概要

鞭スキルで覚えられる特技の一つ。
鞭から発する双竜のオーラを敵にぶつけ、2.0倍のダメージを2回与える。
消費MPは5。スキルポイント100で習得。

Ver1.0

Ⅷではゼシカ最強の特技としてその強烈なぶっ壊れ性能を遺憾なく発揮し、Ⅸでも弱体化はしたものの未だ強力な性能を誇っていた双竜打ちだが、
今作初期の双竜打ちは消費MP12で1.1倍攻撃を2回与えるという凄いマイナス方向にぶっ壊れたものだった。
スキル振り直しも無かったためスキルポイントを100まで振られる事も少なく、このスキルを覚えているだけで珍種と認定されてもいい程使用者が少ない。
そもそもムチは通常攻撃を行うとダメージ40%の範囲攻撃が追加で発生するため、実質的に2倍のダメージにもなっていなかった…。
前作においては消費10で1.25倍の2回攻撃でなかなかの強技という評価だったので、それを調整しての数値と見れるが
ムチの基礎性質の変化を完全に見落とした調整と言わざるを得ないだろう。

モンスターでは【妖魔ジュリアンテ】が頻繁に使ってくるので、
サービス初期からプレイしている人は双竜打ちというとコイツを思い出す人もいるのではないだろうか。

Ver1.1

同時期に不遇である様々な特技が上方修正されたが、
この双竜打ちは最も強化されたといっても過言ではないだろう。
消費MPが半分になり、通常攻撃の3倍のダメージ(1.6×2)を与えられるようになったのだ。
運営の優しさに全国の鞭使いが涙を流したとか。
単純計算ではタイガークローの次に火力を引き出せる特技とまでに大出世。
しかし鞭を装備できるのは魔法使いや盗賊といった、他に強すぎる攻撃手段を持った職業ばかり。
そのため余り注目を浴びてないのが現実。

念のために言っておくが鞭はあくまでも弱くはない。他の攻撃技が強すぎるだけである。

Ver1.2

ムチを使う職に新たにスーパースターが加わった。
スーパースターが使える特技の中ではもっとも強力な特技なのだが、スーパースター自体攻撃力が高くなく、
どちらかと言えばサポートに徹する職であるので、やはり日の目を見ていない。

Ver1.4

タイガーの威力が下げられたことで徐々に注目を浴びてきているが、
ムチ自体がそうとう不人気な武器種なので、やっぱりまだまだといったところ。
だが、タイガーが弱体化された今、問題として挙げられているのは火力ではなく詠唱時間の長さ。
双竜打ちと【愛のムチ】は詠唱時間が長いため、DPSが【氷結らんげき】【渾身斬り】などに完敗してしまっている。
どれぐらい長いかというと、すばやさ次第ではあるが、ピオリムなしで双竜打ちを打ち終わったら即座にコマンド入力可能になるぐらいの遅さ。
運営がどうにかして詠唱時間を短くしてくれれば、ムチの人気自体も大きく上がるかもしれない。

Ver2.0

消費MPが5になった。けれどやっぱり使われない。
せっかく多種多様な職業で装備できるのに、いったいムチの存在価値とは・・・。

Ver2.1前期

非ガード両手武器のライバルのタイガークローの威力が10%削減と硬直時間追加で、双竜打ちの硬直時間は間接的に若干マシになった。
威力も2.0倍×2に引き上げられた。DPS的には大体互角と言った所か。

Ver2.1後期

ついに待望の発動時間短縮。竜が襲い掛かるスピードが目に見えて早くなった。
前期の威力UPと合わせてタイガークローを完全に上回る形となり、ムチは盗賊のメイン武器としての使い道が一層強まった。
また硬直が改善されたため、恩恵を受けれなかったビーストモードとピオリムも有用になった。
特にビーストモード発動時の瞬間火力はすさまじいものとなる。


最終更新:2014年04月20日 11:12