♬「誰もが 探してる」
さが
♬「誰かを 捜してる」
♬「手を伸ばせば いつでも」
♬「あるはずの ぬくもりは」
♬「幼い日の まぼろし」
「電脳コイル」。 なぞ
物語は数々の謎を はらんだまま⇒
いよいよ クライマックスを
むか
迎えようとしています。
そこで 今回は ふ
これまでの物語を振り返り⇒
最終章につながる
そう
総復習をしていきましょう。
♬~
今より 少し先の未来。
子どもたちの間では
「電脳メガネ」という⇒
不思議な
道具が大流行していました。
小学6年生の女の子「ヤサコ」こと
おこのぎ ゆうこ
小此木優子が⇒
だいこくし こ
金沢から大黒市へ 引っ越してくる
ところから 物語は始まります。
(ヤサコ)引越し早々 さい先悪いわね。
(車内アナウンス)間もなく 大黒~。
いけない。 降りるわよ。
きょうこ
はい 京子。
(京子)はい デンスケ!
ほら 京子 急ぐわよ。
この町に着いて早々 謎の電脳生物
そうぐう
「イリーガル」と遭遇。
来ないで!
ヤサコの大切な電脳ペット
デンスケが大変な事に。
デンスケ!
デンスケ!
ワン!
大変!
デンスケ…。
それを 救ってくれたのが⇒
たんてい
電脳探偵を名乗る
フミエという女の子。
で 仕事は何?
(ヤサコ) かべ
ペットが壁の中に入っちゃったの。
大黒市には 古い空間と呼ばれる
異次元のような電脳空間が⇒
あちこちに 点在していました。
(フミエ)そこに入ったとなると
ちょっとヤバいかもね。
よ~し 行け!
来た!
デンスケ救出中 この町の
電脳パトロールソフト⇒
キュウちゃんや サッチーが ウィルスに
おか くじょ
侵されたデンスケを駆除しようと⇒
おそ か
襲い掛かってきました。
しゃべった!
こっちよ!
ヤサコたちは
きゅうち
窮地に追い込まれますが⇒
フミエの機転で 何とか
逃げのびる事が出来ました。
そぼ
ヤサコの祖母 メガばあが経営する
だがし
電脳駄菓子屋「メガシ屋」。
しかも 電脳探偵を率いていたのは
この メガばあだったのです。
ヤサコも強引に電脳探偵局 会員番号
8番に任命されてしまいます。
私は7番よ。 これからよろしくね。
私は0番よ。
これから よろしくね じゃ。
コイル探偵局に ようこそ!
なつ
懐かしい~。
その晩 ヤサコは幼いころの絵日記に
謎の数字を見つけます。
「4423」?
翌日 ヤサコが転入したクラスは
フミエと同じ6年3組でした。
(マイコ先生)小此木さんのお名前
覚えてあげてね。
(一同)は~い。
そして もう一人。 このクラスに
不思議な転校生がやってきました。
あまさわ ゆうこ
天沢さん。 天沢勇子さん。
天沢勇子です。 よろしく。
おれ
(ダイチ)俺のクラブに 入れよ!
すげえ クールなクラブなんだぜ。
イサコとニックネームをつけられた
この不思議な女の子の態度に⇒
腹を立てたのは ガキ大将のダイチ。
彼は電脳イタズラ集団
ヘイクー
「大黒黒客」を率いて⇒
こうげき
イサコに 攻撃をしかけます。
相手してやるわ。
だれ
しかし イサコは誰も見た事のない
電脳の暗号をもちいて⇒
ダイチたちを
う
返り討ちにしてしまいます。
うわあ~!
その一方 ヤサコはもう一人の
探偵メンバーと出会います。
(フミエ)会員番号5番 ハラケンよ。
教えてくれ。 お前の使っている…。
ダイチ率いる 大黒ヘイクーは⇒
どうあがいても 勝てない
くっぷく
イサコの前に屈服し⇒
イサコさん!
僕 暗号屋にあこがれてるんです。
弟子にして下さい!
(デンパ)ガ~ン!
(フミエ)やっぱり ここだったのね。
ハラケンは 幼なじみのカンナを⇒
事故で亡くした悲しみを
引きずっていました。
(ハラケン)僕が まじめに おこ
やらなかったから カンナが怒って⇒
この交差点に行くって
一人で出かけて⇒
そのまま 帰ってこなかったんだ。
ハラケン…。
ある晩 ヤサコとフミエの前に⇒
あやつ きゃくいんこもん
サッチーを操る空間管理室 客員顧問の
女が現れます。
お手!
お座り。
そして 何と この女は…。
ケンちゃん。
オバちゃん!
オバちゃん?
紹介するよ。 ヤサコとフミエ。
この人は 僕のオバちゃん。
ケンちゃん。 悪い友達とは
遊ぶなって言ったでしょ。
また一つ結合したわ。 と
分かってる。 必ず やり遂げるわ。
イサコは 何者かの指令により⇒
イリーガルを呼び出し 何かをしようと
たくらんでいるようです。
よし。
ここ 前にも来たわ。
たびたび ヤサコは不思議な夢を
見るようになります。
≪気をつけろ。 いるぞ。
すぐ近くにいる。
待って! あなたは何?
≪逃げろ。
4423って 何なの?
≪逃げるんだ 早く。
待って!
わあ~!
果たして
この夢の意味するものは?
謎の電脳生物を
おびき出したイサコは⇒
何と その生物を 自らの体内に
吸収しようとします。
さあ こっちに来なさい。
分かるでしょう。
ここに いるわよ。
あなたの仲間が。
私と結合するのよ。 ミチコ!
謎の電脳生物を 吸収したイサコは⇒
はかい
サッチーさえ 破壊するパワーを
手に入れてしまいました。
一体 彼女は 何をしようと
しているのでしょうか。
(デンパ)古い空間が こんなに!
やがて 大黒市に新種のイリーガルが
続々と 姿を現し始めました。
(フミエ)何か動いてるわ!
そんな中 オバちゃんの意外な
秘密が明かされます。
コイル探偵局のバッチ!
そう 会員番号2番よ。
思い出せ ババア!
ねこめ そうすけ
(猫目宗助)危ない!
ある日 ハラケンは 謎の男
猫目宗助と出会います。
君のために 一つ
忠告をしておこう。
これ以上 深入りするな。
あなたは?
あまり深みに入ると 自分の
意志では戻れなくなってしまう。
君の友達のように。
君が捜しているのは
イリーガルではなく その方法。
自由研究のふりをして。
何の… 事ですか…。
だが ほどほどにしておきなさい。
あまり深入りすると⇒
君も 彼女と同じような事になる。
あしはら
葦原カンナのように。
君は「電脳コイル」という言葉を
知っているか。
「電脳コイル」?
一方 ヤサコは 駅向こうで道に迷い⇒
タケルという
一人の少年と出会います。
ヤサコは その場所で 幼い日の
断片的な記憶が よみがえり⇒
夢の謎に 迫ろうとします。
どうしたの?
駅に行くんでしょ?
ここ 見覚えがあるの。
私 変な事 言ってるかも
しれないけど⇒
多分 小さいころ
この辺で迷子になったの。
そして…。
何かが あったの。
何かって 何があったの?
忘れてる。 小さいころだったし。
とつじょ
空間管理室に突如
あの謎の男が現れます。
よう!
猫目!
あんた ここで何やってんのよ。
明日付けで ここに
入る事になった。
何ですって?
ぞうえん
私 増援は頼んだけど
部下を増やしてくれとは…。
部下じゃない。 君の上司だ。
上司~?
そのころ ヤサコは
フミエの弟 アキラによって⇒
思いがけず イサコの秘密に
触れる事になります。
そして…。
(ヤサコ)天沢さん?
これ… この病院?
(アキラ) すいそく
これは僕の推測なんですけど⇒
この病院にはきっとイサコさんの
秘密があるんです。
(ヤサコ)天沢さんの秘密?
あれ?
ヤサコさん?
ねえ アキラくん このナンバーって
今 天沢さんが入った病室?
えっ? そうですけど。
こっちのほうが。
4423!
(アキラ)来た!
この人 動かないけど…
生きてるんですよね?
(ヤサコ)
まさか あのころに あのくらいの
背かっこうとしたら…。
まさか!
よし 顔が見えるぞ。
(ヤサコ)やめて!
(ヤサコ)私 もしかしたら
あの人に出会ってるの。
あなたがいた 4423っていう
病室の人。
貴様!
一体 どういう事だ!
待って…。 兄の事を
なぜ 知っているんだ!
(雷鳴)
(ヤサコ)兄?
じゃあ 4423って
あなたの お兄さんなのね?
私 何年も前 小さいころ⇒
あなたの お兄さんと
会ってるかもしれないの!
何だと?
カンナ…。
古い空間への通路が開いた時…。
(ハラケン)これが 通路?
(オバちゃん)通路が!
(イサコ)開いたのか?
カンナ…。
ハラケンは カンナに導かれるかのように
通路の中へ。
そして イサコを陰で操っていた
人物の正体が明らかになります。
せいぎょ
[ケータイ](猫目)制御暗号がない 今
どこに開くか分からない。
その正体とは…。
なんと猫目。
(京子)うわあ~!
古い空間の通路が
開いた事によって⇒
見た事もない イリーガルたちが
続々と出現し始めました。
きけん
そして 京子にも危険が迫ります。
(京子)ハァ ハァ ハァ ハァ。
チョウダイ… チョウダイ…。
ウンチ!
ワン!
ひがい
[ケータイ](猫目)今のところ 人的被害は
見つかっていない。
イサコを 陰で操る一方⇒
空間管理室局員として
行動する猫目。
[ケータイ](猫目)今 1件だけ見つけた。
少年… 11歳だ。
まさか!
[ケータイ]タマコ? フォーマットの
指令を出したわ。
レベル3の。
[ケータイ]何だと?
ケンちゃんの はずがない。
メガネは取り上げて…。
どうしたの? ハラケンに何か?
そして ついに 4年前この町で
起こった出来事が⇒
明らかにされ始めます。
あれは4年前 正に わしが⇒
たお
ぶっ倒れる
きっかけになった事件じゃ。
4年前?
(オバちゃん)
4年前 ある暗号屋の少女が
都市伝説を調べ⇒
ぎしき
一つの儀式を導き出した。
(ヤサコ)儀式?
(オバちゃん)
正確に言えば 暗号の手順。
ミチコさんを 呼び出すためのね。
その時 何が起こったのかは
誰も 正確には知らないの。
その少女本人もね。
でも 儀式は成功し
同じような現象が起こった。
(ヤサコ)現象?
ある条件が そろうと
電脳体が分離する現象。
その現象の名前は「電脳コイル」。
「電脳コイル」?
(オバちゃん)
あのイリーガルも そうだけど
正確な原因は まだ分かってない。
私 イリーガルが
あんな事するなんて…。
やつらは 最近 現れた新顔とは
まったくの別物よ。
あのイリーガルは 一体 何なの?
危険なイリーガルじゃ。
わしらは「ヌル」と呼んでおった。
(フミエ)ヌル?
(オバちゃん)
おそらく 一番古いイリーガル。
Cドメインという 未知の空間から
やって来た 最初の電脳生物。
(ヤサコ)「Cドメイン」?
(オバちゃん)「コイル ドメイン」。
(オバちゃん)
都市伝説では あっちへの
入り口と言われている。
(ヤサコ)ミチコさんて
あの生き物の事なの?
(オバちゃん)
そうかもしれない。
迷い込んだ子どもを 連れて
行っちゃうってとこは同じね。
おか
同じ過ちを犯してほしくなかった。
同じ過ち?
弟子の しでかした事とは言え
あの時は しんどかったわい。
弟子? じゃあその事件を
起こした少女って…。
(オバちゃん)そう この私なの。
待て ヤサコ! 何してる!
もう これしかないの!
お願い 行かせて!
ハラケンを 救いたい一心で⇒
ヤサコは独り 古い空間へ
向かいました。
そこには 電脳体が分離した
ハラケンの肉体が。
間に合わなかった…。
通路は どこ?
そして ヤサコの前に古い空間に
通じる通路が出現し…。
チョウダイ… チョウダイ…。
(イサコ)電脳体をわざと分離させて
連れ戻すんだ。
私が行く。 ヌルに触れば
すぐに分離できる。
深い所に入ってなければ
連れ戻せる。
ヤサコ… まさか そのつもりで?
(イサコ)小此木が来てるのか?
何のつもりだ!
(オバちゃん)おそらく ヤサコは
あんたと同じ考えだわ。
小此木! 聞こえるか? 小此木!
(ヤサコ)天沢さん?
小此木 そこにいるな?
天沢さん いるわ。 聞こえる。
(イサコ)時間がない。
声が聞こえる辺りに手を当てろ。
これから 暗号を そっちに送る。
はらかわ
こいつを 原川に当てるんだ。
(イサコ)いいか よく聞け。
これは一人しか転送できない。
お前は 自分の足で戻るんだ。
天沢さん 私…。
時間がない。 急げ!
分かったわ!
古い空間をさまよう ハラケンの前に
現れた 黒い電脳体は⇒
カンナなのでしょうか?
(ハラケン)カンナ? 何て言ってるの?
カンナ そっちに行けば
カンナの声が聞こえるの?
すぐ そっちに行くから。
ゆる
だから許して。
カンナ!
ハラケンを救うため
古い空間をさまよう ヤサコ。
ハラケン 待って。
それは カンナじゃないわ。
もう やめて!
ケン…?
けんいち
研一? ハラケンの事を言ってるの?
ヤサコ? カンナの声が?
聞こえる… 聞こえるわ。
ヤサコ…。
研一を お願い…。
に
逃げて ヤサコ。
フォーマットの音だわ…。
ハラケン これで戻れるわ。
ありがとう ヤサコ…。
そのころ 新型のウィルス駆除ソフトが⇒
さくじょ
古い空間を 削除するため
起動していました。
ハァ ハァ ハァ ハァ…。
内部は対象外よ。
タマを改造しなくてよかったわ。
うっ…。
ハラケン?
リンクを確認した。 電脳体は
間違いなく戻ってるわ。
そう よかった。
猫目。 何とか 片がついたわ。
分かった。 病院は任せてくれ。
はい 残る手は コイルスノードしか…。
しかし すでに
ぜつめつ
絶滅しているのでは?
最近 接続した 電脳体が…?
分かりました。
その電脳体を捜します。
この猫目という男の 真の目的は
一体 何なのでしょうか。
そして イサコの身にも
異変が起こり始めます。
この世界を… この気持ちを⇒
永遠に 守らなくてはならない。
(イサコ)ごめんね… お兄ちゃん…。
少しずつ 明らかになっていく謎。
イサコに 起こり始めた異変とは?
幼いころ ヤサコに何が起きたのか?
果たして 猫目の正体とは?
そして 大黒市に
何が起ころうとしているのか?
反応がある。
何これ? かく
こんな装置が隠れておったとは!
ついせきはん
追跡班 出動よ!
謎と不思議に満ちた「電脳コイル」。
大丈夫?
天沢さん! 天沢さん!
お楽しみに!
atwikiでよく見られているWikiのランキングです。新しい情報を発見してみよう!