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植物保護学」(2006/10/02 (月) 16:27:30) の最新版変更点

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#contents **10/1講義:講義概要説明 -教科書 植物病理学のもの(最新植物病理学:朝倉書店)を引き続いて使用. -テスト 期末一回.出席も考慮. -なぜ植物保護が必要か 一人当たりの耕作面積は人口増大に伴って相対的に減少を続けており,2035年には食糧の需要と供給が均衡するとも言われている.収量減少の要因となる病害から植物を保護してやり,作物の生産効率を高めることは究極的には人類を救うことに繋がる. -農耕の問題点 農耕がもたらす問題として以下の4つが挙げられる. +土壌浸食 +塩類集積 +物質循環の阻害 +病害虫や雑草の発生 前者三つは土壌の物理的な破壊が原因で,これが進行すれば砂漠化が引き起こされる. 四つ目の問題は主に単一作物を連続栽培することに原因がある. -単一作物栽培による問題 単一作物を栽培するというのはいわば「擬似極相」である. 自然はこれを元に戻す方向に様々な反応を示すが,そのなかでも最大の反応が「病害」である.連作障害の原因の60%は病害だといわれる. その中で空気伝染性病害は比較的防除がしやすい(初期発生の時点で防除できるので)のだが,見えないところで進行する土壌伝染性病害は防除が難しい. -環境保護と防除 環境を保護し,持続的である防除方法には生物防除がある.だが,科学者の英知の結集たる微生物農薬でも農薬全体に占める売り上げは1%以下と少ない.近年は化学農薬も使い方次第と言われるため,生物農薬への移行が進まないのかもしれない. -その他 受講者がこんなに多いのは想定外です>< **コメント欄 #comment

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