コンサルティング業界において、「総研(総合研究所)」とは
コンサルティング、リサーチ、開発、R&Dなどを幅広く取り扱う日本独自の企業形態を指す。
(ちなみに産業技術総合研究所など、他業種でも多くの総合研究所が知られている)
もともとコンサルティングを行う会計事務所や戦略系ファームが発展していない日本では、
シンクタンクとしての総研がコンサルティングを請け負ってきた歴史があり、現在でも大きな影響力を持っている。
コンサルティングを行う総研系ファームの名称
- 同じ「総研」でも英名や略語が異なる。
- また、正式な社名を「総合研究所」ではなく「総研」にしている企業も見られる。
- NTTデータ経営研究所も総研の名は無いが業務内容は同じ。
- みずほ情報総研、みずほ総研の略称が特殊であるが、みずほ総研は三菱総研と混同しないように、みずほ情報総研はみずほ総研と混同しないように、このような形態をとっていると考えるとわかりやすい。なお、みずほ総研のドメインはmizuho-ri、みずほ情報総研はmizuho-irとなっている。
- 船井総研は、「総合研究所」という名称ではあるが、経営コンサルティングの機能しか有しない。いわゆる総研系の企業は金融機関の調査部を母体とすることが多いが、船井総研は経営コンサルタント船井幸雄が創業した日本マーケティングセンターを名称変更したものである(正直、船井総研がここに分類されているのはおかしい)。
最終更新:2008年04月21日 16:04