33-826

33-826 名前:孤独感[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 09:04:55 ID:???
昼休み、鳴滝風香(ふうか)は一人で昼食を食べていた。そこに、近衛木乃香(このか)が話しかけてきた。
「珍しいな、風香ちゃんが一人でご飯食べてるなんて。史伽ちゃんたちは一緒やないの。」
「史伽はくぎみん達と一緒だし、美空や楓ねぇは各々自分達で輪を作ってんだ。」
「輪の中に入っていけばいいやん。」
「一回楓ねぇがくーと昼御飯を食べてたんで一緒に食べたんだ。
でも二人があまりにも仲が良さそうにしてたから疎外感を感じてその場から離れちゃった。」
今の風香は寂しい気持ちでいっぱいのようだ。その風香に木乃香はかつての自分を重ねていた。幼馴染みの刹那から距離を置かれていたあの頃の自分を。
木乃香は風香を抱き締めた。
「そんな寂しそうな顔せんといてや。うちまで辛くなるやん。」
「木乃香さん…?」
数日後、木乃香や刹那と一緒に昼食をとっている風香の姿があった。
「風香ちゃん元気になったみたいでよかったわ。」
梅雨も終わりに近付いた平穏な一日の出来事だった。

33-830

33-830 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 11:21:33 ID:???
それぞれの朝飯

チーン カリカリ コトコト ジュー
ハカセ&夏美:バックトゥ・ザ・フューチャー並みの朝食作り機によるトーストと目玉焼き
夏美「映画でもそうだけど…トースト焦げちゃったね」
ハカセ「う〜んもう少し研究が必要ですね」

亜子「さてと、牛乳を取り出してっと」
ゆーな「にゃー」
亜子「安心しぃや。ゆーなの分も残しとるから」
亜子:コーンフレーク
ゆーな:キャットフードの牛乳和え 本人曰く「にゃー(和泉亜子通訳、牛乳でふにゃふにゃになると
    味気がなくなるからサクサクしてるうちに食べるとおいしい)」だそうだ。

明日菜:いいんちょのハチミツ和え。
いいんちょ「や、やめてくださいこんな朝早く!」
明日菜「いいんちょのその顔見てるとたまらなくなるのよね…あ、ここにもハチミツ残ってる」
いいんちょ「ひゃん。や、やめぇ…」

ザジ:千雨
ザジ「…&hearts」
千雨「うごぉぉぉぉぉ…腰がぁぁ……これじゃあ学校いけねぇ…」

33-867

33-867 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 23:30:18 ID:???
明日菜いいんちょ劇場

それはふと忘れていた一冊の同人誌から始まった。
「あれ?この本は…」
放課後、ハルナの机の下に落ちてあった一冊の薄い本を刹那は発見する。
またハルナの忘れ物だろうと思い、悪いとは思いながらもこっそりと中を覗いてしまう。

「あ…だめ、いいんちょ…」
「かわいいですわよ、明日菜さん」
「あ、…ああぁぁぁ!」

ふしゅぅぅぅぅぅぅぅ
その恥ずかしい内容に刹那は顔から湯気が出るほど真っ赤になっていた。
「こ、このような展開が…」
「ほら、早よぉ次めくって」
横から声、最愛の木乃香お嬢様だ。
「わあああああ!お、おおおおおおおお嬢様ぁあ!?」
大げさとも言える派手なリアクションをする刹那。
「すごいな〜ハルナは、次はいいんちょ×明日菜でいくんやな」
「え?次と言いますと?」
「もちろん最初はウチとせっちゃんや&hearts」
ふしゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
木乃香との甘い一時を完全にネタにされた恥ずかしさから刹那は顔から火が出るほど真っ赤になった。

「あれ、刹那さんどうしたの?」
「お二人とも、もう下校時間ですわよ」
突然後ろから声、ハルナの同人のネタにされた明日菜とあやか本人がやってきたのだ。
「あっ!ほ、本人!!」
「何が本人ですの」
二人とも何も知らない顔で言うのでたじろいでしまう刹那。
33-838 名前:天抜き[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 18:32:47 ID:???
『鯖落とし』

アスナ「えっと、何か短期で出来て犯罪じゃないバイト知らない?」
千雨 「あぁ?そんなの知るか」
アスナ「いや、手伝える事でもいいんだけどさ、報酬があれば」
千雨 「……そうだな、じゃあちょっとこのキーボードのF5ボタンを連打しといてくれ」
アスナ「何それ?」
千雨 「いやな、一位と二位の差が狭まってきた事の危機感が」
アスナ「?」
千雨 「気にするな」


『怪力自慢』

アスナ「ねぇー」
千雨 「どうした?」
アスナ「キーボードが壊れたー」
千雨 「……ちゃんと弁償しろよ、バカレッド」
33-839 名前:天抜き[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 18:33:32 ID:???
『薬草採集』

アスナ「ねぇ、何か短期で出来て犯罪じゃなくて精密機械を使わないバイトってない?」
エヴァ「知るか、何故私に聞く」
アスナ「なんとなく知ってそうだなーって」
エヴァ「私が知るわけ……いや、そうだな。それならちょっと草を取って来てもらおう」
アスナ「草?それだけ?」
エヴァ「薬にするからな。家の裏に生えてるのを取って来い」
アスナ「オッケー!そんなの楽勝よ!」


『その悲鳴を聞くと』

ギャァァァァァ……

チャチャゼロ「ナー、ゴ主人」
エヴァ  「なんだ」
チャチャゼロ「裏ニ生エテル草ッテ、マンドラゴラダロ?」
エヴァ  「そうだが?」
チャチャゼロ「……ヤッパリ悪ダナー」


『安全第一』

アスナ「ただいまー……」
ネギ 「あ、お帰りなさい。バイトの首尾はどうでしたか?」
アスナ「やっぱり新聞配達の方が安全よねー」
ネギ 「そうですかー。……安全?」

33-852

33-852 名前:生教の二ノ宮さん[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 21:56:18 ID:???
生教の二ノ宮さん


麻帆良学園には生徒たちの悩みを解決するべく、ある組織が編成されていた
その組織の名は生徒指導教員部。略して生教と呼ばれていた
そして、そこにはある教員が所属している。その教員は生徒たちからは親しみを込めて”生教の二ノ宮さん”と呼ばれている


二ノ宮 「血文字?」

Q 女子中等部の幽霊 S・A

やっとお友達ができました
いつも一緒にいてくれます
愛してしまいました。もう離れない・・・あの人が死んでも

二ノ宮 「ずいぶんと重い問題だな」

A 生教の二ノ宮

親しき仲にも礼儀あり、ある程度の距離は取っておけ
そうしないといつかは鬱陶しがられるぞ?
こんな言葉がある
「おはよう」
「さようなら」
出会いを喜び、別れを惜しむ。だから親しくなれるんだ。いいな?

二ノ宮 「ストーカーじみてると・・・嫌われるぞ」

33-867

33-867 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 23:30:18 ID:???
明日菜いいんちょ劇場

それはふと忘れていた一冊の同人誌から始まった。
「あれ?この本は…」
放課後、ハルナの机の下に落ちてあった一冊の薄い本を刹那は発見する。
またハルナの忘れ物だろうと思い、悪いとは思いながらもこっそりと中を覗いてしまう。

「あ…だめ、いいんちょ…」
「かわいいですわよ、明日菜さん」
「あ、…ああぁぁぁ!」

ふしゅぅぅぅぅぅぅぅ
その恥ずかしい内容に刹那は顔から湯気が出るほど真っ赤になっていた。
「こ、このような展開が…」
「ほら、早よぉ次めくって」
横から声、最愛の木乃香お嬢様だ。
「わあああああ!お、おおおおおおおお嬢様ぁあ!?」
大げさとも言える派手なリアクションをする刹那。
「すごいな〜ハルナは、次はいいんちょ×明日菜でいくんやな」
「え?次と言いますと?」
「もちろん最初はウチとせっちゃんや&hearts」
ふしゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
木乃香との甘い一時を完全にネタにされた恥ずかしさから刹那は顔から火が出るほど真っ赤になった。

「あれ、刹那さんどうしたの?」
「お二人とも、もう下校時間ですわよ」
突然後ろから声、ハルナの同人のネタにされた明日菜とあやか本人がやってきたのだ。
「あっ!ほ、本人!!」
「何が本人ですの」
二人とも何も知らない顔で言うのでたじろいでしまう刹那。
33-868 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 23:30:51 ID:???
「あれ?これって。またパルの奴作ったのね」
その同人を明日菜が取り上げて中身を見出す。
「あ、明日菜さん!」
「あーあ、見てもうた」

内容は…一言で言えば明日菜がいいんちょにすごいことをされている、発禁級のH本(無修正らしい)である。

「………//////////」
一気に真っ赤になる明日菜。
「ちょっと刹那さん!何これーーーーー!!!」
「そんなこと私に言われてもどうにもできませんよ〜!」
あまりの恥ずかしさに二人ともうろたえだす。
「二人とも騒ぎすぎやで〜」
「木乃香(お嬢様)は落ち着きすぎ(です)!!」
明日菜と刹那の声が同時にハモった。
そんな騒ぎを横目にあやかは置かれてあった同人誌に手を伸ばしゆっくりと見る。
「…」
「……」
「………」
1分、2分、表情を変えずにじっくりと同人本を除く。
その横では3人がひそひそ話をし始める。
「どなんしたんやろ、やたら難しい顔になったで」
「自分がネタにされてるのによく冷静でいられるわね」
「普通は見れませんよね」
一通り読み終えたあやかは突如携帯を取り出してどこかに連絡する。
「どこに電話してるのでしょうか?」
「知らないわよ、ひょっとして警察!?」
「もしかして弁護士やったりして」
「まさか、クラスメイトを訴えると!?」
「金持ちは金に物を言わせてなんでもするからね」
33-869 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 23:31:24 ID:???
「ところで、早乙女さんの描いた本が教室で見つかりましたが……あ、別に怒ってませんわよ。
 しかしちょっと気になることがありまして」
するとあやかは驚くべきことを口にした。
「16ページの3コマ目ですが…明日菜さんの足、いくらなんでも開きすぎですわよ。前日も同じようなことが
 ありましたが、明日菜さん『痛い!痛い!裂ける〜〜』とか言って喚いてましたわよ」
さらりと本人と木乃香と刹那の前で発言するあやか。
「い、いいんちょさん、それに明日菜さん!////」
「ほへ〜遊びに行っといたらよかった〜/////」
「――(いいんちょー!!!!!!!!)////////////」
さらにあやかは続けた。
「それと34ページのラストシーンですが…イクまでのプレイを伸ばしすぎですわ。いくらなんでもこれでは
 ラスト目前で明日菜さんはもとよりわたくしまでイッてしまいますわ&hearts」
はわわぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁ
あたふたしだす3人。そのまま携帯を切るあやか。

「い、いいんちょ。何もここで具体的に言わなくても…」
明日菜がオーバーヒート寸前だが何とかあやかに詰め寄る。
しかしあやかは涼しい顔で
「この本みたいにもっと楽な体勢でしたら痛くならずに済みますのに」

プシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

メーターを振り切り、明日菜は完全にオーバーヒートしてしまった。
「え、えらいこっちゃ!せっちゃん、ウチらも負けてられへんで!!」
突然刹那を押し倒す木乃香。
「やっ、このちゃん。な、何をあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜&hearts」
この日以来、アスナいいんちょとせつこののラブ度の競い合いが始まるのであった。

「どうやら早乙女さんに見られてたみたいですわね、今度からはちゃんとドアをロックしておかなくては」
「…いいんちょ、そうでなくて」
しばらく顔を上げれない明日菜だった。

33-883

33-883 名前:拒絶 1/4[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 23:58:30 ID:???
「ちっさっめっちゃーん」
風が気持ちいい晴れた日の屋上に、いい加減聞き飽きた脳天気な声が響きわたる。
嬉しそうにぶんぶんと手をふる椎名を見てると、ほんの少しだけイラついてきた。
何て言うか、正直鬱陶しい。
「んだよ……ザジと二人でマッタリしてんだから空気読めよ」
「あははー、ごめんねー」
「ったく……」
だがまぁちょうどいい。
もう二度と椎名が付きまとわなくなるであろう嫌がらせを思い付いたのだ。
コイツを実行して、リアクションを楽しんだあとに椎名が腹を立てて私の元から消えりゃぁまさに一石二鳥。
期待に胸をふくらませてますと言わんばかりの眼を見ると、思わず笑ってしまいそうになる。
「なぁ椎名、今日お前誕生日だろ?」
「お、覚えててくれたんだ?」
「あぁ……で、安物のオモチャでなんだが、指輪をプレゼントしようと思ってな」
幸せそうに眼を輝かせる椎名の眼前にちゃちなオモチャの指輪を持ってきて、それをゆっくりと床に置いた。
「………が、タダではやらん」
「……あ、あんま持ち合わせないよぉ;」
「金じゃねぇよアホ」
日頃さんざん絞り取りってるのにわざわざ今日取る必要性がねぇだろうが。
「いつもいつも忠犬のようにつくしてくれたから………なッ」
にやりと笑んで、何故か屋上の片隅に放置されていた鉄パイプでゴルフスイングを指輪にかます。
芯には当たらなかったが、指輪を屋上から吹っ飛ばすには十分だった。
「忠犬らしく拾うことができたらやるよ、あの指輪」
そーら、取って来ーい。なんつってな。ははははは。
33-884 名前:平行線2/4←タイトル間違えた[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 00:03:33 ID:???
「くくく……あいつバカだよなぁ、見付かるわけねぇのに。嬉しそうに『うん、探してくるゥ』だとよ」
「………」
声真似までして、椎名の行動を馬鹿にする。
そんな私を、ザジの奴は哀れむような、悲しそうな眼で見つめていた。
「………なんだよ。やりすぎだって言いたいのか?」
「………(こくり)」
「………ハッ、あいつが辛い目に合おうが知ったことかよ」
「………」
「………そんな目するなよ……どのみちこれで終わりさ。もうあいつも絡んでくることはないだろ」
「…………違うよ」
「は?」
違う、って……私が間違ってるってことか?
「私は………ちうが心配なの」
「……はぁ?」
何を言っているんだこいつは。私の何を心配するっていうんだ?
「……新田とかにチクられたりってことだったら、心配ねぇよ。ちゃぁんと対策も考えて……
「………無理、しないでね」
そんな辛そうな顔で私を見るなよ。
憐れんだような目を私に向けるなよ。
ザジの目に耐えれず、足早に屋上を去る。
「………私、授業出るね………」
授業出るね。
いつも私に合わせて出席したりサボったりしているザジが、その言葉を使う時は決まっている。
あいつが一人で考え事をしたい時か、私に何かをじっくりと考えてほしい時だ。
「何だって言うんだよ……くそっ」
一人残された空間に、消火器を蹴り倒す音だけが虚しく響いた。
33-885 名前:平行線3/4←タイトル間違えた[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 00:07:04 ID:???
私はザジが好きだ。
この気持ちは絶対に変わらない。
私には友達なんていない。ほしいとも思わない。
今までもそうやって目立たずおとなしく表の世界を生きて来た。
私にはザジがいればそれだけでいい。
地味で、孤独で、だけどザジだけは側にいてくれる。
それが“長谷川千雨”のアイデンティティーなんだ。
仲良しこよしでワイワイやるなんて、できるはずがない。
そんなことをしたら、私は私じゃなくなっちまう。
「や、やめなよ桜子……」
気持ちを鎮めるため散歩がてら寮まで歩いている途中で、少し離れた場所から釘宮の声が聞こえた。
「確かにこっちの方に飛んだんだもん。なのに見付からないってことは、もうここしかないよ」
木の陰に隠れ、声のする方をそっと覗く。
釘宮の制止も聞かずに、椎名はドブに手を突っ込み何やら探し物をしている。
「ごめんね円、せっかくパーティ開いてくれたのに、遅刻だよ」
「……なんで、そこまでするの?指輪にしたって嫌がらせとしか思えないじゃない」
釘宮大正解。そう、あれは嫌がらせ。
「言いたくないけどさ、もうあんな奴に関わるのやめなよ……これ以上酷い目に合う桜子を見てられないよ」
そいつの言う通りだ。さっさと愛想尽かせて私の前から消えやがれ。
「……ごめん円、やっぱできないや」
椎名は、笑っていた。
「確かに千雨ちゃんは酷いとこあるし、ちょっと冷たいよ………でもさ、私にもよくわかんないけど、やっぱり千雨ちゃんじゃなきゃダメなんだ」
33-886 名前:平行線4/4[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 00:13:34 ID:???
何、言ってんだよ。
私はお前なんか好きじゃないって知ってんだろ。
諦めろよ。愛想つかせよ。
「千雨ちゃんはザジちゃんのことばっかりで振り向いてもらえないのは寂しいけど……
 それでも、やっぱり私千雨ちゃんにつくしてあげたい………私、変かな?」
「桜子……」
あぁ、変だよ。どうかしてる。
お前がどんなにつくしてきても、受け入れてやることなんてできねぇんだよ。
「あ、あったァ!やっぱりここにあったんだ!」
そんな嬉しそうなツラすんなよ。
そんなに私を慕うんじゃねぇよ。
私は、長谷川千雨は、ガキな奴らと友達ごっこなんかせずに、目立たず騒がずおとなしく生きていくって決めたんだよ。
お前は受け入れてやれねぇんだよ!
「よかったー……日付変わる前に見付かって」
なのに何で……何でそんなに私の中に入り込んでくるんだ!
「畜生………」
下唇を噛み、額に力を込め地面を睨む。
『………無理、しないでね』
椎名を拒むのは、つまらない意地のせい。
そのつまらない意地を張るのをやめられないのは、そうしたら今までの私を否定することになって、私が私じゃなくなりそうだから。
だから、どんなに辛くても私は意地を張り続ける。
「どうしろって言うんだよ……畜生」
ありったけの力で拒んでも離れない。
どんなに慕われても受け入れられない。
絶対に交われないのに決して遠ざかってくれない、まさにアイツは私のテリトリーを侵す平行線だ。

私はきっと、こんな想いをずっと引きずらなければいけないんだろう。
それが、つまらぬ意地で他人を傷付けた私に課せられた罰。
おそらくその罰は決して終わらない。
だって、私は救われてはならない最低な人間なのだから。

33-908

33-908 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 16:22:19 ID:???
ここに『押すな』という謎のボタンがあった。
ネギ「…(き、気になる)」
千雨「さっさと押してしまえば?」
そっと指がボタンに近づく。
先生の身とはいえ10歳の好奇心が勝ってしまった。

ポチッ

ちう「ちうだぴょーん☆」
いきなりの反応にびっくりしてボタンを離す。
千雨「何だよ先生。で、どうなんだ?」
ネギ「覚えてない?」
千雨「なにが?」

ポチッ

ちう「ちうだぴょーん☆」

パッ

千雨「だから何だよ」

ポチッ

ちう「ちうだぴょーん☆」
ネギ「ドキドキ」

33-949

33-949 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 18:44:37 ID:???
ネギ「いやー、イングランド快勝。今日は日本ですね」
明日菜「ネギ、あんた今日は静かに見てよね」
ネギ「えっ、そんなに騒いでましたっけ。僕」
明日菜「はぁ?イングランド戦の時英語でわめきまくってたじゃないのよ」
木乃香「まあまあ、ネギ君もサッカーの母国出身やしおまけにその国の試合やしなぁ」
明日菜「でもねぇ・・・」
ネギ「そう言われればそうだったかも。すみません・・・」
木乃香「さて、遅くなるさかい寝坊に注意やなぁ」
明日菜「あ、バイトに響くな・・・よし、徹夜しよーっと」
カモ「姐さん、そう言う問題じゃ・・・」

頑張れ日本!!

33-953

33-953 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 20:09:48 ID:???
ちう「あ、ザジ。これからコスプレの材料買いに行ってくるから埋めといてくれ」
ザジ「わかった。ちうのためにがんばる (`・ω・´)」




ちう「ただいまー。」
ザジ「ちうおかえり!(≧▽≦)」
ちう「あれ?私のパソは?」
ザジ「裏庭に埋めてきた(´∀`)」
ちう「な、なにー!?」
ザジ「ちうどうしたの?( ´・ω・`)」
ちう「いや、ザジに頼んだ私が悪かった…」
ザジ( ´・ω・`)?

33-955

33-955 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 20:15:24 ID:???
ザジの河原

ザジ「ひとつツンデレちうの為、ふたつツンデレちうの為…」
そういいながら石を1つ1つ積んでいくのだけれども、
完成しそうになるとツンのちうが壊してしまう。

でも本当は完成すると離ればなれになっちゃうからそれがイヤなちうなのであった。

33-956

33-956 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 20:25:16 ID:???

超 「私の勝ちネ!」

ハカセ「私たちの勝ちですね〜」

明日菜「……なんか、改めて言われるとすっごいムカツクんだけど」
木乃香「えーと、じゃあ、ウチらの負けや〜」
明日菜「そこッ、嬉しそうに敗北宣言してるんじゃないわよ!」

罰ゲームの、田中さんビーム! 敗者は1枚服を脱がされた!

明日菜「くッ……! まだまだ行くわよ! さっさと牌並べる! 次は負けないんだから!」
朝倉 「はいはい、オッズは相変わらず超一味チーム有利だよ〜!」
明日菜「そこのギャラリー! 人の勝負をネタに賭け始めてるんじゃない!」
千雨 「ったく、何で脱衣麻雀勝負になってるんだよ……」

33-961

33-961 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 21:02:48 ID:???
今夜はワールドカップ! あなたの胸は何カップ?
風香「AAもねェよ」
33-962 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 21:11:42 ID:???

961
(´・ω・`)・・・


(´:ω;`)ブワッ

33-963 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 21:16:21 ID:???

961
あやか「風香さん……胸なんて飾りです」
楓「エロい人にはそれがわからんのでござるよ」

風香「ならおめーらの乳よこせよ」

33-964 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 21:22:19 ID:???
ハカセ 「というわけで、作ってみました『おっぱい吸引強奪マシーン!』」
風香 「何これ。なんか漏斗みたいなのが4つ生えてるけど……?」
ハカセ「このうち2つを、胸の大きな人に取り付けてですね。残る2つを、おっぱいが欲しい人の胸に取り付けます」
風香 「ふむふむ」
ハカセ「そしてスイッチON! すると、大きい人から吸い取って、小さい人のおっぱいがその分だけ大きくなるのです!」
風香 「おーすごい!」
ハカセ「他人事じゃありませんからー。で、早速実験です! 手近なところで、楓さん!」
楓 「ちょっ、待つでござる、拙者の胸を奪おうなど……!」

ハカセ「……被験者の胸が大きすぎて、装置に収まらなかったです orz 」
風香 「だめじゃん」
33-965 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 21:34:26 ID:???
風香「じゃぁ、キョヌーは諦めて美乳を狙おうか」
聡美「ちょうど私たち二人分の乳がやって来たましたよ……ふふ」


千雨「……なんだ、今寒気が……」
ザジ「?」

33-967

33-967 名前:違ってるかな……[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 21:44:33 ID:???
ハルナ「胸って脂肪のかたまりなのよね。
    つまり胸が大きいって事は脂肪が付きやすいって事で、
    脂肪が付きやすいって事は太りやすいって事な訳よ。
    だから部屋にこもりっきりでろくに運動とか
    してなかったりするとあっという間に……
夕映「誰の事ですか」

ハルナ「………」

夕映「えっと…あの……
  (てっきり那波さんとかのことかと。
   ちゃんと気にしてたんですね)

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最終更新:2007年07月29日 02:27