液胞,リソソーム

液胞

液胞は、一重膜で囲まれた、水(細胞液)を多量に含む袋であり、植物細胞に特徴的な細胞小器官である(動物細胞の液胞はあまり発達しないため、観察されないことが多い)。
発達して非常に大きくなり、発達した植物細胞の場合は、体積のほとんどをこの液胞が占める。

液胞のはたらきは、液胞中の水分量を変化させることで、細胞の浸透圧を調節することである。
液胞にはまた、さまざまな物質を貯蔵する役割があって、紅葉が赤いのは、液胞に蓄えられているアントシアニン(アントシアン)と呼ばれる赤色の色素ためである。

そのほかにも,タバコではニコチン,イヌサフランではコルヒチンが含まれる.

リソソーム

リソソームとは、一重膜で囲まれた球状の細胞小器官で、加水分解酵素を含み、不要物を消化する細胞の「ゴミ箱」としてはたらく。

リソソームの観察には、電子顕微鏡が必要となる。
最終更新:2009年05月27日 15:44
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