一夜城

一夜城…
化物が棲む魔城か、それとも―――



  概要

異能都市郊外に聳え立つ古城。
草臥れた城門は経年劣化により所々に痛みをみせ、窓は所々割られている。
苔むし、蔦が伸び放題の城壁は幽霊屋敷ならぬ幽霊城の様相を呈している。
もし人が侵入すれば、各所に張られたトラップが起動する。
残忍なトラップが目白押しである。

――だが真の姿は…

アイリスにより新規に築城された城。
人間には廃城に見えるが、人から外れている者。即ち人外には違うものとして映る。
ガーゴイルの衛兵2名が立つ城門に、蔦一つない真っ白な城壁。
城門までの道は石畳で、石畳に寄り添うように季節の花々が咲き乱れ、来客を出迎える。
分厚い木の扉をノックすれば衛兵が現れ、扉を開き城内に招かれる。
城内では仮初の形を与えられたガーゴイルのメイドで固められており、飲み物の注文から寝処の案内まで甲斐甲斐しくも世話を焼くだろう。
城内の気温・湿度は常に一定に保たれており、正面の玄関ホールには豪奢なシャンデリア、上等なカーペットと高級な調度品が立ち並んでいる。
玄関ホールからは三方向に別れており、階段の背後にある扉を抜ければ、花々が咲き乱れる庭園へと進む。
右手には飲食から娯楽までが可能な喫茶室や談話室、左手にはダンスホールやコンサートホールに続いてる。
大部屋には職人に作らせた大時計があり、6時、12時、18時、24時になると鐘が鳴る仕組みになっている。
各部屋の窓は分厚い遮光カーテンが設置されているため日光の心配は必要ない。
以上の施設が一階に揃っており、二階と四方の方角に存在する塔は宿泊施設として機能する。
また、すべての部屋は商人の“欠け耳のボロップ”により用意されたインテリア、アイリスにより用意された最高級寝具で固められている。
三階以上はの原則立入禁止区域となっている。城主及びその身内のみ、三階以上へ足を踏み入れることが可能である。

アイリスの住処としての役割も持ち、アイリスの身内を泊める場所とも機能する。
城主はアイリス・フォン・ルズィフィール
元々はアイリスが異種交流或いは同種族交流の為に作った城である。
また不定期開催ではあるが、一部の年若い吸血鬼のために有志が吸血鬼とは何たるか等などを教えるときもある。
闇祓騎士団に抵抗するための拠点としても使用される。


  使用に関して


基本的に混血を含む人外は自由に出入りできる。
特に吸血鬼はよりハッキリと入り口から入り方が見える。
判別方法は不明だが、人外には常に門戸は開かれている。
人造人間や強化人間の類の人は各自判断よろ。
だが純粋な人間には幽霊城にしか見えない。

固定化(絡む人が偏る)に各自要注意、な。

注意:戦闘行為またはそれに準ずる行為を禁ずる。
   ○にらみ合い・罵倒
   ×武器出し・魔法/魔術詠唱

質問等あれば、「あ」までどうぞ。いるとは限らないけどな!

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最終更新:2019年04月14日 17:28