真核生物のタンパク質合成

真核生物の場合、転写直後のmRNAにはイントロンと呼ばれる余分な塩基配列が含まれている。
イントロンに対し、実際にタンパク質合成の際に利用される領域はエキソン(エクソン)と呼ばれる。
イントロンは、転写後に核内で生起するスプライシングと呼ばれる過程で切除される。
その後、必要な塩基配列であるエキソンのみがつなぎ合わされて、mRNAとして完成し、細胞質基質へと移動することになる。

原核生物の場合は、イントロンが存在しないため、スプライシングはおこなわれない。
最終更新:2009年05月23日 14:59
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