ハイテク タンス預金

政塾ではビットコインで投げ銭をいただいています。報酬収入はこれだけです。運営のための費用負担は、優良株の配当収入で賄っています。
(BTCの投げ銭についてですが、Android携帯にMiceliumみたいなウオレットアプリを入れておくだけで毎年のようにBTCが値上がりしてきますから、そのなかから少し分けていただく形です。携帯同士QRコードで支払先を確認して、送金ボタンを押すだけ1秒で終わります。藤沢駅のビックカメラでの買い物もBTC使えますし便利です。早くマーメードマークでもBTCつかえるようになるとよいな。)

生徒さんのご両親が資産管理に悩んでいるそうです。功成り名遂げた方たちは早く心の平安を求めていますが、実行力が減退してきており、資産管理の最良戦略を作れないで悩んでいるのです。銀行貸金庫への往復だけでもTAXI代金がかかってしまう。。。

西側自由世界では、QE(Quantum Easing)でお金があふれ、逆に言うとfiat currencyの希釈減価が進み、たとえ金融商品でヘッジしようとしても、volatilityが大きすぎ、毎年のように発生する経済ショックで大きく減価してしまい、金融資産のポートフォリオの5-10年先の目標価額に自信が持てません。

現在のnet worthの三分の一程度を金融資産から外し伝統技法タンス預金に頼ろうとしても、2024年予定の通貨変更時限爆弾が怖いです。Foreign Currencyも交換手間が心配です。10年前には30年前から一生モノとして買い続けてきたトラベラースチェックですら取引停止に会い資金回収にひと月かかりました。あの時は本当に焦った。

BTCが資産防衛に頼れるものか、10年前からモニターしてきましたが、去年3倍の幸運に恵まれたこともあり、10年で値上がり基調は確認できました。BTCは半減期を3回経験してもいまだに右上がり。買っておけば忘れたころに大金が手に入るかもと、へそくりwalletに最高ということです(パスワードは金属板に書いておくこと)今回、保存性をしらべてみました。日本のBTC売買所・交換所に預けておいたら、マウントゴックス事件の際にもGOXされないで防衛できたというのです。でも絶えずハックの危険にさらされていますので、GOXされない保証はない。そこで、交換所から、自分のcold wallet に外しておけば、タンス預金になるかなと。
①Paper walletというのと②cold wallet H/Wの2種があります。PaperはBCHに限定されているようで、5千円程度で一式買えるそうです。cold wallet H/Wは、一つ1万円以下で、バックアップ用と2個セットで買っておけばより安全ということです。政塾では無料でPublic/Private keyをQRコード印刷してくれるサイトを使ってみました。政塾で利用している日本の交換所ではサポートしていないようです。BHCしかサポートしていないと書いてあります。推奨されているアプリと海外の交換所を使えばうまくいくのでしょう。残念ながら暗号資産の巨人、マルタにあるBinanceでは記述は見つかりませんでした。海外交換所はBinanceでアカウント習得したので10kSatosiくらい送受してみようと思います。これも一種の安全ウオレットになります。
①②いずれにしても、月一回くらいの周期で (例えば投資信託の収益報告書が郵送されて来た日に)ウオレットをネット接続して、ソフトウエアの変化に追随しておくような手間がかかると思います。日計りで金融資産の確認をしているような方なら、大した追加の手間ではありません。AndoroidoやIosのダウンレベルサポートも毎年確認しておかなくてはなりません。タンス預金のつもりが、自演GOXにならない保証がないのが、苦しいところです。

このあたりの実行方法は英語での情報交換が豊富で英語でのcryptocurrencyリテラシーの向上が必須です。実戦英語の守備範囲はこうした資産管理のエリアの深掘りも含みます。
生徒さんたちのoffline eyeball meetingで議論が起こりました。理工系それも数学オタクのA氏は、サンクトブルグの天才が素数問題を解いたら(ガンマ関数より高い精度の近似解を提案するだけで)BTCの世界が崩壊するというのです。BTCマイナーは設備投資の返済に困り、BTC保持者は減価で泣き、板子一枚下は地獄というわけです.30年無かった欧州に戦争が起こったのですから。。。
B氏の主張は第2世代量子コンピュータ登場ですべてのCryptocurrencyが崩壊する。一次物産コモデイティが高騰するから、食糧自給・自給自足の田舎暮らしを神奈川県で始める準備している、というのです。
高速PCを自作して自分用のLINUXアプリを書いているC氏は「BTCのアーキテクチュアーは現代経済発展の微分方程式と等価で、仏経済学者の調べた R>I where R Financial Return R vs I Industrial Return の境界条件で、一様増加関数に見えるのだそうです。つまり、利己的な参加者が崩壊させつつある銀行中心の近世経済発展モデルは不透明化が進む一方、BTCは絶えず時間価値が増加するレポシトリとして機能するから、BTCを買い続けるほうが、自然法則に合っている。最近の強烈なボラティリティーは大口投資家の参入で説明つく、維持的擾乱に過ぎないそうです。
塾長はBTCタンス預金を合理的と思うと賛同の意見を述べました。HP200LXで昔使っていたPGPやThinkTankなどのDOSアプリを動かすしか能のない塾長は、Let me test drive HW coldwallets,Guys.と約束したのでした。使い勝手と、手間の評価をやります。
CryptoCurrencyには個人資産アジア一番のシンガポール、台湾系シンガポール人の一番の関心事であり、オーストラリア人・インドネシア人も聞き耳を立てています。塾長の友人たちにも聞いてみます。実戦英語を学ぶ日本人も混ぜてほしい。。。

最終更新:2022年03月22日 10:58