「たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……」
「こ、こら、激しすぎ…んんっ! やっ、はぁん、ひああっ!」
 亜子先生が裕奈を貪っている間に、超さんはまき絵を介抱しています。ちなみにたゆん地獄から解放された
古菲さんは、ぴくぴくと悶死していました。
「はいはいそこまでっ! これ以上やったらまたおあずけだよ!」
 裕奈はぎゅっと亜子先生を自分の胸に埋めるように抱きしめました。この千鶴さん直伝の抱擁が効いたのか、
単におあずけという言葉に反応したのか分かりませんが、ようやく亜子先生はおとなしくなります。
「スゴいゆーなサン……。あの亜子先生をしっかり飼い慣らしてるネ……。これが愛の力なのカ……」
「ま、恋人ですから。全く……、あたし以外の女の子に本気出しちゃダメでしょ?」
 そう言って裕奈は亜子先生の頭をなでなでします。すると亜子先生はいつもの笑顔で答えました。
「えへへ。くーちゃんの反応が良かったもんやから、つい……」
「た、確かにちょっとカワイかったかも……」
「フェイは敏感だからネ……」
 亜子先生と裕奈、そして超さんの視線が古菲さんに注がれます。
「くーちゃんは桜咲さんに太刀打ち出来る逸材とちゃう?」
「これほどの受けキャラはそうそういないよね……!」
「ワタシとしたコトがフェイの素質に気付かなかたヨ……!」
 三人はごくりと唾を飲みます。そして、復活したまき絵が保健室に鍵を掛けました。
「じゃあさ、みんなでくーちゃんを美味しくいただいちゃおうよ!」
 まき絵の合図と共に、愛の狩人たちが一斉に古菲さんに襲い掛かりました―――
古「みんなは私にひどいことしたよね(´・ω・`) 」
(つづく。インスパイアスマソ)

26-915

26-915 名前:BMG[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 19:14:40 ID:???
1/5

-2月2日-
ザジ「ちう!誕生日おめでとう!」
千雨「誕生日?ああ、そっか今日は私の誕生日か…覚えててくれたのか?」
ザジ「ザジはちうのこと何でも覚えてる!」
千雨「そっか…嬉しいよ、ザジ…  ザジの誕生日は確か来月の17日だったな?
   ようし、じゃあザジの誕生日には私からお返ししなくちゃな!」
ザジ「うん!約束だよ!」
千雨「ああ。約束」

   BMG

-3月16日-
千雨「あー忙しい忙しい」
ザジ「ちーうー!!」がばぁっ
  「ねぇ明日何の日か…」
千雨「あー悪いけどよそでやってくれるか?私は今忙しいんだ」
ザジ「ちう忙しいの?じゃあザジ手伝う!」
千雨「いや、お前なんかいらない」
ザジ「!!!!!!!」
千雨「あー忙しい、あー忙しい…」



ザジ「いら…ない……?」
    ポカッ!  ダッ バタン!
ザジ「ちうのバカーー!!」
千雨「……あんにゃろ…思いっきりぶちやがって…」
  「…………」
26-916 名前:BMG[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 19:15:29 ID:???
2/5

  -公園-
ザジ「…ちうのバカ」
和美「あれ?ザジちゃんどしたの独りで?ちうちゃんと喧嘩でもした〜?」
ザジ「え…うええぇぇぇ」
和美「あれ!?本当に!?」

それから朝倉はザジの話を聞いてやることにした…ザジは泣きながらも
明日はザジの誕生日だということ…
なのに千雨はそんなこと忘れてしまっていること…
自分は嫌われているのかという不安…
ゆっくり、ゆっくり話をした  朝倉はただ黙ってそれを聞いた
26-955 名前:BMG[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 00:07:37 ID:???
3/5

和美「…いつの間にかこんな時間になっちゃったね  誕生日おめでと」
   気が付けば日付は17日になっていた。
和美「はぁー、すっかり暗くなっちゃった」
さよ「オバケでも出そうな時間ですね…」






ザジ「…和美……お部屋泊めて……」
和美「え゛っ」
ザジ「…お部屋泊めて」
和美「いやっ、部屋に戻りづらいのは分からんでもないけどさ、ホラ、17日はまだ始まったばかりだし、さり気なく気付かせてあげたら!?」
ザジ「…和美の部屋に泊まる」
和美「えっと、えっと…!!
   そう!じゃあお泊まりセット取りに一旦戻ろっか!」
ザジ  ……コク



  -千雨とザジの部屋前-
ザジ「すぐ取ってくるから」
和美「あぁ、うん。これで私も一安心だ」
ザジ「?」
     ガチャ
26-956 名前:BMG[sageやっぱり5レスになたorz] 投稿日:2006/03/17(金) 00:10:55 ID:???
4/5
   パーン パパーン
  『ハッピーバースデイ!ザジ・レニーデイ!!』
ザジ「――え?」
桜子「おっめでとー!」
風香「おめでとー!!」
史伽「おめでとですー」
ザジ「え? え??」
**「悪かったな、ザジ」
ザジ「――ちう」
千雨「お前を驚かせたくってな。本当は0時ちょうどに部屋に来てもらう手筈だったんだが…」
和美「いやー、ちょいと想定外なことがあってね」
千雨「昼間はその…本当にごめんな。ザジと顔あわせたら顔が弛んじゃって隠しとおせそうになかったから…」
ザジ「じゃあちうはザジの誕生日覚えててくれたの?」
千雨「忘れる訳がないだろ」
ザジ「ザジのために…こんなことまでしてくれたの?」
千雨「お前のためなら新田とも闘うぞ」
ザジ「――ザジのこと、嫌いになってない?」
千雨「当たり前だ。大好きだよ」
26-957 名前:BMG[sage計画性ないな俺…] 投稿日:2006/03/17(金) 00:12:06 ID:???
5/5
ザジ「……うっ……うぇっ」
千雨「!? ど、どうしたザジ!?」
ザジ「…よかった…ちうがザジのこと、嫌いになってなくて…よかった……」
千雨「ザジ…」
ザジ「ちう……」



    二人はそれ以上言葉を交わすことなく、そっと唇を
エヴァ「へえっきしょい!!!!」
千雨「うっはぁぁ!  って…お前らいつまでいる気だ!さっさと帰れ!」
亜子「え?だってザジさんの誕生パーティやろ?」
千雨「うるせー!とっとと消えろ!」ドカッ
  「まったく…」  がばっ  ぎゅっ
  「あ、ザジ…いや、あいつら邪魔だったからさ… ザジ…離れて…ちょっと苦しい………ザジ?」
ザジ「…スー」
千雨「…寝ちゃったか…  やれやれ、(チュッ) 誕生日おめでとう、ザジ」

    お わ り

26-942

26-942 名前:明日菜 唇 18[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 23:41:04 ID:???
明日菜 唇 18


明日菜 「ほ〜ら、猫じゃらしよ〜」
ふりふり・・猫じゃらしとは言っても野生に生えているやつじゃなくておもちゃ。これで裕奈が釣れると思ったんだけど・・
裕奈 「ば、馬鹿にするにゃ〜!!!」
うん、やっぱり猫だ。こちらを向いて全身の毛をたてて威嚇する猫、そんな感じかな
でも、猫じゃらしで反応してくれないなんて・・ノリ悪いなあ

裕奈って猫の姿が似合うなあ
猫耳カチューシャとかひげとかしっぽがまたいい味出してる。でも何で運動服なんだろう

裕奈 「明日菜、最近みんなの唇を狙っているという噂は本当だったんだ・・でも!!私の唇は奪えな・・むううう!!!」
もー、そんなこと言ってる暇があったら逃げればいいのに
でも、クラスで一、二番の足を持つ私から逃げるなんて出来ないだろうけどね
じたばたじたばた・・しばらくは抵抗していたけど、やがて裕奈はおとなしくなった
明日菜 「参った?」
裕奈 「き、キスしたね」
まだ理解していないのかな?じゃあ、もう一度・・
裕奈 「ふむっ!!」

暫くして唇を離す。私は自分の唇を舌で舐めてみた
明日菜 「青春の甘酸っぱい味・・裕奈の汗の味かな?」

裕奈 「二度もキスした!!父さんにもキスされたことないのに!!」
明日菜 「甘いわね、キスもされずに一人前になった奴なんていないわよ」
裕奈 「うわぁぁぁん!!おとうさ〜ん!!裕奈、汚れちゃったよう!!」
走り去ってゆく裕奈、だから、キスぐらいでは汚れないんだってば

汚されたって真実を知りたいなら真名と木乃香と新田呼ぶよ?

26-950

26-950 名前:『One More Sweet』[sage] 投稿日:2006/03/16(木) 23:51:44 ID:???
『One More Sweet』お弁当

 おっひる〜♪ なーんか今日はすっごく待ち遠しかったねっ!
 はい、あたしのおべんとっ! 今日は早起きして作ったもんね〜。あはは、やっぱり亜子も?
 さーて、亜子のお弁当は……、やった、あたしの好きなエビフライはっけーん!
 んじゃ、いっただっきまーす!
 もぐもぐもぐ……。ん〜、美味し〜っ! やっぱ亜子って料理上手だよねっ!
 あたしの作ったきんぴらも美味しいって? 嬉しいコト言ってくれるじゃない、くのくの。
 じゃあさ、だし巻き卵食べてみてよ! 初めて作ったんだけど……。
 どきどき……。
 ど、どうかな?
 ……めっちゃ美味しい? ぃやったあっ! 大成功!! えっへへ、何度も失敗した甲斐があったよ!
 あ、いや、今のは聞かなかったコトにして。
 もう、そんなに笑わないでよ〜。亜子に食べてもらうんだから、そりゃあたしも真剣勝負だよ。
 亜子だってさ、このベーコン巻きアスパラはまき絵に教わったんでしょ?
 ふふん、まき絵の得意料理だからね。それくらいお見通しだよ!
 えっ? あたしの唐揚げだってアキラ直伝じゃないかって? あっはは、バレた〜?
 でもね、あたしの方が愛情た〜っぷり入ってるから美味しいでしょ?
 うんうん、亜子のおべんとも美味しいよ! なんたって愛妻弁当だもんね!
 あれっ? 亜子ちょっと……。
 ほら、ほっぺにごはんつぶが……。
 ぱくっ。
 はい、取れたよっ!
 あはは。亜子ってば真っ赤になっちゃってカワイイ〜。

 ごちそうさま〜っ! もうお腹いっぱいだ〜。幸せだにゃ〜。
 また今度、おべんと交換しようねっ! 料理の腕も上がって、一石二鳥だしねっ!
 おっ、シメに熱々のほうじ茶ですか! うわ〜、さっすが亜子!
 ごくごくごく……。ぷはーっ! もう最高〜! 亜子だーい好きっ!
(おしまい)

26-963

26-963 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 00:38:16 ID:???
真夜中の亜子先生 1/3

 夜。亜子先生と裕奈は今夜も愛を交わしていました。
「たゆんたゆんたゆんたゆん……」
 亜子先生は一心不乱に裕奈のおっぱいをたゆんたゆんしています。やや汗ばんだ感触が掌に吸い付くようで、
亜子先生は夢中で裕奈のおっぱいを激しく揉み回します。時折、亜子先生はピンク色の突起を指で挟みつつ、
振動を与えるようにたゆたゆたゆ……、と細かいビートを奏でました。
「ああっ……、いいっ、いいよ……、すごく気持ちいい…んっ、くっ、ああっ!」
「そろそろやな……。もっともっとゆーなのかわええ顔みせてえな……!」
 亜子先生のリズムが次第に速くなっていきます。亜子先生は裕奈の可愛らしい乳首を親指でぐりぐりしたまま、
たゆたゆたゆたゆと上下左右に揺さ振りました。
「ふあっ! も、もうあたし…ああんっ! んんっ、くっ、ひぃんっ! イッちゃう……!」
 裕奈の吐息に合わせ、亜子先生はラストスパートに入りました。
「そ、そんなに速く…はうっ!? ああっ、ダメッ、ひぃっ、あっあっ、ふああああああっっ……!」
 絶叫と同時に裕奈の身体が大きく跳ねました。どうやら昇りつめたようですね。亜子先生はそっと手を離し、
裕奈に軽くキスをしました。
「えへへ。めっちゃカワイかったで、ゆーな……」
「はあっ…はあっ……。き、今日は随分と激しかったね……」
「あはは。さよちゃんのたゆんたゆん見とったら、ウチも負けてられへんなあ思うて……」
「じゃあ、今度はあたしの番だからね……!」
 裕奈は亜子先生の首に腕を回し、唇を重ねたまま抱きしめました。そして、存分に亜子先生の舌の感触を
味わいます。
「んんっ……ふっ……」
 そのまま裕奈は身体を入れ替え、上になったところで顔を引きました。つつー、と唾液の糸が滴ります。
まず裕奈は亜子先生の首の付け根を強く吸いました。
「あん、キスマークつけんといて……!」
「だーめ。あたしの愛の証だもん」
26-964 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 00:39:54 ID:???
2/3

 裕奈はじっくりと亜子先生の身体をなぞるように舌を這わせます。わざと感じやすい箇所は避け、裕奈の舌は
亜子先生のつま先にまで侵略しました。
「やぁん、そ、そないなトコ舐めたらアカンて」
 けれど裕奈は不敵な笑みを浮かべながら亜子先生の足の指をちゅぱちゅぱとおしゃぶりします。よっぽど
恥ずかしいのでしょうか。亜子先生は手で顔を隠したまま甘い声を漏らします。
「ふふ、ダメたよ。あたしにも亜子の顔見せてよ……!」
 裕奈はそっと亜子先生の手を開き、ゆっくりと亜子先生の胸に手を掛けました。亜子先生の慎ましい乳房は
裕奈の掌にすっぽり収まってしまいます。
「ほーら、亜子の好きなたゆんたゆんだよ」
 そして裕奈はゆっくりとたゆんたゆんを始めました。裕奈の指は優しく刺激を与えながら踊ります。
「ああん、ウ。ウチが好きなんはたゆたゆする方や…んっ、はあっ…ああっ!」
「ふーん。じゃあやめよっかな?」
 言葉通り、裕奈はパッと手を離してしまいます。これには亜子先生も潤んだ目で哀願しました。
「ああん、やめんといて……。もっとウチのおっぱい、たゆんたゆんしてえ……!」
「うんうん。よく出来ました」
 再び裕奈の手が小刻みに動きます。小柄とはいえ、亜子先生のおっぱいは懸命に弾んでいました。
「ひぃん! あっくっ、ふあっ! ひああっ! はああっ!」
「ふふふ。相変らず亜子は感じやすいにゃ〜。ホント、敏感なんだから」
 裕奈はもう辛抱出来ない、といった様子で、亜子先生の足を開きました。そこはもう、既に大洪水です。
「スゴい……。亜子ってばホントにえっちなんだから……」
「そ、そないじっくり見んといてえ……!」
「じゃあ早速……!」
 裕奈は充分に濡れ濡れになっていた秘所をなぞるように舌を這わせました。そして、わざと音を立てながら
突起に吸いつきます。
「ひゃっ! そない強く…はうっ、す、吸ったら…ああっ! ひぃっ、くっ、あっあっ、はうっ!」
 遠慮を知らない裕奈の責めに、亜子先生は一気に高まってしまいました。
26-965 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 00:41:55 ID:???
3/3

「イキたい? じゃあ一度イカせてあげる……!」
 裕奈の指が窮屈な割れ目に侵入しました。そして、ぴちゃぴちゃと淫猥な音色を奏でながら動きます。
「ああっ! ウチもう…いやっ、はあっ、ひぃんっ! あっあっ、ふあっ、ふああっ!」
 亜子先生は裕奈の身体を強く抱きしめました。裕奈は激しく右手を動かしたまま、亜子先生の耳たぶを
甘かみします。そして、残った左手は亜子先生のおっぱいを優しく撫で回していました。
 めくるめく快感の波が亜子先生に押し寄せます。そろそろ限界が近付いているようですね。
「ゆ、ゆーなぁ、ウチ、ウチもう、あっあっ、あああああっっ……!」
 亜子先生の視界が真っ白になりました。そして、最初の絶頂を迎えたのです。
「まだまだ……。ここからが本番だよ……!」
 ぐったりと横たわる亜子先生に、裕奈はごくり、と唾を飲みながら、はち切れんばかりに膨れ上がった
百合棒を構えました。
「さあ、お注射の時間だよ……!」
 亜子先生は期待感に目を潤ませながら、裕奈の百合棒を受け入れました。

 こうして亜子先生は夜な夜な裕奈のお返しをタップリと味わうのでした―――

(これ以上はシャレになんないので終わり)

26-973

26-973 名前:Dr.アコー診療所2nd・4[sageあ、新スレと誤爆した] 投稿日:2006/03/17(金) 00:50:51 ID:???
Dr.アコー診療所2nd・4

1/3

 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。
 いつもと同じ風景。亜子先生が治療のついでに患者さんにたゆんたゆんして、裕奈がツッコミを入れる。
そんな穏やかな日常。ただ一つ違うのは、ある見学者がいたのです。
「いや〜、ここにいればネタに困らないね〜」
 スケッチブックを手に、ハルナさんがからからと笑っていました。
「ったく、いいの? あんなコト言ってるけど」
 裕奈は呆れながら亜子先生に尋ねます。
「ま、パルが泣きついてくるなんて珍しいやん? よっぽどネタに困ってたんやね〜」
 亜子先生は太平楽に答えました。しかし、その眼はハルナさんの胸に注がれています。
「朝倉といいパルといい、そんなに亜子の餌食になりたいのかなあ?」
 ぽつり、と裕奈は呟きました。
「えへへ。そら、ウチの隣にはいっつもゆーながおるから安心しとるんやろ?」
 そう言って亜子先生はすかさず恋人の胸に手を掛けました。
「ほーらパルにサービスや〜。たゆんたゆんたゆんたゆん……」
「おおっ、さっすが亜子先生! 気前いいね〜♪」
 ハルナさんは大喜びでペンを走らせていますが、当の裕奈は何故かノーリアクションです。一体、
どうしたのでしょう。
「亜子……。サービスだったらここまでやんないと、ね!」
「たゆ?」
 突然、裕奈はハルナさんの前で亜子先生を押し倒しました。そして、ピンクのナース服に手を掛けます。
「おおっ! 逆転ktkr!! こりゃどーなるの!」
「ゆ、ゆーな、さすがにちょい恥ずいんやけど……」
「ふっふっふ……。このままお注射しちゃおっかにゃ〜?」
「明石、ここから先は私に任せろ!」
『…………はい?』
 全員の視線が集まります。そこには、いつの間にか龍宮さんが立っていました。
26-974 名前:Dr.アコー診療所2nd・4[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 00:52:35 ID:???
2/3

「ここから4Pに持ち込むのだろう? ならば先陣を切るのは当然もっこり真名さんだ!」
 龍宮さんはいそいそと自分の衣服を脱ぎに掛かります。
「あ、アキラ」
 ぴたっ。
 ほつり、と亜子先生が呟くと、一瞬龍宮さんの動きが止まりました。しかし、
「ふ…ふはは……! その手はアスナで体験済みだ! 聖闘士と真名さんに二度も同じ手が通用するか!」
 そう言って龍宮さんは亜子先生の可愛らしいブラのホックを外しに掛かりました。
「はい注目〜」
 裕奈は龍宮さんの顔を掴むと、むりやり入口の方に向けました。当然そこには……
「真名のバカ……」
 アキラがエヴァさんの呪文よりも冷たい視線を送っていました。
「ア、アキラ違うんだ……。これはだな……」
「パルの為にお芝居しとっただけやって」
 亜子先生は笑って衣服を正します。そして、裕奈とハルナさんに無言の圧力を掛けました。
「ならいいけど……」
 亜子がそう言うのなら、とアキラは強張った表情を弛めました。
「―――いいの? たつみーのフォローなんてしちゃっても」
「―――ウチの保健室で殺傷事件なんて起こったらシャレにならんやろ?」
 亜子先生と裕奈はひそひそと密談を交わします。そして、亜子先生はちらり、と龍宮さんにアイコンタクトを
送りました。龍宮さんもしぶしぶ頷きます。どうやら今ので亜子先生にたゆん一回の借りを作ったようですね。
「―――しっかし私のネーム通りの展開になり掛けたから驚いたなあ……」
 ハルナさんは呑気にスケッチブックを見せました。どれどれ、と亜子先生が目を通すと、そこには……
「わ、ホンマや。ゆーながウチを押し倒して、そこにパルとたつみーが乱入、ほんでアキラに見つかり修羅場、
ってなっとるやん……」
 亜子先生はハルナさんがボツにしたネームを読みながら驚いていました。と、そこである事を実行してみようと、
そのスケッチブックにペンを走らせました。
27-33 名前:Dr.アコー診療所2nd・4[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 01:00:07 ID:???
3/3
 亜子先生が書いた内容。それは、

『アキラが保健室の鍵を閉める』

 と、いうものでした。そして、アキラは何気なく鍵を閉めました。これはスケッチブックの内容通りです。
「こ、これはもしかして……!」
 亜子先生はすぐさま次の文を書きました。するとどうでしょう、亜子先生を除いた四人が一斉に服を脱ぎ
始めたのです! 四人は瞬く間に上半身裸になってしまいました。そして、口を揃えてこう告げたのです。
『亜子先生、私たちにたゆんたゆんして……!』
「ま、間違いあらへん! このスケッチブックはウワサに聞くデス…こほん、『エロノート』やっ!!」
 ハルナさんの執念が乗り移ったのでしょうか。亜子先生の手にしていたスケッチブックには恐るべき能力が
秘められていたのです!
「せやったらウチのすべきコトはただ一つやっ!!」
 亜子先生は興奮を隠し切れない、といった様子で手をわきわきさせました。目の前には龍宮さん、ハルナさん、
裕奈にアキラ、といったそうそうたる生乳が並んでいます。
「みんなまとめてたゆんたゆんやあぁぁぁっ!!」
 亜子先生は歓喜の表情で生乳の海にダイブしました。後には件のスケッチブックが残されるのみです。
 そのスケッチブックには、こう書かれていました。

『ここにいる四人が亜子先生にたゆんたゆんをおねだりする』


 こうして、亜子先生の周りには一日中たゆんたゆんが満ち溢れていたそうです―――

 その翌日。件のエロノートは必死になって奪い合う亜子先生と龍宮さんとハルナさんを尻目に、裕奈とアキラの
手で焼却処分にされたそうです―――
(愛を見失ったままつづく)

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最終更新:2007年10月13日 17:46