473 : 夏美 それは長すぎる台詞だから 2006/11/24(金) 23:17:41 ID:???
夏美 それは長すぎる台詞だから


夏美 「ねぇ葉加瀬、ちょっと長い台詞があるんだけどどうやって覚えたらいいかな?」
葉加瀬 「台詞ですか?百科事典100冊ぐらいの量ですか?」
夏美 「そんなむちゃくちゃ長くないよ、3ページ分ぐらい」
葉加瀬 「そうですね・・・4つぐらい解決策がありますけど、どれにしますか?」

夏美 「どんなの?」
葉加瀬 「一つめ、何でも覚えれる薬~。ちなみに忘れることが出来なくなりますけど~」
夏美 「却下・・・」
葉加瀬 「二つめ、外部記憶装置~。脳に直差しですよ~」
夏美 「却下・・・」
葉加瀬 「三つめ、変装茶々丸~。身代わりなんてどうですか~」
夏美 「却下・・・」
葉加瀬 「四つめ、ノートと鉛筆・・・」
夏美 「そうだね、やっぱりそれが一番か」
葉加瀬 「なんの面白みもないですけどね~」

夏美 「ありがと、葉加瀬。やっぱ目が覚めたよ。地道が一番だってね」
葉加瀬 「いえいえ・・・」
夏美 「じゃ、私練習してくるから、まったねー!!」


葉加瀬 「うふふ・・・後で差し入れ持って行きますからね~。中効果の記憶増強薬入りですよ~」



474 : マロン名無しさん 2006/11/24(金) 23:19:04 ID:???
絆創膏

その日、体育でソフトボールをしていた。
木乃香「4番ファースト、明日菜やで」
明日菜「いっくわよー!」
~♪
明日菜「ちょっと誰!『とんぼ』流してるの?」
あやか「早く打ちなさいー」
明日菜「分かってるわよ!」
アキラ「どうしよう。明日菜が相手だと…」
明日菜「行くぞー」

カキーーーーーーーーーーン

ものの見事の特大ホームランだった。
明日菜「やっほー!」
木乃香「やったなー。期待の四番や」
明日菜「ありがと…痛てて」
あやか「ちょっとアスナさん。手を見せてください」
明日菜「…」
あやか「やはり…肉刺がつぶれてますね」
木乃香「これはひどいなぁ」
明日菜「あー。最近バイトが忙しくて肉刺だらけだったからね」
あやか「はい、跡が残らないようにしましょう」
絆創膏を取り出して明日菜の手に貼り付けるあやか。
あやか「これでいいと思いますよ」
明日菜「…ぷっ」
あやか「な、何ですの!」


475 : マロン名無しさん 2006/11/24(金) 23:19:34 ID:???
明日菜「だってこれ、くまさんの絆創膏~あはははははははっ」
あやか「仕方ありませんわ。千鶴さんが持っていたものを譲り受けたのですから」
明日菜「あはは、…ごめん。ありがと」
絆創膏だらけの傷口を見せて軽く笑う明日菜。
あやか「えぇ、そうやって無理ばかりしているからそうなるのですわよ」
明日菜「うるさい」


477 : ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊 2006/11/25(土) 02:01:02 ID:???
「夕映と」
「ハルナの」

『ザジちうスレ・傾向分析~!』
「後編です」

夕映「こんばんは、『ザジちうスレ傾向分析』DJ担当、ヘビードリンカーこと綾瀬夕映です。
最近のスレ内におけるクラスメイトの扱われ具合を独断と偏見で分析する『傾向分析』、14回目になるですね」
ハルナ「はいは~い、同じくDJ、愛の伝道師早乙女ハルナです――って、なんで今更OP挨拶変わったの?」
夕映「ここ数日、カウント中にDJの参考にとあちこちのネトラジを聞きまくってみたです。
で、各番組とも最初の挨拶ってこんな感じじゃないかと思うのですよ」
ハルナ「あ~、そういえばクロニクルも最初DJが名乗ってたっけ。てっきり毎回DJが変わるからだと思ってたけど」
夕映「そういうわけでもなさそうですよ。それでは一旦CMです」

<この番組は
『抱き枕から夜のオカズまで漏らさずカバー』の雪広社と
『人も人外の喉も潤す』MAHORAドリンコの提供でお送りいたします>

ハルナ「あ~っ! ちょっと、ちょっとちょっと! 結局3日間このCMだったじゃないのぉ!
これってアレよね、企業的圧力とか裏金が動いたとか――」
夕映「ちょっと黙ってるDEATH」 つ【長ネギ長イモ丸絞り!粛清青汁】
ハルナ「ちょ、それマジでやめてなんかアオミドロな香りがドロっとざくっと口の中でラインダンスをぶべらぁぁぁっ!?」

<只今不適切な音声が入ったみゅ~。もう少しお待ちくださいみゅ。>

夕映「……さて、何事もなかったかのように再開するですよ。総合ランキングは>>426-427です」(ちぅー)


478 : ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊 2006/11/25(土) 02:04:59 ID:???
~23番:鳴滝風香~
ttp://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0079.jpg

夕映「それでは今日の一発目、風香さんです。
前スレで名前抽出かけてみたのですが……いまひとつ活躍の機会に恵まれないようです」
風香「機会がなくて悪かったねっ! いいもん、もうすぐ誕生日だから補正ってのが入るもん!」
夕映「わとと、風香さん、いつの間に?」
風香「ボクだってもうオトナだからね、深夜のラジオだってこなしてみせるよ。でもユーレイだけは勘弁ね!」
夕映「ここ、今は使われていない廃校舎の上に今は夜中なんですが……」
風香「さ、さっさと終わらせて帰ろうそうしよう」
夕映「……何しに出てきたですか?」

~23番:鳴滝史伽~
ttp://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0080.jpg

夕映「続いて史伽さんです。風香さん同様、ここしばらく低迷が続いているですね」
風香「それでも史伽はたつみーとかかえで姉とのお話があるもん。べ、別に羨ましくなんかないぞっ!」
夕映「そういえば、今日は史伽さんは一緒ではないのですか?」
風香「確か亜子と一緒に円のトコへ遊びに行ってるはずだよ。――な、なんだその目は、寂しくなんかないぞっ!」
夕映「……ハルナなら『それなんてツンデレ?』という反応を返すんでしょうね」

~24番:葉加瀬聡美~
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夕映「今回大いに順位を上げたハカセさん。
傾向についてコメントがあるなら本来ハカセさんや超さんの方が得意なのではないかと思うのですがね」
風香「ハカセ、最近ホントにまきえと仲良くなっちゃったからな~。
いいや、今度またちゃおりんあたりにいたずらびっくりどっきりメカ作ってもらお~っと」
夕映「くすぐりマジックハンドを自分に使われた超さん、また珍発明に手を出すのでしょうかね……?」


479 : ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊 2006/11/25(土) 02:07:13 ID:???
~25番:長谷川千雨~
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夕映「はい、今回見事にトップ返り咲きの千雨さん。平均順位3.6位は脅威というか、流石というか……」
風香「ずるいぞ~、かっこいいぞ~! う~、ボクもまた上位に復活したいぃ~」
夕映「それにしても今回のポイントが93。第10回分析でボーナスもなしに100越えしたのはやはり偉業ですね」
風香「それを言ったら真名もだろ? ボクも何か目立つ設定とかないかなぁ?」
夕映「『ネギパ!』辺りで新設定が明かされることを期待するです」

~26番:Evangeline.A.K.McDowell~
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夕映「再び降格期に入ってしまったエヴァンジェリンさん。『そして伝説へ』がなければ空気だったかもしれませんです」
ハルナ「『魔王役でなければ即死だったな……』」
夕映「おや、ようやくお目覚めですか。ネギ刺しの時はもう少し起きるのも早かった気がするですが」
ハルナ「アレはだんだん耐性が出来てきたってゆーか、慣れてきたとゆーか……こらそこ、マイク返しなさいっ!」
風香「あ~っ、ボクのマイクを強引にぃ!」
夕映「はいはい、次にいくですよ」

~27番:宮崎のどか~
ttp://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0084.jpg

夕映「さて、またも空気となってしまったのどかです。平均24.1位はクラスメイト中のブービーだったりするです」
ハルナ「うーん、能力方面で考えても独自コーナーが作りづらいなぁ。この際アレか、アニメの性格を流用するとか?」
風香「脈絡もなく大食いになったり、突然オットセイになったりとか、本棚に昇ったりとか?」
夕映「あれはいろいろと間違ってると思うです……」


480 : ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊 2006/11/25(土) 02:11:09 ID:???
~28番:村上夏美~
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夕映「さて、今回過去最高順位を更新した夏美さん。今スレでは本当に熱かったですね」
ハルナ「まき絵と、ってのはもう散々言ったかな。普通少女∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい、ってとこね」
風香「そうか、夏美と話せばきっとボクにも出番が・・・…」
ハルナ「おおっと、なっちと話したければマネージャーことパル様を通してもらわないとねぇ!」
夕映「……さりげなく自分の登場回数も増やそうとしてるですね?」

~29番:雪広あやか~
ttp://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0086.jpg

夕映「今回なんと1ポイント差まで迫ったいいんちょさん。2連続2位獲得はハルナ以来の快挙だったりするですよ」
ハルナ「ホント惜しかったなぁ。何度か手心加えようかと迷っちゃったよ。CPボーナスおそるべしだね~」
風香「まき絵にアスナに……うー、やっぱりズルイってこのシステム。
ボクと史伽が一緒に出たらポイントが倍になる『双子ボーナス』とかって採用されない?」
夕映「それ無理。」

~30番:四葉五月~
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夕映「今回19位の五月さん。10位代獲得は2回目のようですね」
ハルナ「ちゃおりんの仕入れから始まる例のシリーズだね。アレって料理の手順とかちゃんと調べて書いてるのかな?」
風香「そういえば結構昔の話になるんだけどさ~、『裏まほら武道会』ってのがあったじゃん。
確かさっちゃんって勝負事とか嫌いなんじゃなかったっけ?」
ハルナ「甘いねふーちゃん。女の子には戦わなければいけないときがあるのよっ! 
脳ある鷹は爪を隠す。何故なら、」
ハルナ・風香『そのほうがカッコイイから!』

夕映「アホですね」


481 : ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊 2006/11/25(土) 02:29:29 ID:???
http://jbbs.livedoor.jp/anime/3429/1132606647/39


482 : ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊 2006/11/25(土) 02:40:35 ID:???
~31番:Zazie Rainyday~
ttp://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0088.jpg

夕映「今回7位のザジさん。最近は千雨さん以外とも積極的に交流しているようですね」
ハルナ「アニメ関連で龍宮さんとも仲がよく……なるのかな?」
風香「駄洒落好き設定、正直刹那さんに食われてる気がするんだけどなぁ」
ハルナ「あの辺って、ある意味このスレ以上のカオス設定だよね……」



夕映「といったところで今回も時間となりましたです。風香さん、お疲れ様でしたです」
ハルナ「今日は通信制限に引っかからなかったみたいね。設定が変わったのかなぁ?」
風香「みなさ~ん、鳴滝風香、双子のかわいい方、鳴滝風香をよろしくお願いしま~す!」
夕映「勝手に宣伝するなです! それでは『ザジちうスレ・傾向分析』、お送りいたしましたのは」

「綾瀬夕映」
「早乙女ハルナ」
「鳴滝風香でしたっ!」

『それでは、これからもザジちうスレが「鳴滝姉妹の特におねーさまをゆーぐーしてくれますよーにっ!」』

夕映・ハルナ『……。』


<この番組は
『抱き枕から夜のオカズまで漏らさずカバー』の雪広社と
『人も人外の喉も潤す』MAHORAドリンコの提供でお送りいたしました>


486 : マロン名無しさん 2006/11/25(土) 15:42:10 ID:???
「まっ、まなまな?」
千雨は驚き、龍宮を顔を見てみるとその顔は真っ赤になっていた。
「いやっ・・・そのザジがどうしてもって言うんでな・・・。」
「・・・?」
ザジは首をかしげ「何か変?」という顔をしている。
そこで千雨は確信した、おそらくザジのあの甘えてくる表情に
耐えられなかったのだろう。
その後、千雨は龍宮にさっきのことは絶対に言わないでくれと
念を押してから学生寮に戻った、だがもう外が暗かったのでザジが
手を繋いで欲しいと頼んだしかも3人でと。
「3人一緒だと、楽しいね。」
ザジはうきうきだったが他の2人はなんだか複雑な気持ちだった。
そして、部屋に戻りようやくザジと2人きりになると心の中でこう考えた
「そのうち、クラス中のやつ全員がこいつと仲良くなるかもな・・。」
あながち、そうなりそうな予感に千雨は嬉しくも、そしてまた困惑した
気持ちになった。
まあ、当の本人はそういうことは全然、気にしていない様子なのだが。

END


496 : 好物 2006/11/25(土) 18:02:10 ID:???
好物

「ごめん。ちょっと宿題手伝って」
明日菜にそうせがまれて仕方なく自分の部屋に入れたのは少し前。
毎度のことながら保健体育以外の物覚えの悪さはバカレンジャーNO.1だけある。

今回も時間をかけてたっぷりと教え込んだのはいいがすぐに忘れるのが傷だ。
あやかはそんな明日菜を面倒な扱いと称しながらも構っていた。
ようやく終わり、明日菜はそそくさと帰り支度をし始めた。
「あら?もう帰りますの?」
「うん、これ以上迷惑はかけられないし…」
明らかに何かを避けている、それは明日菜がよ~く分かっていること。
今あやかに捕まってしまうと…
「いいではありませんあ。アルバイトはこの日はお休みで用事なんてありませんし」
すでにいつバイトに行くか行かないかのスケジュールをすべて把握している。
早く逃げなくては、そうでないと明日の新聞配達が出られない。
だが時すでに遅し。
「二人っきりなんて久しぶりですわ!」
あやかは明日菜をベッドの上に押し倒した。
「ぎゃー!毎回毎回勘弁してよー!」
「それではせめてキスを…」
ばたばたと暴れる明日菜の足があやかの鞄を蹴飛ばし、何枚かの紙が飛んだ。

「…何コレ」
「あ、これは朝倉さんに頼まれた調査票ですわ」
そういえばクラスの特徴特集で今回は3-Aが選ばれたことを思い出していた。


497 : 好物 2006/11/25(土) 18:02:41 ID:???
「これいいんちょの?」
一枚の紙には『雪広あやか』と名前が記されており、身長やスリーサイズ、好物なども書き記されていた。
二人はベッドの上での営みを中断してその紙を見つめる。
「…ヨークシャプティングって何?」
聞きなれない食べ物の名前に?だらけの明日菜。
「それはシュークリームの皮みたいなものをパンみたいに…」
「それっておいしいの?」
「えぇと。はっきり表現できる味がなくて…」
明日菜自身、それがどんな食べ物なのか全然分からなかった。
というより金持ちの神経ってそんなものなのかと思って悩む。
「あ…」
木乃香の表を見て少し止まる。
「刹那さんってこれ苦手だったんだ、これ木乃香の大好物なのに」
一瞬あやかの表情が固まる。
「木乃香に教えたら膨れそう」
その瞬間、独り言みたいに喋って笑う明日菜の口をあやかはキスで塞いだ。

べちーーーーーーん

明日菜の強烈なビンタがあやかの頬に炸裂した。
「いきなり何すんのよ!!」
「あなたは私のことを知らないのにどうして木乃香さんのことに詳しいですの!?」
「同室なんだから好みくらい知ってて当然でしょ!」
ちょっとした嫉妬、長い付き合いなら負けていないのに明日菜は自分のことを知っていない。
後からやってきた人に自分の知らないことを知られているのは少し妬けてしまう。
「っ!」
すると今度は明日菜があやかの口をキスで塞ぐ。


498 : 好物 2006/11/25(土) 18:03:14 ID:???
「本っ当にニブイわねあんたは!私のこんなことを知ってるの誰だと思ってるの!」
「…」
顔を赤くして明日菜はあやかに問い詰めた。
そこまで怒らなくてもいいのに、昔からそうやってくだらないことで喧嘩して怒って。
「……………私だけですわ」
「……でしょ」
そう、こうやって愛してくれるのは木乃香でも刹那でもない。自分だけだ。
そのまま二人は抱き合い、ベッドの上に乗りかかり……。

数時間後
(何で私はいつもこうやって流されちゃうのよー)
裸で一緒に寝ているあやかの横で、腰の痛さと戦いながらいつもの一人反省会を始める明日菜。
するとあやかが明日菜を抱きしめてそっと呟いた。
「実は好物の欄ですけど、本当は『明日菜さん』って書いたら千鶴さんに消されてしまいました」
まるでいいこと自慢のように平然と本人の前で話すあやかに対して、明日菜はあきれ果てた。
「あったり前でしょ!」



おまけ
二人はベッドの上で全員の好物を調べているうちに、変わった返答を見つけた。
あやかは明日菜は呼び寄せる。
「アスナさん。このししゃもの偽者ってなんですの?」
「知らないの?スーパーに並んでるししゃもって大体偽者よ、バイト経験者は語る」
「そうなんですの!?」
あやかは小さな予備知識を手に入れた。
ちなみに、誰が『ししゃもの偽者』と書いたかは伏せされていただこう。


502 : ネギま!脳判定テスト 2006/11/25(土) 20:54:01 ID:???
ハルナ「♪~」ペラ
夕映「ハルナ、原稿をさっさと仕上げるです」
ハルナ「♪~・・・ブホッ!(鼻血)」
夕映「どうしたですか?」
ハルナ「ウホッ!いいニュース」


[まほらスポーツ 野球面
○○がドラフト1位の××選手と仮契約]


夕映「絶対ハルナが考えてることとは違うです」

ハルナと同じことを考えた人はネギま!脳の可能性があります


508 : ネギま!ミステリー調査班 2006/11/25(土) 21:45:48 ID:???
ネギま!ミステリー調査班~予言のNMR~

放課後の教室。
夕日が射し込む中、少女が四人集まっていた。

ハルナ「……三人とも、来てくれたのね」
夕映 「なんなのですか?一体」
朝倉 「また呼び出して……」
千雨 「私だって暇じゃないんだけどな」
ハルナ「まぁまぁ落ち着いて。今日皆に集まってもらったのは他でもないわ。私はまた新たな事実に気付いてしまったのよ……」
朝倉 「気付いてしまったって……今回はスクープに出来るの?」
ハルナ「正直、厳しい所ね。なぜなら……今回の事実は魔法に関わる事だからよ!」

Ω ΩΩ< ま、魔法だってー!?

朝倉 「あぁ、だからこの前のメンバーのいいんちょと千鶴はいないのか……」
夕映 「それで、魔法関係の何が分かったのですか?」
ハルナ「それじゃまずはコレを見てちょうだい。
『天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山にいでし月かも』
……百人一首で有名な、安部仲麿の歌よ」
千雨 「私も知ってるくらいは有名だな。で、それが?」
ハルナ「──修学旅行中の関西呪術協会との戦い、正確に言えば天ヶ崎千草との戦い……
それはこの歌で予言されていた事だった!そしてこの歌に書かれている事実……それは、

_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
Ω<  > ネギまの真のヒロインは 春 日 美 空 だったのよ!!<
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^Y^ ̄

Ω ΩΩ< な、なんだってー!!


509 : ネギま!ミステリー調査班 2006/11/25(土) 21:46:33 ID:???
千雨 「ちょ、ちょっと待て!春日美空だと?アホか、ヒロインどころか麻帆良祭までロクに活躍してねぇじゃねぇか!」
ハルナ「それは表向きの話。裏では美空ちゃんは誰にも気付かれないように密かに活躍してたのさ!
そう、自分が魔法使いだとバレないように!」
夕映 「……ハルナ、そこまで言うならその理由を言うべきです。確かにこの歌には『春日』という単語はありますが、
そこからどういう経緯でそんな結論になるですか?」
ハルナ「じゃあまずは最初の『天の原』の部分に注目してちょうだい。天の原、天の原……何かを連想させない?」
朝倉 「天の原?天の原……天……。ひょっとして、『天ヶ崎千草』?」
ハルナ「大正解!冴えてるね」
夕映 「何が大正解ですか。天の原と天ヶ崎千草じゃ『天』だけしか合ってないです」
ハルナ「そこが素人の浅はかさってモンよ。じゃあ夕映、『原』って言ったら何を連想する?」
夕映 「は?そう言われても……。せいぜい原っぱ、草原くらいです」
ハルナ「そう。『原』という単語からは草原が連想されるよね。そして、草原と言うからには当然草が一杯あるわ。それこそ、千本くらい」
朝倉 「……と言う事は、つまり……」
ハルナ「そう、『原』から『千の草』──つまり『千草』は導き出す事が可能と言うことよ!
そして『の』と『ヶ』はほぼ同じ扱いと見ていいでしょう。
これで『天ヶ崎千草』の五文字中四文字が一致したわ、もはやこれは同一と見ていいんじゃない?」
千雨 「確かに、一文字くらいはノイズ──誤差として見ても問題ないな」
ハルナ「そして残りの『ふりさけみれば』の部分。これを並べ替えてみると、『きくばりみふうさけれ』
読みやすく漢字に変換し、単語ごとに分けてみるわ。つまり『気配り 身 風 避けれ』
これに『天ヶ崎千草』『春日美空』そして修学旅行での出来事をプラスして考えると……
『美空は天ヶ崎千草からの魔の手から身を風のように俊敏にして避け続けた、クラスの皆に魔法バレしないよう気配りしながら』
という解釈が出来るのよ!!!」

Ω ΩΩ< な、なんだってー!!


510 : ネギま!ミステリー調査班 2006/11/25(土) 21:48:04 ID:???
千雨 「……ってオイ、『ふりさけみれば』から『きくばりみふうさけれ』じゃ文字数が増えてるだろ!どうなってんだ!」
ハルナ「それも落ち着いて考えれば分かる事よ。どんな文字が増えたかよーく見て考えて」
朝倉 「『ふりさけみれば』から『きくばりみふうさけれ』……きくう……『空気』!」
ハルナ「その通り!つまりこの歌は『美空は空気属性をプラスする事で活躍が出来る』という意味も込められていたんだよ!!」

_人人人人人人人人人_
 な、なんだってー!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
Ω ΩΩ

ハルナ「さらに歌の後半部分、『三笠の山にいでし月かも』に注目してみるわ。
この歌が美空ちゃんについて書かれてるのはもう分かったから、『三』は美空の『み』と考えられる。
そして『笠』の部分……。これは現代の『傘』の使用目的を考えてみて」
夕映 「傘の使用目的?そんなの、雨の日に濡れないようにする事くらいですが」
ハルナ「そうね、雨から身を守る事がその目的。
そして雨は英語読みをするとレイン……つまりここは出席番号31番、ザジ・レイニーディの事を指してるのよ!」
千雨 「ザジが?アイツとどういう関係がある!」
ハルナ「ここで一旦ザジさんについて考えてみましょう。
このスレの人なら知ってると思うけど、ザジさんは原作の一話の見開き中央のシーンで爪を伸ばしている様子が描かれていたわ。
そして文化祭でも怪物チックな人を『トモダチ』と呼んでいた……。つまりザジさんは人外、ラスボス的ポジションである可能性が高い!
そして歌に戻り、次の『山』という単語。これも英語にすると、マウント。つまりマウントポジションと分かる!
そしてマウントポジションといえばその意味は一つ、圧倒的な攻撃よ!!」
朝倉 「圧倒的な、攻撃……!?」


511 : ネギま!ミステリー調査班 2006/11/25(土) 21:48:38 ID:???
ハルナ「そう。この事から『ザジさんはラスボスとして私たちと敵対し、その圧倒的な力で攻撃してくる』という文意が読み取れるわ。
そして『月かも』の部分、これは別の単語に変換すると『付きカモ』となる。
『カモ』は当然オコジョのカモ君の事、そしてカモ君が付いている人物と言えば……当然のごとく、ネギ君!
つまり纏めると……『美空がザジの圧倒的な攻撃から身を守っている時にネギ君が現れる』という予言が出てくるのよ!
そして、ピンチの状況で主人公であるネギ君が助けにくる……この役回りをヒロインと言わずに何と言う!
これで分かったでしょう!ネギまの真のヒロインは美空ちゃん、そういう事なのよ!!!」

Ω ΩΩ< ──── !!

千雨 「……で、それが本当だとすると、そのラスボス役のザジはどうなるんだ?」
ハルナ「決まってるじゃない、ラスボスが辿る最後は一つよ。残念ながら、ね」
朝倉 「それってつまり……死?」
ハルナ「その通りよ。ラスボスは完膚無きまでにやられ、朽ち果てる。それが王道よ!」
夕映 「……それはいいのですが。ハルナ、たまには後ろを気にした方がいいですよ」
ハルナ「後ろ?後ろがどうかし──」

ザジ 「…………」

ハルナ「…………。あー、その、ゴメンね?いやザジさんが嫌いとかそういう事じゃないんだよ?朽ち果てるとか冗談だって。
うん、勢いっていうかさ。ホント、悪気があったわけじゃないんだ。反省してますごめんなさい。
──だから無表情に爪を伸ばさないで!笑おうよ、お願いだから笑って!
……いやゴメン笑って爪を伸ばさないで!逆に怖い!えーと、そうだ!千雨ちゃんもなんとか言ってよ!」
千雨 「じゃあザジ、先に帰ってるぞー」
ハルナ「いや止めてよ!つーか朝倉も夕映も既に居ないし!……あぁうん、前言撤回するって。ザジさんラスボスじゃないよね。
心優しいクラスメートだもんね。だから心優しいクラスメートは爪で人を突き刺したりしないよね?いやホントにごめんなさグハァ」


ネギま!ミステリー調査班~予言のNMR~ 完
ハルナ先生の次の復活にご期待ください!


519 : マロン名無しさん 2006/11/26(日) 10:13:56 ID:???
クリスマスは…

亜子「なんだかんだで、もうクリスマスまであと一ヶ月やな」
ゆーな「にゃー」
アキラ「今年は意外と早く感じたね」
まき絵「ねぇ、あやかってやっぱりクリスマスパーティとかは考えてるの」
あやか「当然ですわ、七面鳥にビーフカッセロールと多彩ですわよ」
亜子「七面鳥は分かるけど、そのビーフカッセロールって何や」
あやか「それはクリスマスの定番料理ですわよ」
アキラ「ごめん、よく分からない」

亜子「えーなー。金持ちはそないなことできて」
ゆーな「にゃー」
亜子「ええんやでゆーな。今年はケンタのパーティーバーレルやで」
ゆーな「にゃー♪」
まき絵「あはは、ゆーな喜んでる」
あやか「健太のパーティーバーレル?」
亜子「あかん!同じクリスマスなのに話が噛みあえへん。おのれブルジョワめorz」
ゆーな「にゃー」
あやか「健太のパーティーバーレル???」

最後まで理解できなかったいいんちょでした。


524 : 魅惑の?角関係 2006/11/26(日) 17:52:10 ID:???
魅惑の?角関係

それは屋上から朝倉と一緒に千雨が出てきた所に、ザジと美砂が一緒に現れたのが始まりだった。
千雨「ザ、ザジ…」
ザジ「千雨…」
美砂「あら、見つかっちゃった?」
朝倉「おーっと!あのザジちゃんが柿崎に浮気か!?」
美砂「あはは、何勘違いしてるのよ。最近飲み相手がいなくてたまたまザジが付き合ってくれただけよ」
千雨「そうなのか、ザジ?」
ザジ「そうだよ。千雨こそ何してるの」
美砂「そういや朝倉と何してたの?あ、また屋上で一服吹かしてた?」
朝倉「うーん、当たらずとも遠からずかな?」
ザジ「千雨、服がヤニ臭い」
千雨「う……悪りぃ」

そこへ猛スピードで現れる一陣の風。
桜子「千雨ちゃーーーん」
千雨「げっ!来やがった!!」
桜子「きっとここに現れると思ってたよー」
美砂「さーて、私たちは退却といきましょうか」
千雨「こらー。お前らどこに行くー!」
桜子「千雨ちゃん。だーい好き」
千雨「分かった分かったって」
円「桜子!何やってるの」
桜子「えー。千雨ちゃんとのスキンシップだよ」
円「さっさとそいつから離れなさい!長谷川も迷惑がってるわよ」



525 : 魅惑の?角関係 2006/11/26(日) 17:52:47 ID:???
千雨「…そうだな、そいつの言うとおり私も迷惑だ」
桜子「え……そうなの円」
円「え、あ…いや今のは言葉のアヤで……」
桜子「ごめんね千雨ちゃん。迷惑だったらちゃんと言ってね」
そう言ってその場から立ち去る桜子。

円「…長谷川!」
千雨「どうした?お前の言うとおりに言っただけだぞ」
円「だからって…!」
千雨「早く追いかけてやれよ、ただあいつが待ってるのは私だと思うけどな」
円「―――っ!」
バシン
するどいビンタが千雨の頬に炸裂した。
円「……っ」
千雨「…………気が済んだか?」
円「――!!」
円は若干の涙目で桜子を追いかけた。

ザジ「千雨、大丈夫?」
千雨「大丈夫だけど……痛ぇ…」
美砂「…」
朝倉「いいの、二人を追いかけなくても……あんた釘宮のこと」
美砂「ストップ、今はそっとしておいた方がいいの。今言っても円を混乱させるだけだから…
長谷川も桜子もすべての思いに決着がついて、それでもだけだったときは…円の隣に私がいるよ」
朝倉「……」
ザジ「行こう」
千雨「…あぁ」
朝倉「そうだよね、千雨にはザジがいるもんね。私はあくまでも悪友だから…」
さよ「朝倉さん。大丈夫ですよ、私がいますから」
美砂「これはこれで、本当に面白くなりそうね」



530 : 邪教の館 合体、それはそれで 2006/11/26(日) 23:21:12 ID:???
邪教の館 合体、それはそれで


1/3
ハルナ 「ちゃおり~ん、用って何?」
超 「おおっ!!やと来たネ。また新たな発明品が出来たから実験するネ」
ハルナ 「お、今度は何!?」
超 「それは・・・これネ!!!邪教の館くんver.1.02ネ」
それは人が一人ぐらいはいるカプセルが三つ設置してありました
ハルナ 「ん?これって昔作ってダメになったやつじゃん。直したの?」
超 「まあ、未完成を放っておくの、天才にあり得ないネ」
ハルナ 「確か、二人の人間を混ぜて一人にするってやつだったわね。で、今回は誰を?」
超 「・・・ハルナサン、千雨サンとまぐわってみないカナ?」

こうして妖しげなカプセルに詰め込まれる千雨、対になっているカプセルにはハルナがうきうきで入る
千雨の猿ぐつわとか手錠とかは気にしてはいけないらしい
千雨 (むぐー!!!)
ハルナ 「そんなに暴れないでよ、ちょっとだけだからさ」
千雨 (むー!!!)
超 「ではいくネ。合体~」
左右二つのカプセルが妖しく光り、やがてその光は中央のカプセルに収束されてゆく
そして光りが収まる頃には、カプセルの中に一人の人影が現れたのでした

ぷしゅう・・・
カプセルが開き、黙々と上がる煙と共に一人の少女が現れます

?? 「じゃぁ~ん!!!同人天使ハルサメちゃん!!!現世に降臨よん!!」

しかしその姿はどう見ても”早乙女ハルナ”なのでした


531 : 邪教の館 合体、それはそれで 2006/11/26(日) 23:22:27 ID:???
2/3
超 「は、ハルナサン?千雨サンはどこいたカ?」
ハルサメ 「いるわよ。私の中に」
千雨 (出せ~、ここから出せ~!!!)
超 「は、ハルナサンの中にいるカ?」
ハルサメ 「ハルサメちゃんだってば、一応千雨ちゃんと合体はしたようね」
超 「た、たぶん・・・ハルナサンの要素が強すぎたようネ。でも根本の属性は近いようだから外見はあまり変化がなかったようネ」
千雨 (ち、ちがーう!!!コイツと一緒にするなぁ!!!)
ハルサメ 「まあいいから、うふふ・・・次は誰をまぐわらせる?」


史伽 「まぐわるですか?」
風香 「まぐわろ~」
超の地下研究室に連れ込まれた二人、そしてそのままカプセルの中に放り込まれる
やがて左右二つのカプセルが妖しく光り、やがてその光は中央のカプセルに収束されてゆく
そして光りが収まる頃には、カプセルの中に一人の人影が現れたのでした

ぷしゅう・・・
カプセルが開き、黙々と上がる煙と共に一人の少女が現れます

史香 「じゃぁん、史香(ふみか)誕生~」
現れたのは身長190cm近い長身のナイスバディの美女でした
ハルサメ 「おほほっ!!!こりゃ凄いわね!!!」
超 「なんだか単純に足し算になったみたいネ」
史香 「このおっぱい・・・ちづ姉より凄いよね」
ハルサメ 「測ってあげるよん、どれどれ・・・おおっ!!!98cmときましたか!!!」

そのときでした。とてもまがまがしい雰囲気と共に怪異が現れたのです
千鶴 「それは何かの間違いじゃないのかしら?クラスNo.1はこの私なのよ?」


532 : 邪教の館 合体、それはそれで 2006/11/26(日) 23:23:11 ID:???
3/3
千鶴 「うふふ・・・こっちに入ればいいのね?」
真名 (むぐー!!!)

千鶴 「楓さんが見つからなかったから・・・龍宮さんでもきっと巨乳になるわよ?」
真名 (むー!!!)
暴れる真名を無理矢理にカプセルに押し込むと、ハルサメは楽しそうに装置のスイッチを入れたのでした
ハルサメ 「合体~」

左右二つのカプセルが妖しく光り、やがてその光は中央のカプセルに収束されてゆく
しかし光は収まらず、その光りはだんだんと強くなっていくのでした
超 「が、合体事故か!?256分の1に起こるはずネ!!」
史香 「や、やばいよね・・・」
そして光は閃光となり、カプセルは爆発したのでした

史香 「きゃあぁぁ!!!」
破裂したカプセルから出てきたのは形容しがたきもの、それはまさに・・・
ハルサメ 「う、宇宙!?星とか銀河が見えるよ!!!」
超 「きっと真名さんの体が千鶴さんの歴史に耐えられなかった・・・アーッ!!!」
ハルサメ 「だ、だめ!!!取り込まれ・・・アーッ!!!」
史香 「麻帆良の街が!!!世界がぁ!!!アーッ!!!」
こうして麻帆良は、世界は原初の海へと還るのでした


超 「なんてことになったら大変だから使わないネ」
ハルナ 「人選をすれば問題ないんじゃないかな?」

千鶴 「うふふふふふ、何も考えなくてもよくなるわ。だって、あなたたちは私の一部になるのだから・・・」

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最終更新:2008年10月26日 02:42