観察しているものの大きさを知りたい時は、顕微鏡にミクロメーターをセットして計測する。
ミクロメーターには接眼ミクロメーターと対物ミクロメーターの二種類があり、両者を組み合わせて使用する。
接眼レンズの中にセットして使うが、実際の大きさ測定の際には、この接眼ミクロメーターだけを使う。
一目盛りぶんの長さは接眼ミクロメーターごとにまちまちなので、測定ごとに、対物ミクロメーターから逆算する必要がある。
接眼ミクロメーターの目盛りを計測するために、ステージの上に置いて使用する。
特に指定のない場合、対物ミクロメーターの一目盛りは10μm。
対物ミクロメーターは、実際のプレパラートを観察する時には、ステージからはずす。
最終更新:2009年05月19日 13:29