750 : 雪の日 かまくら 中編 1/10 2006/12/06(水) 01:48:34 ID:???
雪の日 かまくら 中編

「雪…」
こんな時期にこんなに降ってくるなんて、珍しいな…
宮崎のどかは玄関の外を見ながらそう思った
積もったら明日が大変… アレは… マフラー?
外で雪の吹きすさぶ中、玄関のガラスの端にひらひらと揺れるマフラーが視界に入った
ドアに引っかかってるのかな?
てくてくと、なんとなくマフラーに歩み寄る
誰かのが風に飛ばされたのかなー… !
「ザ、ザジさん!?」
こんな雪の中… なにを!?
よく見れば頭の上や、肩には雪が積もってる
「ちょっ、ちょっと、風邪を引いちゃいますよー!?」
「…」
あうう… 答えてくれないどころか、こっちも見てくれない?
ずっと、雪の、その先を見てる…
「と、とにかく、中に入りませんかー?」
「…」
あうー、よく考えたら話したことなんかほとんど無いしー
でも、ほっとけないし、どーたらー? ぐるぐるぐるぐる
「あー! ここにいた! ちょっとのどか、〆切りがやばいのよーって… ザジさん!?
あんたたち、なにしてんの?」
この声は…
「ハルナ!!」


751 : 雪の日 かまくら 中編 2/10 2006/12/06(水) 01:49:05 ID:???
「ふーむ… にゃるほど」
単純ないきさつを説明すると、ハルナは顎に手をやり考え込む。 
どてらを羽織っているその姿はさまにはならない… かな?
「どら」
一歩、ザジさんに近づくとクンと鼻を鳴らす。 ザジさんはやはり微動だにしない 
ハルナにはラヴ臭なる匂いをかぎ分ける能力がある。 らしい…
私には良くわからないけど、もしホントにわかるなら…
…顔が熱い。 なんだか、凄く恥ずかしい気持ちになってしまう
もしかすると、私今まで…?
「そう、か、な?」
ハルナの声で現実に引き戻された。 なにか… わかっちゃうの!?
「んー、ザジさんあなたは誰かを待っている。 コレはyes?」
コクリ
前を見たままザジさんが頷く。 ハルナって…
「じゃあ、ザジさんはここで待っていることをその人と約束した。 コレはyes?」
フルフル
首を左右に振るザジさん。頭の雪が舞い上がって玄関からの明かりに反射する。 綺麗…
「ふむ、次はねー… その人はザジさん、あなたを大事に思ってくれている。 コレはyes?」
「…」
ザジさんの体がゆっくりとハルナに向いた。 少し逡巡するように眼を泳がせたあと、
ハルナをじっと見据えている。
な、なんだか私が緊張しちゃう…
「…」
「…」
こんな時、井戸の日記をつかったら… ううん、いけないいけない
やがて、ザジさんがゆっくりと、だけど力強く頷いた(ように見えた)
「そう… じゃあ、ザジさん。 あなたはここで待ってちゃいけないと思う」
「!?」
「!?」
瞬間、ザジさんと私が同調した気がした


752 : 雪の日 かまくら 中編 3/10 2006/12/06(水) 01:49:40 ID:???
―――麻帆良大学工学部の葉加瀬の研究室―――
「超さん『お天気君』は発電所上空に移動! 電力補給及び自己増強のパーツ集める模様です!」
「田中さんを起動! 現場に向かわせるネ! ガイノイド達も発進準備を!」
「やってます! あと、茶々丸には直接向かわせた方が良いのでは?」
「念には念を… こっちで対策を立ててからネ 今考えると余計なプログラムを搭載させてしまたネ」
「確かに… 戦略、戦術プログラムは必要なかったかもしれませんねー…」
「ふむ、『彼女』に声をかけておくカ」 



753 : 雪の日 かまくら 中編 4/10 2006/12/06(水) 01:50:11 ID:???
なんや、ひどい降りになってきたんやな… ちづ姉おれへんな、どしたんやろ
「夏美姉ちゃん、ちづ姉は?」
「…」
「夏美姉ちゃん?」
なんや、もう寝てもうたんかな…って、何をしとるんや?
村上小太郎こと犬上子太郎が振り返ると、村上夏美は百面相としか言いよう無い程くるくると表情を変えていた
「えっ、ごめんなに?」
「ああいや、夏美姉ちゃんなにしてんのや?」
「ううん、今度の演劇での主人公の心情を考えてたの」
「はー…」
なんやようわからん
「なんや、夏美姉ちゃん主役やるんか?」
「えーっ、そんなわけないよー」
「は? そやのに主役の練習すんの?」
「うーん… なんて言うのかなぁ… そう、これは愛なのよ!」
「………」
「あ、いや、もちろん演劇に対してね。 そう、すべてを理解しようとして初めて、道は開かれるのよ!」
「………」
「なによー、そんなに引かなくてもいいじゃない」
「ああ、ちゃうちゃう、そんなんやないけど」
愛か… なんや、あのちび助思い出したわ…
『愛を知らない者が――』
「どうしたの?」
目の前に迫った夏美姉ちゃんの顔が思考を中断した
「いや、なんもない… そや、ちづ姉や! ちづ姉は?」
「ちづ姉? ほら、さっき食べたアップルパイあったでしょ?」
「おう、ちづ姉が作ってくれたやつやな、うまかった」
「いいんちょの分まで食べちゃったよね小太郎君、知らないからね…
じゃなくて、あれを持ってエヴァンジェリンさんのトコいったよ」
「え”」


754 : 雪の日 かまくら 中編 5/10 2006/12/06(水) 01:50:43 ID:???
「ハ、ハルナ…?」
なにを…?
「ザジさん、当然あなたはその人を大事に思ってるんでしょ?」
コクリ
躊躇なく頷く。 まっすぐな気持ちだー…
「だったら、自分のすることがその人をどんな気持ちにさせるか、それを考えなきゃ」
「…」
「こんな日でも待っててくれるのは、確かに嬉しいかもしれないけど―――」
ハルナが喋りながらザジさんの肩や頭に積もった雪を払う。その顔はとても優しく微笑んでる
「自分のせいで寒い思いをさせてしまったとか、風邪を引くんじゃないかとか、心配させたい?」
フルフル
「そうだよねー」
一歩進み出るハルナ、そして―――
「大事な人には笑っていてもらいたいもんねー」
すっと、自然にザジさんを抱きしめる。 
「あったかい?」
コクンと、ザジさんが頷いた
「えーとね、ザジさんがここで待ってると、私が困るの」
「…?」

「〆切りが迫っててさ、ゆえは見当たらないし、のどかをやっと見つけたと思ったらこんな状況だし」
ザジさんが首をかしげてハルナを見つめる。 私も同じ気持ちだ
「のどかは貴重な戦力なのよねぇ、でもここでザジさんを放って置いたら、きっと何も手につかない
…心配してね」
あ… 
ザジさんがこちらを見た。 いつもの読みにくい表情。 
でもその目は確かに私の中を捕らえようとしてる…?
「だから私を助けると思ってちょろーっと、中で待たない? お願いだから」
両手で拝みながらウインク。 ザジさんが私とハルナを交互に見つめてそして―――
コクン
良かったー…


755 : 雪の日 かまくら 中編 6/10 2006/12/06(水) 01:52:45 ID:???
ちづ姉が、エヴァンジェリンさんに子供達がお世話になったお礼してくるわーって、
さっきメールもきたし、雪が収まったら帰るっていってたよー』
前にちづ姉迎えに行ったときの事やな…
ウーン… 心配要らへんやろうけどなぁ
ネギもエヴァンジェリンさんはええ人やってゆうてたけど、ゆうてもなぁ
真祖の吸血鬼やろ?
つーか、なんでそんなんがおるんやここは…
『なんなら挽き肉にしてやろうか?』
…こわっ
「小太郎、浮かぬ顔をしてなにをしているでござるか?」
「あ、楓姉ちゃん」
「悩み事でござるか?」
「いや、そんなんちゃうけど…」
こんなん… なんて言えばええんや…
「ふむ… 小太郎、手は空いてるでござるか?」
「えっと… 空いてるで?」
「では、行くでござる」
「へっ?」
「修行でござるよ」


756 : 雪の日 かまくら 中編 7/10 2006/12/06(水) 01:53:17 ID:???
玄関ホールに入ったところでザジさんは立ち止まった
「うーん、ここが限界?」
コクリ
ハルナの問いかけに頷くザジさん
でも、外に比べれば全然暖かいし、なにより、私達の気持ちに答えてくれたのが嬉しいー…
「まっ、しょうがないか、じゃあお姉さんからの餞別」
着ていたどてらをふわりと、ザジさんに着せる。 ハルナのほうが背が高いから少しあまってるけど…
「…」
「明日にでも返してくれればいいから」
見上げるザジさん、ハルナの爛漫な笑み。 私も何かー …!
「ちょっ、ちょっと待っててくださいねー!」
「あ、のどか、そんなに急ぐと―」
へぶぅ!?
「転ぶわよ―って、遅かったか」
ダイジョウブ?
「らいじょーぶれすから…」

「はい、これをどうぞー」
「ホホゥ、のどかナイスチョイス!」
持ってきたのはカイロ
「…」
ザジさんはカイロと一緒に私の手を握ってじっと見てくる
「あ、あのー?」
アリガトウ
「…! いえっ」
ぽつりと、聞こえてきたその言葉が、とてもとても嬉しかった


757 : 雪の日 かまくら 中編 8/10 2006/12/06(水) 01:53:51 ID:???
「ふっふーん♪ 良い事すると気持ちがいいねぇ」
部屋に戻る道すがら、ハルナは上機嫌だ
「でも良かったー、あれなら風邪ひいたりしないよねー?」
「大丈夫でしょ、それにしても、あそこまで思われる相手… 誰なんだろうねぇ?」
う… それは私もちょっと気になった。 寮の誰かなんだろうけど…
「のどかのアーティファクト使えばすぐわかるんじゃない」
ハルナがいたずらっ子のように聞いてくる… けど、眼は…
「…私はそんな風に知りたくないなー…」
仲良くなって打ち明けられるのならいいけど、人を想う気持ちをそんな風に覗きたくない
だって、それは私の中にもある大切な―
「ひゃんっ!?」
肩を強く叩かれた。 もちろん叩いたのはハルナで…
「~~~のどか、覚悟は良い?」
「へっ?」
「いやあ、燃えてきた萌えてきたよ! こうね、創作の情熱ってのが!!」
「え、ええと…」
「さー、今日はもう寝かさないかんね。 のどかにはちょーっと刺激が強いかも知んないけど
完成まで付き合ってもらうよー!」
「えええ~!!?」
鼻息も荒くハルナは私を引きずっていく
そんなハルナは、とてもとても上機嫌に見える


758 : 雪の日 かまくら 中編 9/10 2006/12/06(水) 01:54:38 ID:???
―――麻帆良大学工学部の葉加瀬の研究室―――
「田中さん三体発電所に到着。 斥候を開始します」
「ガイノイド及び他の田中さんが到着するまで時間を稼ぐが吉カ…」
「…? 『お天気君』動きませんね…?」
「何か狙っているのカ…?」
「接触します。 3,2,1、コンタクト開始… ! 田中さんのプログラムが書き換えられていきます!!」
「ナント!?」
「発電所から高圧の電流を確認! 通信施設に向かっています!!」
「マズイネ!!」
「先行の田中さん三体、こちらのコントロールを受け付けません!!」
「くっ、通信施設の方も過負荷でショートネ。 奴は地域殲滅が狙いネ」
「…! 発電所の電力を吸収し始めました!! 物凄い量です…」
「コレは…」
「そんな… 麻帆良都市がブラックアウトします!!! あと、1分持ちません!!!」
「くっ、ここと病院等の施設分を確保! 物理的に回路を区切るネ!」
「やってます!!」
「発進準備のできているガイノイド及び田中さんを施設の電力確保に向かわせるネ」
「最優先事項書き換え完了! 人命及びライフラインの確保に向かわせます」
「通信破壊、ライフラインの破壊、そして大雪… 一週間も続けば誰もいなくなるネ…」
「送電線を逆流してます… ブラックアウトまであ15、14、13」
「通信用の回線を確保するネ。 ここから発信できる分だけでもネ」
「了解! …確保できました。 麻帆良学園都市、ブラックアウトします―」



759 : 雪の日 かまくら 中編 10/10 2006/12/06(水) 01:55:13 ID:???
―――ほぼ同時刻のどか達の部屋―――
「だーめよ、こんなに黒く塗っちゃー」
「ええ、でも、見たことないしー…」
「高畑先生ならこれくらいでもいいかもだけど… ネギ君達はこう、もちょっと…」
「ふえふええええええ~!」
ぐるぐるぐるぐる~
「まだまだよのどか、そんなことじゃ後半のページを見れないわよ!!」
ど、どんなことがー!?
その瞬間、部屋は闇に包まれた
「!?!?!?!? ムキー 一体なに!? 私の創作活動を妨害する宇宙の意思!?」
「停電…?」

―――ほぼ同時刻学園郊外―――
「はっはっは、もうバテたでござるか?」
楓姉ちゃんの声が木の上から聞こえてくる
「へっなめんなや」
やっぱ、ゴチャゴチャ考えるより、こーやって動いてるのが性にあっとるわ
なんや、スッキリしてきた
「これくらいで… あん?」
「どうしたでござるか?」
「いや、なんか…」
雪の吹きすさぶ中かろうじて見えていた明かりが徐々に消えていく
「停電でござるか…?」
「ちづ姉…」

いきなり闇が訪れた
少し先もまったく見えず、風の音だけ聞こえる
寮の中からざわめきが聞こえるが、今はそれどころではない
外はまったく明かりのない世界。 もし、彼女が今外にいたら―?
みんな、おねがい!
少女は『トモダチ』を呼び、そうして自身も雪の吹きすさぶ闇の中へ飛び込んでいった

767 : 風の辿り着く場所 2006/12/06(水) 20:15:16 ID:???
風の辿り着く場所

1/3

「寒い……」
学校を出るなり、私は身を切るような冷たい風に震え上がる。制服の下にセーターを着込み、
ロングコートにマフラーも装備、そして奥の手、ストッキング二枚重ねを繰り出したにも関わらず、だ。
どれだけ厚着をしても寒いものは寒いのだ。ああ、人間とは大自然の前ではかくも無力なものなのか。
……いや、例外もいるんだった。例えば、私の隣を歩いてる奴とか。
「もうすぐクリスマスだね~♪」
私が、今すぐコンビニに駆け込んで最終決戦兵器カイロを購入しようか悩んでるというのに、
春日さん家の美空ちゃんは、至って平然とした口振りで呑気なコトを喋ってくる。
「……美空は寒くないの?」
「んー、確かに今日は風強いね」
私がジト目で尋ねると、美空はけろりとした表情で答えたんだ。そして、
「じゃあさ、走って帰る? カラダ温まるよ~♪」
などとおっしゃいました。ナニが悲しゅうて部活の後にランニングしなきゃなんないのよ!
「じょーだんだってじょーだん。円は寒がりだもんね~」
よっぽど私は憮然とした顔をしていたのか。美空はぱたぱたと手を振りながら笑っている。
もう! 私がその笑顔に弱いのを知っててやってるんだよね、美空は。
「んじゃ、こうやってれば寒くないっしょ?」
と、不意に美空は私の腕を取り、ぴったりとくっついてきた。
「ちょっ、人に見られたらどうすんのよ!」
「寒がりな友人の為に、慈愛に満ちたシスターが身を挺して暖を与えているのです、って答える」
私が少し照れながら訊くと、この破戒シスターはわざとらしく十字を切りながらしれっと答えたんだ。
ったく、しょうがないなあ……。
「……ま、いっか」
観念して私は美空の肩に頭を預けた。どうせ誰かに見つかった場合、面倒な目に遭うのはコイツだ。
それに……、私だって美空とべったりしていたいもの―――


768 : 風の辿り着く場所 2006/12/06(水) 20:16:33 ID:???
2/3

美空に寄り添ったまま、私はゆっくりと歩き出す。どこかくすぐったいような、美空の温もり。
それはとても心地良い感触で―――
「―――美空ってさ」
「うん?」
「風そのものだよね」
「何それ?」
きょとんとした表情で、美空は私の顔を覗き込んでくる。
「普段はさ、気まぐれで何処へ飛んでいくか分からないようなカンジするじゃん?」
「わたしゃ鉄砲玉かいっ!」
ずびしぃ! と美空はツッコミを入れてくるが、私はスルーしながら続ける。
「双子とイタズラしてる時は、勝手気ままなつむじ風。教会の仕事サボって昼寝してる時は、穏やかな春の風。
陸上で走ってる時は、爽やかな夏の風。で、夜の仕事の時には、凍て付くような木枯らし―――かな?
なんとなく、そう思ってるんだ―――」
それは、前々から思ってた彼女のイメージ。そう、私にとって美空は風の妖精なんだ。
「それって褒めてんの?」
苦笑しながら小首を傾げる美空に、私はちょっぴり照れながら打ち明けた。
「今だってさ、風に包まれてるみたいなんだよ? 心地良くて、このまま眠っちゃいそうだもの……」
「うあ、それは褒め殺しっス……」
美空の顔は途端に赤くなっていく。先手を打って、逃がさないように彼女の肩を抱き寄せると、
「円さんマジ恥ずいんスけど……」
とか言ってわたわたしてる。ふふっ、カワイイ。
「たまにはさ、私も甘えさせてよ」
「円はしょっちゅうシャークティに甘えてんじゃん」
「それは美空も一緒じゃない。いっつも私やシャークティにべったりなのは誰だったっけ?」
「あっ、円見て見て! もうクリスマスの飾り付けやってるよ!」
立ち止まり、美空はあからさまに話を逸らせる。しょうがないなあ……。
「へえ……。もうそんな季節なんだね」
私は美空の後に続くと、街角をほのかに照らしていたクリスマスツリーに目をやった。


769 : 風の辿り着く場所 2006/12/06(水) 20:17:08 ID:???
3/3

「綺麗だよね……」
さっきまでのうろたえっぷりはどこへやら。美空ってば真剣に見入っちゃってるよ。




「今年のクリスマスは楽しみだね。私とシャークティにココネ、そんで円も一緒で……」
「ふふっ、きっとシャークティったら張り切ってお料理作るんだろうね」
「そうそう! シャークティもね、この日ばかりはちょっぴり浮かれたりするんだよ! なんたって聖誕祭だし!」
「へえ……。それは楽しみだね」
私の中に幸せな情景が広がっていく。ディナーの準備をするシャークティに、こっそりつまみ食いをする美空。
それで、ココネに見つかって怒られるんだろうね。私とシャークティは笑顔でそんな二人を見守ってて……。
「円、何にやけてんの」
「そういう美空だって」
二人して顔を見合わせて、笑った。きっと美空も同じ光景を見ていたのだろう。
そして、私はどきりとする。
だって、ツリーをバックに笑っている美空が、あまりに素敵な笑顔を浮かべていたから……。
だから―――

「美空……!」
私は美空の手を取って強引に引き寄せると、そのまま唇を奪った―――

「うーっ、不意討ちは卑怯っス……」
私がそっと顔を引くと、美空は真っ赤になりながらジト目で抗議してくる。
「ふふ。ちょっと寒くなってきたからさ、美空に温めてもらおうかな、って」
「しょうがないなあ……」
美空は大仰しく息をつくと、再び私の腕を取った。
「じゃあ、早く帰って暖まろう! シャークティが待ってるもんね!」
「そだね」
美空の意図を理解した私はクスクスと微笑む。今夜は二人がかりでシャークティに温めてもらう、ってコトだね♪
そして、私たちは歩き出す。シャークティとココネの待つ、幸せな空間へ―――
(おしまい)

771 : 猫が如く(猫とハイレグ) 2006/12/06(水) 20:44:26 ID:???
――しかし、俺はいつも思う。
ニンゲンっていう生き物は何故好き好んで水の中に入りたがるのかと。
しかし、まあ、あのテカテカした毛皮は悪くない。
ニンゲンが水に入る時、色々と毛皮が変わるが、中でもあの黒くてテカテカな毛皮はいいと思う。
美味そうに見えるし。そう、ウナギとかああいうのを連想させる。イイ。
と、ニンゲンの内一人が俺の存在に気付いたようだった。
水から上がってこっちを見ている。
――俺達誇り高き猫は目線を合わせるを良しとしない。
視線が合う=殺し合いの合図でもあるからだ。
だというのに、あのニンゲンは真っ直ぐこっちを見てくる。勘弁して欲しい。
ええい。早く視線を逸らせ。さもなくばそのテカテカな毛皮を切り裂くぞ。
――そんな俺の意思に反してニンゲンはこちらへとやってくる。
俺は必死に視線を逸らす。
侠客はだんぴら振り回すのが仕事じゃない。時に忍び、時に耐えるのも仕事の内だ。
『ちっちっちっち』
ニンゲンがしゃがみ込んで俺を誘う。
莫迦女。俺は侠客。そんじょそこいらの野良と一緒にしたら火傷じゃすまないぜ?
『……大丈夫、恐くない』
別にビビッてないっちゅーに。これだからニンゲンは嫌なんだ。俺達の気持ちを汲み取ろうとも
『そうだ。ちょっと、待っててね』
……?

数分後

アキラ「……おいしい?」
クッキ「……ざりざりざり」(一心不乱にアキラの手に乗った鰹節を食べる)
アキラ「……どこから来たにゃんこなのかな?」
クッキ「……ざりざりざりざり」
アキラ「……可愛い、ね」(背中を撫でる)
クッキ「……ぶなぁー」『……チッ、少し、撫でさせといてやるか』
アキラ「……」(なでりなでりなでり)
クッキ「……」(あ、やべ、眠く――)


773 : 猫が如く(猫とハイレグ) 2006/12/06(水) 21:16:47 ID:???
アキラ「……」
水泳部員「アキラ? どうしたの、固まっちゃって」
アキラ「あ、うん。この子、膝の上で寝ちゃって……」
水泳部員「わ、香箱座りじゃん。相当アキラのこと信用してるんだね」
アキラ「そう、なの?」
水泳部員「うん。この座り方っていうか、くつろぎ方は相当安心しないとしないみたいだよ」
アキラ「……そう、なんだ。じゃあ、起こしちゃ可愛そうだよね」
水泳部員「……まさか、起きるまで?」
アキラ「……うん。練習も、終わったし……」
水泳部員「……風邪、ひかないようにね」



アキラ「くしゅんっ」
亜子「アキラ、風邪?」
アキラ「……うん。昨日、にゃんこがね」
亜子「……あかんで? アキラが病気になると……ウチも、苦しくなる……」
アキラ「……亜子……ごめん……」
亜子「せや。ウチがアキラの風邪、もらったる」
アキラ「え、何を……ぅんっ!?」
亜子「……これで、風邪も治るで」

ビッケ「……若いわねぇ。で? 申し開きは?」
クッキ「……ありません」
ビッケ「ん? ないの? 言い訳できないほどにスク水女子中学生の生フトモモが気持ちよかった?」
クッキ「いや、あの、アレはちがうんだ。そもそも俺はニンゲンなんかに興味は」
ビッケ「問答無用! 死ぬが良い!!」

クッキ「みぁおぅーーーーー!!」
ビッケ「ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
桜子「あはは、クッキもビッケも仲良しさんだねー」
円「いや、違うと思うけど」


778 : マロン名無しさん 2006/12/06(水) 22:43:00 ID:???
好き嫌い

まき絵「おいしいね、今日のご飯」
あやか「そうですわよ。うちのシェフが腕によりをかけた和食料理ですもの」
まき絵「…でももういいや、ごちそうさま」
あやか「あら、具合でも悪いのですの?」
まき絵「そうじゃなくて、ぬるぬるした食べ物とか苦手で…」
食器の上に乗っている納豆を見る。

あやか「いけませんわよ、好き嫌いばかり言っては」
まき絵「で、でもぉ」
あやか「残さず全部食べてください」
納豆を摘んでまき絵に箸を向けるあやか。
あやか「はい、あーんしてください」
まき絵「!!」
まき絵は鼻血を垂らした。
その日から、まき絵は好き嫌いがなくなった。


783 : 千雨 終わりのない世界 2006/12/07(木) 00:27:45 ID:???
千雨 終わりのない世界


私の名前は長谷川千雨、ただの女子中学生だ
たいした特徴はなく、普通の学生生活を送ることを望んでいる
しかし、一つだけ他人と違う点を上げるとすれば・・・トップネットアイドルというところだろうか?

ネットアイドル、それは電脳世界の中だけに存在する偶像。私はその頂点に君臨しているのだ
だが・・・いつまでもその頂きにとどまることは出来ない
私の足下から、私を追い落とそうと次から次へと刺客の手が伸びてくるのだ。それは一瞬の気のゆるみも許されない

今日もすでに午前二時、物言わぬモニターの前に座り私は見えない相手に謀略の限りを尽くす
煽り、荒らし、2Getなどなど・・・
とにかくライバルにはあらゆる手段を用いて妨害を試みる
どんな手段を使ってでも、ライバルは蹴落とすのだ。それが私の美学

私は眼鏡を外し、着替えぬまま布団の上へと転がった
ブログに乗せるの新コスチュームを着たままだが、もう着替えるのすら面倒くさい
いけない・・・眠気が・・・襲ってくるが・・・それ以上に他の奴らの動向が気になってしまう
だから・・・あと一時間という暴挙に出てしまった
だがそれは無限の世界、あと一時間はさらに一時間を呼び、もう一時間、まだ一時間・・・そして

朝がくる

もう学校に行かなければいけない時間だというのに・・・いいや、今日は休んでやろう
昼頃まで眠って・・・そしてまたネットアイドルとして活動しよう。そうしよう
そうしてまた夜中まで攻防を繰り返すんだ。明日も・・・明後日も・・・
私はトップネットアイドルなのだから

これが私の入り込んだ、終わりのない世界


786 : マロン名無しさん 2006/12/07(木) 02:10:43 ID:???
決してゲ○と言ってはいけません。

亜子「なぁゆーな、もんじゃでも食べにいかへん?」
ゆーな「にゃー」
亜子「そうか、行きたいんや」
ゆーな「にゃー」
アキラ「もんじゃ焼き?」
まき絵「私たちも行っていい?」
亜子「ええで」
まき絵「あやかも行こう」
あやか「支払いは任せてくださいまき絵」
まき絵「わーい」
亜子「またかブルジョワめ…今回はワリカンや」

ゆーな「にゃー」

もんじゃ焼き店にて
亜子「(誰よりも、特にいいんちょよりも高いものを頼む!)すいません!」
店員「はい」
亜子「スペシャ「スペシャル海鮮ミックススペシャルを」
アキラ「いいんちょ一番高いものだ」
まき絵「さすがあやか」
ゆーな「にゃー」
亜子「………ピキピキ」




787 : マロン名無しさん 2006/12/07(木) 02:11:14 ID:???
アキラ「そういえばもんじゃってどうやって食べるの?」
まき絵「アキラ知らないんだ?」
あやか「…??」
亜子「あ、いいんちょも知らんのや」
あやか「こんな見た目もよく分からない庶民の食べ物、全く知りませんわ」
アキラ「ブルジョワだね…」
亜子「……こいつ、一般庶民の敵!!」
ゆーな「にゃー」

あやか「熱っ!!」
亜子「まだ冷まさずに食べるからや」
まき絵「大変だ!」
まき絵は水を一気飲みして口に含む。
まき絵「んーーーー(あーんして)」
あやか「ん!?んんんーーーっ」
アキラ「人目も憚らず口移し…」

亜子「このバカップルめ。ゆーな、他人のフリしとこ」
ゆーな「にゃー」


792 : マロン名無しさん 2006/12/08(金) 14:33:32 ID:???
三分後投下~

前後編の前編です

久しぶりなので登場人物紹介

桜咲刹那  物語の中心、今回は謎を探るためにあるアイテムを持って・・・

真名  刹那の同居人、せつなは”ちちうえ”といっている

せつな 千鶴に抱擁されて精神だけ幼児化した刹那、言葉使いが幼女

ねこ裕奈 千鶴に抱擁されて精神だけねこ化した裕奈、人の言葉はわかるらしい。せつなは”ねこさん”といっている

千鶴 カオスの元凶。本人にはたぶん悪気はないのだが、抱擁は止められないらしい。せつなは”ははうえ”といっている


793 : 刹那 記憶の彼方 前編 2006/12/08(金) 14:36:06 ID:???
刹那 記憶の彼方 前編


1/4
私の名前は桜咲刹那、麻帆良学園女子中等部に通う中学生だ
残念ながら私は普通の女子中学生とは言い難い。重めの出生の秘密と宿命を背負っているのだ
まぁそれはともかく、脳天気な学生生活とは縁遠い私に一つの悩みが追加された

時々記憶がなくなるのだ
毎日とはいわないが、一日の内、睡眠時間を除いたおよそ17時間、そのうち5時間ほどが消えて無くなるのだ
正確には寮の部屋に帰ってからしばらく経ってからの時間だ
部屋に帰ってから・・・それから龍宮が帰ってきて・・・そして誰かが来て・・・意識が戻れば布団に入っているのだ
それもどういう訳か私の布団の中には明石さんが一緒に眠っている
裕奈 「にゃ・・・」
寝言を言って私にすり寄ってくる明石さん。その姿はとっても可愛い
だがこんなところをこのちゃんにでも見られたら・・・
そして何より龍宮が何もしていないというのがおかしすぎる

だから私はすべてを知ることにした
この部屋の中で起こっていることのすべてを・・・


千雨 「そりゃいいけどさ、壊さないでくれよ」
刹那 「すいません。この借りは・・・」
千雨 「ああ、そういうのは止めてくれ。苦手なんだ」
刹那 「そうですか。ではこれをお借りしていきます」
私は普段話もしないような級友からある物を借りた
すべての謎を解き明かす、ビデオカメラを


794 : 刹那 記憶の彼方 前編 2006/12/08(金) 14:37:35 ID:???
2/4
午後5時
私は部屋についた。龍宮はまだ帰っては来ていない
私は長谷川さんに借りたビデオカメラをそっとタンスの上に仕掛けた
たぶん龍宮にはばれないと思う。そして私の霞がかった意識に現れるもう一人の人物にも・・・

午後5時半
龍宮が帰ってきた。別段どういうこともない様子で着替えを始める
その様子からはカメラに気づいている様子はない
さて・・・これから一体に何が起こるのであろうか?

午前7時
朝、目が覚めた
隣には誰も寝てはいない
寝るまでの記憶を探ってみた。だが何も思い出せない
ついでに着衣の乱れがないかを調べてみる
だが乱れるどころか、ちゃんとパジャマを着ているではないか
これは一体どういうことなのか?全くわからない

だから私は仕掛けたビデオカメラを見てみることにした
すべてが記録されているはずのビデオカメラを

タンスの上のビデオカメラを取ってみた
どうやら録画が途中で切れているようだ。それは録画時間の制限で仕方がないこと
私ははやる気持ちを抑え、それをテレビにセットする

そして再生ボタンを押そうとした瞬間、後ろから誰かに声をかけられた


795 : 刹那 記憶の彼方 前編 2006/12/08(金) 14:38:53 ID:???
3/4
真名 「それを見るのか?」
背後からかけられた声に、私は思わずびくっとして振り返った
刹那 「た、龍宮!?ど、どうかしたのか!?」
慌てる私を見ても龍宮は何も答えなかった。ただ私を見つめているだけ
刹那 「こ、これはだな・・・その・・」
そんな私を見た龍宮はため息を一つついた

真名 「それを見るなら・・・いや、なんでもない」
刹那 「た、龍宮?」
真名 「私は出かけてくる」
龍宮はそれ以上何も言わなかった
それが何を意味するのか?
私は・・・知りたい


テープを巻き戻して私は再生ボタンを押した。しばらくして天井近くから見た私の部屋のアングルが映る
時間は17:30。私がビデオカメラを仕掛けた時間だ
画面にはリビング以外何も映ってはいない
5分、10分と時間は過ぎてゆく。だが画面には何の変化もない
焦る私は、思わず早送りのボタンを押してしまう

18:00頃
早送りの画面に変化が現れた。誰かがフレーム内にに映り込んだのだ
私はいったん画面を止めて時間を巻戻す
そして再生した画面に映ったのは、いや、誰かが映る前に音が鳴った

その音はドアのチャイムの音だった


796 : 刹那 記憶の彼方 前編 2006/12/08(金) 14:40:08 ID:???
4/4
ぴんぽーん
テレビのスピーカーからはドアのチャイムの音が流れた
と、同時に私自身の声が聞こえ、自分の姿が画面に映る
刹那 「はい、どなたですか?」
画面の私はフレーム内を横切り、玄関へと歩いてゆく

一体誰が?
そう思う私の記憶に誰かが訪ねてきたという記憶はない
それ以前にもうこのあたりの記憶がない
私は誰と逢ったのだろうか?だったらそれは誰?

?? 「やぁん、せつなちゃ~ん!!!」
やたらとのほほんとした声、この声には聞き覚えがあった
そう、これは確か・・・
やがてその声の主が画面に現れる

画面の主は私の手を掴み、リビングまで引っ張ってきた
その姿は・・・那波さん!?何故彼女がここに?
そして那波さんは私を顔をその豊満な胸に抱きしめると、私の頭を撫で始めたのだ
千鶴 「せつなちゃん・・・いらっしゃい」

映像を見ていた私は疑問を感じた
何故、私は抵抗していないのだ?
そして・・・この光景を見ていると沸き上がる安心感は何なのだろうか?
さらに龍宮は何故何もしないのか?

すべてが謎だ

続く

800 : マロン名無しさん 2006/12/08(金) 17:42:04 ID:???
↓ハルナ、早く801を取るです。(by夕映


801 : 早乙女ハルナ 2006/12/08(金) 17:47:45 ID:???
取ったアァァ!!!
これで冬コミも・・・乗り越えられる


802 : 超 2006/12/08(金) 17:48:47 ID:???
やらせはせんヨ!!!

805 : リクカプ劇場 2006/12/08(金) 18:01:32 ID:???
リクカプ劇場
超×のどか編:ハイパー惚れ薬

「のどかサン。愛してマス!」
それはのどかがうっかりネギから貰った惚れ薬を、超が間違って飲んでしまったことが始まりだった。
のどかはその言葉を聞くや否や秒速200メートル級の速度で距離をとる。
「のどかサンったら照れ屋ネ」
「いや、あれは全力で嫌がってるしかみえないんだけど」
隣の葉加瀬は呆れた顔で超にツッコミを入れるが、惚れ薬効果で全く聞いていない。
とりあえず薬の効果が切れるまでは何とかするしかない。

「ハカセ、どうしたらいいカ?」
とりあえず夏美と付き合っている葉加瀬に恋愛のイロハを教わる。
「超さんはやることなす事、押しが強すぎるんですよ。もっとソフトに行ったらどうですか?」
押しが強い超に簡単な方法を教える葉加瀬。
「たとえばメールとか」
「そうネ」
超は携帯を取り出すと目にも止まらぬ速さでメールを打ち始める、そして…
「うわーん、『愛してます』のメールでボックスが一杯ですー」
「とりあえず100通ほど送ってみたネ」
もはやストーカー級の愛情表現、超は恋愛になるとこんなになるのかと葉加瀬らは思う。

仕方ないのでのどかの図書館の手伝いをすることに。
「超さん、この本をその棚に入れてほしいネ」
「分かったヨ」
得意の発明品で次から次へと本を棚へと移す、その便利度はのどかたちを喜ばせた。
本を管理するパソコンの改良も重ねてかなり楽になった。
「超さん、助かりました」
「それくらい当然ネ」



806 : リクカプ劇場 2006/12/08(金) 18:02:05 ID:???
おどおどするのどかを抱きしめて笑った。
「そんなに怖がらなくてもいいヨ、まずはお友達からネ」
「超さん…」
ほんの少し、のどかの抵抗が緩んだと思ったその瞬間。
「さぁ!早くホテルに行くネ!!」
のどかを抱きかかえてお持ち帰りを決めこむ超。
「きゃーネギせんせー!!」

ぷすっ

「ぷぎゃ」
超の口から蛙の鳴き声のような声が出たと思うや、その場に倒れこんだ。
その横から麻酔銃を構えた龍宮真名が現れる。
「ふぅ、間に合ったか」
「龍宮さん…」
すべてから開放されたかのように涙ぐむのどかを優しく撫でる真名。
「もう安心だ」
真名の優しさに心を許した……それがのどかの最大のミステイク。
「さぁ!早くホテルに行くぞ!!」
「きゃーーーーーーーーーーーー…あれ、何かさっきと同じような…って助けてーーーーー」
変なデジャヴを感じながら真名にお持ち帰えられてしまったのどかであった。
ちなみに超は目を覚ますと、今までのことを綺麗さっぱり忘れていた。

最後に、これは夕映とネギの会話の一部である
「ネギ先生、かなり強い惚れ薬を作ってしまったと言ってましたが…」
「はい、あれは強力すぎです。隊長の行動をモデルにしましたから…」



812 : マロン名無しさん 2006/12/09(土) 21:20:44 ID:???
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/ ヽ   , ‐ 、
        /     !/   ヽ
' ,ィ ─┴─┬.、 !
   ,.ィ'´ニー──‐ '" _ヽ
/ / /   ̄ ̄ ̄    ヽ      次
                   ,' / /   ハ. i    iト   ト,      ス
 ! i. ,' ヽ'/ハ.∥   !|!ハ   !.l    レ
     ,'| |│ /__丶l |! ,.クレヘ ! l !    へ
,' | |│ ト、  ̄`爿ニ'´ ̄ フ、 ',      G
       / ! ! l i│ヽ-' ー! ヽ丶-ク } i    O
           / ,バ/ 六 `7 ̄ヽ ヽ冫  j l l     !
                / / ,ハ‐ ムミL>こ¨/⌒{  ,イi ! ヽ
        // / / /    ン└ァ´ヽ  ヽ!,. -、 ハ
// / / ハ   〃  / 、  ヽ. ノ  ノ  ヘ
          / イ / / // ヽ ト   ゝ 丶.ノ´ ` 7ヽ  ヘ
_,  -─_,´-'´ / / / //! ハ ヽL>‐┬イ_, ─‐、'"  \ ヘ
../ ̄_, '´ ̄   / / / //│! レ     ∨     ゝ    丶 i
,'  /       / .イ / // .| | {      ヽ.    j ヘ    ヾ
./     / / /〃//   | | ヽ    丶 ヽ  //ハ 「丶-- ' ト、


813 : 千雨(電子空間にて) 2006/12/09(土) 21:31:57 ID:???
くらえ!!  「 田 代 砲 」


814 : マロン名無しさん 2006/12/09(土) 22:00:22 ID:???
>>813
もうちょっとしっかり闘えwww

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最終更新:2008年10月26日 02:48