自転車 > パーツメモ > TIMEペダル

TIMEのペダルのこと。
ロード用は現行はXPROとXPRESSO、過去のモデルがiclic2だが現行のペダルも規格的にはiclicらしい。ただ過去のiclicペダルに現行のFixedクリート(フロートなし)は取り付けられないとか。形が少し違う。
TIMEペダルの特徴はフロートが大きくかつセンターに戻そうとする動きがあるので漕ぎやすいとか膝に優しいとか。あと下位モデルでも200g中盤くらいで軽い。
XPRESSOの各モデルの仕様は以下の通り。板バネは共通でカーボン、プレートはおそらく互換性があり、8と10の差を見るにアルミとステンレスでも4g程度なのであまり差はない。12から軸がチタンになり15では中のベアリングがセラミックになる。ライトカーボンがどう違うのかは不明。中古を見るとステンレスのものでもかなり摩耗する。使用感が少なく板バネ割れやベアリング異常の出たものを安く買って代替パーツにするのが良さそう。昔はクリートを目当てに4を買うのもありだったようだが、10000円前後という値段を見ると状態の良い中古かな。
MavicのZxelliumペダルもOEMなので併記。重さとか違うのは使用の違いというより測定誤差な気がする。Xpresso7の片側99gも100g切ってるアピールだろうし。
モデル ペア重量 本体 シャフト プレート
XPRESSO 1 228 プラ スチール なし
XPRESSO 2 230 プラ スチール なし
XPRESSO 4
Zxellium Elite
230 プラ スチール ステンレス
XPRESSO 6
Limited Edition
Zxellium SL
216 プラ 中空スチール ステンレス
XPRESSO 7
XPRESSO 8
198 カーボン 中空スチール ステンレス
XPRESSO10
Zxellium SLR
190 カーボン 中空スチール アルミ
XPRESSO12
Zxellium SLR Ti
154 カーボン 中空チタン アルミ
XPRESSO15
Zxellium Ultimate
130 ライトカーボン 中空チタン アルミ

純正以外のサポートはないらしいので、基本は自力で直すみたい。治具も売ってなさそう。XPROとXPRESSOは踏み面のプレート、板バネ、軸が交換可能、ただし市販されてないのでニコイチ。同等のモデルから取れば問題なく使えそう。
プレートは裏からのネジ止め。軸を抜くのは専用工具なしでもパイプレンチでいける。ただプラスチックで傷付きやすいのでタオルで巻いてから掴めと。専用工具作るのも簡単そうだけどね。

軸の先端側はプラスチックスリーブで、根本のベアリングでのみ保持している状態。このためガタが生じやすい。ここもベアリングに置き換えるのが無難。XPROや現行製品ではニードルベアリングになっているらしい。ここは適当なボールベアリングで代替してる例もあった。

以下、必要部品の寸法
ベアリング
  • 12x21x5 ボールベアリング JISは6801
    • NSKだと6801
    • ミネベアだとDDL-2112
    • NTNも6801みたい
    • その他のものも類似品やコピーが引っかかるが国産のを選ぶのがおそらく無難
スリーブ(ニードルベアリング)
    • 8x12x10のニードル(ローラー)ベアリング JISはHK0810
    • ミネベアDDL-1280のボールベアリングでも代替可能か
最終更新:2024年02月28日 10:56
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