【ダークエルフ】

もともと古代原始文字に長けたエルフたちの中で、死者のみに許される邪術の力を得たため、エルフの故郷を追放された者たちを指す。
外貌的特徴として髪が漆黒に、瞳も金か黒に変容する。
肌が黒く(茶色ではなく、黒に近い灰色)になる者もいるが、術の程度や内容によっての変化の差異はない。


彼らはリュガートと呼ばれる力を持つ霊と取引をし、本来ならばありえない契約を成立させて力を得る。他者への個人的な憎悪、嫉妬、また過剰な力への渇望が引き金となることが多い。
つまりは一般的なエルフの性質からはかけ離れた激情の素質があったともいえる。

しかし代償として徐々に精神を蝕まれ、発狂する確率が高いせいか、本来のエルフたちよりも短命。
ダークエルフたちは隠語で「ムスタ(黒)」と呼ばれる(蔑称)



高い戦闘能力を誇り、魔族に匹敵する魔術を使う彼らはまた優秀な戦士でもあり、疎まれながらも傭兵として雇う国は後を絶たない。
最終更新:2009年02月17日 10:44