ダンゲロス -1.0

血液製剤『S』——。
実しやかに噂されるその幻の製剤は、戦前は功を焦る軍部によって前線の兵士に投与され、戦後は人手不足に喘ぐ政財界によって労働者に先ず投与された。

後に『S』は瞬く間に全国に広がり、表向きは単なる栄養剤もしく嗜好品の一成分として幅広く添加され、男女関係なく様々な年齢層で当人達が気づかぬうちに摂取され始めるようになっていた。
にもかかわらず、ある時期を境に『S』はまるで初めから存在しなかったかのように忽然とあらゆる場所から姿を消す。
その製法ごと闇に葬られた現在では『S』の存在自体が疑われ始め、いつしか『S』は都市伝説の一つとされ、真面目にその存在を取り扱う媒体は姿を消した。

だが、当時の新聞を丁寧に紐解けば『S』が存在した痕跡を確かに読み取る事ができる。
敗戦直後、国中が復興への情熱に燃える中、『S』はその名を変え、姿を変え、密かに全国に行き渡った。

奇しくもそれは戦後復興の兆しの見え始めた50年代、『S』に致命的な副作用が発覚する。
『S』を持て囃した者達は途端に掌を返し、一転『S』はその痕跡ごとあらゆる場所でその存在を徹底的に消された。
製造元の製薬会社は、政財界の圧力により、すべての罪を背負わされて解体させられ、その製法も製薬会社と共に永久に闇に葬られた。

『S』の致命的な副作用。当時製薬会社の解体と時を同じくして、日本各地で「魔人」と呼ばれる存在が集団で覚醒し始めていた。
魔人の集団覚醒が事件化すると、政府御用達の言論人はこぞって『S』との関連を否定した。彼らは急速な発展が社会のひずみを生み、それが魔人化の原因だと唱えた。
だが、どれほど言説をねじ曲げようとも『S』の副作用と魔人の集団覚醒との関連が拭いきれぬ中、政財界はその揉み消しに躍起となり、言論の封殺は混乱をますます加速させていた。

そのような各所陰謀渦巻く195X年、某高校にて発生した全学規模の魔人への大規模覚醒。
生徒会と番長グループの間での緊張が高まる中、やがてこの争いが全国に波及していくであろう事にこの時誰もが気づくことはなかった。

DANGEROUS!　この先、命の保証なし！
戦後ゼロになった日本を、魔人の出現がさらなるマイナスへと導く。

INFORMATION

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このwikiは「戦闘破壊学園ダンゲロス」の本戦キャンペーンの進行用wikiです。
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スケジュール

#以下のスケジュールは仮の予定です。今後、前後する可能性があります
注）1月13日修正：表記に謝りがあったため以下のとおり訂正いたしました。
注）1月31日修正：陣営分けをドラフト方式に変更したため、以下のとおり訂正いたしました。

キ　ャ　ラ　募　集　期　間
12月28日（木）	21：00	キャラクター登録受付開始
1月27日（金 → 土）	23：59	キャラクター登録受付終了
1月~~31日~~ → 30日（火）	19：59	キャラクター調整受付終了
1月~~31日~~ → 30日（火）	21：00	総合名簿公開、キャラクター紹介ラジオ
2月2日 → ~~1日（木）~~ → 2日（金）	~~23：59~~ → 22:00	~~陣営分け~~ → ドラフトラジオ（陣営分け）
作　戦　期　間
2月9日 → 8日（木）	23：59	スタメン＆初期配置提出、先手後手決定
2月~~11日~~ → 10日（土）	14：00	質問受付終了
本　　　　　戦
2月~~11日~~ → 10日（土）	19：30	先手陣営行動提出締め切り（非公開）
2月~~11日~~ → 10日（土）	21：00	戦闘開始（先手陣営の行動公開）
2月~~11日~~ → 10日（土）	25：30	1日目戦闘中断予定時刻
2月~~12日~~ → 11日（日）	21：00	2日目戦闘開始