DQⅤ
SFC版とリメイク版では村のデザインが著しく異なる。
SFC版では立体交差の多用された多階層構造の石造りの村。
立体交差をくぐり抜けるようにして重要アイテムを探すことになる。
リメイク版ではかなり縦長な岩山の外壁に沿うようにして民家などが造られており、
こちらは視点を変えながら通路を見つけて重要アイテムを探すことになる。
また、村の構造上岩山の外壁には通路として階段が整備されているのだが、
この階段が恐ろしくデンジャラスで明らかに角度が60度以上ある上に手すりが無い。
もし現実世界で階段を踏み外したら……と考えると鳥肌ものである。
ちなみにこの村の入り口から最上部までは、最短距離でも85段もの階段を歩くことになる。
リメイク版では
【せいなるほうせき】と
【おもいでのロケット】に関するイベントも用意されている。
前者はサンタローズで入手した
【せいなるげんせき】をこの村に居る職人に加工してもらうことで手に入れることができ、
後者はクリア後にこのアイテムにまつわる追加イベントが用意されている。
クリア後に
【妖精の城】を訪れると、2階の一室に新しい絵が飾られている。
その絵から、かつて過去のサンタローズへと移動したのと同様に、過去のエルヘブンへと移動することができる。
そこではSFC版では描写されなかった、
【パパス】とマーサの駆け落ちのイベントが見ることができる。
【すごろくけん】でマーサの部屋の見張りの兵士をどかした後、
【パオームのインク】と
【ようせいのはねペン】を村の職人に渡すと、
パパスと職人はマーサの部屋に行き、しばらくしてパパスとマーサは駆け落ちする。
パパスが駆け落ちを手引きした相手が未来の自分たちの息子とは知らずに、職人に残した伝言はジーンと来る。
また、このイベントを終えるとサンチョから受け取った思い出のロケットにも、
ちゃんとマーサの肖像画が入っており、これで晴れてロケットは完成する。
余談だが、PS2版でエルヘブン上部の門番二人と、主人公一行が垂直(視点的に門番が縦1列、主人公一行が横1列)になるように視点を調整しながら門番に向かって歩き続けると、
なんと落下の効果音とともに主人公たちが山の中にめり込んでしまい、ルーラを使うか正しい道に戻らない限り、障害物にめり込み放題となってしまう。
特に害はないのだが、あまり背景のほうに突き進んでしまうとフリーズの恐れがあるため、ご利用は計画的に。
最終更新:2013年05月07日 00:33